輝きのタクトについての考察を、4話を中心にまとめました!!
今回は以下の事を考察したいと思います。① 4話までを振り返って
② 4話のヘッドとサカナちゃんの会話の考察
③ ニチ・ケイトの目的
④ シンドウ・スガタについて
⑤ スガタメ・タイガーについて
⑥ タクトのじっちゃん、ワコのおばあちゃん、そしてタクトの父について
⑦ ホンダ・ジョーシ ゴウダ・テツヤ ダイ・タカシについて 4話のヘッドとサカナちゃんの会話は文字起こしをしました。画面右側で「輝きのタクトのキャラ人気投票」を開催中です。
ぜひ奮ってご投票お願いします!
① 4話までを振り返って4話で
「全てのサイバディを全部僕が壊す」と決意したタクト。
この決意は気多の巫女ことワコが外の世界に出るとサイバディの封印が解け
ゼロ世界から出てしまう囚われの状況を解放したいタクトの願いです。
ワコは南十字島の囚われた王女(巫女)であるとも言えるでしょうし、
サイバディもゼロ世界の囚われた住人なのかもしれません。
今後の話の大枠はタクトがサイバディを外の世界に出そうとする
綺羅星十字団と戦う展開が続くように思われます。
タクトの決心によどみはありませんが、過去の榎戸洋司作品のパターンから察すると
少女革命ウテナの12話でウテナが冬芽に負けたように
「綺羅星十字団のメンバーの戦いでタクトが負ける」もしくは
「タクトが銀河美少年としての存在意義を問われる」というようなタクトの成長を促すような展開は起こりえるかもしれません。
また少女革命ウテナの38話でアンシーが自分を守っていたウテナを刺したように
「ワコがタクトを裏切る」話も妄想してみましたが、今後はどうなるのでしょうか。
② 4話のヘッドとサカナちゃんの会話「輝きのタクト」という物語自体を作品内で暗喩するような二人の会話。
4話の二人の会話を考察したいと思います。
以下、二人の会話です。
サカナちゃん「チャンスを逃すな!少女はそう思ったの。
なんとしてもイカ大王を倒して銀河の世界に旅立てる船を貰うのだ。
そこでサムは手にした銛でイカを突き刺す訓練を始めた。
イカ大王と戦うその日に備えて。えい!えい!えーい!!」
ヘッド「いいねえ…。努力の無い勝利などつまらない」
サカナ「イカ刺しサムの名はほどなく国中に広まった」
ヘッド「イカ刺しサム。カッコいいな」
サカナ「少女はそんなサムの帰りをいつも海辺の小屋で待っていた」
ヘッド「あれ?二人はもう一緒に暮らしてるの?」
サカナ「当たり前じゃない!お盛んな年頃の少年少女よ?」
ヘッド「魚の惑星は進んでるんだね」
サカナ「そして、二人は秘密を持った…」
ここでいったん二人の語りは終わり、その後、タクトとワコがゼロ世界に巻き込まれ
ワコがタクトに自分の秘密という話す流れになります。
このヘッドとサカナちゃんはタクトとワコの二人の事を暗示しているような感じです。
サカナちゃんの話をタクト世界に置き換えてみました。
イカ刺しサム | タクト |
少女 | ワコ |
手にした銛 | タウバーン |
イカ | サイバディ |
イカ大王 | 綺羅星十字団もしくは真の敵? |
銀河の世界 | 南十字星以外の外の世界 |
魚の惑星 | 南十字星 |
海辺の小屋 | タクトとワコが話した小屋 |
合ってるかどうかはなんともいえませんが・・・。
そして、ヘッドとサカナちゃんの会話には続きがありました。
ヘッド「それで…イカ刺しサムと少女はどんな秘密をもったんだい?」
サカナ「イカを食べたの。魚の惑星ではイカは悪魔の使い。
決して口にしてはいけないのに、二人は、二人でイカを食べた」
ヘッド「イカ刺しサムっていうくらいだから刺身で食べたのかなぁ」
ヘッド「けれど、秘密を共有したことで二人の絆は一層深まった」
サカナ「人生という冒険は続く」
「イカを食べる」というのはゼロ空間でサイバディを倒す事でしょうか。
興味深いのは、サカナが
「イカを食べること」を
「口にしてはいけない」と言ってる点です。
サイバディを倒し続ける事は二人にとって良くない結果が待ち受けているのでしょうか。
③ ニチ・ケイトの目的スガタメ・タイガーをサイバディで戦わせず、引き上げさせたニチ・ケイト。
そしてヘッドから
「目的は成功したね」という彼の発言の意図が読めませんでした。
しかしケイトの目的は
「タクトとワコの関係・絆を深める事」だと解釈しました。
それは、ニチがサイバディを起動させてから、具体的な状況の変化は何かを
客観的に考えたときに、タクトとワコの関係が深まったという点だったからです。
上のヘッドとサカナちゃんとの会話もそうですが、
4話の全てはタクトとワコの関係に全て焦点が当たっていることからも
ケイトはタクトとワコの絆を深めようとしていたのでしょう。
それはスガタメと話した時にタクトとワコを繋げたいと言ってた事にも繋がります。
タクトとワコを繋げることは、ワコとスガタの許婚関係を否定する事です。
その役割にスガタを密かに想うスガタメが利用されたのは必然だったのでしょう。
ニチはスガタメさんの気持ちを巧みに利用したのでしょうね。
④ シンドウ・スガタについてスガタはタクトがワコの歌声を聴いた事を知った時、困惑的な表情をしていました。
スガタはワコとの許婚関係を「親が決めたこと」と周りにはうそぶいていながらも
実際は、十字団から守ろうとしていますし強く想っているのでしょう。
タクトとはワコを守る目的で共通しし、友好関係を築いているように見えますが、
作品の絵作り的には二人には距離を感じる印象です。
スガタはまだ全貌が見えないです。何を考えているのか、わからない描かれ方です。
⑤ スガタメ・タイガーについて名前の由来はスガタのメイドで、彼に惹かれていることを
象徴的に表す為に
「スガタメ」という名前なのでしょうか。
そしてニチ・ケイトとの会話で、スガタメは幼少の頃スガタと読んだ
「ちびくろサンボ」のような童話を読んだときのスガタの笑顔が忘れられないと言います。
ここで「ちびくろサンボ」のトラがぐるぐる回ってバターになる話をしますが、
この登場するトラが、アンダーネームの「タイガー」に繋がってくるのでしょうね。 この作品は「星の王子さま」も含め、様々な物語の引用が印象的に使われます。
⑥タクトのじっちゃん、ワコのおばあちゃん、そしてタクトの父についてタクトとワコ。二人のメイン主人公は、
それぞれ祖父と祖母が大きな存在として描かれています。この共通項は興味深いです。それぞれのじっちゃんとおばあちゃんには接点があるかもしれません。
またwikiを読んだら、タクトは南十字星に父親がいるそうですが、誰なのか。
榎戸洋司のオリジナル系の作品には年を取らない設定のキャラもいるので
既に登場(学園内の誰か)しているのかもしれません。それとも今後登場するかも。
⑦ ホンダ・ジョーシ ゴウダ・テツヤ ダイ・タカシについてサイバディ搭乗者とサイバディの名前には関連性があると思います。表にまとめました。
搭乗者名 | 搭乗サイバディ名 | フェニキア語 | フェニキア語の意味 | その他 |
ホンダ・ジョージ | アレフィスト | アレフ | 雄牛 | フィスト=拳 |
ゴウダ・タケシ | テトリオート | テト | 車輪 | オート=車 |
ダイ・タカシ | ツァディクト | ツァデ | パピルス(植物) | |
ホンダ・ジョージはボクシング部で直情的だから、雄牛そしてフィスト=拳という事でしょう。
またゴウダ・タケシはニ輪車に乗っていたから車輪であり、オート=拳なのでしょう。
ダイ・タカシに関しては、ツアディクト=ツァデ=パピルスという事で
パピルスを調べましたが、いまいち関連性が見出せず。
ちなみにパピルスという植物は昔のエジプトで紙のような筆記媒体として用いられたそうです。
また「ツァディクト」を「アディクト」と取れば
「アディクト」=麻薬などの常用者。中毒患者。 熱中している者。大のファンとなりますが、
これが、ダイ・タカイに当てはまるかどうか。ちょっとイメージできませんでした。
今回は以上ですが、今後の展開をより注目していきたいですね。
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① 4話までを振り返って4話で
「全てのサイバディを全部僕が壊す」と決意したタクト。
この決意は気多の巫女ことワコが外の世界に出るとサイバディの封印が解け
ゼロ世界から出てしまう囚われの状況を解放したいタクトの願いです。
ワコは南十字島の囚われた王女(巫女)であるとも言えるでしょうし、
サイバディもゼロ世界の囚われた住人なのかもしれません。
今後の話の大枠はタクトがサイバディを外の世界に出そうとする
綺羅星十字団と戦う展開が続くように思われます。
タクトの決心によどみはありませんが、過去の榎戸洋司作品のパターンから察すると
少女革命ウテナの12話でウテナが冬芽に負けたように
「綺羅星十字団のメンバーの戦いでタクトが負ける」もしくは
「タクトが銀河美少年としての存在意義を問われる」というようなタクトの成長を促すような展開は起こりえるかもしれません。
また少女革命ウテナの38話でアンシーが自分を守っていたウテナを刺したように
「ワコがタクトを裏切る」話も妄想してみましたが、今後はどうなるのでしょうか。
② 4話のヘッドとサカナちゃんの会話「輝きのタクト」という物語自体を作品内で暗喩するような二人の会話。
4話の二人の会話を考察したいと思います。
以下、二人の会話です。
サカナちゃん「チャンスを逃すな!少女はそう思ったの。
なんとしてもイカ大王を倒して銀河の世界に旅立てる船を貰うのだ。
そこでサムは手にした銛でイカを突き刺す訓練を始めた。
イカ大王と戦うその日に備えて。えい!えい!えーい!!」
ヘッド「いいねえ…。努力の無い勝利などつまらない」
サカナ「イカ刺しサムの名はほどなく国中に広まった」
ヘッド「イカ刺しサム。カッコいいな」
サカナ「少女はそんなサムの帰りをいつも海辺の小屋で待っていた」
ヘッド「あれ?二人はもう一緒に暮らしてるの?」
サカナ「当たり前じゃない!お盛んな年頃の少年少女よ?」
ヘッド「魚の惑星は進んでるんだね」
サカナ「そして、二人は秘密を持った…」
ここでいったん二人の語りは終わり、その後、タクトとワコがゼロ世界に巻き込まれ
ワコがタクトに自分の秘密という話す流れになります。
このヘッドとサカナちゃんはタクトとワコの二人の事を暗示しているような感じです。
サカナちゃんの話をタクト世界に置き換えてみました。
イカ刺しサム | タクト |
少女 | ワコ |
手にした銛 | タウバーン |
イカ | サイバディ |
イカ大王 | 綺羅星十字団もしくは真の敵? |
銀河の世界 | 南十字星以外の外の世界 |
魚の惑星 | 南十字星 |
海辺の小屋 | タクトとワコが話した小屋 |
合ってるかどうかはなんともいえませんが・・・。
そして、ヘッドとサカナちゃんの会話には続きがありました。
ヘッド「それで…イカ刺しサムと少女はどんな秘密をもったんだい?」
サカナ「イカを食べたの。魚の惑星ではイカは悪魔の使い。
決して口にしてはいけないのに、二人は、二人でイカを食べた」
ヘッド「イカ刺しサムっていうくらいだから刺身で食べたのかなぁ」
ヘッド「けれど、秘密を共有したことで二人の絆は一層深まった」
サカナ「人生という冒険は続く」
「イカを食べる」というのはゼロ空間でサイバディを倒す事でしょうか。
興味深いのは、サカナが
「イカを食べること」を
「口にしてはいけない」と言ってる点です。
サイバディを倒し続ける事は二人にとって良くない結果が待ち受けているのでしょうか。
③ ニチ・ケイトの目的スガタメ・タイガーをサイバディで戦わせず、引き上げさせたニチ・ケイト。
そしてヘッドから
「目的は成功したね」という彼の発言の意図が読めませんでした。
しかしケイトの目的は
「タクトとワコの関係・絆を深める事」だと解釈しました。
それは、ニチがサイバディを起動させてから、具体的な状況の変化は何かを
客観的に考えたときに、タクトとワコの関係が深まったという点だったからです。
上のヘッドとサカナちゃんとの会話もそうですが、
4話の全てはタクトとワコの関係に全て焦点が当たっていることからも
ケイトはタクトとワコの絆を深めようとしていたのでしょう。
それはスガタメと話した時にタクトとワコを繋げたいと言ってた事にも繋がります。
タクトとワコを繋げることは、ワコとスガタの許婚関係を否定する事です。
その役割にスガタを密かに想うスガタメが利用されたのは必然だったのでしょう。
ニチはスガタメさんの気持ちを巧みに利用したのでしょうね。
④ シンドウ・スガタについてスガタはタクトがワコの歌声を聴いた事を知った時、困惑的な表情をしていました。
スガタはワコとの許婚関係を「親が決めたこと」と周りにはうそぶいていながらも
実際は、十字団から守ろうとしていますし強く想っているのでしょう。
タクトとはワコを守る目的で共通しし、友好関係を築いているように見えますが、
作品の絵作り的には二人には距離を感じる印象です。
スガタはまだ全貌が見えないです。何を考えているのか、わからない描かれ方です。
⑤ スガタメ・タイガーについて名前の由来はスガタのメイドで、彼に惹かれていることを
象徴的に表す為に
「スガタメ」という名前なのでしょうか。
そしてニチ・ケイトとの会話で、スガタメは幼少の頃スガタと読んだ
「ちびくろサンボ」のような童話を読んだときのスガタの笑顔が忘れられないと言います。
ここで「ちびくろサンボ」のトラがぐるぐる回ってバターになる話をしますが、
この登場するトラが、アンダーネームの「タイガー」に繋がってくるのでしょうね。 この作品は「星の王子さま」も含め、様々な物語の引用が印象的に使われます。
⑥タクトのじっちゃん、ワコのおばあちゃん、そしてタクトの父についてタクトとワコ。二人のメイン主人公は、
それぞれ祖父と祖母が大きな存在として描かれています。この共通項は興味深いです。それぞれのじっちゃんとおばあちゃんには接点があるかもしれません。
またwikiを読んだら、タクトは南十字星に父親がいるそうですが、誰なのか。
榎戸洋司のオリジナル系の作品には年を取らない設定のキャラもいるので
既に登場(学園内の誰か)しているのかもしれません。それとも今後登場するかも。
⑦ ホンダ・ジョーシ ゴウダ・テツヤ ダイ・タカシについてサイバディ搭乗者とサイバディの名前には関連性があると思います。表にまとめました。
搭乗者名 | 搭乗サイバディ名 | フェニキア語 | フェニキア語の意味 | その他 |
ホンダ・ジョージ | アレフィスト | アレフ | 雄牛 | フィスト=拳 |
ゴウダ・タケシ | テトリオート | テト | 車輪 | オート=車 |
ダイ・タカシ | ツァディクト | ツァデ | パピルス(植物) | |
ホンダ・ジョージはボクシング部で直情的だから、雄牛そしてフィスト=拳という事でしょう。
またゴウダ・タケシはニ輪車に乗っていたから車輪であり、オート=拳なのでしょう。
ダイ・タカシに関しては、ツアディクト=ツァデ=パピルスという事で
パピルスを調べましたが、いまいち関連性が見出せず。
ちなみにパピルスという植物は昔のエジプトで紙のような筆記媒体として用いられたそうです。
また「ツァディクト」を「アディクト」と取れば
「アディクト」=麻薬などの常用者。中毒患者。 熱中している者。大のファンとなりますが、
これが、ダイ・タカイに当てはまるかどうか。ちょっとイメージできませんでした。
今回は以上ですが、今後の展開をより注目していきたいですね。
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