デンスケはメガマス社使用のものではなく、かつてあったコイルス製のペットだった。
そしてデンスケこそ、猫目の言う空間を開く力がある電脳体。
全てのカギはデンスケが握っていたみたいだ。
「最後のコイル」の意味っておそらくデンスケの事では。
物語の核心を握っていた、ヤサコのおじじ。イサコの兄の先生はだった。
さらにメガマスの依頼でコイルス社を調べていた事、コイルス製のデンスケを
所有してた事で、おそらく産業スパイ的な役割を果たしていたのではないか、
なんて思ったけど、想像の域を出ない考察です。
メガマスとコイルス、そして事件の黒幕の目的。謎は深まるばかりだ。
タケルと猫目は兄弟だったのか。確かにデザイン的に似ている。
デザイン的な伏線張ってるところが、コイルのえらいところでもあるなぁ。
前回、タケルがイサコに「兄は死んだ」と脅していたが、
これはメガマスに脅されて言われただけの事らしい。
ヤサコが夢(もう夢かもわからないが)で見る4423の事と照らし合わせて考えると、
イサコの兄は黒幕の下で生きているとみて間違いないと思うが。
そして今まで何回も光っていたヤサコの肩は、イサコが言うには暗号路というもの。
暗号使いに必須の要素だったらしい。イマーゴとも直結とか何とか。
それにしても、今回はイサコにものすごく感情移入してしまった。
実の兄がいなくなって、全てを失ったと思い込んでしまい
感情の糸が切れたように泣き叫ぶシーンは正直心抉られました。
またヤサコには相当心許してるなぁという気遣いが多々見られ、
イサコは本当に良い女の子だなぁと心底惚れ直しました。
暗号を体に組み込むことが、自己の体に負担に掛けることを知ってたので
ヤサコにはメタタグのまま使用するようにいったのもそうですし。
キョウコのデンスケ直してという頼みも結構素直に受け入れましたし。
演技的にも今までとは違い角が取れたように自然な話し方をして、
桑島法子は上手いなぁと感心しきり。
そしてかなり自然な形でヤサコとイサコが共闘する関係になりましたね。
おそらく電脳コイルの最終地点はヤsカオとイサコが友達になる、
友達としてスタートを切る事だと信じたいので、二人とも頑張ってください。
唯一、イサコが暗号の使いすぎで体が弱ってることが非常に心配。
正直、膨大な複線が消化されては、新しい複線が次々に用意されるので
最終回までそれらが消化できるかが心配になってきた。
だけど、ここまで来たら電脳コイルの1ファンとして最後まで見守りたい。
こんなにも次回が待ち遠しいアニメは本当に珍しい。