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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第63話 「扉の向こう側」【感想】 

面白い!!面白い!!
グイグイと見いってしまう面白さ。
何でこんなに面白いんだろうと、考えたけど
結局は前回と同様の感想なんだけど、原作力の確かさだと思う。
正直、最近は原作見てないけど、原作が面白いからだというのはわかる。


エドがアルを助ける為、錬金術を捨てる展開が面白かった。

賢者の石は使わない、ホーエンハイムの命も使わないという選択肢の中で
最後の策としてエドが錬金術を捨てるという選択を選ぶ過程はぐっと来た。

それはホーエンハイムがお父さんらしい事をしたいという一心から
ホーエンハイムがアルを助けるという展開も有りなんだろうけど、
誰の命も犠牲にしない方法があるという最上級の答えを求めた
エドのスタンスに共感できるというわけで。

何よりアルからもらった自分の右腕を見て結論を下すのが良かった。

そして最後の手段としての錬金術の放棄。
その答えの本質は、錬金術が世界を変えるんじゃない。自分の意志が大事なんだ。
錬金術よりも、弟が!!仲間が大事なんだ!!という、エドの一連のメッセージなんだろう。
実はエドのこの考えこそ「真理」なのではないかという所まで、つながっているのが良い。

このアルを救出するというエドの思考過程そのものが本作のテーマを
象徴的に表しているんだろうなぁと感じた。


そしてホーエンハイム。
完全にラストを持っていってしまったが、お父さんらしくあろうとした事。
アームストロングに感謝の意を告げられ、号泣した事。
奥さんの墓の前で全てをさらけ出して、話した事。
そして、消えてしまった事。こういう展開につくづく弱い。

己が生み出した元凶が葬られ、全てが終わり、安らかに消えるその姿は
「うしおととら」のとらを連想してしまった。

本作の主人公はエドであり、裏主人公はホーエンハイムという
構造なんだろうね。


来週は最終回。完全な後日談になるであろう。
これからがエドとアルの真の旅立ちだという事を表現するのだろう。
 
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[ 2010/06/27 17:39 ] 鋼の錬金術師 | TB(75) | CM(0)

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第62話 「凄絶なる反撃」【感想】 

「俺たちの格の違いをみせてやる」
カッコ良すぎ!!

2話以来の感想。正直2話以降見てませんでした。

先週の61話から、後輩からハガレンが凄いとのタレコミがあったので早速視聴。
作画が凄くて感涙。特にブラッドレイとスカーのアクションがキレキレで
金田アクションをちゃんと昇華していて、見所しかなくて本当に良かった。
このアクションを担当した亀田祥倫氏は要チェックです。

今回も後半も後半。
アルの犠牲?によって蘇った右腕が復活したエドとお父様のアクションが素晴らしい。
動きにテンションがのった作画は気持ち良い。
ボンズの作画力が正しく使われていて、本当に良かった。

あと音楽が否応なく盛り上げる。さすが千住明。

話は全く分からずじまいだが、佳境だというのは良く分かる。
佳境であるというテンションの高さが前回・今回とひしひし伝わる。
このテンションの高さ原作の力が前提で、スタッフも応えようとしてる点にあるなぁと感じた。
 
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[ 2010/06/20 20:38 ] 鋼の錬金術師 | TB(65) | CM(0)

【アニメ】鋼の錬金術師 第2話「はじまりの日」【感想】 

エドとアルが大好きだった母を蘇らせるために禁忌「人体練成」を犯す。
その代償としてアルの体は向こうに持っていかれ、無くなってしまう。
そしてエドは自らの体と引き換えに、魂だけは引き戻すことに成功。魂を鎧に定着させた。

彼らはロイ・マスタングに保護され、ロイは二人に国家錬金術師への道を提示する。
国家錬金術師になる事で、新しい可能性があるという道を二人は選択するのだった。

エドは体を失った後で、肩ならしに練成を行い、国家試験を受験。
そこにブラッドレイが顔見世にやってくるのだった。
エドは練成陣無しで練成を行い、試験管たちを驚かせるが、
エドは自ら練成した武器をブラッドレイの喉元に突きつけるのだった。

エドとアルの出発点の過去回想話。
前期シリーズよりもお話もその見せ方もさっぱりしてるなぁと思った。
人体練成はそれなりにちゃんと描いていたような気もするが、
前シリーズが気合入れすぎてたからねぇ。

むしろ前期は脚本家の会川昇が原作を消化しつつも己のテーマをだそうとした
シナリオだった印象を受けるが、今期は原作をトレースしたような感じかな。
ある意味見やすいが、逆に言うとアクを欲しがるタイプからは
もっと濃い目の作風をと思ってしまうぐらいあっさり目である。
これは作画も含めての感想かな。あっさりしたしょうゆラーメンみたいな作品の印象。
  
ナレーションが家弓家正なのがファンとして嬉しい所。

ちなみにこのハガレンは2クール?4クール?それとも間空く4クール?
ギアスも00も2クールの放映だったから、間が空く4クールなのかなぁ。
 
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[ 2009/04/12 17:23 ] 鋼の錬金術師 | TB(123) | CM(0)

鋼の錬金術師 第1話「鋼の錬金術師」【感想】 

早速、地震速報が入ってしまいましたね(笑)。

6年前の鋼の錬金術師の再アニメ化。もう6年経ってしまったか・・・。
制作は変わらずボンズだが、メインスタッフは総変更。
音楽に千住明の参加が個人的には注目したい。

今回は原作準拠のシリーズになるそうだ。
前シリーズが後半はオリジナルでまとめていたにしても
高い完成度を誇っていただけに、あれを超えるのは難しいだろうと思っていた。
そして今回は普通になると予想していた。確かに普通だったが、期待以上だった。

大野木寛の脚本にしては平易でわかりやすい所は評価したいなぁ。
物凄く丁寧にキャラの名前は自己紹介するし、
エドの小さい身長ネタをこれでもかと押してくるなど
導入部分の細かいキャラ描写やアームストロング少佐の
要所要所に入るギャグ描写もそれなりの面白さで非常に好感が持てた。

また後半になると、アイザックが奮闘し緊張感ある仕上がりになり、
アイザックは1話の敵としては十分に健闘したのではないかと思う。
また人体練成、アルの正体、賢者の石の紹介も上手く挿入されていて、
不自然な説明になっていなくて、話を上手く盛り上げていた。

1話はアクションを派手に見せつつも落ち着いた構成だった。
まぁ知名度もあるし、無理をしない話展開だった。

とアニメの出来とはともかく、なぜ今、鋼の錬金術師なのかという点に
理解を苦しむ所がある。この作品をなぜ作らないといけないかという
動機について不明瞭すぎるからだ。商売優先の匂いが強すぎるなぁと思いつつ、
日曜5時は当たらないと枠の維持も難しいのだろう。
  
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[ 2009/04/05 17:31 ] 鋼の錬金術師 | TB(143) | CM(6)

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