■ 長谷川監督の今シーズン限りの退任が決定ガンバ大阪は28節を終えた時点で11勝10敗7分けで勝ち点「40」。9位に位置する。シーズンの半ばまではJ1の上位争いに参加していたがここ9試合は1勝6敗2分けと不振。天皇杯はベスト16で柏に敗れており、ルヴァン杯の準決勝はライバルのC大阪に2試合合計で3対4。2ndレグの後半のアディショナルタイムにDF木本に決勝ゴールを許して目前まで迫っていた「史上初となる4年連続の決勝進出」を逃した。
9月7日(木)の時点で長谷川監督の退任が正式に決定。後任監督としては元C大阪のクルピ監督の名前が挙がっている。「交渉は大詰めを迎えている。」と報じられたが「セレッソ色の強い監督」なのですんなりと決まらない可能性はある。長谷川監督の退任が決まってから全く結果が出ていないので『退任発表のタイミング』について批判の声が出ているが早い時期に後任監督が決まると体勢は立て直しやすくなる。
J2時代の2013年から5年間チームを指揮して2014年には「三冠」を達成した長谷川監督の退任によってG大阪は1つの時代が終焉したことになる。昨オフは生え抜きのFW阿部浩(川崎F)とMF大森(神戸)が流出するなど厳しいオフになったが昨オフ以上に不確定要素の多いオフになりそうだ。結果を残せずにサポーターのフラストレーションは溜まっているがネガティブなニュースに振り回されるオフになる可能性は高い。