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咲 -Saki- 第25話「全国」【感想】 

ついに最終回

最後は温泉というサービス回。
咲の家族問題にちょっと触れて、咲と和の2人の仲良しぶりを再強調し、
最後のお守りの交換と、お互い下の名前で呼びあうというのは
やっと2人がカップルになった証拠だなぁ。オチとしては一番良い選択だったのでは。

最後まで、ビギバーズラックを押し通せてたなぁ。


全体の感想

面白い原作を上手くアニメ化した作品だった。
咲はアニメとマンガの双方の良い出会いだったと思う。

原作がキャラクター描写が非常に丁寧なので、その部分もアニメで上手く消化できた印象。
ステルスモモや池田、ワハハなどもちゃんとスポットが当っていたなぁ。
ステルスはアニメの演出的に映える存在だなぁと思った。
原作が追い付いた以降の話も多少大味になったが、問題無かったのではないかと。

人気の要因はキャラの多彩さとキャラ立ての上手さにあったと思う。

最後にあんなEDを見せられると、確実に2期はありますね。しかも準備段階なような。
全国大会は今まで以上に表現が過激になるのだろうなぁ。期待してしまう。
作るのはGONZOでは無いでしょうけど、メインスタッフが別会社で作りそうな印象です。
 
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[ 2009/09/28 06:27 ] 咲-Saki- | TB(42) | CM(0)

咲-Saki- 23話「本気」【感想】 

個人戦編の最後。

それにしても一発が出る麻雀。

ステルスモモの決壊を打ち破る咲。
南歩の南場の結界を破る咲。
福路のギアスを破る久。

各部長クラスが同じ卓に入るなど、今までの強キャラが対峙する展開は素直に面白い。
これは今までのキャラ描写が成功したからこその結果だと思う。
要は野球のオールスターを見たかったっていう感覚に近い。

ダイジェスト的展開になってしまっているのは原作が無いから仕方がないにせよ
まぁ良くまとまっている部類に入るのではないだろうか。
もっと掘り下げられる尺があれば、面白くなっている印象。
 
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[ 2009/09/14 06:24 ] 咲-Saki- | TB(22) | CM(0)

咲-Saki- 第21話「追想」【感想】 

個人戦開始。
東風戦なので優希独走モード!!

前半だけなら、さすがに原作ではやってない部分だから、
麻雀的には今までよりは浅めになっているのは仕方ないとか思ってた。
雑魚も多いから、省略しても良いところだし。

とか思っていたら、福路と久の対決になったら
それなりの咲っぽい麻雀やってたなぁ。
ギアスと悪待ちの対決はそれなりに燃えた。

それにしても透華、ビギナーズラックにやられてしまったなぁ。
彼女は咬ませ犬的、損な役回りを任されてしまってるなぁ。

しかし想いの方向が、池田→福路→久の流れか。
福路にとって池田はあくまで可愛い後輩止まりか。
あいかわらず、池田も報われない。

個人戦は最後は咲と和の対決になりそうかな。
最後の3人に残るのは、誰になるのかな・・・

麻雀的には、一発がこんなに飛び交うのは凄いと思う。
 
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[ 2009/08/24 06:21 ] 咲-Saki- | TB(56) | CM(0)

咲-Saki- 第20話「姉妹」【感想】 

いよいよオリジナル、もしくはマンガより先行する展開?

話的には典型的なプール回。水着で清澄と龍門渕がそれぞれ鉢合わせたり、
衣と和が友達になったり、衣と透華の回想があったり
風越がいつものようにキャプテンに気を使ったりと
キャラ描写が豊富に展開された感じだった。

今回の話の目玉は咲の姉、宮永照が姿を現す事だろう。
お姉ちゃんと会えると、浮かれているぐらいに喜んでいる咲だが
照の方は新聞で清澄にいる事を知っても、全くそんなそぶりを見せなかった。
この落差が今後をどう占うのだろうか。
そして、あんなに相手に絶望的な勝ち方を見せたのは、彼女達が初めてだったなぁ。

田中宏紀一人一原画。咲や池田の動きから原画参加してたのはわかったが。
走りや仕草、水しぶきに彼らしい動きが勿論炸裂していた。
しかし二原がいるとはいえ、一人原画ができるのは凄まじい仕事量だ。
あのクオリティの大部分を担ってしまっている事にただただ脱帽・・・。
  
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[ 2009/08/17 06:35 ] 咲-Saki- | TB(56) | CM(0)

咲-Saki-  第19話「友達」【感想】 

天江衣を打ちのめす咲!!

それにしても衣の方が最初は化物扱いの描写だったが
最後は圧倒的に咲の方が、化物だったなぁ。最早チートレベル。

サんカンツのリンシャンカイホウのチンイツ、トイトイの数え役満って凄すぎ。
衣を倒すのには役満直撃で無いと無理だったから
スーカンツの役満だと思ってたが、責任払いの数え役満とは・・・
本当にこの設定をやるには配譜を間違えると破綻するから考証が大変だっただろうなぁ。

衣もようやっと、友人の意味や麻雀を楽しむ意味を覚えて
これから成長していくのでしょうね。描かれるかはわからないけど。

このアニメは普通に見れるという意味で真っ当に面白いという評価だなぁ。

来週からオリジナル展開。
 
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[ 2009/08/10 20:12 ] 咲-Saki- | TB(30) | CM(0)

咲-Saki- #18「繋がり」 

展開が原作以上に盛り上がる印象。
最後は咲の連続カンからの倍満で終わっていたが
先週に引き続き、咲の見せ場で終わった。

咲ってドラが乗らないキャラみたいだ。
他の麻雀マンガではカンしてドラになるキャラも多いが
咲の場合はその属性までつけると、強くなりすぎるからだろうか。
そして咲は素足状態が一番強いと言う事を認識したが
その後の藤田プロの解説者が全く解説になっていなかった所が面白かった。

池田も面白い打ち手だなぁ。国士だったり数え役満だったり、
勢いに乗れば本当に強そうだ。相手が悪いとしか言いようが無いが。
 
今週は対局者全員に回想シーンがあって、池田も加治木も1回あがって
各人に見せ場があったのも印象的。回想多すぎというツッコミも成立しそうだが
まぁ対局という状況では回想しかキャラとも絡めないしね。


単行本の6巻を読んだが、このペースだと来週で原作にほぼ追いつきそう。
おそらく決勝後はアニメオリジナル展開になるか、
もしくはアニメが原作より先行した展開になるかもしれない。
 
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[ 2009/08/03 08:41 ] 咲-Saki- | TB(57) | CM(0)

咲 -Saki- 第17話【感想】 

天江衣による池田フルボッコ状態が続く流れで
咲が差し伸べたチャンカンへの展開は良かった。

池田が0点にさせる→咲や加治木ゆみがツモできない(したらその時点で負け)
→さらに咲の必殺技リンシャンカイホウもできないという状況を作り
その状況を逆転させる流れはカタルシスがあった。

天江は咲や加治木の格付けを徹底させる為にワザと行った闘牌だったが
それが裏目に出たことと、格付けにおいても咲の方が上と思わせる展開が重なり
すごく良いシーンになっていたと思う。

その池田はいくら負けていても、卓上でうずくまるのは行儀が非常に良くないなぁと思ったり・・・。

一方、面白かったのが現実的には非常識な闘牌が続く中で
のどっちが清澄メンバーの話し振りに「役満が出ること前提みたいな話を・・・」という台詞が
常識的過ぎて面白かった。あの世界で唯一の常識的な麻雀打ちだという描写だが、
のどっちは逆に異端のような気がしてきた。

当初はぎこちなく感じてきた演出が非常にこなれてきて
見ている側にも丁寧でわかりやすい話と映像を提供してくれる作品になってきた。
 
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[ 2009/07/27 17:42 ] 咲-Saki- | TB(19) | CM(0)

咲 -Saki- 第14話「存在」【感想】 

原村和と龍門渕透華の対局も前半戦オーラス。

本来のデジタルの打ち筋が持ち味の透華は、
そのスタイルを崩す無謀とも思えるリーチで上がり逆転するも
無警戒に相手に振り込んでしまう。その相手は気配を殺せるステルス能力の持ち主。
その名は東横桃子。彼女は部長の加治木ゆみに見込まれて(見初められ)入部した。

後半戦も結局、桃子の存在を気づかなかった透華が彼女に振り込む展開。
さぁ桃子は独走モードに入ってしまうのか!!


東横桃子回。
ステルス能力、消えてしまう能力を幽霊みたいなもやもやさせた描写や
消えたり現れたりさせるをさせるのはもはやオカルティック(笑)。
麻雀という相手の存在が絶対に感知できる勝負モノで存在を消すというか
相手が見えないという特殊能力は意表を突いていて面白い能力だ。
マンガやアニメだからこそ成立できる設定だなぁと思った。
でも、今回は彼女の話メインだったから視聴者にはインパクトを残したなぁ。

そして、ゆみの桃子への誘い方は告白全開だったなぁ。
要所要所で積み上げられる男性向け百合的要素が人気の秘訣。

で気づいたのだが、桃子は前回全く写って無かったなぁ。今回が初お目見えだったのも
この辺りは原作通りで積み上げ方が中々丁寧に感じる所だ。
一方で回想が非常に長いのと、回想台詞を2回も使ったのは尺余りだったのかなぁ。

咲は今週も和を気遣う台詞がちょっと。相変わらず出番が薄い・・・。
http://d.hatena.ne.jp/nanamibeya/20090706/p2
そしてGONZOは上場廃止と。咲は完走できるのか。
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[ 2009/07/06 10:20 ] 咲-Saki- | TB(71) | CM(0)

咲 -Saki- 第13話「微熱」【感想】 

4回戦(副将)の戦い。
龍門渕透華がさんざん目の敵にしていたネットの麻雀アイドル「のどっち」こと原村和。
その本人が目の前にいるのだから否が応でも気合が入る。

透華は徹底した理論筋の打ち手。つまり和と同系タイプ。
最初の対局では打ち筋から「のどっち」の覚醒が始まっていないと見た透華。
しかし対局が進むにつれて、和の体が火照った状態に。
この火照った状態が和の最高潮な状態。
和は上がれないと見るや的確に下り、しかも相手に上がらせ無いよう仕向け
1回目の半荘の終局まで相手に上がらせないようにしていた。
この屈辱に透華はここで再び気合を入れなおすのだった。


原村和の強さを終始見せ続け、一方で透華が喋り解説する展開に。
マンガなんかでは相手(敵役)が解説し始めるとやられるのが基本だからなぁ。
透華はそういう役を背負わされたのか良い所無しだった・・・。
まぁ次回以降は見せ場はあるのだけれど。

逆に咲は出番が無いからずっと目立たないままだなぁ。
和の方はペンギンの話もあったからずっとフィーチャーされてるように感じるのだが、
そういったエピソードも無いから、今回もちょっと話して終わりだった。

天江衣のあの大仰な喋りはキャラが立ってていいなぁ。
ロリでありながら文語調、古風な修辞を並べ立てるギャップは
当然計算された設定なのだが、中々無いキャラで発言が気になってしまうなぁ。

演出が徐々に派手になってきていて、ビジュアル的に映えて来ている。
麻雀の見せ方もアニメ的にどう試みて良いかを模索しつつ
スタッフが面白くなるように試行錯誤しているように感じる。
今回の優希が確率の計算数が無数に出て来る所や鳴きのシーンのカットが
大仰になってきて、面白くなってきている印象がある。
http://d.hatena.ne.jp/nanamibeya/20090629/p2
 
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[ 2009/06/29 07:33 ] 咲-Saki- | TB(72) | CM(0)

咲 -Saki- 第12話【感想】 

感想書き忘れていた・・・。

和が抱きペンギンを衣から受け取ったという話。

龍門渕透華の声が個人的に贔屓にしてる茅原実里なんだけど、
この声はあんまし惹かれないなぁ。
多分、もともとキャラ的に好きじゃないからなんだろうけど。
 
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[ 2009/06/24 23:53 ] 咲-Saki- | TB(1) | CM(0)

咲 -Saki- 第11話 「悪戯」【感想】 

いよいよ部長の竹井久の出番。
ここ一番の時ほど、悪い待ちになるという彼女。
しかし和にその事を指摘されても、悪い待ちで負けた事が無いと自負する久。
またそんな久の打ち筋を知っている福路美穂子は危険を暗示する。

今回の最初の対局も、だんだん悪い待ちになり結局地獄単機待ちに。
しかし、残り1つしかない牌だったが風越がリリースし、リーチ・一発・ドラ4の12000あがり。
さらに18000や4200オールを繰り出し、あっという間に清澄が首位に返り咲く。

一方、仮眠を取っていた和と咲。和は少し久の心配をするが、部長を信じ再び寝る。
しかしあのペンギンが無い事に気づき、探しにいく。
そのペンギンを返しに行こうとしている天江衣だったが、あの2人に出会い
ペンギンを返せというが、離さない衣と掴み合いになりペンギンが破けてしまう。

最初は久の圧倒的優勢と思われていた対局だが、龍門渕の国広一が盛り返す。
彼女、マジシャンの家系に生まれそのマジシャンのスキルで小学校時代の対局で
いかさまをした過去を持っていた所を、その才能を見た龍門渕透華にスカウトされたのだ。
そんな彼女の奮闘もあって前半戦では4者総並びの得点に戻るのだった。

そして福路美穂子は声を掛けに行くところで今回は終了。


久部長の強さが始めて拝めた回。
今までは咲と和は強いような描写をされていたが、部長も強いと認識できた。
必ず悪い待ちで勝ち上がるという非合理的な部分が魅力的だなぁと思う。

今回見て気づいたのは、麻雀やりつつも咲や和の百合シーンや
その裏でペンギンの取りあいが発生していて、本筋の対局では
打っている個々人の裏には各高校の思惑や過去の因縁があるというように
ドラマが同時展開しつつ多重的な仕組みで動いている事だ。
それでいて、キャラが多いのだが、焦点がぶれずに上手く裁けているんだよなぁ。
これはまた原作の上手さだと思うが、システマティックに話が動いても
キャラ描写が丁寧でちゃんと伝えられてるって事なんだよなぁと思った。

一方で牌符も今回でちゃんと力を入れている事も何となくわかった。
ずっと監修してたと思うが、さりげない部分でさりげなく力を入れてるって事に
本作の魅力を感じるなぁ。咲のアニメは自然に見られる仕上がりが良く
前回でも書いたが、原作を上手く調理できてる好例だと思う。

 http://d.hatena.ne.jp/nanamibeya/20090615/p1
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[ 2009/06/15 06:37 ] 咲-Saki- | TB(76) | CM(4)

咲 -Saki- 第10話「初心者」【感想】 

予選1回戦終了。
優希は2位だったが悔しさの余り泣いてしまう。
あんまし寝ていない咲と和は仮眠室で寝る事にする。

予選2回戦。
染谷副部長の出番。
彼女のスキルは祖父がやってた雀荘の過去の牌譜を覚えていて
戦いの時に過去のイメージを元に戦える強さ。
しかし、隣にいたのが素人で中々なイメージ通りの戦いが出来ず。
しかも素人さんは四暗刻を出し、清澄は流れに乗れず最下位に。

仮眠室で寝ていた和に負けた生徒達がやってきて腹いせに
和のペンギンを盗んでしまう。しかしそれを藤田プロと天江衣に見られて
彼女達は逃亡しペンギンを置き去りにする。天江はペンギンを拾い和に返そうとする。

そして予選3回戦。
竹井久部長のお出まし。福路美穂子によると彼女は中学時代に戦い
福路を苦しめた事があるらしい。そして3回戦が始まる。


2回戦。麻雀的に盛り上がりにちょっと欠けた展開。
副部長が目立たないキャラも追い討ちをかけているのだろうか。
今回はビギナーズラックがこの世界にもあるって事を見せたかった感じかな。
素人さんがあと微妙に可愛いのもわかった。
でも四暗刻は出した事無いので、悔しいなぁとか思ったり・・・。

相変わらず、咲と和は百合百合してるなぁ。
制服で寝るのはどうかと思うが、そのシチュエーションを見せたいから仕方ない。
でも突っ込みを入れるとしたら、あのおっぱいで制服がよく持つなぁとか
そんな無粋な方向に行ってしまうしね。

天江衣のデフォルメされたマスコットキャラぶりが、可愛らしかった。
相変わらずプレネールとかにしか見えない・・・。
今後はその可愛らしさと裏腹な麻雀をするのだろうが。
http://d.hatena.ne.jp/nanamibeya/20090608/p1
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[ 2009/06/08 07:50 ] 咲-Saki- | TB(69) | CM(0)

咲 -Saki- 第9話「開眼」【感想】 

いよいよ予選第2回戦。
龍門渕、風越、そして清澄の戦いが始まる。

先方は優希。しかし2回戦から半荘が2回あることを知らず
タコスを1個しか用意していない。京太郎がタコスを買いに行く事に。
さらに用意していたタコスを龍門渕の井上純に食べられてしまい、気力消失する。

前半戦。
最初から流れに乗る優希はリーチをかける。しかし井上がその流れに気づき
流れを消すために不可解な泣きをする。しかしこれによって一発ツモが消える事に。
そして優希の場は終わってしまう。その後は井上の流れで場が進み、優希は井上に
振り込んだりして、圧倒的劣勢を強いられる。

前半戦終了。
負けに負け落ち込む優希。そこに京太郎が現れ、買ってきたタコスをあげる。
気力が再び戻る優希。そして後半戦に望むのだった。

後半戦。
東の親場。ここで優希はドラ落しのチンイツを狙うが、その流れは井上にまたも読まれ、
井上に捨て牌を狙われそうなリーチをかけられる。井上は相手が上がれそうか
そうでないかの気配を感じ取れる能力があるらしい。優希はピンチかと思われるが、
そこに風越の福路美穂子の右目がついに開眼。
福路はそこで優希の捨てたいドラを先に捨て、優希を安心させ手を伸ばさせる。
そしてリーチをかけ、井上は優希の親倍満の直撃を喰らうのだった。

その後は福路のアシストを受けつつ、優希があがる流れになるが
ついに福路が本領発揮。自ら積極的に攻めに転じる。どうやら優希のアシストは
流れを作る一つのプロセスであり、その後は一方的に風越の一人勝ちで終わる。

福路は右目を開くと、牌がどこにあるか、何を捨てたいぐらいまでわかる能力のようだ。

そしてある川の彼岸。執事に呼ばれていたのは天江衣だった。
彼女の存在は咲にもひしひしと伝わってくるのだった。


優希の戦いに全ての尺を割いた展開。その分咲や和の出番・台詞が少なかった。
そして優希の股間の服周りの描写を隙があれば挿入するカットが多かった。

能力バトルの様相を呈してきた。
井上純の相手があがれそうかを読み取るとか、福路美穂子のステルスみたいな
相手の牌そのものを読んでしまう能力に比べたら、優希の東場だけに強いという
設定がかわいく見えてくる(笑)。福路は先方逃げ切りの形を作りたいのだろうね。
その試みは成功したといえそうだ。一方、井上は前半戦では+30000だったのに
終わりは-10000ぐらいだったから、本当に負けまくった。親満くらってるから仕方ないか。

能力は相手の気配を察知できるぐらいにまでなっていて
咲が天江衣の気配を感じたときはちょっと笑ってしまった。

こういった能力をみせる傾向は麻雀マンガではなく、少年マンガの文法だと思う。
だから麻雀=戦いとして描かれ、麻雀を知らない層からも人気が高いのだと思う。
これはヒカルの碁以降の傾向ともいえるが、ゲームを知らなくても
楽しめる手法が確立されてきたのが大きいなぁ。
 
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[ 2009/06/01 07:58 ] 咲-Saki- | TB(70) | CM(2)

咲 -Saki- 第8話「前夜」【感想】 

予選1日目終了。帰宅の途につく清澄高校の面々。
電車で帰り、眠って肩を寄せる咲に和は頬を赤らめる。

地元に戻った後は、部長のおごりでみんなで屋台のラーメンを食べる事に。
ラーメンを食べた事がない和は始めての味に感動する。一方優希は3杯もお代わりする。
そして、解散になるが、久はかつて部員が自分しかいなくて寂しかったが
まこが来てくれたおかげで、部にやる気が出てきたと語り
団体戦で全国へ行きたかった事、そして今年その願いが叶った事を嬉しがる。
また和も優希と中学時代の邂逅を思い出し、また本当は個人戦だけでなく
団体戦で全国へ行きたかったという心情を咲に告げるのだった。

一方の風越高校。池田華菜はじめとする部員はキャプテンの福路美穂子が
ランキング下位が担当する掃除等の雑用を一手にこなしている事に
戸惑っているも、彼女の為にも頑張りたいという気持ちを胸に抱く。
そんな美穂子も機械音痴らしく、他校の牌符をパソコンで見ようとしたら
コードが体に絡まって感電状態に・・・。なんで(笑)。

龍門渕高校は天江衣がずっと寝ていた事を知り、呆れつつ半分諦め状態。

そして、翌日。戦いの舞台は再び始まる。


今回は各高校の予選1日目終了後の夜の過ごし方、回想を混ぜた心情の吐露
そして他校の風越を中心としたキャラ紹介も兼ねていた構成だった。
それぞれの思惑を胸に秘め、明日の予選2日目へのつなぎだった。
相変わらず、和は咲に頬を赤らめ、百合百合な状態を満喫していた。
前回のEDは特別だったのか、今回は今までのに戻っていた。

作画監督は倉田英之に上海の奇跡とうたわれた沈宏!!相変わらず良い仕事だった。
それにしても湯気が頑張って、大事な部分を隠そうと努力しているのがうかがえるなぁ(笑)

風越高校の描写を見てて思ったのは、咲の世界では麻雀が高校野球並みに
規模とシステムを兼ね備えている点かなぁ。まぁ風越は数はわからないけど
文堂星夏が過去ランキング78位だったから、それ以上はいるんだなぁとか。
まぁ風越という強豪高と清澄という弱小高の対比的描写でもあったのだが。
清澄は良い高校のように見えるが、田舎にあったのか・・・。
まぁ咲や和の住んでる家の周りは確かに田舎っぽい描写されてたなぁ。

それにしても咲は話の段取りがしっかりしてるなぁという印象。
麻雀の世界に少年漫画的バトルの要素を上手く取り入れた感じ。
題材が麻雀でなければ少年漫画誌に載ってもおかしくないだろうなぁと思う。
まぁこれはアニメというより原作の話かな。
http://d.hatena.ne.jp/nanamibeya/20090525/p1
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[ 2009/05/25 07:14 ] 咲-Saki- | TB(71) | CM(2)

咲 -Saki- 第7話「伝統」【感想】 

ネット上では無類の強さを誇った「のどっち」こと和がついに高校予選の対局の舞台に。

最初の1手目だけ数秒考え、その後は相手の捨て牌まで読みきった闘牌をする和。
彼女の研ぎ澄まされた闘いは、最初こそテンパイ止まりだったが、
次にはちゃんと大三元の役を軽い手で潰す。

その後は和のスピードに相手はついていけず、さらに点差もついているので
高めをねらわないといけない相手はますますスピードについていけない事に・・・。
和は大きく差をつけて、相手を完敗させる。そして、最後に咲へのバトンを飛ばす。

彼女の闘牌を見て、龍門渕透華は和を「のどっち」と確信する。
そして咲は46000点あった相手を一瞬にして飛ばすという圧倒的な強さを見せる。

一方で風越女子はコーチに説教をうけるなどムードは良くない感じ。
最後に福路美穂子は隠された右目を開くのだった。


新EDお目見え。
歌のムードが変わってて、シリアスな印象に。

それにしても風越女子の福路美穂子の右目はギアスっぽいなぁ。
麻雀漫画って凄い能力の打ち手が多いのは仕方ないが、
超能力まがいな感じになるのだろうか・・・。
まぁ咲の接待麻雀力も相当凄い能力だけど。

天江衣はシルエットだけみるとプレネールさんみたいだ(笑)

絵柄はかわいく作画も安定していて、フェチショットもあるんだけれど
絵の構図がちょっと平凡すぎるんだよなぁ。キャラの魅力は伝わるのに
演出が弱いところもあるのが残念だなぁ。
派手に見せてるけど、力が足りてない印象を受ける。
もっと平板な演出ではなく、突っ込んだ演出をやってほしい。
例えば、ストライクウィッチ-ズのような・・・。
  
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[ 2009/05/18 21:31 ] 咲-Saki- | TB(63) | CM(0)

咲 -Saki- 第6話「開幕」【感想】 

いよいよ県予選。各高校の主要選手も徐々に登場。
和は取材に対して「全国優勝」をあげ、周囲を驚かせる。

予選のルールはこんな感じ
・10万点スタート
・半荘交代で次に交代
・点数引継ぎ
・飛び終了も有
・最後に一番得点の高い所のみ勝ち抜け

1回戦の相手が無名のぽっと出で一人の有望選手しか知られていない清澄高校。
さすがに「全国優勝」を言ってしまったので他校からやっかみが・・・。

1回戦、先鋒は優希。
序盤、親上がりで勢いづき勢いで他を圧倒する。
しかしそれは東場のみで勢いに流された他校は悔しがる。

2回戦、次鋒はまこ。
染め手で他校に優位を保つ。

3回戦、中堅は部長。和は部長に任せておけば間違いないという実力。
さすがに速攻で6回あがり、1位を保つ。

途中、龍門渕高校の国広一と井上純に絡まれるが、3回戦が終わったので
和は戦いの舞台へ赴く。龍門渕は和がネット麻雀の女神「のどっち」では
ないかと噂をするが・・・。そして和は対局へ。


原作が5巻しかないけど対局の描写は結構早めに切り上げている感じ。
テンポが良くて、話がサクサク進むので見やすかった。

カメラ付きでモニター観戦ができる予選というのは豪華だなぁと思いつつ
豪華といえば茅原実里・清水愛・森永理科・福原香織・小野大輔・そして仲井絵里香まで
キャスティングしていた本作。GONZOアニメで仲井絵里香が出てくると
どうしてもサーニャエイラを思い出してしまう人もいるだろう(笑)
あと執事が小野Dなのはそのまんま(笑)

最後の提供時の動作はやりすぎ・・・。
 
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[ 2009/05/11 06:58 ] 咲-Saki- | TB(78) | CM(2)

咲 -Saki- 第4話「翻弄」【感想】 

全国大会まであと少し。
部長は咲と和に副部長の店を手伝って欲しいとの頼み、
二人は副部長の喫茶店へ。そこでメイドの格好をさせられる二人。
この店は麻雀も出来る店で馴染みの客が来るのであった。

馴染みの客にも勝つ、咲と和。しかしそこに新しい客が・・・。
咲はその客に姉と同じ匂いを感じるのだった。

その客を交えての対局。彼女は有利な待ちを捨て、和を狙い打つ作戦等で
結局5連勝。そこで彼女はプロ雀士と名乗り、かつてプロアマの親善試合で
同じ県大会にでる高校生に負けた事を伝える。

咲はもう勝てないと言うが、和は全国を目指そうと咲を激励するのであった。
そして部室に戻った二人に部長は強化合宿を提案するのだった。


ガチ百合成分がますます増加する印象。
咲と和は終始、赤らめ合いながらも徐々にちゃんと仲良くなっている。
また勇希と男(福山の声)の典型的なサービスシーンや
今回のメイドコスプレといい、お約束なイベントを恥ずかしげも無く行い
見ている側に楽しみと安心さを与えていると思う。
 
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[ 2009/04/27 15:56 ] 咲-Saki- | TB(9) | CM(0)

咲-Saki- 第3話 「対立」 【感想】 

麻雀部に入部した咲。
面子が揃い、部長は全国大会を目指す決心が固まる。

さっそく部員同士で麻雀をして咲が勝つのだが、優希が負けた事に悔しがるのを見て
咲に接待麻雀モードが入ってしまう。次の局で京太郎の捨牌で国士を上がれたのに
見逃す咲に対し和は内心怒りをあらわにし帰ってしまう。追いかける咲。

和は咲に全国大会の存在を教え、一緒に歩んで欲しいと願う。
咲も和の心を知りそれを誓うのだった。
県大会予選抽選が始まり、部長達はそれに参加する。
一方で雀荘で打ってる女性にある電話が掛かってくるのだった。


相変わらず、百合百合でパンツ履いてないにも関わらず堅実ね作風。非常に見やすい。
ある種、無難すぎとも言えるがそつのない構成で安心して見られる。

女の子同士が話し合いながら頬を赤らめる描写っていうのはいいものだなぁ。
原作もそうだったが、キャラの心情を上手く拾えてる展開だと思う。
しかももう県大会予選と段取り的に盛り上がるなぁ印象。これは原作の力かな。

絵柄的には可愛いがデッサン的な所が弱点だった原作の絵を
佐々木正勝氏が見事にアニメ用にクリーンアップして見事な絵柄になってるなぁ。
麻雀漫画的なエフェクトも今回もかっこよかったし、非常に良い仕事してるのでは。

優希の釘宮声が典型的なくぎゅで困ったなぁ・・・。
 
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[ 2009/04/20 06:45 ] 咲-Saki- | TB(71) | CM(0)

【アニメ】咲 -Saki- 第02話 「勝負」【感想】 

前回の対局で70符2飜の役をあがった咲。彼女の強さを知った一同。
部長は咲に「勝つ麻雀をしなさい」と言われるが「勝つ麻雀」を知らなかった。
そして部長はさらに「自分の持ち点を1000点だと思えばいい」とアドバイスするのだった。

再び対局。最初からダブルリーチで一発ツモで上がる強運の咲に
和が理詰めの闘牌で対抗。和が一番となるが、オーラスで咲は
リンシャンカイホウ4暗刻をあがる。その結果30200点の+-ゼロだと思い込んでいたが
実際は54200点の大勝だった。初めての勝ちと役満に嬉しがる咲。
そして和は悔しさのあまり再び外へ飛び出し、咲は追いかけるのだった。

そこで咲は和に「麻雀の楽しさ」とか語るのだが和は拒絶するのだった。
家に帰る咲。そして咲は部屋の奥底にあった全自動卓を見る。
そこへ父親がやってきて「もう売ってしまおうか」と聞くが咲は拒否する。

翌日、咲が向かった先は・・・


OPをちゃんと見る。動かし屋、田中宏紀の本領といったところか。
EDは今回が始めて。頭の悪い歌詞が面白いなぁ(笑)

リンシャンカイホウで4暗刻ですか・・・強運過ぎる・・・
まぁ麻雀の内容も話を進めるための手法だからリアリティはあんまし無い感じになる。
鳴きの竜の闘牌にツッコミを入れるというのも無粋だけど、本作もそんな感じ。

咲と和がお互い顔を赤らめて、股間をジンジンさせるような描写がやたら多いなぁ。
また今回は和のシャワーシーンもあったりで(もちろん大量の湯気付きで)
かわいい描写が多くていいなぁ。ストパン直系の印象がさらに強くなった。
あと咲と和の「麻雀好きか」「麻雀嫌いなあなたに負けたのは悔しい」という会話は
実質、少女達の告白シーンな感じになっていたのも面白かったなぁ。

あと和はパンツも履いてなさそうだし、ブラも履いて無い感じも凄かったが
最後の入部の決心をする咲のお尻がはみ出していた描写もすごかったなぁ。
 
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[ 2009/04/13 08:22 ] 咲-Saki- | TB(67) | CM(0)

咲-Saki- 第1話 「出会い」 【感想】 

GONZOの麻雀萌えアニメ。

話は宮永咲が友人に麻雀部に連れられ、
全国中学生麻雀大会個人戦優勝の原村和や片岡優希と
半荘3回をやるが全てプラマイ0という結果で終了。
それを見た部長の竹井久は咲の実力を見抜く。
その結果を知った原村和は咲ともう1度打ちたいと誘うが、
咲は麻雀が嫌いだと断る。翌日、咲は借りたい本が見つからなかったが、
久が本を貸してあげるという。その条件として麻雀を再度打つことになった。
東風の赤牌混ざり、咲はどうプラマイゼロにするのだろうか・・・。とこんな流れ。

最後の半荘はリンシャンカイホウとカンで終ったが、この打ち方、福本漫画っぽいとも思った。
ただ咲ではさすがに手牌の流れを描かずに「強運」で処理していたなぁ。
つまり咲は今の所「強い」というより「運」のキャラ立てみたいだ。

私自身は麻雀を知ってるから問題ないけど、知らない人はどうなのだろうか。
可愛い子が麻雀やってるからそれで十分ではと言えない事も無い。
ただ話の内容は特に見所はなく、淡々と構成をこなしているだけ。
原村和もずっと咲を百合目線で見ているが、理由は不明。
これではドラマ的にもどうかなぁと思うのだが、もっと起伏がほしいですね。


一応、絵柄が可愛かったので、それだけで見られてしまった。
後半のリンシャンカイホウ辺りでは作画監督の佐々木正勝っぽい
稲妻エフェクトが見られたのは満足。

OPはどうやら田中宏紀1人原画。でもOP内容麻雀やってない・・・。

元々原作者はフェイタライザーという作品で知ってたのだが、
これが顔は可愛いのだが、体の描き方は変だわ、
話は唐突でよくわからないという、レベルの低いモノという印象が強かった。
咲-Saki-はパラパラしか読んでいなかったが、
前作に比べると絵的な弱点が克服され単純に上手くなってるなぁと思った。

全くストライクウイッチーズのスタッフは関わっていなそうだが、
同じ会社というだけで、同種の匂いはそこはかとなくしてくるなぁ。
みんな履いてなそうな所やお風呂はあるわ湯気があるわ・・・。
というか、GONZOでもバカ売れだったストパンに合わせてるんだろうなぁ。
しかしそのGONZOは上場廃止まで追い込まれてるし・・・。

視聴継続です
 
 
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[ 2009/04/06 10:29 ] 咲-Saki- | TB(82) | CM(0)

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