サンライズ8スタ制作によるオリジナルロボットアニメ、
バディ・コンプレックス(略してBC)1話を視聴。
見終えて、BCへの期待感が膨らんだ。
まず良かったのは、弓原雛さんが可愛かったこと。
主人公と接近すると、顔を赤らめる表情が良かった。
早見沙織さんの声も合わせて良い。
次に主人公の渡瀬青葉がバスケが得意という設定。
ロボットアニメとバスケの両方が好きな私としては、
この辺りがどう本筋と絡んでいくかが気になる。
OPでもバスケットボールを持つ渡瀬青葉が描かれ、
OP後の最初のカットでも、バッシュ:エアジョーダン1を飾る描写を見せるなど
今後の展開にバスケがどう用いられるかを期待させてくれる感じではある。
1話で一番良かったのは、学校・市街地で敵ロボットが生身の渡瀬青葉を追いかける展開。
学校内や街中の破壊描写も描き、さらに敵ロボットと渡瀬青葉のサイズの大小を描きながら
両者の戦い(逃走劇?)をみせなくてはいけないという
とても難しい舞台設定にも関わらず、緊張感たっぷりに見せてくれたのが良かった。
不利な状況をいかに打開していくか、その打開の仕方でカタルシスが生じるわけだが、
青葉は巨大なメカに対しても臆せずにいたのが良かったなぁと。
またロボットアニメでよく問われる
「いかに主人公を自然な形でロボットに乗せるか」という点に関しても、
渡瀬青葉に危機を与え、雛が乗るロボットに同乗し、さらに主人公が乗る展開は
結構自然な流れだったように感じたので良かったなぁと思った。
※まだ青葉が操縦していないというのがポイントかも。
何より雛が可愛かったのが良かった。
青葉にただならない感情を抱いているのは、すぐに顔を赤らめる描写でわかるのだが
1話の段階では、雛がなぜ青羽を意識しているのかはわからなかった。
一つ言えるのは、物語上で青葉と雛が近接する状況をうまく作り上げる、
例えば消しゴムを掴み損ねてバランスを崩した雛に青葉が近づく、
もしくはロボットに同乗させて二人を隣接させるなど、
雛が青葉を意識させるような近い距離を自然に作っていたのは上手いと思った。
ただ今の段階では、雛は退場してしまいそうな感じでもありつつ
でも、もしかすると雛の再登場の可能性もありそうではある。
私としては雛さんの再登場を期待したいなぁと思う。
まとめ
サンライズは相変わらずロボットアニメを作るのが上手いと思った。
それはガンダムSEEDのOPのキャラ配置を意識したようなOPもさることながら、
本編でのロボットのアクションが、ロボットとキャラクターの対比が上手かったからだ。
サンライズのロボットアニメの蓄積は伊達ではなく
このサンライズの中でも最も瑞々しい勢いがある8スタが手がけるBC。
次回以降のロボットアクションを、物語展開を期待したい。