1人目 : MF 中坂勇哉 (ヴィッセル神戸) 1997年8月5日生まれ 171センチ/61キロ→ 神戸U-18出身のアタッカー。プロ1年目の2016年からJ1で12試合に出場して1ゴールを記録。百戦錬磨のネルシーニョ監督からも高い評価を受けている。テクニックとアイディアに優れた天才肌のアタッカーであるが、プレー中に随所に見せる「気の強さ」がもう1つの魅力と言える。これまでは年代別代表に絡めていないがJ1で存在感を増しつつある。今後、東京世代の有望株として注目を集める存在になるだろう。
2人目 : FW 前田大然 (水戸ホーリーホック) 1997年10月20日生まれ 173センチ/67キロ → Jリーグでもトップレベルの走力を持ったスピードスター。プロ1年目から松本山雅で9試合に出場。期待度は高かったが期限付き移籍先の水戸でブレイクしつつある。ここ最近はずっと2トップの一角でスタメン出場が続いているが7試合で3ゴール。圧倒的な加速力を武器にピッチ上を躍動している。とにかく加速力が並外れている。朝ドラのべっぴんさんに服部綾子役(=パン屋の娘)で出演した女優の前田千咲は実姉。
3人目 : DF 町田浩樹 (鹿島アントラーズ) 1997年8月25日生まれ 190センチ/80キロ→ 大型CBとして早くから注目を集めていた逸材。昨シーズンの登録は188センチ/74キロだったが、今シーズンは190センチ/80キロと登録されている。身長が2センチ伸びて大台の190センチに到達した。日本人のCBで190センチ台の選手は非常に珍しいが、なおかつ、左利きという特徴を持っている。ポジション争いを繰り広げている日本代表のDF昌子とDF植田直の壁は極めて高いがDF町田も稀有な逸材である。
4人目 : MF 齊藤未月 (湘南ベルマーレ) 1999年1月10日生まれ 165センチ/64キロ→ クラブの未来を担う逸材として大きな期待を受けている湘南の下部組織出身のダイナモ。運動量が豊富で攻守両面でアグレッシブにプレーできる点が最大のウリとなる。サイズには恵まれていないが中盤にダイナミズムを加えることができる。ユース出身らしく基本的な技術も高い。1999年1月生まれなので2年後に開催されるU-20W杯の世代。U-18日本代表の中心的な存在になることが期待されている。
5人目 : FW 中村駿太 (柏レイソルU-18) 1999年5月10日生まれ 168センチ/60キロ → 「小型・ロナウド」、「小さなロナウド」という異名を持つストライカー。小学6年生のときに全日本少年サッカー大会で31年ぶりに大会のゴール記録を更新。23ゴールをマークした。昨秋に行われたU-19アジア選手権でも飛び級で選出されて準決勝のベトナム戦で2ゴールの活躍を見せた。2年後のU-20W杯出場を目指すU-18日本代表では大エースとして君臨。この世代の代表チームでは11試合で13ゴールを記録。
6人目 : MF 高橋壱晟 (ジェフ千葉) 1998年4月20日生まれ 178センチ/71キロ→ 今年の冬の高校選手権では青森山田高の一員として全試合でゴールを記録。初優勝に大きく貢献した。J2の千葉に入団したが開幕からレギュラーとして起用されており、9試合で2ゴールを記録。インサイドハーフの位置で多くのチャンスシーンに絡んでいる。周りに気を使いながら、自身もいいタイミングでゴール前に入っていくことが出来る。2列目や2.5列目からこれだけチャンスシーンに絡めるのは大きな魅力。
7人目 : MF 井上潮音 (東京ヴェルディ) 1997年8月3日生まれ 167センチ/60キロ→ 育成に定評のある東京Vの下部組織出身。プロ1年目からJ2で12試合に出場したが、怪我で長期離脱するまでボランチの一角でレギュラーポジションを確保していたので怪我がなければこの数字はもっと伸びただろう。東京Vの下部組織らしいテクニックと判断力に秀でた選手。ボランチでも2列目でもプレーできるがボールを受ける技術が高いので彼が中盤にいるとボール回しがスムーズになる。怪我がちなのが玉に瑕。
8人目 : MF 森晃太 (ヴァンフォーレ甲府) 1997年6月13日生まれ 175センチ/69キロ→ 残念ながらルヴァンカップの2節のC大阪戦(A)で右膝を負傷。「前十字靭帯損傷で全治まで約8カ月」と診断されている。最初に負傷した後、GOサインが出てプレーを続けたが、数分後に再度、膝を痛めてしまった。最初のプレー続行は明らかに無理があったので「判断ミスだったのではないか?」と言われても仕方がない。小学生の頃から注目を集める存在だったが、思い切りのいい仕掛けが最大の武器となる。
9人目 : MF 杉森考起 (名古屋グランパス) 1997年4月5日生まれ 172センチ/62キロ→ 「名古屋の下部が生んだ最高傑作」とも言われるがプロ入り後は厚い選手層に阻まれて期待されたほどの活躍は出来ずにいる。伸び悩みを指摘されるケースが増えているが抜群のサッカーセンスを持った天才肌の選手としてサポーターの期待は大きい。今シーズンから風間監督が就任したことはテクニシャンのMF杉森にとっては大きなプラス。小学生(=名古屋U12)の頃からMF森晃太とMF杉森のコンビで有名。
10人目 : MF 邦本宜裕 (アビスパ福岡) 1997年10月8日生まれ 175センチ/77キロ→ 高校年代は浦和ユースでプレーして地元のクラブである福岡でプロ契約を勝ち取った。浦和ユースの頃から強靭なフィジカルが大きな話題になっていたがフィジカルの強さはJ2の中でも最上位クラス。その上、テクニックがあってイマジネーションも豊富なので同じ左利きのアタッカーのMF家長(川崎F)に例えられる機会が多い。着実にJリーグで実績を積み上げているが年代別代表では存在感を発揮できずにいる。
・【内山JAPAN】 U-20W杯のメンバーから漏れた東京世代の有望株・30人 (上)
・【内山JAPAN】 U-20W杯のメンバーから漏れた東京世代の有望株・30人 (中) ・・・ 11人目~20人目はこちら
・【内山JAPAN】 U-20W杯のメンバーから漏れた東京世代の有望株・30人 (下) ・・・ 21人目~30人目はこちら
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