ピント調整
今のデジタル時代はレンズのピントが合っていたとしても、センサー位置がずれていたらピントが合わず、それぞれの調整が必要になって来ます
以前使っていたニコンのD4sは、購入時からピントがずれていました
メーカーにレンズと共に送って点検しても、ピント精度の許容範囲との事で何もしないで返却されてきました
ボディ側で最大に調整してもずれていたので、再度点検の為に画像とレンズを共にメーカーに送ったところ、ようやくセンサー位置とAFユニットの微調整をしてもらえ、ジャスピンで問題ない画像を得られるようになりました(6万ほどかかります)
ピンズレも数年前から超望遠レンズを使うようになって、やっと気付くようになった事
風景撮影のように広角レンズで絞って使ったらまず気付かないレベルで、中望遠レンズでも「ちょっと甘いかな」程度で見過ごすことが多いのも事実です
それが超望遠レンズになると、ピントの幅が数センチ!ほんのわずかなピンズレも目立ってきます
次の画像は300mmf2.8のレンズを絞りは開放、中央にAF撮影したもの(被写体までの距離約10メートル)
ピンとは中央で全く合ってなくて、右側の苔に合ってます
ズレの量は10センチ弱
これはちょっとひどいとお思いになるかもしれませんが、これが現実です
無調整ではこんなにずれている事もあります
で、調整すると
これは600mmf4の画像ですが、何となく合ってるように見えると思います
調整値は、なんと-7です!
これまで使ってきたニコンのカメラは、全て後ピンでした
同じ被写体で比較画像を撮らなかったのは失敗でしたね
まぁ今のカメラは、これだけ適当なんだよって事です
先日の鹿の画像は他にも数枚撮影していますが、ほとんどが後ピン
手にしたばかりのレンズで、いきなりの実践投入で調整前でした
あの画像も若干後ピン(あれはMFです。AFで撮ったものは使い物にならない程でした)
いくら良い機材を使っても、無調整ではダメダメだよって事ですね
最近のカメラは自動調整機能があるものも出てきて便利になってきました
自動調整が無くても、カメラにAF調整機能が付いていれば、自分でコツコツ調整すればOKです
AFでピント合わせて、その位置でライブビューでピント拡大確認して、ずれているかどうか確認
ズレていれば調整し、ずれていなければラッキー!
望遠レンズで撮ってても、何となく眠い写真しか撮れない方は、ピントのズレとブレを疑ってみて下さい
自分もこの事実を知らなかった時は、「腕の無さか~」と諦めていました
自分の腕ではないとわかった時には、メーカーに対して怒り爆発でしたが、これからいい写真撮ればいいのだし・・・
雪の結晶の写真の現像作業も、あと30枚ほどになりました
ペースも変わらず一日に2枚仕上がるかどうかですので、ゴールデンウィークには雪の写真は終わるかなぁってところです
がんばろ
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