フォワード編→ 森保JAPANの基本システムは「3-4-2-1」なので1トップが基本となる。このポジションの絶対的エースはFW小川航(磐田)になる。U-20W杯の本大会のGLの2戦目で大ケガを負って長期離脱を強いられたがすでに戦列に復帰している。高さがあって強さがあって得点力も備わっている。CFに必要な要素のほとんどを高いレベルで有している選手なので「東京世代のCFの中で頭1つ抜けた存在」と言える。
続くのはFW小松蓮(産業能率大→松本山雅)だろう。松本山雅U-18から産業能率大に進学したが、つい先日、松本山雅に加入することが発表された。183センチの長身で運動量も多い。森保JAPANの常連になりつつあるがワンタッチプレーで味方を生かすことが出来る点も評価されているポイントである。トップレベルでの経験値は不足しているが「森保JAPANの1トップに合った選手」として重宝されている。
FW田川(鳥栖)も1トップの候補になる。抜群のスピードを生かしたプレーでチャンスに絡むことが出来る。鳥栖でもレギュラーを確保しつつあるが五輪代表の1トップのレギュラーを獲得するためにはポストプレーの精度を挙げる必要がある。また、空中戦で相手CBと互角の勝負ができるようになることも求められる。1トップの選手として不足しているものは少なくないが大きな可能性を秘めた選手であることは確かである。