ゴールキーパー編→ 森保JAPANは昨年の12月に行われたM-150カップで公式戦デビューを飾った。1月に行われたU-23アジア選手権ではGLを3連勝で突破したが決勝トーナメントの1回戦でウズベキスタンに0対4で大敗。苦い経験をした。2018/3/21(水)~2018/3/25(日)にかけてパラグアイで開催される4ヶ国対抗の国際交流大会に参加する予定になっているのでいよいよ森保JAPANの2018年の活動も本格的にスタートすることになる。
早いもので本番の東京五輪まであと2年半を切った。あっという間に大本番は迫って来ると思うが「すでに本大会出場の切符を獲得している。」という有利さを生かして着実にチームとして前進していくことが期待されるがチームとしての骨格が出来上がるのは2018年である。チームが立ち上がって間もない時期に活躍した選手やアピールできた選手がコアメンバーとなって本大会出場を果たすケースがこれまで多かった。
手倉森JAPANを例に出すとFW浅野拓、MF中島翔、MF原川、MF矢島慎などが典型例に挙げられる。このあたりの選手は2014年1月に行われたU-23アジア選手権で存在感を発揮して代表に定着した。チーム立ち上げ時の序列が必ずしも高くなかった場合でも最初の段階でアピールできるとそのままの流れで代表に定着できるケースは多い。東京五輪出場を狙っている選手にとっては2018年は勝負の1年になる。
当然、急激な成長を見せる選手は必ず出てくるが、一度、序列が固まってしまうと追い抜くのはなかなか難しくなる。リオ五輪の本大会の直前の時期はMF関根貴(インゴルシュタット)、MF鎌田(フランクフルト)、MF伊東純(柏)などがJリーグの舞台で大きな存在感を発揮しており、代表入りを期待する声は大きかったがなかなかチャンスを与えられなかった。このクラスの選手であっても序列を覆すのはなかなか大変だった。