fc2ブログ
2024.08.05 20240804 日
 5時に起きて、涼しいうちに少しの読書。昨日ほどではないというが、今日も暑くなりそうだ。

 昨深夜の五輪競技のメインは、柔道混合団体。第1シードの日本はフランスに3-4で敗れ、東京大会に続いて銀メダルに終わる。最後は斉藤立が、王者リネールに一本取られて敗けるのだった。

Riner 20240803
(リネール、強すぎ)

 暑さにかまけて今日ははじめからやる気がなく、午前中から涼しい居間にしけこむ。居間ではマイパソコンによる作業ができず、読書ぐらいしかやれることがない。本を読み、たまに姿勢を変えてと横になったりすれば、読むことが主のはずなのについ本を措き、眼をつぶってしまう。そうなればその先は推して知るべしとなる。
 読む本は、「潮待ちの宿」。これを、舞台となっている岡山の笠岡を旅したことを思い浮かべながら、じっくり読む。あのときは、笠岡の北に位置する井原市の「笠北」というラーメン店で、笠岡ラーメンを食べたのだった。笠岡ラーメンは、古くから養鶏が盛んだった土地柄、鶏ガラスープに鶏のチャーシューを使ったもので、麺姿の美しい一杯だった。宿泊は、「道の駅笠岡ベイファーム」。缶チューハイをやりながらぼんやりとして夜を過ごしたことを思い出す。
 夜までに250ページ余り読んで読了。たくさん読んだが、今日は読書しかしていないから、自ずとこうなる。

kasaokaramen 20201012
(「中華そば専門店 笠北」で食べた笠岡ラーメン 2020.10.12)

 なお、本日の昼食について書いておくと、自宅で手づくりのカレーを賞味する。我々リタイア組は、道路や店が混雑する休日は外出をせず、自宅で食べるのが正しい行動だ。
 夏野菜のカレーとふつうのポークカレーのどちらがいいかと問われ、この季節ではあるけれどもやはりカレーは王道のほうがおいしだろうと、ノーマルを所望する。サラダもたっぷりついておいしく、これを店で食べるとしたら1,200円レベルの充実度だったのではないか。

house lunch 20240804
(ランチは自宅でポークカレー)

 静かなホリデー。しかも日中はほぼ涼しい部屋で読書と昼寝三昧の一日となった。自室に戻ったのは、暑さが少しだけ落ち着いてきた夕刻になってからとなる。
 夜には、パリ五連ゴルフ男子の最終ラウンドの最佳境をライブでやっていたのをつい見てしまい、寝入るのが25時を過ぎることとなった。松山英樹が銅メダル。

200109 03 katsuren catsle

 悲運の権力者阿麻和利(あまわり)が居城としていたもので、12~13世紀頃の築城。
 2000年12月の世界遺産登録で、周辺整備は行われ始めたばかりの頃だ。
 当時は上り口の至近に車を放置できるほど、ゆるゆるの管理状態だった。


2024.08.06 20240805 月
 隣家のお目覚めが早く、物音でもうそういう時間かと起きたところ、まだ5時15分だった。再度眠ろうと思っても、もう目が覚めてしまっているので、5時40分には立ち上がる。今朝まではトイレに起きることなく眠れている。
 今日から、家にいるときの下半身はステテコ1枚となる。これだと多少なりとも涼しくて、いいのダ。

 週明けの東証は、またもや激下げしている。先週末の取引が史上2番目のマイナスだと驚いていたのに、そんなのは目ではなく、今日も取引開始直後からほぼ全面安の展開となり、前場の2,500円超安でまずはびっくりこき、後場にもどんどん下げ続け、終値は先週末の終値比4,451円も安い3万1,458円となる。1日の下落幅としては、いわゆる「ブラックマンデー」の翌日の記録を更新する過去最大の下落となる。
 アメリカの景気が後退するとの懸念が高まる中、市場関係者からは「パニック売り」になっているとの指摘がなされているという。全体が1日で12.4%も下がり、保有銘柄にもいくつかストップ安が出現する相場など、過去にはほぼ経験したことがない。しかしこうなると、日頃値を追っていた各銘柄の株価がとても安く見えてしまい、もうここいらで下げ止まりでしょと、取引開始直後からガバガバ買う。
 すげぇ買いっぷり。たっぷりあったはずの余裕資金だったが、今日だけでなんとその8割を投入して、今日1日で61ユニット(!)を買った。こんな買いまくりも当然ながら初めてのことだ。つまりは、今日ぐらいの下げ幅がまた起これば、もう買付資金はあっさりパンクに至る。……もしかしたらこのやり方、まずいのかな。

owarine 20240805
(東証、今日の終値。)

 ランチは、東根市野田の名店「伊勢そば屋」へと出かける。ここの蕎麦は中毒性が高く、あっ、あれが食べたい!と思った瞬間からずっと欲望が途切れず、今日の昼はコレダと決めて、開店直後に訪問。すでに店内はほぼ満席だったが、どうにか並ばずに着席できた。
 天そば(冷)1,030円。ここの冷たいかけそばは初めて食べる。
 ビジュアルのよい配膳で、山葵が花型になっている。極太の蕎麦は茹でに時間がかかるので、待たされていた客たちは配膳されたおいしそうで盛りのよい蕎麦のルックスを見つめて、誰もが笑顔になっているのがおもしろい。
 相変わらず硬い天ぷら。しばらくつゆに浸っていてもほとんど身が崩れないスグレモノ。これをもりそばで食べるとたいてい口内から血を出すことになる。(笑) 甘めのつゆもおいしいし、かけそばにも最後には蕎麦湯が供されるのもこの店のいいところだ。
 ああ、んまかった! エンタテインメント性の高さが感じられるスバラシイ蕎麦屋。食後には極太蕎麦が胃の中で膨れてくるので、普通盛りでも半端ない満腹感が後々まで続くことになった。

isesobaya 20240805
(「伊勢そば屋」の天そば(冷))

 株式相場を大引けまで追い続けているうちに、とりわけ精神的な面でぐったり来てしまい、15時をもってエアコンの効いた居間にニゲ、涼みつつ昼寝をする。本を持ってみたものの、まったく読み続けられない。(笑)
 今日から読み始めたのは、「新宿鮫8 風化水脈」(大沢在昌著、光文社文庫、2014)。
 殺人傷害事件で服役していた真壁が出所した。だが、真壁が命がけで殺そうとした男・王は、藤野組と組む中国人組織のボスとなっていた。一方、高級車窃盗団を追う鮫島は、孤独な老人・大江と知り合う。大江に秘密の匂いを嗅いだ鮫島は、潜入した古家で意外な発見をした──。過去に縛られた様々な思いが、街を流れる時の中で交錯する。心に沁みるシリーズ第8弾。(カバー裏表紙から)
 この日はわずか30ページにとどまる。

 夜になり飲み終えてからは、今日の株取引の帳面整理をするのだが、あまりに買い過ぎて整理するのにえらく大変だ。4,400円の低下と簡単に言うけれども、一日に440円だってきつめの下げに当たるわけで、その10倍の威力のものが一気に来たと思えばすごさがわかる。東日本大震災のあの揺れと大津波のようなものだ。作業を終えたのは22時。

 その間、パリ五輪のバレーボール男子の準々決勝、V候補のイタリア戦をライブで観る。はじめの2セットを連取したので、ひょっとするのではないかと期待したが、フルセットの末敗れる。しかし、ニッポンの男子バレーは強くなった。

volley quarter final 20240805
(日本、イタリアにあと1点から押し切れず、48年ぶりの4強進出を逃す)

 就寝は、24時半過ぎとなる。

2024.08.07 20240806 火
 5時に目が覚め、6時起床。このところ夜は、雨が降りそうにないときにはカーテンも閉めず、外気がたっぷり入ってくるようにして眠っている。外から室内が見えるかもしれないが、好き好んで見る人もいなかろうと、涼しさ最優先にして気にしないことにしている。

 注目の今日の東京市場は、買付資金が大きく目減りしているので、昨日たくさん買ったものの中からある程度の利益が出たものは売ろうと考えて臨む。
 この2営業日の急激な下落を承けて、日経平均株価はさすがに上昇した。昨日までの2営業日で6,600円以上値を下げた状況から一転し、過去最大の上げ幅で反発し、3,217円高の3万4,675円となった。前例のないこの乱高下はもうしばらく続くのかもしれない。
 11ユニットの売りが約定。昨日一日の負け分の4分の3ほどはなんとか取り戻せた形だが、このところの落ち込み分はもっともっと戻してもらわないと釣り合わない。また、保有株式過多の状況はこの程度の売りでは焼け石に水のレベルで、買いつけるための余裕資金は大きく不足している。

owarine 20240806
(東証、今日の終値)

 ランチは、「軽食ひまわりヤマザワ宮町店」にて。安くておいしいヤマザワの「軽食ひまわり」は頻繁に利用しているものの、ここで食べるのは初めてかもしれない。
 ひまわりでは初めて食べる、つけめん、605円。これ、いいよなあ、見た目もきれいで。サンコー食品製と思われる黄色が鮮やかな中華麺は、プリッとした食感でおいしい。麺量は1.5食分に違いなく、ボリュームはしっかり。足りなかったら総菜売り場でミニ弁当でも買って帰ろうと思っていたが、その必要はなかった。揚げ玉の浮いたつけ汁も既製品を使っているのかもしれないが、スタンダードな味わいで、これも手抜き感がない。
 このクオリティとボリュームが605円で得られるわけだから、山形資本のスーパーヤマザワはスバラシイ。ただ宮町店は、開店が11時45分からと遅く、10人ほどの客が並んで開店を待っている状態なのがバツ。顧客本位に戻すための改善が必要だろう。

himawari miyamachi 20240806
(「軽食ひまわりヤマザワ宮町店」のつけめん)

 午後は、3日連続で居間にてエアコンの涼風に浴する。つまりは、盛夏だからこそ許される、休息と称する無為な時間であって、建設的な成果というものは、この時間にはない。
 夕刻になって、妹から新たに設けた証券口座の番号を報せるメールが届く。これでようやく必要な情報が出そろい、相続手続を再開することができる。役所や銀行を相手にする書類作成とは、必要事項や証明書を集めるための長い時間が必要で、それらが揃うまでの長い我慢大会のようなものだと見つけたり。
 16時前からひと雨あり、その後はだいぶしのぎやすい気温になる。山形地方の今日の最高気温は、今年最高の35.1℃だった。

 今日18時過ぎ発表の、大相撲九月場所千秋楽のチケットの抽選結果は、第4希望まですべて落選だとのメールが届く。大相撲ってそんなに人気なのか? シット。いったい日本相撲協会はナニサマのつもりなのか。
 今日から明日までチケットぴあで、敗者復活戦の先行抽選の受付をしているようなので、ただちにこちらのほうへ申し込む。落選者がこぞって申し込むからダメかもしれないけど。

Duplantis 20240805
(男子棒高跳びで、デュプランティスが6m25をクリアする)

 今夜も五輪観戦。男子棒高跳びではスウェーデンのデュプランティスが6m25の世界新記録で連覇。レスリング女子50キロ級では、五輪連覇を目指した須崎優衣がまさかの初戦敗退。勝負なので、こういうこともあり、悲喜こもごもだ。

susaki yui 20240806
(須崎優衣は、まさかの初戦敗退に涙)

 本日、読書は、「新宿鮫8 風化水脈」の70ページと、少ない。

200109 04 kishimotoshokudo

 本部町渡久地にある沖縄そばの名店「きしもと食堂」で、沖縄そばを食べた。
 あまりのおいしさに、相席で目の前にいる知らない観光客に向かって思わず「うまい!」と言いそうになったことを覚えている。


2024.08.08 20240807 水
 6時起床。昨夜の雨のせいか、今朝は比較的涼しい。
 朝のニュースをチェックすると、昨深夜には男子グレコローマンスタイル60キロ級で、文田健一郎が悲願の金を手に入れたとの報。よかったな。彼はエリートでありながら、職人的な苦労人の雰囲気も併せ持っている。

fumita 20240806
(男子グレコローマンスタイル60キロ級で、文田健一郎が悲願の金)

 つれあいは午前中、JALがタイムセールをしているのをチェックし、長崎旅行を企図している。長崎かぁ。行けるとすれば5年ぶりだな。
 いろいろと画策した結果、10月28日からの3泊4日でスケジューリングし、フライトと宿を確保したようだ。5年前の長崎は雨で、思案橋や中華街ではけっこう降られた。今回は、長崎市内の未訪のエリアを探索し、修復が終わったグラバー園を再訪し、1日はドライブして佐世保・平戸方面を攻めるというのはどうだろうか。

shianbashi 20191023
(雨の思案橋横丁 2019.10.23)

 昼食は、にわか雨を衝いて赤湯へ。2022年夏に、古色漂う建物から赤湯のメインストリートに移転した「お食事処ふみよし」が未訪となっていたので、このたび初訪問してみた。
 とんかつと焼肉が二枚看板の店のよう。これらは充実度が高そうだが、価格まで充実していたので(笑)、今回はかつ煮定食900円にしてみた。とんかつ定食が1,500円なので、かつ煮のほうはしょぼいのかと想像していたら、まったくさにあらず。立派なとんかつを使っているのだった。
 熱々の煮カツを頬張れば、唇が焼けそうなほどで、極めてうまし。ごはんの量も、普通盛りで十分などんぶりめし。ただ、煮かつと小鉢の青菜炒めがとてもしょっぱく、普通味の味噌汁が極薄味に感じられる。こうなると白いごはんがもっと欲しくなるが、食べた後のことを考えてぐっと我慢する。
 ああおいしかった。いい食堂にめぐり会えた。ラーメン類もおいしそうなので、距離があるが再訪可能性は高い。

fumiyoshi 20240807
(「お食事処ふみよし」のかつ煮定食)

 株式は、今日も大商いとなる。取引開始後しばらくは低調だったが、ぐんぐん値を戻し、最後は利確売りが入って株価曲線が右にお辞儀したものの、全体としてかなりしっかり。一昨日に山ほど買った中から14ユニットを売って、しっかり利確する。それでも、61ユニット買ったうちの25ユニットが昨日と今日で売れただけで、まだ半分以上も売り抜けられていない。もう少し上がらないと売れない。

 株式市場が取引を終えた15時からは、信託銀行に提出する株式関係の相続書類を調製し始める。この間つれあいは、ママに代わってはるき君の保育園迎えに向かうが、ちょうどその時間、雷鳴混じりの土砂降りとなる。山形地方は大雨警報。はるき君は雷を真顔で怖がっていたそうだ。かわいいな。

 17時前までにようやく書類完成のはこびに。根を詰め、やるべきことはきちんとやったつもりだし、内容を何度も確認したから、これ以上の手直しはないと決めて、封書を閉じる。明日郵便局に持ち込もう。
 銀行3行のうち2行は処理が最後まで終わって当方の口座に解約金が振り込まれているはずで、これらの相続の手続に関していえば、ピークを過ぎたような気がしている。これからは、遺品整理と実家の処分が待っている。

 夜は、寛いでしまい、五輪観戦、飲みながらの録画視聴、パソコンゲームと、創造的活動は後退する。本も読めていない。寝る間際に「新宿鮫8 風化水脈」を読んだが、10ページでもうダメだった。

200109 05 shioya unjami

 塩屋のウンガミを観に行った。
 塩屋湾に面する塩屋、田港、屋古など7の集落が合同で行う、毎年旧盆明けの最初の亥(い)の日に執り行われる祭祀だ。
 ニライカナイから神々をお迎えし、もてなし、お送りして、豊作・豊漁を願うという、国指定の無形文化財で、女たちが鼓を打ちながら神歌をうたう姿が神々しい。