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カテゴリー  [STAR DRIVER 輝きのタクト ]

STAR DRIVER 輝きのタクト 第25話(最終話)「僕達のアプリボワぜ」(感想) 

感想

感無量!!!!!
全てが昇華されていきました


まるで銀河のように。

ワコの気持ち


私としてはワコが最終的にどっちかを選ぶのかなと思っていましたが、
じつはどちらかを選ぶことが重要ではなく、
二人の男の子を同時に好きなった女の子の心境が重要だったようです。
その二人の男の子を好きになったワコに対して
一人の男(スガタ)を想い続けたケイトが対照的に描かれ、
そんな一途なケイトの気持ちも理解しつつも、ワコの心が揺れ動いた様を描いていました。

作画について


本当に良かったですね。
ロボットアニメにふさわしい、
激しい激しすぎるロボットアクション!!!!!!
作画的に近年これほど素晴らしいアクションとエフェクトを見られた作品は
ロボットアニメ的には「グレンラガン」以来ではないでしょうか。

放映中、脳汁と血と涙と汗と鼻水で顔がひどい事になっていました!!

作画にも橋本敬史さん、新井淳さん、今石洋行さん、田中宏紀さん、村木靖さんなどなど
スーパーアニメーターが勢ぞろいし、ハイレベルな作画の乱舞でした。
 

不安と期待


それにしても、最終回まで上手く辿り着いたと思いました。
正直、最初見た当時は最後の事まで考えると不安だったのですよね。
まぁ最初は何も見えないから不安なんですけど。
でも、その不安は見続けていくうちに薄れていきましたね。

なんというか、毎回毎回面白かったので、その面白さが評価としての貯金になっていたので
最終回がどうであれ、総合的に見てもOKになっていったのでした。
でも、最終回が今までをきちんと昇華した内容で、最終回でまた大きな貯金ができ、
ますます見続けてきて良かったなぁと純粋に思える作品でした。

ウテナとの比較


私は少女革命ウテナという作品がとても好きで、
たぶん人生で大きく影響された作品の一つに入る作品です。
このウテナの脚本を手掛けたのが、スタドラの脚本でもある榎戸洋司さんで
スタドラの監督の五十嵐さんもウテナのメインスタッフでした。

その意味で、私はスタドラとウテナをずっと比較し続けながら見ていきました。
この見方が正しいかどうかどうかはわかりませんが、
私の中ではウテナとスタドラの比較は、とても大きな意味を持っていました。

結論として、ウテナとは違う時代に発表されたウテナだったと言えると思います。
時代が違うので、多少結末や言いたい事が変わっていますが
本質的に伝えたい事は変わっていないのだと思っています。

最後にタクトがゼロ時間の封印を破り、
宇宙を突き破ってザメクの中にいるスガタを助け出したシーン。
みんながスガタがザメクを封印する事と知り、諦めて見守っていただけに
この諦め気分を打破し、実際にスガタを助けてしまうタクトに感動を覚えます。

ウテナ的に見れば、ウテナの最終回でウテナが棺の中に閉じ込められていた
アンシーを助けられなかったシーンとかぶって見えました。

ウテナではヒーロー(ウテナ)がヒロイン(アンシー)を助けられない
一種の悲劇的結末を迎えましたが、スタドラではきちんとタクトがスガタを救えました。
ここに私はウテナ以来のアンシーを救えなかった事に対する、
ウテナの救済があったのではないかとすら思えてしまいます。
ウテナからスタドラまで14年間の期間がありましたが、
榎戸さん的にも、ある種の決着はつけたのではないかと私個人は勝手に思っています。

まとめ


榎戸洋司さんをずっと追い続けてきて良かった!!
この方の本気のシナリオはいつも私の期待を超えてしまいます!!
ワコが最後に告白した
「タクト君と出会なければ良かった」
「二人の男の子を同時に好きになった私の気持ちをわかる」
という台詞の数々に榎戸節を感じられずにはいられません。
 
少年少女の等身大の群像劇を描いた作品だったと思います。
私自身、最初から最後まで個人的に好き過ぎる展開でした。
謎めいた展開。意味深な台詞。劇中劇。ロボットアニメ。
これらの要素がツボな私にとっては、理想的な展開ですらありました。

終わると寂しいですが、作品には出会いもあれば終わりもある。
そして終わりには良い終わり方と悪い終わり方もある。
タクトは良い終わり方だったと確信しています。

このタクトの出会いと別れを惜しみつつ、またアニメを見ていきます。

「人生という冒険は続く」
 
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(スガタ)STAR DRIVER 輝きのタクト 23話 「エンペラー」(感想) 

バニシングエージの猛攻に大苦戦のタクト!
こんな表情は中々見られません!


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物語展開は佳境へ。
スガタとワコのデート、
タクトとヘッドが出会うなどイベントは盛り沢山です!
タクトとスガタの対決まであと少しのようです!

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(副部長)STAR DRIVER 輝きのタクト 22話 「神話前夜」(感想) 

タクトとワコの2回目のキス。
演劇の舞台ですが、
二人にとって大きな意味を持ちます!


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今回はマジで素晴らしい出来!!
このアニメは今回の為にあると言うのはいい過ぎでしょうか?

演劇「神話前夜」開幕。
演劇は「輝きのタクト本編」サカナちゃんの「イカ刺しサム」と
重層的に絡み合う事で物語に厚みを与えました!!

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(ワコ×マドカ)STAR DRIVER 輝きのタクト 21話「リビドーなお年頃」(感想) 

今回はワコが大活躍!!
彼女の想いは十字団の新兵器を打ち砕きます!!


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リビドーとは純粋に何かを想う気持ち。
ワコのリビドーはマドカよりはるかに強い事がわかった話でした。
またワコに負けを認めたマドカも素晴らしかったです。
そしてカナコの言葉の意味が重いです。

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(ツナシ・トキオ)STAR DRIVER 輝きのタクト 20話「描かれたあの日の虹」(感想) 

虹とは「輝きのタクト」にとって
どんな意味を持つのでしょうか。


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リョウスケ視点から、ヘッドの過去を交えながら物語は進行します。
ヘッド・リョウスケ・ソラの3人の関係は終止符を打たれていますが、
今を生きる3人の若者の関係は現在進行中です。
そしてヘッドは自分の時間が止まっているかのような存在です。

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(タウミサイル炸裂)STAR DRIVER 輝きのタクト 19話「三人の日曜日」(感想) 

今回はワコが可愛すぎる。
デレるし、顔を赤らめるし。
一つ一つの仕草がたまらなく可愛すぎます!!


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タクトのプレゼント+気持ちに心が揺らぐワコ。
彼女にとって今年は最高の誕生日だったのではないでしょうか。
それにしてもタウミサイルはかっこいい!!

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(秋色のアリア)STAR DRIVER 輝きのタクト 18話 「ケイトの朝と夜」(感想) 

ニチ・ケイトさんの表と裏の秘密。
どちらも人には言えないようです。


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巫女の宿命を背負った、歌うの大好きな女の子。
ケイトの新たな魅力が発見されましたね。
ヒガ日死の巫女編の物語が本格化します。

 
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(ケイ・マドカ、アタリ・コウ)STAR DRIVER 輝きのタクト 17話 「バニシングエージ」(感想) 

新章突入!!
青春の謳歌と共に十字団の攻撃も激化。
青春にサイバディ戦とタクトの人生は
ますます楽しそうです。


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今回は何より戦闘の「タウミサイル」に全部持っていった印象。
作画の良さは相変わらずのボンズです。

 
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(ミズノ・マリノ)STAR DRIVER 輝きのタクト 16話 「タクトのシルシ」(感想)(イクロウ) 

心の衝動が抑えられませんでした。感無量です!
ミズノ・マリノ編クライマックスです!!


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純粋に面白い作品に出会うと心が純化されていきます。
今回はそんな神秘的体験を得られたエピソードでした。
戦闘シーンも大迫力で満足!見事なお話でした!!

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STAR DRIVER 輝きのタクト 「キャラ人気投票 中間発表!」 

当ブログで実施しております、
STAR DRIVER 輝きのタクト 
キャラ人気投票の中間発表を行います!!
2クール目を折り返した現在、どんな順位になっているのでしょうか。


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(ミズノ・マリノ)STAR DRIVER 輝きのタクト 15話「封印の巫女」(感想) 

順風満帆だったミズノに暗雲の影が・・・
巫女としての宿命に押しつぶされるのでしょうか。


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ミズノが島を出られない
ループ演出は絶望感を醸しだす上で抜群に上手かったですね。

 
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(ミズノ・マリノ)STAR DRIVER 輝きのタクト 14話 「アインゴットの眼」(感想)(新OP・ED) 

バスの上でミズノが見たものは・・・
輝きのタクト2クール目に突入です!!


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新OPを担当するのは鶴巻和哉(カラー所属名義)
EDコンテはクレジット無しでしたが、鈴木典光でしょうか。
どちらも素晴らしい映像でした!!

 
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(ベニオ回)STAR DRIVER 輝きのタクト 13話 「恋する紅い剣」(感想) 

ベニオさん可愛い~!!
スガタとの恋に焦がれた彼女の闘いでした!


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ベニオさんのデレが描かれましたね。
前回今回と合わせて、幹部クラスの戦いが続きました。
1クール折り返しの展開もあり前半のヤマ場だったのと思います。

 
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(カナコ)STAR DRIVER 輝きのタクト 12話 「ガラス越しのキス」(感想) 

タクトとカナコの青春の謳歌ですね~。
カナコがタクトと戦う事で成長した話に見えました。

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カナコというキャラクターを徹底的に描ききった前回と今回。
やっぱり私は榎戸洋司さんが好きで好きで仕方ないのでしょう。
テーマや話の切り口、小ネタの配置がたまりません!!

 
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(シモーヌ)STAR DRIVER 輝きのタクト 11話 「サイバディの私的活用術」(感想) 

今回はシモーヌメインのお話です。
彼女がワタナベ・カナコをどう感じているか。
シモーヌ視点から、カナコの実像を描く回です。

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カナコを嫌いだというシモーヌは
ウテナの有栖川樹璃に嫉妬する高槻枝織を思い出します。
榎戸洋司さんは、嫉妬する女性キャラを描くのが大好きです。

 
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(ヨウ・ミズノ)STAR DRIVER 輝きのタクト 9話「そんなミズノの初恋」(感想) 

いよいよ新章突入!!
ミズノ・マリノ姉妹の登場、ヘッドの休養。
タクトの戦いは新しい局面になります。


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銀河美少年もスガタとの稽古を通して、強くなる様子も描かれます。
彼らはワコの為に切磋琢磨して成長していくのでしょうね。
努力を欠かさないところもタクトの魅力だと今回わかりました。

 
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(スガタ)STAR DRIVER 輝きのタクト 第8話「いつだって流星のように」(感想) 

感想

余所者と島暮らしの田舎者の
カッコイイ二人が織り成す友情物語!!
男同士の理解に言葉は要らない。
拳のみが二人を結び付けたお話でした!!!


「言葉といつも想いに足りない」
という言葉があります。
結局、言葉で言い合っても、相互の深い理解を得られない事もあります。
今回でいえばタクトとスガタが二人で殴りあわなければいけなかったのでしょう。
お互い6話ぐらいまでは表面上は仲良くやっているように見せかけても
おそらく二人にはお互いに疑念や複雑な思いを抱いていたのでしょうね。

そして、この二人の間に立つの存在はワコです。
ワコもスガタも南十字島に囚われた存在です。
おそらくスガタは4話で「全てのサイバディは僕が壊す」と発言したタクトに対して
「自分達の過酷な運命も知らないで、何を簡単に言っているのだ」
と思ったのかもしれません。よそ者という言葉が象徴的です。

それは今回、スガタが自分のおかれた状況に対して
絶望そぶりを見せていることから、
自分のおかれた状況を克服できないと半ば諦めているのでしょうね。
そんなスガタからしたらタクトの前向き発言は癪に障ったのでしょう。

しかしタクトはスガタにもっと自分、そしてワコを見てほしいと説きます。
特にスガタに効いたのは世界に絶望しているスガタに、
「ワコは絶望していない」というタクトの言葉だったのでしょう。
タクトの発言にはスガタの認識している絶望に見える世界を革命させたいという
タクトの切なる気持ちが働いていたのでしょう。
今回の戦闘シーンで、そんなタクトの拳の一つ一つから
スガタはタクトの想いを受け止める事で、タクトに心を開いたのかもしれませんね。

またシナダ・ベニオが搭乗したサイバディ「ページェント」
意味は英語で「歴史的な場面を舞台で見せる野外劇のこと。
祝祭日などに行われる仮装行列や、華麗・大規模なショー」との事です。
まさにタクトとスガタが一世一代の喧嘩を繰り広げるのにふさわしい名前ですね。

 
だからといって、今回の殴り合いがキッカケになって
それからすぐ二人がすぐ仲良くなるという展開も無いのかもしれません。
いまだにワコもスガタも運命から解放されているわけではありませんし。
またタクトとスガタは、ワコを簡単には譲らないでしょうし、
王の力、ザメクとも本気でタウバーンは対峙しなければいけない雰囲気は伝わります。
これからもお互いの存在をかけて戦っていきそうです。

最後に二人が息を切らせているシーンが長く続きました。
他のアニメで、キャラがずっと息を切らせているシーンは中々ありません。
それだけ二人が息を切らせて、真剣に向き合った戦った事が伝わってきます。
宮野さん、福山さんの二人の息の切らせ方も見事でしたし
何より、こうした言葉や台詞に頼らない、息を切らせるという芝居で話を作る事ができる
榎戸洋司さんの物語の語る力には毎度毎度舌を巻きます!!

二人が戦う事がこの作品の宿命なのかもしれないと気づかせてくれるお話でした。
 

また、今回において注目したい展開は
おそらく巫女であろう4人が同じバスの中に揃った事でしょう。
果たして今後、この4人が出会うことがあるのかはわかりません。
おそらく4人は自分達が巫女である事は気づいているのでしょう。
だからワコも「お元気で」と声をかけたのでしょう。
巫女の力を失ってるからこそ、外の世界に出られたサカナちゃん。

そして、サカナちゃんは外の世界に飛び出していきました。
これには驚きです。少女革命ウテナの影絵少女みたく
ずっと作品世界の隠喩語りを担うキャラだとばかり思っていましたから。
なかなかにタクトは予想を裏切ってくれます。

またサカナちゃんの行動は外に出られないワコやスガタとは対照的です。
スガタ、そしてワコとを対比させるために彼女の行動は効果的だと思いました。
外の世界に飛び立ったサカナちゃんを考えていたら、
少女革命ウテナの千唾時子を思い出しましたね。



そんなサカナちゃんとヘッドの最後かもしれない会話です。

サカナ「サムは少女を殺した。まばゆい銀河の世界に
飛び立つために少女の赤い血を船のエンジンに注いだ。
結局サムが恋したのは少女ではなく銀河の世界への憧れだった。
恋する少女は最初からあこがれの旅路をかざる花でしかなかったのだ。
船はサムを乗せ銀河の世界へと旅立つ。
けれどもすぐにサムは気づいた。あれほど憧れた銀河の世界。
だがそれらの星々は生まれ育った魚の惑星と
どれほどの違いがあるのだろう。あの魚の惑星も同じ銀河の星のひとつ。
銀河は遠い世界ではなくサムは最初からそのまばゆい世界に住んでいたんだ。
ではなんのためにサムは少女を殺したのか。」

ヘッド「それで終わりか?物語はほんとうにそこで終わるのか?
お前の話はもういい。でてってくれ。」



今回のサブタイトル「いつだって流星のように」
この意味は流星のような速さで人間関係は出会い・移り変わっていくもの。
そしてお互いサイバディに搭乗し、流星のようにぶつかり輝いた
タクトとスガタの二人の事を指すのかなと思いました。
また今回のバスでの4人の出会いは、それこそ流星と例えられるものだったのかもしれません。
一見、抽象的なサブタイトルですが、だからこそ解釈の余地が広がり
作品を語らせる魅力に繋がっていくのだろうと今回のサブタイから感じました。

戦闘シーンは相変わらず凄いです。
サイバディの軽快な動きもしつつ殴りあう際の重量感、
自由自在なカメラワーク。さすがボンズです。




画面右側で輝きのタクトのキャラ人気投票を開催してますので
ぜひ奮ってご投票お願いします!

 
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(スガタ覚醒?)STAR DRIVER 輝きのタクト 第7話 「遠い世界」(感想) 

感想

急展開!!
スガタが変わってしまった!!



今回はスガタがザメクとアプリポワゼする事で意識を失った後の
タクトとワコの喪失感が描かれ、サリナのアドバイスによって
立ち直ったタクトがサイバディ戦を経て、スガタが目覚めるという展開になりました。
しかし、スガタはベニオのキスの為に・・・前回に引き続きシリアスな展開です。


タクトは作品内で初めて悩みに直面します。
それはどうしたらスガタを助けられるのか、
いやそれ以上に自分がスガタとワコの邪魔をしていただけではないかと。

本当は2人+1人の関係だったのかもしれない。
何も自分に出来る事は無かったのではないかと。
落ち込んだタクトを見るのは新鮮でしたね。
でもそんな悩んでいるタクトにエンドウ・サリナは
「(二人の)そばにいるだけで十分では」と諭してくれました。
 
そしてサリナは「君は何をしたいんだ」とも言います。
結局はタクトの気持ちの問題なのですよね。この言葉でやっと彼も目覚めました。
サリナさん、今回は大活躍です。

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またサリナがワコとスガタが己の運命によって
「彼らが幸せになるイメージをもてない」という台詞がありました。
この「イメージ」と言葉は重要ですね。

今の社会、幸せな未来のイメージをもつのが非常に難しいです。
不安だけが先行し、今後の社会の不透明さは増しているように見えます。
このサリナの台詞は今の社会に生きる我々にも向けているのでは無いでしょうか。
いうなれば、今生きている私たちもスガタやワコのように
何かに運命や宿命に囚われた存在なのかもしれませんね。


余談ですが、「輝きのタクト」とよく比較される「少女革命ウテナ」
この作品の監督だった幾原邦彦「少女革命ウテナ」
LD1巻の特典映像でのインタビューでウテナという作品を作る時に
「こう生きれば未来を幸せに生きられるんだという作品作りをしたい」
というニュアンスで話していました。
未来に幸せなイメージを持ちづらい世界だからこそ、
未来に想像力が働くような作品作りをしたいと。
つまり「輝きのタクト」も「少女革命ウテナ」も未来に向けたメッセージなのでしょうね。
今回のサリナの台詞はこの幾原監督の言葉を思い起こさせてくれました。

そんな未来の幸せになれるイメージが持てないと言われる
彼ら彼女らを銀河美少年であるタクトはどう二人をそして自分を導くのでしょうか。
こう考えると、今の時代に必要なのは銀河美少年なのではなんて思ってしまいます。
タクトの作品を通しての行動が、幸せな未来のイメージを作り上げてくれる事を期待します。


今回は、ワコのおばあちゃんとタクトが初めて出会います。
タクトはおじいちゃん、ワコはおばあちゃんと祖父母世代が
この作品の鍵を握っているのではと思わせる感じですが、
予想通りおばあちゃんは「タウの印はいつ受け取った」とタクトに言った台詞だけで
このおばあちゃんが、様々な事情、真実を知っていそうな雰囲気を醸しだしています。


今回は戦闘シーンが素晴らしい!!
5話6話とサイバディ戦を温存していたのか、
7話では大放出です!!


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何という私好みのメカアクション。
今回も新井淳さんがサイバディ戦の原画を担当しているようです。
金田伊功的アクションを今のロボットアニメで表現するとこうなるのか。と感じさせます。
というか、ここまで「輝きのタクト」がロボットアニメの表現を色々挑戦してくるとは
思ってませんでしたので、大満足以外の何物でもありません。


紆余曲折あってスガタは目覚めました。
しかし、タクトが放心状態に見えたスガタを目覚めさせるために放った平手打ちは
スガタの思わぬ変化を呼び覚ましてしまったのでしょうか。
それともベニオのキスのせいでしょうか。
王の力が発動し蘇った事で、彼の内面が変わってしまったのでしょうか。

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ベニオのこのしたり顔は、なにかあるのかもしれません。


何にしてもスガタの最後の台詞「死にたいのか」はショックでした!!

温厚だった彼の言葉とは思えないほどの変化でした。
今後彼は、綺羅星十字団に入ってしまうのかもしれません。

次回、第8話「いつだって流星のように」
 
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STAR DRIVER 輝きのタクト 6話「王の柱」(感想) 

スガタと同じ誕生日だと知ったタクト。
3人を巡る物語の本格的な幕開けです!!


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タクトとスガタには何か因縁めいた関係があるのでしょうか?
戸惑いを含め複雑な表情を抱くタクト。
前回とはうって変わり、シリアスに話は進みます!

 
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(オカモト・ミドリ)STAR DRIVER 輝きのタクト 5話「マンドラゴラの花言葉」(感想) 

銀河美少年、イッツアピーンチ!
タウバーンはヨドックを打ち破れるのか!


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タウバーンの行動を先に読まれ、戸惑いを隠せないタクトの表情。
デスノートの夜神月を思わせる戸惑いの表情。
ルックスが小畑健の絵を髣髴とさせる絵柄です。

 
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STAR DRIVER 輝きのタクト 4話「ワコの歌声」をヘッドとサカナちゃんの会話を含め、考察しました! 

輝きのタクトについての考察を、4話を中心にまとめました!!
今回は以下の事を考察したいと思います。


① 4話までを振り返って
② 4話のヘッドとサカナちゃんの会話の考察
③ ニチ・ケイトの目的
④ シンドウ・スガタについて
⑤ スガタメ・タイガーについて
⑥ タクトのじっちゃん、ワコのおばあちゃん、そしてタクトの父について
⑦ ホンダ・ジョーシ ゴウダ・テツヤ ダイ・タカシについて

 
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4話のヘッドとサカナちゃんの会話は文字起こしをしました。

画面右側で「輝きのタクトのキャラ人気投票」を開催中です。
ぜひ奮ってご投票お願いします!
 
 
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(スガタメ・タイガー)STAR DRIVER 輝きのタクト 4話「ワコの歌声」(感想) 

「奴らのサイバディは全部僕が破壊する」
タクトの決心が決まる展開でした。

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彼の決心が伝わる横顔。今までに無い緊張感ある表情です。
タクトにとってワコという存在がいよいよ大きくなっていく感じです。

 
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STAR DRIVER 輝きのタクト のキャラ名の考察や星の王子様との関係についての考察 

余りに膨大な設定を見せ付ける「輝きのタクト」!!
今回はキャラのネーミングや各設定の考察をご紹介したいと思います。

考察については以下のようにまとめました。

1 名前についての考察
2 星の王子様の関連性
3 スターソードについて
4 フェニキア文字と作品の関係について
5 タロットと作品の関係について


特に設定の考察についてはブロガーさん達の意見を中心にまとめさせて頂きました。
合わせてご覧下さい。

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また画面右側で「輝きのタクトのキャラ人気投票」を開催中です。
ぜひ奮ってご投票お願いします!

 
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(ダイ・タカシ)STAR DRIVER 輝きのタクト 3話「おとな銀行」(アニメ感想) 

今週のタクトの相手は「ダイ・タカシ」!!
昼間の船上での決着をつける時が来た!!


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今回はワタナベ・カナコ、シモーヌ、タカシの3人が
いかに「おとな」である事を見せてくれるお話だったと思います。
そして戦闘におけるメカアクションも見所の一つでした!!

 
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「STAR DRIVER 輝きのタクト」のキャラ人気投票を設置しました! 

今期一番入れ込んでいる「STAR DRIVER 輝きのタクト」ですが、
このたび人気投票フォーム当ブログ画面右側に設置しました。

とりあえず、投票できるキャラは

ツナシ・タクト シンドウ・スガタ アゲマキ・ワコ ヘッド 気多の巫女
ニチ・ケイト シナダ・ベニオ ワタナベ・カナコ エンドウ・サリナ
マキナ・ルリ オカモト・ミドリ ホンダ・ジョージ ゴウダ・テツヤ


以上となります。これから順次追加予定です。
オリジナルロボットアニメはキャラが多い傾向ですので、
今後もキャラは多く増えていきそうです。

「上げていこうぜ」の気持ちで
皆様の投票をお願い申し上げます。
 
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[ 2010/10/11 17:50 ] STAR DRIVER 輝きのタクト | トラックバック(-) | CM(0)

STAR DRIVER 輝きのタクト 2話「綺羅星十字団の挑戦」感想 

「怖いときほど全力でぶつかる!わかっているよじっちゃん!
恐れずに進めだろう」(タクト)

この台詞を聞いて、タクト君は上辺だけの男じゃない。
内心まで銀河美少年☆!だと心から思いました。
いよいよ本格的に戦い始まりました!!

 
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STAR DRIVER 輝きのタクト 2話「綺羅星十次団の挑戦」次回予告集(モノクローム) 

勢いで突っ走ったと感じた「輝きのタクト」の第1話!!
第2話「綺星十字団の挑戦」の次回予告を見てみましょう!!
 

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1話の感想記事は「こちら」になります。こちらも合わせてご覧下さい。
 
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[ 2010/10/04 00:21 ] STAR DRIVER 輝きのタクト | トラックバック(-) | CM(0)

(綺羅星!)STAR DRIVER 輝きのタクト 1話「銀河美少年」(感想)(榎戸洋司) 

「やりたい事とやるべき事が一致するとき、
世界の声が聞こえるってこういうことだったのかい」

待ってましたぜ、銀河美少年。
その活躍をその目に刻み込もう!!!


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-感想-

予想通り! 期待通りの面白さでした!!
脳髄からドーパミンが溢れる快感映像でした!!



五十嵐卓哉監督と榎戸洋司のオリジナルロボットアニメと聞いては期待せずにはいられません。
今期一番の期待でした。やはり面白かったわけでございます!!

何が面白かったといえば、作品から流れるテンションの高さでしょうね。
あとは五十嵐監督が奏でる演出力の高さでしょうか。

まずビックリしたのが十字団の面々がメカに乗る一連の流れ。
メカに乗る流れをみっちり描いてくれました。
そしてロボットの登場シーンに最初から挿入歌を使うなんて
最初からフルスロットルな盛り上げ方でこの演出にはたまげましたよ!!

(しかもこの挿入歌(曲名:モノクローム)がイイ雰囲気出してるんだこれが)

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さらに1話からメカ同士の戦闘、しかもカッコイイ空間で戦っていて、
しかもタクト君の戦い方があまりにも優雅で華麗で気持ちよいアクション。


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流石にボンズ制作は伊達じゃない!!。作画に手抜かりはありません。
そして敵メカの爆発がカッコすぎたぁぁぁぁぁぁ!!!
(爆発の破片が四角なところを見ると中村豊氏だとは思います)

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映像のオリジナリティの高さと、気持ちよいアクションの連続。
これはたまらんですなぁ~♪




また注目すべきはイカレている台詞の数々でしょう!!

ホンダ・ジョージ 「貴様、銀河美少年か!」
スガタ 「ツナシ・タクト君、君はありえない」
十字団の面々 「綺羅星!!」
タクト 「人工呼吸はキスに含まれるのかなぁ」
タクト 「かわいいものを守るのがウチの家訓だ!!」
タクト 「さぁ!あげていこうか!」
タクト 「共に青春を謳歌しようぜ!」
タクト 「颯爽登場!銀河美少年!タウバーン!!」

とハッタリとケレン味が持ち味の脚本家「榎戸洋司」成分が凝縮された台詞の数々。
台詞回しを聞くだけでも、私はテンションが大いに上がります!!
正直、榎戸テイストのキャラ達が活躍して榎戸成分に満ち溢れた台詞があれば
私にとっては何の問題も無く面白く見られるのです!!!

あと、「榎戸洋司」さんの持ち味といえば言葉に発するのが
恥ずかしいぐらい大仰で意味深過ぎる作品世界の単語の数々でしょう。
今回も「銀河美少年」「サイバディ」「巫女」「綺羅星十字団」
凄い単語の数々。特筆すべきは「銀河美少年」ですなぁ。

一番シナリオ的に上手いなぁと思ったのは、タクト君が潜入してた時に言った
「イッツアペーンチ!」「イッツアピーンチ!」「イッツアパーンチ!」の3つの流れでしょうか。
自然にお話の流れの中でさらっとこうした言葉遊びもするのは、すごいですよねぇ。

アニメの脚本の面白さを私に教えてくれた「榎戸洋司」さん。
「少女革命ウテナ」「桜蘭高校ホスト部」など学園モノをやらせたら天下一品なお話を作る。
それが「榎戸洋司」という脚本家なのです!!



はっきし言って、話の全貌は見えていません。謎だらけです。
「銀河美少年って何だよ」「十字団はおかしい」「サイバディって何?」というように
様々な設定や伏線をわかりやすく語ろうという風にも感じません。

こうした1話の展開に戸惑われる方はいるかもしれません。
だからまずはキャラ達のカッコよさと世界観のイカレ具合を感じ楽しみましょう。
イカレた展開が起こったらツッコミを入れましょう!!
そしてキャラ達に感情移入できるようになれば、面白くなっていくでしょう。

テーマについてはどう展開させるかまだ何ともいえないですね。
タクトが「青春の謳歌」と言ってるので、「青春」がキーワードなのは間違いないでしょう。
ここで榎戸好きの視点なのですが、彼のオリジナル脚本作品には
主人公の名前に作品のテーマを直結させる傾向があります。

よって「タクト」にヒントがあるような気がします。
「タクト」の意味を調べたら1 拍子。拍節。2 指揮棒。3 機転。如才なさ。
と辞書で出てきました。ここで2の指揮棒と関連付けると、
「タクト」は「青春」を指揮するというキャラなのかもしれませんね。

takuto1-4000.jpgtakuto1-4001.jpg

ワコちゃんは色々な表情を見せてくれたので可愛かったです!!

takuto1-2000.jpg

このワコちゃんのデフォルメ顔が特にかわいいなぁ。
ワコちゃんは作品の鍵をにぎっている訳ですが、可愛い描写にも今後期待ですね!!


次回は「綺羅星十字団の挑戦」
 
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銀河美少年達の集まり「STAR DRIVER 輝きのタクト」を事前情報から語る 

そろそろ来期の作品の情報も気になるタイミング。
その来期で一番気になっている作品が「STAR DRIVER~輝きのタクト」だ。

-あらすじ-
日本の南方に浮かぶ緑豊かな南十字島に、本土からツナシ・タクトという少年が泳ぎ着いた。
タクトは南十字学園高等部へと入学し、学園の生徒たちと交流を深めていく。
しかし、南十字学園には大きな秘密が隠されていた。
地下に眠る巨大な人型の像「サイバディ」を巡って人々はそれぞれに秘密を抱え、
また、タクト自身も大きな秘密を抱えていた。
"綺羅星十字団"を名乗る謎の秘密結社の暗躍、巫女たちの歌声......。
青い空と青い海に囲まれた南国の島を舞台に、
恋あり夢あり友情ありの『青春の謳歌』が今、始まる。

-スタッフ-
原作:BONES
監督:五十嵐卓哉
シリーズ構成:榎戸洋司
キャラクター原案:水屋美沙×水屋洋花
キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤嘉之
サイバディデザイン:コヤマシゲト
コンセプトデザイン:荒牧伸志
特技監督:村木 靖
音楽:神前 暁・MONACA
アニメーション制作:ボンズ

-キャスト-
ツナシ・タクト:宮野真守
アゲマキ・ワコ:早見沙織
シンドウ・スガタ:福山潤
ワタナベ・カナコ:新名彩乃
シモーヌ・アラゴン:竹達彩奈
ニチ・ケイト:小清水亜美
シナダ・ベニオ:千葉千恵巳
エンドウ・サリナ:坂本真綾
ホンダ・ジョージ:高木俊
ゴウダ・テツヤ:杉山大

-作品への期待-

ボンズのロボットアニメという事でまずは見ないといけないと思っている。
正直あらすじをみても、作品の面白さまで予想できないが
『青春の謳歌』『銀河美少年』とかやたらカッコイイ単語があるので
ハッタリの効いた作品になるのかなぁと思ったりする。
どの作品も成功してほしいが、その中でもオリジナルアニメはより成功してほしい
と考えているので応援していきたい。

-スタッフへの期待-

原作・制作:ボンズ 監督:五十嵐卓哉 シリーズ構成:榎戸洋司と
「桜花高校ホスト部」の流れを汲む陣容。
メインスタッフの陣容を見ると、豪華にみえてしまうので期待感が高まる。

「少女革命ウテナ」を見て以降、同作でシリーズ構成を担当した榎戸洋司氏が
参加している作品は絶えず追っかけて見ている。
個人的にはPVを見た時にキャラ達の台詞が榎戸節炸裂だったので期待してしまう。
まぁPVだから耳に印象が残る「エッジの効いた台詞」を取り上げたのだろうが。

キャラクター原案の水屋美沙×水屋洋花は小畑健とも言われているが
絵柄を見た感じ彼の絵に近い印象も受ける。しかし実際はわからないなぁ。

総作画監督に伊藤嘉之 特技監督に村木靖とあり、制作がボンズだから
作画的にはまぁ問題は無いというか、高クオリティは間違い無いとは思う。
村木氏が入っているから、メカアクションはサーカス描写になるのだろうか。
ミサイルは板野サーカスするのだろうか。
そしてボンズのアクションスター中村豊氏が参加するかどうか。
参加すれば絶対に見所になるので参加してほしいなぁと願うばかり。


と1個人の勝手な期待感ばかりは膨らんでしまうのだが
それだけ実績を残してきた方々達が集まって作る作品なので
期待感を持って作品を見てみたい。
 
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