感想今回もいつも通り3本立ての構成を取っていますが、全部繋がっています。今回の大筋としては
・みんなでプールに行く。
・春菜がララにリトの事が好きだと告白、ララが喜ぶ。
・逃げ出した宇宙人のペットが水と融合。みんなを襲う。
・ヤミちゃんとララがペットを退治。
・リトがララに告白。ララは春菜にも告白を勧めようとする。
・リトは春菜に告白しようとするが、小手川唯以下4人に告白してしまう
という展開でした。
春菜もリトの事が好きだった事を喜ぶララ。
一夫多妻制・ハーレムになってしまう事も気にしないララの態度に春菜さんは困惑です。
まぁララは宇宙人なので、今の市民社会の道理(一夫一妻制)などお構い無しです。
宇宙では一夫多妻制も容認されているのでしょうね。
多くのラブコメ作品では主人公が必ず誰か1人を選ぶというケースが多いです。ただヒロインが異世界の人間や宇宙人などの設定を用いる場合、
作品世界が異世界や今の社会とは別の価値観の世界である場合、
一夫多妻制が容易に使えるケースになっています。
toloveるはもちろん、このケースに当てはまります。
まぁ一夫多妻制EDはみんなが幸せになれるので、旨みがある設定のように見えます。(まぁ真ヒロインは1人でないとダメという意見もあるでしょうが)
この一夫多妻EDを想定して最初からララを宇宙人にしたのなら
原作者とジャンプの編集陣の設定の巧みさは評価したいですね。
水のおばけはやりたい放題でした。
女性キャラの胸を揉みまくります(羨ましい)。
そらのおとしものfの最終回も智樹が水と融合し、やりたい放題だったことを思い出します。
ララと春菜を助けるために水のおばけに取り込まれたリトを助け出そうとする
ヤミちゃんとララ。ヤミちゃんの人魚モードには眼福ですね。
どうやらブラックキャットでもイブが同じような姿になったとか・・・。
という事で、最後にリトは春菜ちゃんに告白できず、
toloveるは今後も続くという流れで終わりましたね。
まとめ原作の面白さや魅力を十二分に発揮した作品だったのではないでしょうか。絵的にはアニメの表現と相性の良い絵柄ですし、作画も応えていたと思います。
後は少年ジャンプ原作らしく、起伏がきちんとあるストーリーとキャラクターが
作品の根幹を成して、彼女達のお色気シーンが作品に彩を添えましたね。
3本立てという構成は駆け足な所もあったのかもしれませんが、
その分テンポが良く、この作品のウリであるコメディが行われていたと思います。
コメディはテンポが悪いと成立しませんから。
話のチョイスも良かったのではないでしょうか。確かに原作を知らないと唐突に感じる部分がありますが、
キャラクターの言動を見ていれば、大まかには掴める内容になっています。
また声優陣がちょうど油の乗りつつある方たちに囲まれたのも良かったですね。1期ではみなさんもうちょっと若手だった事を考えると、
この布陣を揃えた、製作側・音響監督の明田川さんの配役の上手さが光ります。
XEBECは萌えアニメが上手くなってきましたね。「かのこん」以降、明らかに萌えに対する姿勢がより本気になったと思います。
特に大槻敦史さんが「かのこん」で監督に就かれたのが大きかったのでしょう。大槻さんが本当に女の子を可愛く描くのが大好きなのでしょうね。
えっちい事もちゃんとさせますが、決して下品にはならない所が素晴らしい。
高見明男さんや岡勇一さんといった作画監督クラスの頑張りも目立ちました。
今後も大槻さんが監督する作品には注目ですね。
ダークネスがいつかアニメ化される事を期待して
ありがとうございました!!