■ 大失速でまさかの10位G大阪は31節を終えた時点で11勝11敗9分けで勝ち点「42」。10位に位置する。7月29日(土)に行われた19節の大阪ダービーは逆転勝利。19節を終えた時点では10勝4敗5分けで3位だった。7月末までは優勝争いに加わっていたが急降下した。20節以降は1勝7敗4分け。9月7日(木)に長谷川監督の今シーズン限りでの退任を発表したがそれ以降はリーグ戦では未勝利。7試合勝ちなしと泥沼状態にハマっている。
9月7日(木)の時点でJ1は残り10試合だったが3位の川崎Fならびに4位の柏との差は「7」。ACLの出場権獲得は十分に目指せる状況だったが退任発表によって全体の緊張の糸が切れてしまったのか、信じられないような状況に陥っている。後任監督としては2013年までC大阪の監督を務めていたクルピ監督の名前が浮上している。「就任内定」と報じられたので2018年はクルピ体制で巻き返しを図ることになりそうだ。
今回の欧州遠征のメンバーにはGK東口、DF三浦弦、MF井手口、MF倉田の4人が選出されているが他にもDF藤春は日本代表の大枠の候補と言える。FWファン・ウィジョとDFオ・ジェソクの2人は韓国代表候補で、さらに百戦錬磨のMF遠藤とMF今野もいる。FW長沢駿やFWアデミウソンもいるのでメンバー的には揃っている。すでに7位以下が確定しているが相当に不本意なシーズンになってしまった。