2013-12-13(Fri)
電圧上昇抑制
「電圧上昇抑制」
太陽光発電を始めて一ヶ月、モニターを見ながらふと疑問に思っていたこと
発電が多い日に限って、売電できていない
電圧上昇抑制機能が働いて、電気が売れない状態になっていたのです
ずっとではなく一日に15分から30分、一日に2kw程度が無駄になっていました
どのような現象か簡単に言うと、ソーラー側の売電電圧よりも送電網の方が電圧が高く、ソーラー側から電気が流れない状態になってしまうのです
抑制が働く直前は電圧がソーラー側は109ボルトまで上昇するようになっているので、抑制が働いたときには送電網はそれ以上の電圧になっている事になる
通常時、実際に電圧をテスターで測ってみると、日中で107.4ボルトもある!
夜間でも105ボルト
法律では101±6ボルトの範囲内にしなければならないらしいので、107ボルトを超えるのは法律違反
と言うことで早速北海道電力に電話してみた
通常は一週間程度電圧を測って記録し、電圧が明らかに高い場合に限って電圧調整(タップ切り替え)をしてくれるらしいのですが、今回は日中の電圧を測って、即タップ切り替えをしてくださいました
一段変更してくれたそうで、2.5ボルト電圧が下がったそうです
実測してみると、先ほど夜間で101ボルト、ドンピシャの良い状態です
これで電圧上昇抑制が働かずに、効率よく売電出来るようになるはずです
太陽光発電を導入したのに、ちょくちょく電圧上昇抑制が働く場合は、チェックが必要です
電力会社は電気を買わずに済むので利益が出て、消費者はよほどでない限り調べることも出来ない
クリーンエネルギーを100%有効に使うために、抑制が出ないよう電圧にも気を付けようと思います
今夜は冬になって初めてのドカ雪です
さっき(午後9時頃)薪を取りに行ったら、車が完全にすっぽり埋まってました
夕方から40センチ以上積もったようです
明日は今季初の除雪機出動になりそうです
追記20131214
本日日中、晴天になって4Kw以上発電していたので電圧を測ると103.2ボルト、曇天で0.7Kw発電時は101ボルトとなって正常電圧で推移するようになりました。
全く発電していない時間では、101ボルト付近で安定しているので、やはりタップ切替をしていただいて正常になったようです。
こんな事は無いと思いますが、北海道電力と連携した時、電力会社の人が電柱に登って何かを調整していた記憶があるのですが、もしかしたらタップ切替を高電圧側にしていたのかも?と思ってしまいます。
配線も終わっていたし配電盤もメーターの確認も終わったのに、何故電柱に登るの?と今更ながら疑問が湧いてしまいます。
拍手コメントいただいた件の回答ですが、冬期も発電はします。太陽が出ている時間が短いので発電できる時間は短いですが、雪に太陽光が反射して効率よく発電するようです。
秋の雪のない状態の暗い曇天では0.1Kw程度しか発電しない事が多いのですが、今時期の曇天や降雪時では0.3Kw以上発電する事が多いです。
シミュレーション上では、12月は292Kwの発電見込みです(5.3Kwシステム)。
今月は晴天が一日しかなかったので、今の所約100Kwしか発電していませんが、自家消費分は賄えています。
冬期一日晴れれば20Kw以上発電しているので十日晴れれば200Kw、それに加えて曇天や降雪時の発電が一日4Kw×二十日で80Kw、合計280Kwがシミュレーションで出た値でしょう。
また電力会社の電圧調整は、ここから数キロ離れた場所で自動制御で行っているそうです。負荷が多い時から負荷の少ない時、昼夜を問わず調整しているそうです。
北海道は夕方4時以降の節電協力を盛んに呼びかけていますが、本当に節電が必要な時間帯は早朝4時頃です。
オール電化住宅が増え、電気料金が安い深夜にボイラーで湯を沸かし、夜になるまで保温してお風呂などに使っているのです。洗濯も電気料金が安い深夜から早朝行う家庭が増えているので、夕方4時以降の節電は、一般家庭ではしなくとも電力は不足していないのです。
ちなみに節電要請「政府、北海道に節電要請へ 震災前より「6%以上」2013年10月31日22時27分 朝日新聞デジタルより」だそうですが、我が家ではすでに30%近くの節電を達成しました。
まず照明をLED化、更に家族で居る部屋を一部屋にして、一部屋の照明で済ませる事にし、冷蔵庫とフリーザーの温度設定を高温側にした。
それだけの事ですが、大きな節電に結びついています。
これでもまだ「原発は必要」ですか?今だって動いてないのに、動かす必要がありますか?
子どもの甲状腺ガンの患者が福島で12人確定し、甲状腺ガンの疑いのある人が15人いるのに、それでも被爆の危険を抱える原発を推進しますか?
原発の建設から廃炉・解体、廃棄物処分まで計算に入れると、火力発電より格段に危険でコストも掛かり、地球温暖化も進む事がわかっているのに、どうして原発が重要なベース電源なんていえるのか?
原発が必要だと言っている人は、「私は無知です」と宣言しているのと同じです
みんなで脱原発・温暖化防止に向けて、省エネ、省資源、リサイクル、リユース、進めましょう
追記 20131215 拍手コメントの返信
我が家の電気契約が60A(現在はドリーム8の6KVA契約)の件ですが、これまでの20Aからの変更理由は、家庭内への引き込みは20Aで十分足りますが、ソーラーからの売電が定格で55A必要だからです。
参考までに11月に記録したソーラー発電の瞬間売電量は5.8Kw/h、これが発電量の多い6月頃なら6Kwを超えてしまいそうな気がします。
家庭内消費で必要な電力だけで見れば、確かに20Aで十分です。でもソーラー発電のパワーが大きいので(売電電流が大きいので)引き込み電線も太いものに変え契約も60Aにしなければ容量が足りないのです。
現在はドリーム8契約(夜間電気が安い契約)にして、6KVA(通常の60A相当)に変更しました。
この契約変更で、基本料金は6KVA(キロボルトアンペア)で1365円、従量電灯B 60A基本料1953円から約600円安くなりました。ちなみに6KVAは、ドリーム8での最低電力量です。
ドリーム8は日中の電気代は高いですが、日中はソーラーで発電しているので買う量は少なく、電気代の安い夜間仕事が多い自分のような者には、ありがたい電気契約です。
太陽光発電を始めて一ヶ月、モニターを見ながらふと疑問に思っていたこと
発電が多い日に限って、売電できていない
電圧上昇抑制機能が働いて、電気が売れない状態になっていたのです
ずっとではなく一日に15分から30分、一日に2kw程度が無駄になっていました
どのような現象か簡単に言うと、ソーラー側の売電電圧よりも送電網の方が電圧が高く、ソーラー側から電気が流れない状態になってしまうのです
抑制が働く直前は電圧がソーラー側は109ボルトまで上昇するようになっているので、抑制が働いたときには送電網はそれ以上の電圧になっている事になる
通常時、実際に電圧をテスターで測ってみると、日中で107.4ボルトもある!
夜間でも105ボルト
法律では101±6ボルトの範囲内にしなければならないらしいので、107ボルトを超えるのは法律違反
と言うことで早速北海道電力に電話してみた
通常は一週間程度電圧を測って記録し、電圧が明らかに高い場合に限って電圧調整(タップ切り替え)をしてくれるらしいのですが、今回は日中の電圧を測って、即タップ切り替えをしてくださいました
一段変更してくれたそうで、2.5ボルト電圧が下がったそうです
実測してみると、先ほど夜間で101ボルト、ドンピシャの良い状態です
これで電圧上昇抑制が働かずに、効率よく売電出来るようになるはずです
太陽光発電を導入したのに、ちょくちょく電圧上昇抑制が働く場合は、チェックが必要です
電力会社は電気を買わずに済むので利益が出て、消費者はよほどでない限り調べることも出来ない
クリーンエネルギーを100%有効に使うために、抑制が出ないよう電圧にも気を付けようと思います
今夜は冬になって初めてのドカ雪です
さっき(午後9時頃)薪を取りに行ったら、車が完全にすっぽり埋まってました
夕方から40センチ以上積もったようです
明日は今季初の除雪機出動になりそうです
追記20131214
本日日中、晴天になって4Kw以上発電していたので電圧を測ると103.2ボルト、曇天で0.7Kw発電時は101ボルトとなって正常電圧で推移するようになりました。
全く発電していない時間では、101ボルト付近で安定しているので、やはりタップ切替をしていただいて正常になったようです。
こんな事は無いと思いますが、北海道電力と連携した時、電力会社の人が電柱に登って何かを調整していた記憶があるのですが、もしかしたらタップ切替を高電圧側にしていたのかも?と思ってしまいます。
配線も終わっていたし配電盤もメーターの確認も終わったのに、何故電柱に登るの?と今更ながら疑問が湧いてしまいます。
拍手コメントいただいた件の回答ですが、冬期も発電はします。太陽が出ている時間が短いので発電できる時間は短いですが、雪に太陽光が反射して効率よく発電するようです。
秋の雪のない状態の暗い曇天では0.1Kw程度しか発電しない事が多いのですが、今時期の曇天や降雪時では0.3Kw以上発電する事が多いです。
シミュレーション上では、12月は292Kwの発電見込みです(5.3Kwシステム)。
今月は晴天が一日しかなかったので、今の所約100Kwしか発電していませんが、自家消費分は賄えています。
冬期一日晴れれば20Kw以上発電しているので十日晴れれば200Kw、それに加えて曇天や降雪時の発電が一日4Kw×二十日で80Kw、合計280Kwがシミュレーションで出た値でしょう。
また電力会社の電圧調整は、ここから数キロ離れた場所で自動制御で行っているそうです。負荷が多い時から負荷の少ない時、昼夜を問わず調整しているそうです。
北海道は夕方4時以降の節電協力を盛んに呼びかけていますが、本当に節電が必要な時間帯は早朝4時頃です。
オール電化住宅が増え、電気料金が安い深夜にボイラーで湯を沸かし、夜になるまで保温してお風呂などに使っているのです。洗濯も電気料金が安い深夜から早朝行う家庭が増えているので、夕方4時以降の節電は、一般家庭ではしなくとも電力は不足していないのです。
ちなみに節電要請「政府、北海道に節電要請へ 震災前より「6%以上」2013年10月31日22時27分 朝日新聞デジタルより」だそうですが、我が家ではすでに30%近くの節電を達成しました。
まず照明をLED化、更に家族で居る部屋を一部屋にして、一部屋の照明で済ませる事にし、冷蔵庫とフリーザーの温度設定を高温側にした。
それだけの事ですが、大きな節電に結びついています。
これでもまだ「原発は必要」ですか?今だって動いてないのに、動かす必要がありますか?
子どもの甲状腺ガンの患者が福島で12人確定し、甲状腺ガンの疑いのある人が15人いるのに、それでも被爆の危険を抱える原発を推進しますか?
原発の建設から廃炉・解体、廃棄物処分まで計算に入れると、火力発電より格段に危険でコストも掛かり、地球温暖化も進む事がわかっているのに、どうして原発が重要なベース電源なんていえるのか?
原発が必要だと言っている人は、「私は無知です」と宣言しているのと同じです
みんなで脱原発・温暖化防止に向けて、省エネ、省資源、リサイクル、リユース、進めましょう
追記 20131215 拍手コメントの返信
我が家の電気契約が60A(現在はドリーム8の6KVA契約)の件ですが、これまでの20Aからの変更理由は、家庭内への引き込みは20Aで十分足りますが、ソーラーからの売電が定格で55A必要だからです。
参考までに11月に記録したソーラー発電の瞬間売電量は5.8Kw/h、これが発電量の多い6月頃なら6Kwを超えてしまいそうな気がします。
家庭内消費で必要な電力だけで見れば、確かに20Aで十分です。でもソーラー発電のパワーが大きいので(売電電流が大きいので)引き込み電線も太いものに変え契約も60Aにしなければ容量が足りないのです。
現在はドリーム8契約(夜間電気が安い契約)にして、6KVA(通常の60A相当)に変更しました。
この契約変更で、基本料金は6KVA(キロボルトアンペア)で1365円、従量電灯B 60A基本料1953円から約600円安くなりました。ちなみに6KVAは、ドリーム8での最低電力量です。
ドリーム8は日中の電気代は高いですが、日中はソーラーで発電しているので買う量は少なく、電気代の安い夜間仕事が多い自分のような者には、ありがたい電気契約です。
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