■ 有望な若手を多く擁しているチームFC東京も有望な若手を多く擁しているチームの1つに挙げられる。バルセロナの下部組織で育ったFW久保建に関しては「FC東京で育った選手」というイメージはあまりないが1学年上のMF平川怜はFC東京の育成組織が生み出した逸材である。同じタイミングでプロ契約を結んだFW久保建とMF平川怜はセットで語られるケースが多いが「FW久保建よりもMF平川怜の方に魅力を感じる。」という人は少なくない。
2020年には地元で夏季五輪が開催されるので特に東京世代の選手は「地元開催の五輪に何としてでも出場したい。」という強い意欲を持っているがキーパーのGK波多野もその1人である。198センチという破格のサイズを持った超・大型キーパーはユースの頃から大きな期待と注目を集めてきたがここまで順調に伸びてきている。森保JAPANでも「GK小島亨(早稲田大)に次ぐ2番手キーパー」という立ち位置になっている。
同級生でGK波多野とは「終生のライバル」と言えるGK廣末に期待する人も多い。こちらは184センチなので現代のキーパーとしては小柄な選手であるが正確無比なフィードとキャッチングの安定感が魅力。スケールの大きなGK波多野とは全く対照的でまとまったタイプで計算のできるキーパーである。高校年代は青森山田高でプレーしたがFC東京とプロ契約を結んだ。FC東京U-23でもポジション争いを繰り広げている。