澤倉が手がける舞台衣装を手伝う冬弥。そして由綺との微妙なすれ違いは続く展開。
相変わらず、サブタイトルが長い。
今回、澤倉を助ける冬弥は恋愛感情抜きの行動で、彰が言うように
「正義の味方」を演じてしまった。また彰が微妙なスタンスなのは
澤倉が冬弥に好意を抱いている事を知り、一方の冬弥は善意でしか
澤倉に接していないからだろう。冬弥は由綺とは恋愛関係を自覚しているが
他の女性達とは全く自覚しないで動いているなぁと。
それが今後多くの女性を巻き込み傷つけていくのだろう。
しかし冬弥も忙しい。マネージャーに迫られ拒絶したら、澤倉が倒れそうな状況って。
そして澤倉といる間に由綺から電話が来て、苦しい言い訳を。
体一つでは足りない生活をしてるなぁと思う。結局、その電話と置いてあった写真で
澤倉は冬弥が由綺との関係を思い知るという事になる。今後、どう処理していくか。
由綺のレコーディングで「ホワイトアルバム」が流れたときは正直
「懐かしい」と思ってしまった。そしてホワイトアルバムが出た当時の
賛否両論(おそらく否の意見が大きかった)も思い出してしまった。
作画良いですね。丁寧な日常の芝居が随所に散りばめられていて
セブン・アークスの作品でこれほど丁寧だった事があったのだろうかと思ってしまう。
特に澤倉が冬弥の部屋に入って、鏡を見ながら手で髪を直す演技とか。
また毎回、吉成鋼氏の仕事が見られるのも非常に非常に珍しい。
監督の
吉村明氏とは?
疑問に思ってたのは監督の
吉村明の存在。全部のアニメを網羅していないので
何とも言えないが、全く情報がない。検索しても本作の監督としか出てこない。
TVアニメの監督は例えば絵コンテ・演出、もしくはアニメーターのキャリアがなければ
そうそう務まらない役職なのに全く作品の経歴が無い。これはおかしい。
また最初に発表されたスタッフ情報では監督は吉田泰三氏だったと思う。
moonphase雑記2008年6月25日にもそう書いてある。
吉田氏はなのはStSやセキレイの絵コンテ・演出でクレジットを見たことがある。
しかし本編が始まってみると助監督になり、
吉村明氏が監督と表記。
一体何があったのか?
そしてもうひとつ疑問があり。それは1話の絵コンテが佐藤博暉氏だった事。
TVアニメの1話は監督自ら絵コンテを手がける場合が多いので
脚本の佐藤博暉氏が手がけるのは中々珍しいなぁと思っていた。
と考えるとある一つの推測が僕の脳内で変換される。
それは
吉村明氏は佐藤博暉氏の偽名なのではと。
全く確証は無いが、それが妥当な推測ではないかと思う。
勿論、これは推測なので
吉村明という人が本当に実在するかもしれない。
または吉村氏が偽名でも佐藤氏ではない他の誰かかもしれない。
という可能性もあり、ただの推測な事をご了承頂きたい。