アタッカー→ 「4-2-2-2」を採用する内山JAPANでは右SHがMF堂安(G大阪)、左SHがMF三好(川崎F)というのが基本形になる。MF堂安は2016年はJ3のG大阪U-23で21試合で10ゴールと見事な活躍を見せたが、今シーズンはG大阪のトップチームで重要な戦力になっている。チーム事情から右WBでプレーする機会も多かったが最近はもっと攻撃的なポジションで起用されており、直接的にゴールに絡む場面が増えている。
MF三好は所属の川崎Fでは途中出場が多くなるがシュート意識の高さは大きな武器となる。2016年は90分あたりのシュート数が5.77本/90分でJ1の全選手の中でトップだった。チームメイトだったFW大久保(FC東京)でも2016年は3.13本/90分なのでMF三好のシュート意識の高さは相当なレベルである。MF堂安もMF三好も左利きのアタッカーであるが、右にMF堂安、左にMF三好が入るケースがほとんどである。
アタッカーのポジションは3番手がMF遠藤渓(横浜FM)、4番手が追加招集されたMF高木彰(G大阪)という序列になる。話題の中心である15才のFW久保建(FC東京U-18)はU-15日本代表やU-16日本代表のときは右SHでプレーする機会が多かったが内山JAPANでのこれまでの起用法を見るとサイドハーフで起用される可能性はあまり高くない。2トップの一角あるいはトップ下の候補として考えられている可能性が高い。