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clannad after story 24話(総集編)「緑の樹の下で」【感想】 

今回は総集編。22話のラストシーンからの
汐と風子がいたあのシーンから朋也が汐に昔話をするという構成だった。
総集編のまとめ方も見ている側に優しく、わからない人でもさらっと内容を
大筋で掴める内容ではなかったか。

岡崎朋也が古河渚と出会い、あそこまで到達したのかと思うと
感慨深くなりながら、物語の底力をまざまざと思い知った。

そしてこれにて完全終了。区切りは22話でついているので、
案外冷静に見られたが、終ってしまうと寂しいものがある。

全体の感想

京都アニメーション×key原作の力をまざまざと見せられた作品だった。
全てが原作通りではないのだが、原作を徹底的に尊重し映像化した本作。
アニメにおいて原作をどう料理するかという方法の一つの終着点のような作品だった。

本作は「町」という世界観を作り、その中で生きる人々を舞台にする展開にした事は
宮沢や相楽の話、親父の話も含めて様々な物語が紡げたのではないかと思う。
それはクラナドが岡崎朋也と古河渚の恋愛成就だけではない、それ以降の
生きていくことも含めて描きたかったからこそ「町」を物語の大枠に設定したのだと思う。
もし本作の大枠が定番の「学校」だったら。それだと「卒業式」が最後になってしまう。
例えば、「とらドラ」は「学校」を大枠にしているから最後が「卒業式」だったわけだ。
クラナドはそれ以降の話も描きたいから「町」にしたのだと思う。


作画はafterの方がキャラ絵がこなれてきたのか、表情や動きがより闊達になって
見ている方に否応無く感情移入できるような風味や感じになっていた。
橋真梨子さんや植野千世子さんの作画監督回は特に印象的で
名前を存じ上げなかったので、改めて京都アニメーションの層の厚さを思い知らされた。
勿論、堀口悠紀子担当回は相変わらずの可愛さだった。

それにしても京アニは何故にこんなに風子を贔屓してたのかねぇ。
監督とかスタッフが好きだったとしか思えない!!
 
次の新番組は「けいおん」だったのか。またも京アニ。
堀口悠紀子作画をまた拝めると思うと幸せになれそうだ。
 
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[ 2009/03/27 02:38 ] CLANNAD | TB(65) | CM(1)

clannad after story 番外編「一年前の出来事」【感想】 

どうやら舞台は朋也と渚が出会う前、高校時代の話。

朋也と春原は無気力ながらも二人の友情は続いている。
渚は新しいクラスで友人を作れずに困っている。
秋生と早苗はいつもの調子。
杏は朋也、春原と知り合い、二人を矯正しようと頑張る。

懐かしい面々というか、懐かしいあの頃を回想するかのような感じで
見てしまえるというのが、クラナド的というか。
こういったわかりやすく明るさをもっているのも魅力のひとつだよなぁ。
最近の展開はこの頃の雰囲気と全く別物だったんだなぁ。

お話の意味としては、渚と朋也が直接関わる事はないのだが、
それでもあのくす玉の件から二人の因縁は初まっていたという感じかな。
渚が友達を作れたキッカケを与えたのは朋也と春原なんだなぁと。

最後の書かれていた言葉
「この先の困難に負けずに頑張れ」
今までの展開から考えると重い言葉ですね。
彼女は朋也と知り合い、結婚し、子供を産み、死んでゆく。
この先楽しいこともあるけど、つらいこともある。
余りにも単純な言葉だけど、それだけに説得力を持つ言葉になった。
そして渚にとっても励みの言葉になったようだ。

来週は総集編で最終回。
もうアホな言い方丸出しですが、彼らと別れるのはつらいです・・・。
 
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[ 2009/03/20 02:44 ] CLANNAD | TB(80) | CM(1)

clannad after story 22話(最終話)「小さな手のひら」【感想】 

今回がラストです。お名残惜しいですが・・・。

岡崎朋也と古河渚の、そして汐の物語はこれにて終了です。
最初から見ていて感想は全部書けなかったけど、ここまでの展開まで導いた
原作の物語力とそれを映像として定着させた京都アニメーションに多謝です。

最後は今まで朋也が集めた光の力で、誰かが言っていたように
どんな願いでも叶う、つまり渚の死を止める展開になりました。
これは全てに対して絶望していた朋也が渚との出会いによって変化し
人に対して誠実に一生懸命になり光の玉をあつめたからこその結果でした。
朋也の行動が多くの人を助け、それが町の力にもなったのでしょう。
そして町の意志で死を迎えてしまった渚や汐を助ける事に繋がったのです。

あっちの世界(幻想世界)にいた少女は汐だったのですね。
つまりクラナドの世界における世界の終わりというのは
極端な話、汐が死んでしまう事だったのでしょう。
だから汐の死で、朋也は渚が初めて出会う所や
渚の出産場面に戻ることが可能なのでしょう。

時間軸が一つの方向ではなく、ぐちゃぐちゃになっていく感じ、
つまりこの物語のあり方がリセットできるようなゲーム的な感覚なのでしょうが、
こうした展開にこそ我々は彼らを祝福できるのではないでしょうか。

また主要キャラがだんご大家族の曲とともに紹介されるカットの連続は
大団円なんだなぁという印象を与え、安心感を与えてくれました。

そして風子と公子のやりとり、そして最後の流れは正直鳥肌でした。
これに関しては直感的に思ったのが、深い意味を読み取れる印象を持ちました。
風子の会話の繋がらなさが作品を象徴しているかのようで・・・。
少なくとも向こうの汐も救われたという完全なハッピーエンドでした。

全体的なまとめは、また別の記事で書いてみようかと思います。
今は正直、気持ちの整理ができていないので・・・。
強いて言うなら、多くのオタク向け作品が恋愛成就がゴールなのに対し
クラナドはそのもっと先をゴールとして描いた所、それも描ききった所に共感しました。
恋愛成就だけが物語ではない、他にも価値のある物語がある事を
示したのがクラナド(家族)だったと思います。

トータルで1年半、ありがとうございました。完敗です。
 
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[ 2009/03/13 02:40 ] CLANNAD | TB(102) | CM(2)

clannad after story 21話「世界の終わり」【感想】 

病気に倒れる汐。病状は渚のものと同様という。
朋也は退職し汐の看病に専念する。そして汐は「旅行に行きたい」と言う。
朋也は娘の最後の願いを叶え、旅立つのだが・・・。


私の中でクラナドは臨界点をついに超えた。
どこまでもどこまでも何度も何度も叩きつけられる展開。
汐の健気さ、父への想い、それすらもこの町は押しつぶす展開だった。
正直、ここまで凄いとは全く予想だにしなかった。
友人が「アフターから本編」と言っていたが、その通りだった。

クラナドのメインテーマは「変化」だった。
今回、朋也と秋生の病院のベンチでの会話でそれがやっとわかった。
町の変化によって渚や汐が命を散らせてしまった事。
町の自然が、森が壊されたから死んだというよりは、町の変化によって
渚も汐もこうならざるを得ない宿命を背負ってしまったかのようだ。
世界は変わるものであり、それをも受け入れていかなければならない朋也。

町は変わっていく。人は移り変わっていく。必然の出来事としか言いようがない。
森は壊され、人の生命を守るものとして「病院」ができたが、その代償として
渚と汐が失われると言う皮肉。しかしそれこそが「人生」と言えるだろう。
何か良かれと思っていた事が、実は良くないことだったという事を
「病院」を通じて暗示させている話なのだろう。

そして渚とのスタートに立つ朋也。
結局、朋也が思うのは渚との出会いが間違っていたという認識。
「変化」の大元こそが間違っていたという認識。
しかしそれがなければ朋也の心の「変化」も無かった。
高校生活、渚や汐との想いまでも無くなってしまう。
その想いはたとえ彼女達が死んでしまっても変わらないのではないか。
死は「変化」だが、朋也が渚、そして汐を愛した想いは「不変」だ。
変わるものがあっても変わらないものもある、クラナドとはそういう話なのだろう。
変わらない想いをみせてほしい。

今回は丁寧なロケハンをした成果を思わせる「町」の写実的な背景カットが
物語に彩りを添えていた。テーマが「町」そのものにシフトする中、
「町」を描き、そして語らせるために一生懸命取材した印象を受ける。
「町」の断片的なカットの連続は見ている側に何かを想起させずにはいられない。
この北之原演出と、堀口作画も文句無く素晴らしかった。
話も凄ければ、映像表現としてもそれに十分に応えていた。

来週はいよいよ最終回。
正直、ゲームをやらなかったのを最初は後悔していたが、今ではどちらでもよい。
この話の決着は見届けなければ。
 
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[ 2009/03/06 02:48 ] CLANNAD | TB(80) | CM(0)

clannad after story 20話「汐風の戯れ」【感想】 

汐の先生は藤林杏だった。朋也は旧友との交流を深めつつ杏に汐を託す。
また風子が朋也の家に遊びに来た。朋也・汐・風子との交流を通し、
朋也は渚の事を思い出し、涙するのであった。

そして、お互いリレー大会のアンカーとなり、張り切る朋也と秋生の前で
汐が倒れてしまう。渚に続く悲劇となってしまうのか。

今回は杏やぼたん(成長したなぁ)といった懐かしいキャラの登場や
ギャグ要素の強い風子との絡みが多く全体的にコメディー調で楽しかっただけに、
その汐が倒れたときの反動というか衝撃が凄かった。
父親と和解し、理解のある先生もいて、娘に風子という新しい友達ができて
朋也は新しい幸せを掴めそうだっただけに何ということだろうか。

正直、幸せを手に入れようとして、幾度も失いそうになる展開。
苛烈にも程があるというか容赦無さ過ぎ。いたるの絵でければ耐えられないよ。

次回予告で「この町にもてあそばれているだけ・・・」と言った朋也。
今回、汐は渚を助けたかつて森だった病院の場所が好きだった事がわかる。
この事で、汐の高熱は渚と同じ理由だと想像できるが、
この町は何故そこまで朋也に試練を与えるのだろうか?
向こうの世界と関係はあるのは確かだが、具体的な因果関係がわからない。
そして正直、汐が助かるのかどうかが気がかりだ。
次回予告のトーンや今までの流れからすると、死んでしまうのかも・・・。 

そんな悲劇的な展開の裏腹で風子と朋也のやり取りは面白い。
「絶対にはいてはいけないタイツを見つけたらどうしますか」という風子の問いに
そして「岡崎最高」という言葉が出てくる所とか。
質問もシュールだが、その後の返しも中々に上手かった。

今回も、汐の挙動一つ一つの芝居が可愛すぎ。(こおろぎさとみの演技も凄い)
風子も相変わらず変で可愛く、作画監督の西屋太志氏の修正振りには頭が下がる。
この方と堀口悠紀子女史の仕事は本当に好きですね。
 
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[ 2009/02/27 02:36 ] CLANNAD | TB(77) | CM(0)

clannad after story 19話「家路」【感想】 

朋也は汐と二人で生きていくことを決意を早苗と秋生に告げ
親子二人の生活が始まる。そして朋也は父との対話に望むのだった。

今回は全体的に親の存在がクローズアップされた。
まずは汐を手放し、解放された早苗が泣き出してしまうシーン。
彼女は汐を育てる事で渚の死を悲しまずに堪えていたのだった。
それを聞く障子越しに聞く朋也。この障子越しという演出が憎い。
次に朋也が秋生との草野球でホームランを打つシーン。
これはバトンタッチという印象を受けて清清しくなれた場面だった。

そして父との和解。ここにクラナドの終着点の一つがあった。
それは久しく見ていなかった、和解によって生まれた光の玉の登場でもわかる。
朋也にとって渚の死を受け入れる事と同等に父との和解には意味があった。

今まで膨大な伏線を張った結論としての今回。親子の和解を描くのに
親子3代でお風呂に入るというのが物凄く印象に残った。
それは普通いい年した男大人2人が一緒に風呂入らないだろうという意味で。
温泉とか行けば別かもしれないが。それも孫娘も一緒に・・・。
別に叩きたいのではなく、親子水入らずで風呂に入るという描写が
やはり和解としての象徴として出来過ぎているから。
ここまで描くのかkey+京アニよと素直に脱帽した。

人の幸せって何なのでしょうかね。
朋也の父を客観的に見たら、愛する人を失い、子供とは長年にわたり絶縁し
逮捕され、財産も無い。全てを失っている状態。不幸であると言えるかもしれない。
失ったものは大きいし、取り戻すことは到底できない。
しかし、朋也を育てた事。そして朋也との和解、郷里に母が待っている、
この事で彼は幸せになれる可能性があるのかもしれない。
「もういいのだろうか。オレはやり終えたのだろうか?」と彼は告げた。
彼にとって息子を育てる事が終ってなかった事を思わせる台詞である。
そして岡崎が育ててくれた感謝の念を言うと
「そうか。 いつの間にか、やり終えていたのか」と彼は告げた。
やっと彼が解放された瞬間である。

朋也の父は今後どうするのだろうか。母と一緒に生きていくのだろうか。
ただ言えるのはやっと止まっていた彼の時間がやっと刻み始めた事だ。

僕の好きなマンガで業田良家の「自虐の詩」にはこう書かれている。

「…幸や不幸はもういい」「どちらにも等しく価値がある」「人生には明らかに意味がある」


まさにクラナドは人生の意味を問う作品で、簡単に幸せになる事も
不幸だと勝手に思い込んで身をやつし生きていく事も許してくれない世界だ。
人生そのものに意味があるという事は、ある意味では苛烈だ。
しかし苛烈なのに、優しい世界を醸し出してくれる。これは樋上いたるの持つ
絵柄によって成立している。もしこの世界が劇画的なテイストやリアルな絵柄では
凄惨すぎて見ていられないだろう。この物語は麻枝の苛烈な世界を
樋上いたるの絵柄が持つ優しさが支える構造になっているのだとつくづく感じた。


公子さん、そして風子が登場。まさかこのタイミングで出てくるとは。
朋也の妙にバツの悪い感じが中々に良かった。でも朋也も内心は嬉しいだろう。
彼女は自分が知っていた頃と何にも変わっていなかったのだから。

あと汐の担任の保母さんって多分、朋也の知合いだよね。

しかし来週から何を描くのだろうね。父親との和解が済んだ後に残るのは
幻想世界と光の玉について、光の玉は願いが叶うらしいのだが一体その願いは・・・。
 
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[ 2009/02/20 02:58 ] CLANNAD | TB(75) | CM(0)

clannad after story 18話「大地の果て」【感想】 

朋也と汐の二人旅。その先には朋也の祖母、岡崎史乃が待っていた。
彼女は朋也に父親について話すのだった。

朋也と汐の第一歩を踏み出す話。同時にそれは実父との和解の道筋。
朋也は史乃に諭されるまで、父と同じ境遇に立っている事を理解していなかった。
それはおそらく渚の死を受け入れられなかった為であり、
渚の死で自らの大事なものを全て失っていたと思い込んでいたからだ。

史乃の話で、朋也は父親の優しさを思い出したのだ。
今まで思い出さなかったのは、朋也は父を悪い存在だと思い込んでいたからだ。
(自身の怪我も相まって、その思いが増幅されている気もする)
しかし汐との旅が朋也の心を少しづつ溶かして言った事。
史乃が父との境遇に酷似していると諭したことで
父が息子をどのような思いで育てていたのだろうかと想像することができた。

そして向日葵畑で汐の存在を実感した事で朋也は再び歩みを始めた。
象徴的なのは、行き道では汐に渚の事を話さない朋也から
帰り道には話すようになる朋也への転換。渚の死を受け入れたのだ。
ここから朋也は汐と歩いて行く事を決意した。
その為の第一歩として次回父親に会いに行く事になるようだ。
まぁ父との和解の為に父と同じ境遇を経ないといけなかったわけだ。

今回は朋也と汐の向日葵畑で泣き合うシーン。
帰りの電車内で渚の話をする朋也が泣いてしまい、汐ももらい泣きするシーン。
盛り上がる音楽もかかり、こちらまで泣いてしまいそうだった(何とか堪えた)。
耐えたけど、ええ話しだなぁと言わずにいられない展開だ。
また朋也が渚の話をしながら汐の髪をくしゃくしゃにすることで
汐の顔つきを渚に似せたのは、汐は渚の生まれ変わりだという事を
上手く認識させられる良い演出だった。


ちなみに汐が「もう我慢しなくてもいいよね」って言った台詞。
AIRでも同じような事を観鈴が言ってたと思う。

朋也を諭した祖母も父似の微妙に他人行儀な喋り方だったのが興味深かった。
多分、父のあの他人行儀な喋り方は丁寧な物腰だったのかもね。

そして、結局主人公を救ったの母性的な存在(祖母と娘)であった。
正直、おばあさんが登場するなんて全然想像もしていなかった。
個人的に良い意味で裏切られた展開で悔しいなぁと思う。
あと何気に史乃と汐がある程度接近できた向日葵畑のシーンは
ひいおばあちゃんとひ孫が出会えた中々に感動的だった。

汐のシーンになるとアイレベルが彼女目線になるので、
クラナドではあんまし見られなかった構図になっていたのが新鮮。
作画監督に高橋真理子。原画に堀口悠紀子、北之原孝将。
涙が粘性ある液体として表現されていたのが面白かった。
後は向日葵畑の朋也と汐の抱き合うシーンは勿論気合入っていた。
  
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[ 2009/02/13 02:54 ] CLANNAD | TB(78) | CM(0)

clannad after story 17話「夏時間」【感想】 

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岡崎朋也が娘の汐と一緒に過ごす、そして二人で旅に出ようという回。
多分、これは二人の関係を築かせようとする早苗さんの作戦だろう。

渚と死別した、全てが間違っていたと絶望感と虚無に苛まれる岡崎。
無精ひげと色が抜け落ちた生活環境からそれが窺い知れる。
また渚の実家に汐を預け、確かにその方が環境的には良いのだが、
でもそれはポジティブな考えからではなく、面倒事を押し付けるもので
岡崎は結局娘から逃げてしまった。そして岡崎は父からも逃げてしまっている。

娘から逃げたのは妻(渚)の死別、父親から逃げたのは母の死別と
それぞれ、母なる存在との死が原因である。
母(母性)は鍵作品のテーマだが、クラナドにも生きづいていと思った。
だから今後は汐という母性を通して岡崎が人間性を回復する話になると思う。

岡崎も5年間で初めて娘と少しは接点を持とうとした今回は
進展とみていいのだろうね。そして汐の挙動の表現は
ちゃんと子供を観察してるなぁと思った。

そういえば、Airの世界では旅に出たのは国崎往人とその母だから
性別と親子といったポジションが逆になってるなぁと思った。

しかし、妻と死別し脱力した男が妻の実家で預けていた娘と
何ら特別なイベントもなく、おもちゃを直すとかご飯を買って食べるとか
そういった本当に日常の中の他愛もない出来事を淡々と描いているだけなのに、
それがなぜこんなにも面白く食い入る様に見られるのだろうか。

そもそもヒロインが死んだ後の話が本当のメインの話というのも中々無いのだが。
この面白さは京都アニメーションの日常を描く力や志茂文彦氏の脚本力は勿論、
原作がしっかりしている強みと言えるだろう。

一方ああした絵柄の欠点として5年間経ったという表現、
つまり岡崎の年齢を描き分けるのは難しいなぁと思った。
言葉で説明されないと、中々にわかりづらいというか。
全体的に岡崎の表情を気だるそうに、顎の輪郭を尖がらせて
目の下に線を入れて年をとったと表現するのが精一杯だったなぁと。

汐=こおろぎさとみの演技は、ああいう役をさせたら流石としか言いようがなかった。
 
渚が死んで、益々目が放せないクラナド。今回、渚について誰も触れない所が
悲しくもあり、本当に死んでいるんだなと思わせる演出だった。
 
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[ 2009/02/06 02:58 ] CLANNAD | TB(88) | CM(2)

Clannad after story 16話 「白い闇」【感想】 

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「出会わなければ良かった」

渚、出産回。そして死。
結婚仕立て時の幸せムードと違い、重々しいムードになっていったので・・・。
特に向こうの世界でロボットが「作業を止めた」と聞いたときはもう・・・。

渚が死ぬ間際のシーンになると、岡崎の記憶が段々過去に遡る展開が
中々痛々しく、そして最後に岡崎が「出会わなければ良かった」と言った後、
タイトルロゴがCLANNADに戻ったのが印象的だった。

岡崎は最後の台詞から察するに覚悟がこの時は出来てなかったと思う。
渚という支えが岡崎の人間性を回復したのだが、その支えを失った。
それにしても現在16話でメインヒロインが死んだ後の話を8話ぐらいやるのも
相当に凄い展開だなぁ。ヒロインが死んだあと、岡崎がどうなるか?
昔みたいに戻ってしまうのは次回予告でわかるのだが、
そしてどう立ち直るのか。気になる所だ。鍵はおそらく「光の玉」だろう。

この次回予告が色が抜け落ちていて、やさぐれた岡崎の生活を映す事で
彼の絶望感が表現されていて余りにも痛々しかった。
特に名前の無くなった表札が寂し過ぎる。

ことみは「向こうの世界とこの世界は密接につながっている」と話していた。
また最近は町も変化している事を強調していた。言い方変なんだけど
「町が変化する」という意味で渚は死んでしまったのかなぁと思った。
一方で子供の頃高熱を出したのも冬の日、そして冬になると体調を崩し
今回も大雪でと、冬が渚にとってそういう存在という事はわかった。

岡崎=中村悠一 渚=中原麻衣の出産時の演技が凄かったので
おもわず感情移入して見入ってしまった。
 
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[ 2009/01/30 09:32 ] CLANNAD | TB(74) | CM(0)

Clannad after story 15話 

妊娠中の渚と岡崎の話。

体が弱い渚に岡崎が戸惑うばかり。出産の問題に男は意見は言えるが、
結局は女性の問題なんだなぁと思った。岡崎も秋生も右往左往してるっていうか。

秋生が岡崎と重病になった渚を連れて行った場所で
「奇跡」が起こったみたいな事を言ってたが、これは「奇跡」を起こすって事かなぁ?
「奇跡」の起こりようによっては展開がしらけてしまう可能性もあるのだが。
まぁ「奇跡」自体、鍵作品的で扱ってきたものではあるのだが。

今回も病院が建つ事になった。前回では渚が働いていたファミレスは最近出来た。
学校の校舎も変わってしまう、と町並みの変化がクローズアップされてるが
この結果がどうなるか今後の展開を見ていきたい。

出産期に入ったら岡崎の仕事場でのシーンが冒頭ぐらいにしかなく
殆どが家族達の会話が殆どだった。これは岡崎の休日の
話を見せていたのだと思う。まぁ出産の話だから彼の周りを
フィーチャーしないと構成的には不味いからなんだろうけど。

作監は久しぶりのような気がする堀口悠紀子。

次回予告では幻想世界やら藤林やらことみが久々に出そうだ。
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[ 2009/01/24 11:30 ] CLANNAD | TB(27) | CM(0)

【宮澤有紀寧】Clannad after story 第7話「彼女の居場所」【感想】 

宮澤有紀寧は不良達の姉御でした。
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[ 2008/11/14 07:47 ] CLANNAD | TB(89) | CM(0)

【相楽美佐枝】Clannad after story 第6話「ずっとあなたのそばに」【感想】 

「いつまでもいつまでも私のことを好きでいてください」(志麻)
相楽美佐枝と志麻賀津紀の切なく暖かいお話。

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[ 2008/11/07 08:18 ] CLANNAD | TB(74) | CM(0)

【相楽美佐枝】Clannad after story 第5話「君のいた季節」【感想】 

相楽美佐枝シナリオ前編といった回。バックドロップ炸裂です。
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[ 2008/10/31 03:02 ] CLANNAD | TB(99) | CM(2)

Clannad after story #4「あの日と同じ笑顔で」【感想】【春原芽衣】 

[CLANNAD] ブログ村キーワード
今回は男と男のケンカ大友情絵巻。
鍵作品ってこういう方向に進んだ!!

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[ 2008/10/24 02:59 ] CLANNAD | TB(119) | CM(4)

Clannad after story #3「すれ違う心」【感想】【春原芽衣】 

芽衣ちゃん祭り。今回は田村ゆかりの暴力でした。
というほど、話は単純ではないですが。

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[ 2008/10/17 06:06 ] CLANNAD | TB(116) | CM(2)

Clannad after story #2「いつわりの愛を探して」【感想】 

井上喜久子17歳教健在!。
クラナドは面白い!

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[ 2008/10/10 03:00 ] CLANNAD | TB(126) | CM(0)

CLANNAD AFTER STORY・第1話「夏の終わりのサヨナラ」【感想】 

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「スクイズ、どんなクイズですか?」(古河渚)

2007年、10月から今年3月まで放送された「CLANNAD」の続編。

特にキャラ紹介や世界観の説明も無いまま進み、
完全に原作を知ってる人や前のアニメを見ていた人向けになっている本作。
CLANNADのキャラに再会できるのは良いですね。

話の流れはこんな感じ

    隣町の商店街同士で野球対決をしていた古河秋生。
    しかし最近、隣町側は甲子園に出た投手が参加して、連戦連敗。
    流れを変えるため、秋生は居候の岡崎朋也に助っ人を連れてこいと強要する。
    朋也は演劇部のメンバー、ことみ、藤林姉妹、智代、春原
    他、相楽 美佐枝 芳野 祐介 春原芽衣を集めてくる。

野球っていうのは、9人必要だから、必然的にメインキャラが集まりますね。
また野球は必ず打順が回ってくるので見せ場もあり、話も作りやすい。
一話として、紹介的な導入の事を考えると、順当な構成かな。

個人的には女性陣が薄着なのは嬉しかったなぁ。
智代やことみはブルマだったし、芽衣はスパッツなのも良し。

試合は初回に智代が満塁本塁打を放つも投手の秋生が怪我で離脱。
渚が代わりに登板するが、相手側との地力の差は埋めがたく、逆転される。
しかし9回、裕介が芽衣が出塁し、朋也が逆転打を放ち勝利した。

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各キャラの野球の見せ場として

   ・智代はさすがの運動能力で満塁本塁打
   ・ことみは物理法則を駆使したポテンヒット
   ・芳野 祐介は子供達の想い出作りの為に打つも空想に耽りすぎタッチアウト
   ・春原はキャッチャーで捕球はできるが、他暴投や怠慢プレイで足を引っ張る
   ・最後は朋也が勝利打点を挙げる

1話は和気藹々の内容で楽しかった。一点、朋也の父親の件を除いて。

野球って技術の差で勝負が決まり、女の子の寄せ集めチームでは勝てないだろうが
各キャラの動きや描写自体はしっかり丁寧に描かれているから、
そこまでおかしく見えないのが良い感じ。まぁ智代の満塁本塁打はすごいけど。
前期のバスケット対決もそうだが、描写自体に説得性があるのが良いよね。

OPとEDは変わったが「メグメル」と「だんご大家族」は変えないでほしかったな。
次回のサブタイトルは何か物悲しさを感じる。
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[ 2008/10/03 03:51 ] CLANNAD | TB(147) | CM(0)

「CLANNAD-クラナド-」 もうひとつの世界 智代編【感想】 

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ClannadテレビアニメVerから3ヶ月。
アナザーワールドとして岡崎朋也が坂上智代と付き合ったらという設定だ。

自然と付き合うようになった二人であるが、
岡崎が学校では札付きの悪であるという事が
生徒会長になった智代と岡崎の関係を学校が認めてくれない。
岡崎は生徒会の幹部や教師から智代との関係を切れと攻め立てられる。
結局、岡崎は、智代は嫌がる中、関係を解消すると伝える。
岡崎は学校生活を過ごし、地元での就職を何とか決める。

雪が降る卒業式の後、朋也は桜の木の下で智代と再会する。
智代は全ての気持ちを岡崎に伝え、二人は寄りを戻すのだった。

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今回の一連の流れで気になったのは、ソフトクリームもクレープかな。
どちらも智代を想う余り意識が回っていない事を上演出するために用いられている。
また溶けたソフトクリームやクレープが二人の関係が壊われていく象徴にも見えた。
そして智代との関係を切った後の右下のカットではそれでも食べている。
ただ岡崎の表情は虚ろだ。歯で噛んでいない食べ方で、気持ちが入っていない。

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もう一つ気になる絵は踏切線の3つのカット。
上2つは岡崎と智代の関係が悪化中のカット。下はEDのカット。
上2つはどことなく寂しく移るが、下は光が差し希望を感じられる印象を与える。
時期も寒い秋冬から暖かい春へと転換しているのも上手く表現されてます。

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岡崎が地元でしか就職できなかった、でも智代は望めば高みに行けるという台詞等
胸が痛くなる話で、テレビの優しい学校生活の話からは逸脱していますね。
就活に失敗やら学校に疎まれる主人公。この負の側面が話しにリアリティを与えてる。
だからこそ、岡崎と智代の話に感情移入できるわけだ。

堀口悠紀子作画監督です。原画に多田文雄氏も参加。
堀口さんとキャラクターデザインの池田和美さんとの違いは
目のハイライトと目が多少たれ目になっていることがわかりやすい。
堀口さんも木上益治氏の指導をうけてるのかなぁ。

桑島法子の情感伝わる演技が素晴らしかったです。
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[ 2008/07/20 14:07 ] CLANNAD | TB(23) | CM(0)

clannad 22話と23話 

22話
話はとりあえず、演劇の終了をもって中締めといった感じ。
朋也と渚の関係も一応明確になっておしまいとさ。

アニメは一旦終わりだが、それ以降のお話は原作ではあるみたいなので、
謎な世界の少女と機械の話とかその他様々な伏線が
放り投げられるのは仕方ない。

23話
番外編。
いい感じに気が抜けたお話作り。
渚が可愛ければ十分に楽しめる仕上がり。
そして続編の知らせに素直に喜べた。

まとめ
京都アニメーション×key原作アニメ第3弾。
Air Kanonと今までの実績から安心して見られる
ブランドお墨付き作品としての機能は十分に果たせたと思う。

しかしKanon らきすたとここ1年半ずっとずっと制作し続けてた為か
ハルヒ2期に温存してるのか、はたまた違う事情があるのかもしれないが、
かつて程のクオリティを感じられなくなってしまった。
見慣れただけかもしれないが、作画に関しては正直前の2つより劣るなぁと。
話に関しても原作の尺が長いので中途半端に終わったのも残念。
まぁ続編があるので良しとしとく。
でも十分に楽しめたのは変りないので、益々の奮起を期待して締めくくりたい。
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[ 2008/04/06 15:56 ] CLANNAD | TB(0) | CM(0)

clannad 21話 

みんなで演劇を完成に向けて準備する中、
渚は両親が自分の為に己の夢を捨てた事を知る。

作画はまぁ普通。
冒頭の演技の特訓シーンは声優の上手さが端的にわかるシーンだった。

渚の親父の夢は役者だったのね。
そこはベタでもまぁ良かったかな。
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[ 2008/03/18 00:03 ] CLANNAD | TB(0) | CM(0)

clannad 20話 オモイオモワレフリフラレ 

岡崎と渚の同居生活の続き。
親父から岡崎には過去にあったある話をされる。
一方で渚が自分がやりたかった話を段々と思い出したのだが
それを岡崎もおぼろげに知ってるようだった。

今日は古河家がパン屋になったいきさつと
なぜあの二人が渚を溺愛するという理由。
渚の為に自分の夢を捨てた二人がその事を渚に知られたくないみたいだ。
まぁ渚はそういう話に責任持つからなぁ。
あと子供の頃渚が雪の中で家族を外で待っていた話は、
前半でも岡崎を雨の中で待っていた事もあったので、
変わらないのだなぁと思った。要は対比させている。

あと今回、岡崎が古河家にピクニックに誘われ
微妙に断ってしまったのを、春原に看過され完全に論破した
のはかっこ良かったなぁ。春原は道理がわかっている。
親父も置手紙を捨ててるのもよくわかっててかっこいい。

最大の謎は、渚のやりたい話と岡崎がそれを知ってた理由。
そして現実世界で無いあの少女とロボットの空間の関係。
予想はできるが、どういった展開でつなげるのかが興味深いなぁ。

オモイオモワレフリフラレ

しかし今回はメインヒロイン以外は喋らせてもらえなかったなぁ。
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[ 2008/03/07 07:52 ] CLANNAD | TB(39) | CM(2)

CLANNAD 19話 

朋也は自らの家と父と決別し、渚の家に住むことに。

話は二人の関係がより緊密になって良い空気が出るかと思いきや
逆に朋也は父と決別したし、渚は父と母に誤る事があるみたいで
父と母に何か過去があったのと関連してるようだ。
次回以降に明かされるがらどういう話になるんだろうね。

渚は岡崎朋也に恋愛志向があるのだけれど
それ以上にただ一緒にいたいという家族志向が強いのだろうなぁ。
だから家族のいない(機能していない)朋也は自然に
渚に惹かれていったのだと。つまり朋也は家族志向が強いのだと思う。
他のヒロインキャラが恋愛で朋也に近づこうとしたのとは
距離のとり方が違うのは明らかだし。
まぁ今でも自分の気持ちに気づいてない朋也は春原に説教されても仕方ない。

絵コンテ・演出に北之原孝将、作画監督に堀口悠紀子という布陣。
やっぱ堀口が修正加えると凄く良い感じだ。個性でまくりだったけど。
最後の春原が朋也にブーたれてる時は、らき☆すたのあきら様の演技だった。
堀口さんは単純に絵が可愛く芝居が非常にきゅんとして良い。
ここ2回は凄く上出来な感じだ。
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[ 2008/02/29 07:49 ] CLANNAD | TB(29) | CM(0)

CLANNAD 18話 

久しぶりといっては何だが、京アニクオリティ。作画監督は池田晶子。
繊細で動きのある芝居。妙に決まったレイアウトもあり
絵的な見所が沢山あって画面に釘付けだった。
こんな作画が毎回見られたら、京アニは凄いってもっと言えるかも。

今回は寄って来る女全員に好かれている岡崎が
今回病気から復活した渚への態度を見て、
智代も藤林姉妹も岡崎を諦めるという話。
正直、岡崎は恋愛に関しては罪な奴です。
というか岡崎も渚もはやくお互いの気持ちに気づいてほしい。
(いやそのもどかしさがお話というのは承知してるけど)

藤林姉妹の涙は過剰な感じも受けたが、挿入歌も合間ってなんかジーンと来たなぁ。

智代が岡崎に自分の家族について語るシーン。
まさにクラナド=家族であり、鍵らしい展開ではあった。
本当は弟は交通事故だったみたいだが、アニメでは飛び降りた事になったのは
表現的な規制があったからだろうなぁ。
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[ 2008/02/17 17:35 ] CLANNAD | TB(3) | CM(0)

CLANNAD 17話 

渚が疲れか病欠。
一方朋也の争奪戦は智代と藤林姉妹によって
苛烈さ(そこまでは酷くないか)を増していく。

今回の最大の見所は朋也と杏の体育館未遂事件だろう。
杏の演技が凄まじくエロ過ぎて、ちょっと興奮した。
かるい勢いでAV入っていた。
またブルマのもっこり感の描写もエロい。

智代の無茶苦茶さも鍵らしい。
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[ 2008/02/11 08:38 ] CLANNAD | トラックバック(-) | CM(0)

CLANNAD 16話 

春原が言い出した、
バスケ部と戦って顧問を獲得すると言う話し。

バスケ経験者の僕から見て
バスケシーンは相当に頑張ってましたよ。
惜しいのはすぐカット割りしてしまう所だけだった。

あと杏が片手で3Pシュート決めてたけど
バスケ部じゃない杏が片手でシュート決められるのは
ちょっとリアリティが感じられないが
別にリアルな表現が目的ではないしね。
最後の手に汗握る展開は素直に楽しめた。
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[ 2008/02/04 08:39 ] CLANNAD | トラックバック(-) | CM(0)

CLANNAD15話 

演劇部の顧問を引き受け手を捜しにの話しが、
結果的に春原の暴走を生む事に。

春原の妹の登場回。
田村ゆかりだったけど、鍵アニメの常連ですね。

最後の春原と渚の勘違いなやり取りは面白かったよ。
まぁ渚と朋也やくっつくんだけどね。
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[ 2008/01/27 23:59 ] CLANNAD | トラックバック(-) | CM(0)

【一ノ瀬ことみ】CLANNAD11話「放課後の狂想曲」 

一ノ瀬ことみのヴァイオリンは余りにも衝撃的なクオリティだった。
これに対し藤林杏は放課後にリサイタルを開くことを考える。

今回は非常にコメディタッチの強い回だった。
超天然娘の一ノ瀬ことみは毎回強烈。
なぜことみは余りにもベタベタな大阪のネタを使うのだろうか。
「なんでやねん」
「○○さんじゃあーりませんか」とか。
まさか能登麻美子の声でチャーリー浜の決め台詞が聞けるとね。

ことみは演奏は下手だが、料理は上手いようだ。
アップルパイを一緒に食べるシーンは中々良いシーンだった。
ヴィジュアル的にも上手そうな感じでしたし。
この後朋也さりげなく「ことみの声が良い」て言ってる。
あとことみのテーマ曲って楽器がヴァイオリンだって今回始めてわかったよ。

そして演奏会はまさにジャイアンリサイタル。
沢山の死者が出てしまった模様。
出崎調なカットが次々とカット絵がある様は中々良かった。

一方で藤林杏が朋也に積極的にアタックかけてたなぁ。
朋也は全部スルーしてたけど。
藤林姉妹、ことみ、渚と全て朋也にべったりですなぁ。
実際ハーレム状態。

藤林杏の魔法少女変身シーンや朋也の妙な夢といい
CLANNADはかなりくだけた作風になってるなぁと感じた。

今回、絵コンテ・演出は荒谷朋絵さん。
Airの作画監督だったけど、演出業に仕事が移行してしまったのか。気になる。
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[ 2007/12/14 08:03 ] CLANNAD | TB(93) | CM(4)

CLAANAD10話「天才少女の挑戦」【一ノ瀬ことみ】 

風子編が終わり、一ノ瀬ことみシナリオが始まる。
風子の事は殆ど、思い出せなくなってる朋也や渚だが
朋也が渚で呼ぶようになる点で、二人の関係をアシストしてるのが良い。

冒頭、光の玉が二つになりましたね。
風子シナリオ終了といった所か。

今回は一ノ瀬ことみが他のメインキャラとお友達になっていく展開。
渚や藤林姉妹や坂上智代達にアタックすることみ。
朋也のアシストもあって、みんな友達になってくれたみたい。

ことみは杏に抱きつかれた時、非常にうっとりしてたのが印象的。
また智代(着ぐるみ状態)に抱きついたりして、抱くという行為が
好きなんだろうなぁと感じた。特に杏に抱きつかれたことみは
かなりエロイ表情をしてました。

最後に演劇部室で渚・藤林姉妹・ことみが集まるんだけど、
渚・ことみ・椋が妙なトラインアングル形成してて
面白かったなぁ。演劇部室でのやりとりは秀逸だったなぁ。

そして最後には「つっこみをうまくなりたい」と決意することみ。

ことみはおばちゃんに両親の話をした時に嫌な顔をしてたのと
最後に出てきた変な黒ずくめのおじさんが
今後の展開に関ってくるんだろうなぁ。

次回予告で他キャラの会話の全てに
後ろ向き姿で腰を少し振りながら
「なんでやねん」を繰り返すことみは
余りにも凶悪すぎた。

作画は今回こってり目な感じで眼福・眼福。
絵コンテ・演出は武本康弘氏、作画監督は西屋太志氏。
さすが武本氏のコンテは一番面白いなぁ。
テンポとか間合いが一番自然な感じなので素直に見られる。
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[ 2007/12/07 07:54 ] CLANNAD | TB(73) | CM(0)

CLAANAD9話「夢の最後まで」【伊吹風子】 

風子編ラスト。
風子は相当僕のお気に入りになりました。

今回、風子がみんなに忘れ去られていく中、
ついに朋也も渚も忘れてしまうという最悪の展開に。
その前にパーティをしていただけに余りにも悲しい。

しかし幸村じいさんの言葉でやっと気がつく2人。
幸村には風子がずっと見えていたのでしょうね。
この二人が忘れている間、画面上では見えてないですが
朋也と渚の間には確実に風子はいましたね。

しかも風子は朋也と渚の二人の関係の進展にまで一役買う役割まで果たす。
お互いを名前で呼ばせるシチュエーションは見事だったなぁ。

最後はみんな風子の事を直接的には忘れていたが、
結婚式に来てほしいという風子の願いだけは
みんな覚えていたという良いお話しで纏め。
最後に風子が公子さんにプレゼントを渡すシーンはラストに相応しい。
風子は幸せだったなぁと信じられるお話でした。
まさに風子という名前の存在でした。

今回は三好一郎(木上益治)の絵コンテ・演出。
扇情的でやりすぎ感のある演出でした。
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[ 2007/12/02 09:32 ] CLANNAD | TB(14) | CM(0)

CLANNAD 8話「黄昏に消える風」 

最近メグメルが凄く好きになってきた。
鳥の歌は聞いた瞬間にもうメロメロになったんだけど、
メグメルは嵌るのに少し時間がかかったなぁ。

今回はみんなの中から記憶が薄れつつある風子の話。
春原や渚の家族まで風子を忘れつつある展開はわかっていても切ない。
春原が真相究明の為に風子の病院に向かい、そして全てを忘れてしまったのは
正直怖かったです。おそろしいまで残酷だと。
それがAパートとBパートの間だったから尚更。

ついに風子の存在を感じられるのは朋也と渚だけになってしまった。
その切ない展開が進む中で、それでも朋也と風子のコメディな
会話があると
さらに切なさが襲ってくるような感じ。
鍵作品は日常のコメディ的な楽しさが後半は一転してその日常が崩壊して
落差が激しいから崩壊する悲しさや辛さのダメージがでかいんだよねぇ。

忘れさられるっていうのは残酷に映っちゃうんだよなぁ。
物語上では死ぬよりも辛くみえてしまうから。
灼眼のシャナのトーチにもそういう雰囲気はあるけど。

来週はいよいよ風子編の最後。
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[ 2007/11/24 22:55 ] CLANNAD | TB(3) | CM(0)

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