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(佐藤順一)たまゆら ふたつめ「水色のちっちゃな切符、なので」(感想) 

沢渡楓のぼんやりしていたやりたい事。
それが「夢」に変わる時!!
人との出逢いが人生を好転させる大切さ・尊さを教えてくれました。


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[ 2010/10/04 21:36 ] たまゆら | TB(24) | CM(0)

たまゆら 1話 [先行放送] 【感想】【佐藤順一原作】 

佐藤順一原作・脚本・監督、ハルフィルム制作作品。
ARIAスタッフ再集結!が見所なんだろうなぁ。
何よりサトジュン原作は久しぶりだから盛り上がるなぁ。

物語のあらすじは公式ページによると

写真が大好きな高校生沢渡楓と彼女をとりまく人たちの日常とささやかな夢を描いた物語。

という事らしい。いわゆる日常を描いていく作品との事だろう。
ちなみにタイトルの「たまゆらと」いうのは写真に写る光の玉の事を指すそうだ。

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描かれる世界のほんわかとした空気感と少女達の可愛さに癒される作品。
見ていて心が落ち着くというか、安らげるというか。
本作はARIAスタッフらしく、レイアウトに凝った画面が充実していた点と
少女達の何気ないやり取りが魅力的な作品だった。
些細な演出にまで気を配っていたし、キャラの立て方も上手だった。
ARIA好きなら、満足できる作品ではないだろうか。

-主観的ショットと客観的ショット-

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カメラ大好き、写真大好き沢渡楓。
楓はカメラを持っていなくっても、カメラのように手を構えてしまう女の子。
左のカットはそんな主人公の楓がカメラのように手を構えて
何かを撮影しようとしている所を楓の主観から映したショットだ。

しかし彼女は自転車運転中だったのだ。映すことに夢中になっていた彼女は
自転車から倒れようとしてしまう。その倒れる手前の状態が右のショットである。
この右のショットは友人のかおるの背中からその奥の楓を映すショットであり、
とても客観的に映されたショットであるといえよう。

つまりこの連続のショットは、楓が撮影しようとすると
行動が主観的になり周りが見えなくなる事がわかると同時に、
客観的に見るとおかしく可愛げのある少女だという事が表現されているのである。
この一連の流れで沢渡楓というキャラの一端がわかったような気がした。
こうした主観と客観の使い分けの上手さは流石だなぁと思った。


-キャラの性格は足で表現-

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キャラクターの性格を手で表現する事ができるのを知ったのはTV版「エヴァンゲリオン」
足で表現する事をができるのを知ったのは「ラブ&ポップ」だった。
それ以来、手や足のアップは注意して見るようにしている。
このショットはお好み焼きのお店で食べている時の彼女の足を撮影したわけだが
彼女達の性格の一端が垣間見えるだろう(本当は動いていないと何とも言えないが)

映像的にも見応えがあった「たまゆら」
原画に荒川眞嗣 神谷智大。
キャラクターデザインの飯塚晴子さんは最近引っ張りだこだなぁ。
 
↓以下、監督の佐藤順一氏についてちょっと書きたいと思う。↓
 
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[ 2010/09/06 22:20 ] たまゆら | TB(32) | CM(0)

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