浦和レッズ A-主なin
FW ラファエル・シルバ (アルビレックス新潟)
FW オナイウ阿道 (ジェフ千葉)
MF 菊池大介 (湘南ベルマーレ)
MF 長澤和輝 (ジェフ千葉) ・・・ レンタルバック
MF 矢島慎也 (ファジアーノ岡山) ・・・ レンタルバック
DF/MF 田村友 (アビスパ福岡) ・・・ 期限付き移籍
GK 榎本哲也 (横浜Fマリノス)
主なout
FW 石原直樹 (ベガルタ仙台) ・・・ 期限付き移籍
DF 永田充 (東京ヴェルディ)
DF 加賀健一 (モンテディオ山形)
GK 大谷幸輝 (アルビレックス新潟)
→ CSの決勝で鹿島に敗れて2位に終わった浦和だったが年間最多勝ち点に輝いた。また、ルヴァン杯を制して久々となるタイトルを獲得できた。成績的には非常に良かったがかなり後味の悪いシーズンになった。近年の浦和は勝負強さに欠けるので1ステージ制に戻ったことは浦和にとってプラスに作用する可能性が高い。ペトロヴィッチ監督は早くも就任6年目となるが悲願のリーグタイトル獲得が至上命題となる。
今オフの補強は極めて堅実だった。2000年代中盤から後半あたりのブッフバルト監督やオジェック監督がチームを指揮していた頃はMF小野伸やFW高原など国内外のビッグネームを獲得するケースが非常に多かったがペトロヴィッチ監督が就任したあたりから方向性がガラッと変わった。スター性や話題性のある選手よりも計算できる選手を獲得するケースが多くなっており、派手な補強を行うことはほとんどない。
ポジティブに表現すると堅実、ややネガティブに表現すると地味と言えるが、FWラファエル・シルバ(新潟)は浦和にはいなかったタイプのストライカーなのでアクセントになる可能性が高い。2016年に横浜FMの正キーパーを務めたGK榎本哲(横浜FM)を獲得したのは結構なサプライズだったが日本代表のGK西川は代表戦等でカップ戦は欠場するケースが多い。ルヴァン杯や天皇杯のことを考えると心強い戦力と言える。
最大の注目はMF矢島慎(岡山)だろう。2年間プレーした岡山で飛躍的な成長を遂げてチームに戻って来た。MF柏木とポジションをすることになると思うがレギュラーを奪取する可能性はゼロではないだろう。FWオナイウ阿道(千葉)やMF長澤(千葉)やMF菊池大(湘南)なども加入したので選手層は厚くなったがベンチに入れない有力選手がたくさん出てくると考えられる。このあたりのメンタルケアが大事になって来る。