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(高村和宏監督ありがとう)ストライクウィッチーズ2 全体の感想(私にできること、それは股間) 

「ストライクウィッチーズ2」、ついに終了しました。
終わってしまうと中々に寂しいものがあります。
それは宮藤芳佳の物語が終わってしまう予兆を感じさせてくれたからでした。

ここでは「ストライクウィッチーズ2期」の総感想を書き綴っていきます。

12話(最終話)の感想記事も合わせてご覧下さい

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[ 2010/09/23 20:12 ] ストライクウィッチーズ2 | トラックバック(-) | CM(0)

〈3期フラグ?〉ストライクウィッチーズ2 12話 最終話「天空より永久に」〈感想〉 

11人全員が揃って・・・それがストライクウィッチーズなのです!!!

-あらすじ-

戦艦大和の魔導システムが作動せず主砲が打てない状況。
坂本少佐は己の魔法力と引き換えに、大和を起動させるという。
それを止めるミーナだが、坂本少佐を「生きて帰ってきて命令よ」と彼女に約束させる。

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坂本少佐が大和にたどり着きシステムが再稼動。
主砲正射によってネウロイの巣は消滅したかに見えた。
しかしそこに現れたのは坂本少佐の魔法力を利用した巨大のネウロイのコアだった。

そして坂本少佐はネウロイのコアと融合し、彼女の魔法力をりようしていたのだ。
ウィッチ達の魔法力が尽きた絶望的な状況下、宮藤芳佳は!!
「宮藤芳佳の守るべきものの為の最後の戦いが始まる!!」
http://najigo.blog31.fc2.com/tb.php/200-49d76829
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-感想-

超熱血的展開でした!! 
色々展開には「ありえん!!」とかツッコミを入れたくなる気持ちもあるでしょう。
しかしこれがお約束「王道」の中の「王道」を超お約束展開で突き進んだ作品。
それが「ストライクウィッチーズ」なのだという事を改めて思い知らせてくれました。
空を!!星を!!そして全てを斬りさく事もできそうな真・烈風斬!!
11人のウィッチ達の華麗なる戦場描写など、ビジュアル面の充実感は半端ありません!!
 

最終回は宮藤が魔法力が尽きる状態でも気合で熱血で飛ぶ展開でした。
この展開に説得力を持たせる事として3話の修行の話を思い出させる伏線を使用しました。
宮藤があの修行を思い出しつつ、甲板に叩きつけられながらも飛ぶ姿は感動ものでした。
まぁその後に他のウィッチ全員が飛んでしまったのは、ご愛嬌です。

大事なのは宮藤芳佳の「守りたい」という気持ちなのです!!

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宮藤がウィッチに取り込まれた坂本少佐と接触。坂本少佐は逃げろという中
「ウィッチに不可能はありません。そう教えてくれたのは坂本少佐じゃないですか」
と言います。今回の一番重要な台詞だと思います。

宮藤をここまで導いてきたのは、坂本少佐との出会いでした。
坂本少佐の存在によって宮藤は自分が行いたいこと、やるべき事、
つまり「何か守りたい」という気持ちに目覚めることが出来ました。

最終回は宮藤の坂本少佐に対する恩返しのお話なのでしょう。
魔法を使って最後に守れるものが他ならぬ「坂本少佐」という意味で。
そして坂本少佐から教えてもらった心情を宮藤を引き継ぎ、
坂本少佐を超えたい。そんな気持ちもあったのかもしれません。
宮藤のあの台詞には彼女の全意志が込められていたと思います。

この宮藤の台詞は
トップをねらえ「奇跡は起きます。起こしてみせます」〈タカヤノリコ〉
エヴァンゲリオン「 奇跡を待つより、捨て身の努力よ!」〈葛城ミサト〉
に綿々と連なる台詞だなぁと思いましたね。

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最後に戦いが終わった宮藤と坂本少佐が寄り添うシーンです。
ストライクウィッチーズは2人が最初で最後を締めくくる話になりました。
キャラ達が空中落下しながら、お互いの関係性を確かめ合うのは他作品でも見受けられます。
また空中落下という重力を表現しないいけない作画的に非常に難しいシーン。
ちゃんと重力を感じさせながら、それに対してきちんと動く2人の描写が美しいです。

最後の戦いが絶望的な状況下の中、それでも11人を信じて戦う
宮藤始めウィッチ達の最後までやりぬく姿勢に感動します!!

という意味で501部隊ストライクウィッチーズの皆さんには
「ありがとう」と言いたいですね!!!!



今回も絵の魅力が素晴らしいです!!

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相変わらず、股間を強調されたショットですね。
ポイントはリーネちゃんが全身を使い、宮藤の体を強く抱きしめて止める点です。
彼女の宮藤に対する想いが言葉ではなく感覚で伝わってくるシーンです。

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大和の主砲でネウロイを倒し、ネウロイが消滅したかに見えるシーンです。
あまりの爆発や消滅描写を克明に丁寧に描写する事によって
見ている側に「本当に倒したのか」という気持ちを抱かせるように描写しています。
爆発描写のエフェクト自体も綺麗で見栄えが良いです。




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さて3期フラグが立つような描写をEDは盛んに見せてもらいました。
501部隊以外の504部隊などの紹介もありましたね。
つまり3期があるとしたら別キャラがメインになるのかもしれません。

自分が守りたいものを守りきった「宮藤芳佳」の物語は
はたしてこれで終わりになってしまうのでしょうか。

宮藤最後のシーン、宮藤診療科で相変わらず1期の最終話と同じように
小鳥の面倒を見ていました。そこでの小鳥の治療には魔法を使っていません。
魔法力は尽きたのでしょうか。また本当に彼女は飛べなくなってしまったのでしょうか。

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そこで最後のショットが烈風丸とストライカーユニットが映し出された事が気になります。
まだ宮藤芳佳の物語は続くのでしょうか。何よりお父さんの問題も残されています。
でも嬉しいことも一つあります。

みっちゃんと寄り添っているからです!!
宮藤はみっちゃんの元に戻ってきたのですよ。
リーネちゃんも扶桑に嫁いでくれな良いのにと思います。

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3期があるかどうか。それは我々の応援しだいなのでしょうね。
今後の展開を期待します。


ありがとうございました!!
 
シリーズ全体の感想です。合わせてご覧下さい。
 
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ストライクウィッチーズ2 第11話「私であるために」〈感想〉〈真烈風斬〉 

「私達11人でストライクウィッチーズよ」
坂本少佐の想いは「11人でいたい事」だった。

-あらすじ-

残された魔法力が残り少なくなった坂本少佐。
彼女は自らの最後の戦いの為に「真烈風丸」を完成させたいと願うが・・・
そして宮藤は坂本少佐の部屋に入り烈風丸を手にした瞬間、魔法力を奪われ倒れてしまう。
それを見た坂本少佐は宮藤を介抱するが、烈風丸に触るなと宮藤を叱る。

その後、坂本少佐とミーナ中佐は連合軍との最終作戦の会議に参加。
最終作戦はヴェネチア空上のネウロイの巣を総攻撃する。
司令部の切り札は戦艦大和をネウロイ化する事だった。
ウィッチを主戦力としない+作戦に負ければ
501部隊を解散するという事に反対する二人だが・・・やむなく受け入れる。

ウィッチ達もその作戦に納得がいかないが、みんなは前向きに受け入れるのだった。

最終決戦始動

-感想-

坂本少佐の悲痛な叫びが全てを物語っていたお話だった。

この作品で悲劇を背負っているキャラは坂本少佐なのだと思う。
彼女はウィッチの存在として限界を感じ、毎回戦いを背水の陣で臨んでいるからだ。
戦えない・守れない・一緒にいられない事を恐れ、泣く坂本少佐。

その事を視聴者に刷り込ませるのがまずお話の前提にありながらも、
一方の本作の大枠の舞台であるネウロイとの戦いはどうやら劣勢のような感じである。
戦争状況も絶望的、坂本個人としてもアィディンティティの危機に瀕している。
この二重の意味での絶望感が伝わってくるのが今回のお話だった。

坂本少佐は11人でいたいと願う。でも彼女は1人で真烈風斬を仕上げようとしている。
それでは、ダメなのかもしれない。宮藤の力を借りないと、
いや他の10人の支えがあってこそなのかもしれない。そんな事を感じさせた。

来週で最終回。お話は坂本少佐のこのイベントを通して坂本少佐がどう思うか。
彼女の最後の闘いになるのか、その辺りの彼女の心境に対して
宮藤がどう反応するのかどう行動するかが楽しみである。

正直言って、お父さんの件もほとんど全く進展していないから
3期のフラグも十分に立っていると予想される。やはり売上次第か。

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ルッキーニの泣き表情にグっと来る。
5話で描かれた事を通して、見る側に彼女の感情がしっかりと伝わってくる。
斎藤千和は泣きの演技が上手いよねぇ。

-戦艦大和浮上-

対ネウロイの巣用の切り札。ネウロイ化でできる戦艦大和。
ネウロイ化した大和を見て、その後の展開に多くの視聴者はビックリしたはずだ。

だって浮上しちゃったんだもの

しかも「戦艦大和浮上」ですよ。まんま「宇宙戦艦ヤマト」じゃないっすか!!
浮上シーンの画の見せ方やカット、音楽もそれっぽく仕立て上げ
「これはヤマトのパロディです」と言わんばかり。
こういったわかりやすい題材を元にしたパロディは視聴者に面白みを与えるなぁ。

-トップをねらえとの相似点-

今回の最終作戦の内容がトップをねらえの6話(最終話)の作戦と非常に似ていた。
以下トップをねらえ最終話の作戦。

敵(宇宙怪獣)との戦いが絶望的な状況の中
地球側は敵全てを呑み込むブラックホール爆弾を完成させる。
このブラックホール爆弾の爆縮まで、これを護衛することになった、ノリコとカズミ。
何とか敵(宇宙怪獣)の猛攻を凌ぎきり、爆弾を起動させようとするが起動せず。
そこへガンバスターの動力炉を使い、爆弾を誘爆させようと爆弾に向かう。


ネウロイの猛攻に耐えて、大和のネウロイ化まで大和を護衛するウィッチ。
ブラックホール爆弾の爆縮まで、これを護衛することになった、ノリコとカズミ。

大和の主砲が発射されない。坂本少佐が主砲を打てるよう大和に向かう。
爆弾を起動させようとするも起動せず。
そこへガンバスターの動力炉を使い、爆弾を誘爆させようと爆弾に向かう。


といった感じです。

言いたいのは、パロディがいけないというのではなく、
上手くお話を作用させるなら過去の話のパターンを踏襲するのも
一つの手段としてはありなのかも。
これはストライクウィッチーズが膨大な引用によって成り立っている
作品だからこそだと思う。

次回、最終話
 
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【マルセイユ】ストライクウィッチーズ2 10話「500 overs」 【感想】 

「悪いけど、サインはしない主義なんだ」(byマルセイユ)

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-あらすじ-

軍首脳と今後のウィッチ征討についての軍議を行うミーナ中佐。
ミーナはウィッチを倒す作戦を提案するが、首脳達からある条件を持ちかけられる。
それはアフリカ戦線にいるエースパイロット、マルセイユとの共同作戦だった。

カールスラント出身のマルセイユはハルトマンの技量を認めているが
全く勝ち負けに拘らないハルトマンに苛立ちを見せていた。
そんな中、妹の為にサインがほしいバルクホルンを気遣い
代わりにサインをもらう事を了承するハルトマン。しかしマルセイユはサインを拒否。
その中でバルクホルンの悪口を言うマルセイユに、ハルトマンが怒りを示す。
マルセイユはハルトマンにサインをする事を条件に勝負を持ちかけるのだった。

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-感想-

待望のエーリカ・ハルトマン回。
おそらくハルトマンに直接スポットライトが当たったのは
1期、7話のあのパンツ=ズボンが確定した「スースーするの」以来。
ただ前期では彼女のおおらかさ、無頓着さ、マイペースぶりが描かれていたのに対し
今回は上記のものに加えて、501部隊、そしてバルクホルンへの
想い気遣いと優しさといったよりハルトマンの内面を描いてくれたお話だった。

 
びっくりしたのが、ハルトマンも怒るんだってこと。
自分が何を言われようともたぶんハルトマンは怒らないのだろうが、
自分が信頼するもの、好きな人に対しては切実で紳士に想っているんだろうね。
バルクホルンを罵ったマルセイユへの怒りは
そんなハルトマンの感情が爆発したワンシーンだった。

新キャラのマルセイユ。
何事にも勝利を追い求める彼女は501部隊とはちょっと違う価値観の持ち主だ。
そんな彼女が501部隊にゲスト参加する事で、今回の話が成立するわけだ。

欠点も目立つけど悪い子では無く、勝利に対しての考えも信念あっての事だ。
またハルトマンとのエピソードを通じて良いキャラ的な描写で描き、
最後には魅力的なキャラとして扱われる清清しい終わり方。
スタッフのキャラクターに対する扱いの上手さには脱帽するばかりだ。

-空戦について-

ハルトマンとマルセイユの空戦。
ネウロイとの戦いは前座(もしくはお膳立て)なんだけど、
ウィッチ同士の戦いというのは盛り上がるね。
「二人のエースパイロットの格付け」というお膳立ても成立してるしね。

それにしても戦闘機とか空戦といったものに対して知識や理解が無い私。
シャーリーが丁寧に説明しているのに元ネタがわからない。
でも元ネタやポイントを知っていれば、もっと楽しめたのは確実なんだ。
そこが本当に悔しかった。これを機に勉強しようかなぁ。

作画は凄いから見栄え的には十分に楽しんでいるんだけどね。
何回もキャラが回り込んで、股間のドアップもあって、
動きまくって、すげえなぁと思いながら見てましたよ!
今回はキャラ絵の可愛さも含めて作画がいつも以上に良かった印象。

それにしても毎度毎度のこと命令違反・軍機違反が常習化していて
軍としてまずい部分をわざと見せている所が面白いなぁ。

-マルセイユのおっぱい-

マルセイユのおっぱいシーン2つ。毎度ながら光が鉄壁な防護。
もう一つは演出処理によって裸が強調されない絵作り。

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あの光はウィッチのシールドよりも鉄壁過ぎるなぁ。
作品の放送倫理を鉄壁に守っているよなぁと感じる。

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大きいおっぱいがあったら揉まずにはいられない。
それがフランチェスカ・ルッキーニである。
そんな彼女の新しい犠牲者はマルセイユ。
おっぱいを付け狙うルッキーニに気づかないうちに後ろから回り込まれる失態を犯す。
さらにシャーリーには大きさで負けるという二重の意味での敗退。
マルセイユのプライドが傷つけられた瞬間だった。

そんな歴史的光景の目撃者。宮藤芳佳。
おおきいおっぱいに羨望の眼差しを注ぎ込む視線は余りにも純粋に輝いている。

シャーリーのおっぱいを手前に配置し、彼女の脇の間を通したカメラアングル。
ガイナックスが好みそうな構図を取る事で宮藤の願望と嬉しさが伝わるシーンだ。

そしてこの後、はじめて宮藤の行動に対して嫁のリーネちゃんがツッコミを入れたのだ。
この新たな展開は非常に意味が大きい。


次回「私であるために」
もっさん。死亡フラグですな。
 
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【ペリーヌ】ストライクウィッチーズ2 第9話「明日に掛ける橋」【感想】 

ガリア復興の為に全てを投げ打っているペリーヌ。
学校の復興を手伝う彼女だが、学校までの道中にある橋が壊されてしまった。
何とか橋を直したいと思うのだが。
そんな折、みんなで海に行く事になるが、そこで偶然に宝箱を見つける。
ペリーヌ達のお宝をみつける大冒険が始まる。

ペリーヌ回。相対的に不人気だけど彼女は好きだよ。
ストパンのキャラは全員好きなんだけどね。
今回壊れた橋は修理され、ペリーヌ自体の苦労は報われなかったけど
今回は彼女の健気さを表現するための状況設定だったと言えるだろうな。

水着回でもあり冒険するお話。やはりストパンは見ていて、純粋に楽しいよ。
楽しい状況設定を元に楽しい画面が作られている。
本筋よりこういった寄り道回のほうがキャラが生き生きして描かれている。
全体の構成としてどうなんだろうと思いつつも、十分に楽しませてもらっている。

まずは恒例。宮藤がリーネちゃんのおっぱいを付け狙うショット2つ。

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右側は「隠れよう!」と気合入れて真面目に言ってるのに、今までの積み重ねのためか
真面目なシーンなのに宮藤お得という画面的におかしな効果をもたらしている。
一方のリーネちゃんは自分の知らないところで、宮藤に触られまくってるから
いつのまにか宮藤に触られても気にしなくなったのかもしれない。

次に、リーネちゃんは宮藤やルッキーニ、ペリーヌと比べると発育が良すぎる事がわかるショット。

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リーネちゃんはおっぱいだけでなく、おしりの発育も素晴らしい。
他の3人(特にルッキーニ)は相変わらずのぺったんこ。

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不意にワインを浴びて酔ってしまった坂本少佐にキスをさせられるミーナ。
ミーナにとっては青天の霹靂らしく、多分にショックだったみたいだ。
酒に酔った坂本少佐のテンション高すぎる表情のショットが面白い。
酒を酔わすと手をつけられない旦那と奥さんの関係みたいだ。


最後にこの二つのショット良かったなぁ。

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最初でエイラ×サーニャで2回ほどこのショットを見せておいて
最後にニーナ中佐で締めると。昼と夜、二人と一人という対比になっている。

今回は、西本由起夫絵コンテ・演出。
 
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ストライクウィッチーズ2 第8話「翼を下さい」【感想】 

夜ふと起きた宮藤は訓練していた坂本少佐に
みんなを守るためには烈風斬を学びたいと志願。それを拒む坂本少佐。
翌日、宮藤はペリーヌとの模擬戦で上手く飛べなくなった事を露呈する。
飛べない事に苦悩する宮藤。そこに戦艦大和が事故との報告が。

主人公(魔女)が飛べなくなる展開。そして主役機交代。
魔法少女モノとロボットアニメのお約束が凝縮された展開が見事!!
二つの大きなメインイベントを乗り越えると共に
宮藤が自分のやるべき事を再確認するお話だった。

そして何より宮藤×リーネのメインカップリング回。
主人公夫妻のカップリングが一番好きな自分としては
二人が活躍する姿を見るのは、素直に嬉しいよ。

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冒頭からOP無し。そして宮藤と坂本少佐の会話でシリアスな空気を演出。
今までコメディ色が強い展開だけに、今回は導入部分からシリアス展開を強調して
見る側に「シリアス展開」だと思わせる演出を見せたアバンの一連のシーンだった。

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宮藤の健康診断を隠れて見守るリーネちゃんとペリーヌ。しかしバルクホルンもいたのだ。
二人がコソコソしているのに、余りにも堂々なバルクホルンの対比が面白い。

新しい主役樹の震電登場から宮藤の履き替えの流れは多少強引だったなぁ。
宮藤の叫びと共に突然にシャッターが開くというお約束を前提とした展開。
ただ妻(リーネ)を救う為にという状況設定は非常に燃えるので悪くない。

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何よりリーネちゃんのネウロイから戦艦を献身的を守る姿に感動したし
そのリーネちゃんをいじめたネウロイに対して
「よくもリーネちゃんを!!」といった宮藤が怒るシーンが
キャラの回り込みの作画をしていたのがかっこよかった。

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宮藤パワーアップの表現。魔法陣の大きさが段違いである。
そしてリーネちゃんの攻撃ではびくともしなかったネウロイに対し
魔法力をぶつける体当たりしてコア撃破という流れは痺れたよ。
宮藤の新しい強さがわかるように表現されていたよ。

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宮藤の起きるカットから話が始まり、二人が寝るカットで話を終わらせたのは
映像的な構成として非常に見事だった。一人から二人で寝るというオチは素晴らしい。

絵コンテ・演出は林宏樹氏。2話と同様にお約束的展開を惜しげもなく投入する演出。
AIC全盛時代を支えたベテラン演出家の手練手管な技を見せてくれる。
 
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ストライクウィッチーズ2 第7話「モゾモゾするの」【感想】 

ついにお風呂が完成。喜ぶ一同。
ルッキーニが捕まえていた虫が騒動を起こすことに。

尻回。尻という尻の全てに全てを奉げた展開だった。
ここまでくればシリアスならぬ、尻アスである。

バカ過ぎる展開なんだけど
それにしてもバカも極まれば素晴らしく感じられるものであり
このバカさ加減もスタッフの本気度がうかがい知れる。
要はベクトルの向き(作品の方向性)よりも
ベクトルの量(方向性に対する熱意と描写)が重要なのだ。

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ミーナ回というほど、ミーナがメインでは無かったが
まさかパンツで締め付けてネウロイを潰して(撃墜)してしまうとは・・・。
ネウロイの撃破が戦闘で行われるという認識を
1期2期と続けたからこそのミスリード展開だったと言えるだろう。

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今回はルッキーニが尻に「虫」が入り込んだ芳佳を追っかける展開があり
前期の7話と逆の状況になっている。また芳佳が逃げる最中にシャーリーと
ぶつかり、またも芳佳はシャーリーの胸を奪う。
こうした「前期との対比」や芳佳の徹底したキャラ設定の積み重ねは
作品の面白さに繋がっているなぁ。

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今回は尻回であるが、映像的にはあからさまと言えるほど
尻・尻・尻描写が徹底していた。

今回によってストライクウィッチーズは日本アニメにおける
尻とパンツと股間の表現の最先端である事を改めて証明し
その表現を一歩押し進めた事に成功したと思う。

こうした尻の描写の積み重ねによって、尻すぼみな展開にならず
尻上がりな展開になる事を今後に期待したい。
 
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ストライクウィッチーズ2 第6話「空より高く」【感想】 

ストパンは最高です。まず最初にこれを言っておきたい。

ストライクウィッチーズの6話といえばエイラーニャ。
2でも期待通りやっぱりそうだった。
サーニャの可愛さは群を抜いている!!

不覚にも泣きました。特に後半のキャラソン。
キャラソンというのはベタな手法だけどベタゆえに
うるうると感動してしまったよ。

今期はメインカップリングだけでなく違うキャラの絡みがあるのが特徴だが
今回はエイラ×ペリーヌ サーニャ×ハルトマンだったなぁ。
メインカップリング以外のの絡みも見たいと思わせるのが本作。

本作の敵を倒す展開が見事。
まず成層圏3万メートルまで到達する事、これが困難に感じられるから。
次にシールドを張った事が無いエイラの葛藤を伏線として練りこんであるから
そしてエイラーニャの百合っぷりを成層圏で存分に描写され、
カタルシスを得られるからである。
本作はシンプルであり難しい話作りをやっているとは思わないが、
話作りの丁寧さが際立っている点が入れ込める理由なのだろう。

本作を見てると、オールドガイナ(トップをねらえ~旧エヴァぐらい)を思い出すよ。
例えば、この二つのシーン。左が本作で右が王立宇宙軍(ガイナックス制作)のカット。

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本作(左)はエイラとサーニャが成層圏から出ようとするシーン。
右の王立宇宙軍はロケット打ち上げシーンである。
ロケットをといえば、このアングルがほしいともいえるが
このカットで今回のストパンが王立宇宙軍を意識しているようにも感じた。

また今回は使途が現れ、それをアイディアで倒すという序盤のエヴァの空気感を感じた。
あの頃のガイナの作風は願望充足丸出しではあるが、それゆえにきちんと話に入れ込める。
これは監督の高村和宏も含め、今回の脚本・絵コンテ・演出が佐伯昭志がガイナ出身なのも
あるのだろうなぁ。
 
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ストライクウィッチーズ2 第5話「私のロマーニャ」【感想】 

部隊の米が尽きてしまった。
その為、芳佳はルッキーニとシャーリーと一緒にロマーニャへ
買い出しに行く事になった。

様々な作品の拝借や引用が目立った今回。

中盤以降のルッキーニがマリアを引き連れて以降の展開は
おそらく指摘されてるであろうが「ローマの休日」からの拝借。
ルッキーニがジョーの役になるというのが、意外性として成立している。

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今回の最大の目玉だったスーパールッキーニキック。
これも「トップをねらえ」の主役ロボットガンバスターの
必殺技の一つであるスーパーイナヅマキック(画像右)からの引用。
ストパンは「トップをねらえ」のオマージュが他にも散見されるが
今までで一番わかりやすい、引用だった。
ちなみに「トップをねらえ」のオマージュが多いのは
監督の高村和宏がガイナックス出身であり、
「トップをねらえ」の制作がガイナックスな為であろう。

ストライクウィッチーズは
ウィッチ達は現実にいたエースパイロットから名前や設定を拝借。
ストライカーユニットも現実の戦闘機から設定を拝借。
舞台は現実世界から拝借。
そう考えると本作は、膨大な作品や現実に存在したものからの拝借で
成り立っているのかもしれない。

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ネウロイのコアが破壊されると白い結晶が降り注ぐ光景。
前も書いたけど、この描写は美しいので大好きである。

多くの作品では、敵が破壊されると爆発するケースが多い。
確かに爆発はカタルシスを得られるが、一方で凄惨さが目立つ光景でもある。
基本優しい世界観がウリのストパンには凄惨性は合わないのではないか。
しかし白い結晶の描写は凄惨さを感じさせず、それでいて美しく感じさせる事で
見る側に満足をもたらせる事ができると思う。

ちなみに右の画像。今回のゲストキャラのマリアが白い結晶を眺めているわけだが、
このシーンで白い結晶がもし爆発だったら、殺風景な印象を与えてしまうのではないか。
今回の話ではルッキーニが言っていた「美しいロマーニャ」というのがキーワードだと思うのだが
このロマーニャの空に広がる白い結晶こそ「美しいロマーニャ」を感じさせるシーンであった。

また白い結晶の描写はネウロイが人でも無く兵器でも無いという
異形性が強調されていている点でもカッコイイと思う。
こういった白い結晶という描写一つでも、大きく世界観に貢献する事に繋がる。

本作の魅力はキャラ描写にあるのだが、上記のような設定が
大きく作品世界を支えている事も見逃せない。
 
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ストライクウィッチーズ2 第4話「かたい、はやい、ものすご~い」【感想】 

試作機ストライカーが届いた。
バルクホルンとシャーリ-が争い、バルクホルンが乗る事に。
そしてスピードや搭載量で高性能を発揮するバルクホルン。
しかしこのストライカーには魔法力を極度に消耗する欠点があった。


かたくて、はやいのは試作機ストライカーだったが、
ものすご~いのは試作機よりもシャーリーのおっぱいだったというお話。

キャラの一人ひとりがかわいく愛おしい。
ルッキーニ・シャーリー、ハルトマン・そしてバルクホルン。
今回はこの2組4人の話だった。

至る所で張りあう、バルクホルンとシャーリー。
要所要所でバルクホルンを気遣うハルトマン。
現場を掻きまわす、ルッキーニ。
4人を上手く描き切った感があり、ストパンのキャラ描写の巧みさは
素晴らしいと毎度ながら思う。(股間督以下スタッフの方々は素晴らしい)

バルクホルン(ドイツ)とシャーリー(イタリアアメリカ)の掛け合いは国柄を生かした設定を
生かしてたなぁ。まるで「ヘタリア」のような掛け合いだったよ。

一方、お話展開が平坦というか、展開と状況を見せる(おっぱいや股間)のを
優先させる傾向にあり、ドラマの起伏性に乏しい感じではある。
1期はそれでもお話に新鮮さがあったので目を瞑る事も出来たが、
2期だとややパンチに欠ける印象(ドラマ性が弱い)もある。
逆に手堅いとも言えるし、キャラの描写自体は相変わらず健在なので
贅沢な望みではあるのだろうけど。

試作機は高性能だが問題がある、よくある話。
試作機に使用したバルクホルンの長い武器、重い武器は好みだなぁ。

余談だが、試作機というと機動戦艦ナデシコでも試作機(エステバX)が届く回があり、
こちらも高性能ながら問題を生じ、それが悲劇を生むという展開だったが
ストパンでは、キャラ描写の深化に当てられた感じだ。
 
今回のおっぱい
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リーネのおっぱいを虎視眈々と狙う、芳佳の視線はいつになく熱い。
大きく手を開いておっぱいを掴み、安らぎを得るバルクホルン。
シャーリーのおっぱいには母性が詰まっているのだろうね。
 
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ストライクウィッチーズ2 第3話「一緒にできること」【感想】 

戦いから離れていた芳佳・リーネ・ペリーヌの3人は訓練の為に
とある島で修行を受ける事になる。指導者は
かつて坂本少佐も教えた事もあるアンナであった。

正直、前半の箒に対して悶えまくる3人を見ながら萌え狂ってました。
駄目だ。本当にストライクウィッチーズ大好きだわ。
今回見てて、箒になりたいと心から思いましたから。

俗に言う修行回・特訓回。前回の次回予告で箒というアイテムの登場から
股間に引っかけたサービス展開が繰り広げられると予想はしていた。
その予想は半分は当たっていたが、後半はきちんと落とし所を見つけて
アンナの島を守るという良い話になっのは構成として見事だった。
前半のやり過ぎ感漂う展開が普通に清涼感ある話になるとは、たまげた。

また戦闘への拘りも表現されていて、
芳佳・リーネ・ペリーヌの3人同時攻撃と毎回、アイディアを提案してくるのが面白い。
芳佳・リーネの合体攻撃は1期でもあったが、今期でも見られたのは良かった。
(つまり二人の親密性が表現されてる)

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それにしても、前半こそがまさにストライクウィッチーズの本領。
まずは箒が股間に接触し、敏感に反応する3人の悶え姿に興奮。
(坂本少佐もこの訓練時には悶えていたのかが気になってきた。)

方佳は相変わらずリーネのおっぱいを虎視眈々と狙っているし
ペリーヌも股間に敏感に反応し過ぎ+もっさん関連に反応し過ぎ。
一歩間違えれば、痴女という烙印を押されても仕方の無いであろう。

何にしても、これほど手堅く手堅くファンの気持ちを掴んでくれる
作品はそうそう無い。3話にして素晴らしい作品。
 
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【烈風斬】ストライクウィッチーズ2 第2話「伝説の魔女達」【感想】 

今回、ずっと戦闘の全員集合回。
もう燃えが凄過ぎて、本当に本当に良かったよ。
ファンとして待っていたものは、全てこの回に凝縮されていた。

特に坂本少佐(もっさん)。あなたは本当にこの世界の「大空のサムライ」でした。
回想シーン、シールドで拳銃も防ぎきれない事が判明した時は居た堪れなくなった。
しかしこのもっさんの弱点を解決したのは、1話で鍛えていた刀(烈風丸)。
この刀技(烈風斬)、ビームをも斬る攻防一致の突撃技は、
まさにもっさんのキャラを体現した非常にカッコ良かった必殺技だ。

さらに言うと、限界に挑戦し続けるもっさんというキャラが見えると共に
刀技というのが飛行機の擬人化という本作のコンセプトを超えたからカッコ良かった。
しかもネウロイを2度も葬る凄い人だ。何より白スクって所がわかっている。


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今回笑ったのは、土方に「紫電改の修理まで自重するよう」言われるもっさんのこのシーン。
あなたの生足のお姿も自重して欲しかったと思わせ、映像とリンクした名シーンだ。
土方さんもそんなに凝視しなくても・・・まぁ非常時だから仕方ないんだけれど。

全員集合後に1話のOP後の戦闘シーンに繋がる構成も良かった。
2期の1話でも、1期最終話のメガネのウィッチが芳佳に手紙を渡す所と繋げていたが
こういう構成もファンとしては「ああ、それ」とより親しみが持てると思う。


一方のネウロイ。コアの移動と、再生速度の進化という点で徐々に進化しているのだろう。
こうした敵の強さも上がっていると、展開的にも燃えるなぁ。
また、やられると白い破片になるっていうのも、ビジュアル的に映えるよなぁ。
空の青さと、白のコントラストがカタルシスを見事に表現している。


キャラは可愛すぎるし、全ての映像(戦闘シーン)の充実ぶりは正に眼福モノで
ファンが、いや個人的には理想とする展開だったのは、間違いない。

絵コンテ・演出:林宏樹 キャラ作画:倉嶋丈康 メカ作画:寺尾洋之と
スタッフの本気がひしひしと伝わってきた回。
しかし2話の段階でこんなにパワーを使って大丈夫なのだろうか。
 
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ストライクウィッチーズ2 第一話「再び、空へ」【感想】 

待望の待望の2期。2期決定からずっと胸が高鳴りして待っていたのだが、
この事を思うと、本当にこの作品好きなんだなぁと思う次第。

1期について言うと、全く期待していなかったのだが見てみたら案外面白かった。
特にキャラの可愛さにかなりやられてしまった作品ではある。
芳佳・もっさん・リーネちゃん・サーニャ・ペリーヌ・ルッキーニが好き。
特にリーネちゃんなんかは、デザインや記号的には自分の守備範囲外なのに
最もお気に入りなキャラになったり、自分にとって予想外の収穫が多かった。

本作の最大の魅力は愛溢れる丁寧なキャラ描写に尽きると思う。
スタッフのキャラに対する優しさ・そして愛情が注がれたのが
見ている側にもきちんと伝わったのが、人気の要因だと思う。
そうあの股間への視線も愛情がほとばしるゆえのものなのだと思う。
股間描写こそストパンの特徴でもあるのは言うまでも無いのだから。


さて1話の感想。箇条書きで。

・OPは1期を踏襲。カメラがグルグル回る
・OP後のバルクホルンとハルトマンのアクションが素晴らしい
・戦艦大和の紹介が浮いてて面白い
・みっちゃん可愛い
・相変わらずの隙あらば股間を見せたがる演出
・つまり股間督バンザイ
・小熊を治療する芳佳。彼女の魔力が確かなモノになっている描写
・最終話のあのシーンに繋がるのね
・相変わらず、おばあちゃんも可愛い
・リーネちゃんとの通信がつながらない芳佳に同情
・もっさん、声の印象が変わらないよう、後任の人は頑張ってるなぁ
・みっちゃんが話のキーになっているのが嬉しい
・相変わらずのもっさんとの口論、そして大笑い
・基本的な話展開は1期の1話とダブらせるような感じ

キャラ総作画に倉嶋丈康も参加。好きなスタッフがまた一人参加。
キャラ絵が可愛くなるのが期待できるなぁ!!
 
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