日本初、芸能界を描いたアイドルアニメ
芸能界の内情やヒロインたちの持ち歌のリリースなど、現在の「けいおん!」等に代表される音楽系アニメの礎を築いた作品でもある。
押井 あの人は細かいことまで全部面倒見るんですよ。それこそ、皆が弁当を食う食堂があそこにあるわけだけど、そこに大きな鉢があって、そこにインスタントみそ汁が山ほど積んでいるわけね。好きに飲んでいいわけ。そういうことも全部あの人が全部指示するわけですね。当時、そこでしか飯食っちゃいけなかった。自分の机で飯食わせない。あめ玉しゃぶっても怒る。煙草吸いながら仕事するなんてのは、一〇年早いっていうさ。新人は、もちろん、食べながらとか、吸いながらとか一切させないんですよ。飲むくらいさせるだろうけど(笑)。基本的には学校というかさ。僕は道場だって呼んだんですよね。もちろん、就業時間も厳しい。ちゃんと一〇時までに入れとか。
押井 例えば、アニメーターをどこに座らせるかもあの人が決める。定期的に入れ替えるんですよ。固定はしない。絶えず、動かす。何ヶ月かすると、必ず配置替えするんですよ。だから、人間関係を見ているんですよ。あいつとあいつは隣に座らせるとか、あいつとあいつは離すとかね。-宮崎駿の世界より
押井 どういうことかっていうと、宮さんといえでも、ジブリには逆らえないスタッフはいるわけだよね。そういう人間を地盤にしてものを作ってるってことは、自分でも十分自覚してるんですよ。だから、あの人のシステムの作り方っていうのは、誰を大将につけるか、誰は誰の言うことを聞くのかっていうこと。そういうヒエラルキーをベースにシステムを作ってるんですよ-宮崎駿の世界より
押井 僕はこのI・Gというスタジオでどういう現場を作ろうかっていう時に、ジブリであってはならないんだっていうさ。僕は現場でも公言しているし。「ここはジブリじゃないんだ。作品を誇るべきであって、スタジオを誇るべきではなんだ。」って。どんな人間だろうが、どんな仕事の仕方だろうが、要求したことに応えてくれるのであれば、それでOKだと。夜中に来ようが、家でやろうが。どんなに、極端な問題児であっても全然問題ない。現場が僕と同じことを考える必要はないんであってさ。そこら辺で教育する必要もなければ、全然違う意見を言っても構わないよって。何かあったらいいに来ればって。いつでも相手するぜ、っていうスタンスなんだよね。-宮崎駿の世界より
プリキュアシリーズの上北ふたご先生や、NHK「クッキングアイドル! アイ!マイ!マイン!」の中嶋敦子先生など、人気のアニメ作家が新たに描き下ろした世界の名作物語シリーズの発売が開始しました。
出典元:http://www.kawade.co.jp/np/special/3539336409/
教育的な側面を意識して作品を作る
ぼくは昔「科学忍者隊ガッチャマン」などのアクション物をやっていたのですが、ある時期非常に嫌悪感をいだきました。私の作ったアニメ番組を見て、まだ小さかった子供が逃げ回ったのを見て「こんな作品を作ってはいけない」と思いました。
(中略)
「ニルスのふしぎな旅」のLDを出すというので、テレシネの作業に立ち会ったのですが、いま見ると非常に過激なんですよね。「ああ、こんな事をやっていたのか」「まずいなぁ」と感じました。
(中略)
作品の教育的な側面というのは、作っている本人が年を取らないと判らないですね。作っている時にはぜんぜん判らない。
(中略)
ぼくはここ数年「しましまとらのしまじろう」というTVアニメを作っています。(中略)これは幼児向けの番組で、子供はどう育てたらいいのか、今の子供には何を与えるべきなのか、または与えてはいけないかを考えながら作っています。
【押井守全仕事 増補改訂版 鳥海永行●インタビューより キネマ旬報社(2001年)】
一つ言うと、舞-HiMEやリリカルなのは、シンフォギアなどはバトルの仕方やパーツのギミック含めてとてもロボットアニメ的な意匠やノウハウを取り込んでいる。美少女バトルものがロボアニメの要素を上手く取り込んで、ロボットアニメと競合している側面もあると思う。
— おはぎさん (@ohagi23) 2013年3月3日
アニメ界大鉄板の法則「美少女+メカ」について。00年代前までは美少女を機体に搭乗させることでこの法則に則っていた。00年代以降、なのは、ストウィ、ビビオペなどで見られるように、この法則は美少女そのものにメカ的な意匠を融合させるアイディアの浮上で、進化しているともいえる。
— おはぎさん (@ohagi23) 2013年3月3日
とされている。「枯れた技術」とは、「すでに広く使用されてメリット・デメリットが明らかになっている技術」のことで、これを利用すると開発コストを低く抑えることができる。「水平思考」(エドワード・デ・ボノ(英語版)提唱)とは、今までなかった使い道を考えるということである。
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私自身が原作を嫌いで、アニメーション化にあたり、
ある意味原作に悪意を持った改変を加えていることを認めます。
ああ、言っちゃった。アニメーション版「ぼくらの」の監督は原作が嫌いです。
今後、原作にある魅力がアニメーション版で展開されることは期待できません。
だから、原作ファンの方々は、今後アニメーション版を見ないでください。
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