ミッドフィールダー→ 仮にアジア大会で1995年生まれの選手ならびに1996年生まれの選手を使えるとなると日本代表の戦力は大幅にアップするだろう。最後の最後でロシアW杯のメンバーから漏れたボランチのMF井手口(レオネサ)とMF三竿健(鹿島)の2人が招集可能。さらにはMF小泉慶(柏)、MF深井一(札幌)、MF川辺(広島)、MF守田(川崎F)、MF上原力(磐田)といったJ1の舞台で存在感を発揮している選手も対象になる。
J1の選手では他にもMF松本昌(磐田)、MF手塚(柏)などが候補に挙げられる。J2の選手ではMF大山啓(大宮)、MF上村周(熊本)、MF重廣(京都)、MF小島幹(水戸)らが候補に入ってくるので選手層は厚い。今回、アジア大会のメンバーに選ばれたボランチの選手はMF神谷(愛媛FC)とMF渡辺皓(東京V)とMF松本泰(広島)の3人だったが(U-21ではなくて)U-23であったならばボランチの顔ぶれが様変わりするのは間違いない。
アタッカーの選手ではMF南野(ザルツブルク)が召集可能になる。彼がU-23日本代表のエース格になるだろう。さらにMF関根貴(シントトロイデン)とMF鎌田(フランクフルト)も召集可能で、京都U-18出身のMF奥川(マッテルスブルク)も対象になる。JリーグでプレーするアタッカーではJ1で結果を残しているMF金子翔(清水)がいる。現・新潟の鈴木監督が率いたU-19日本代表の中心選手はMF南野とMF金子翔の2人だった。
他にはMF青木亮(名古屋)、MF汰木(山形)、MF小屋松(京都)、MF嶋田慎(大宮)、MF澤井(東京V)などがいるが、ボランチと比べるとやや人材は不足している。J3の方に目を向けると早くも2桁ゴールをクリアしたMF富樫(FC琉球)もU-23日本代表の対象になる。また、開幕から鮮烈な活躍を見せた大卒ルーキーのMF三沢(Y.S.C.C.横浜)、ここに来て大きな存在感を発揮しているMF堂安憂(長野)もこの世代になる。