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2015-11-14(Sat)

釣りに思う

生きて行くために、釣りに行く

と言っても普通の暮らしをしている人から見れば、趣味にしか思われない

そんなふうに思われても別に構わないが、腹立たしい

まぁ良いんだけどね、それだけの人としてしか、付き合わないから

それじゃ、エスキモーの人々も趣味で狩りをしている?

先住民族の人々が狩猟をするのも趣味?

全然違う

生きる為に、自分の時間を使い、命がけで食料を調達してくる

お金を稼いで食料を買うために・・・と間接的に生きる為に必要な物を得ているのではない

直接自分たちの身となり血となるものを調達しているのだ

そこには、何一つ無駄な物はない

安易にお金に頼って、自分で出来る事をしないで、生きたいとは思わない


先日は一匹しか釣れなかった
DSC00603-2
これで今年は5匹!

家族で食べる一年分には程遠いが、イクラも入っていた
DSC00604-2

現地で血を抜き、〆て神経を絶っているので、新鮮そのもの

昔は自宅前の小さな川にも、鮭が遡上していたという

それも自分たちが越してくるちょっと前に、だ

鮭が戻れない川に、誰がした

自然界の仕組みを変え、人間の勝手で、人間自身の首をも絞めた

一部の人間の経済的な富の為、多くの人に犠牲を強いている

そして自然界に、大きな後遺症を残した

鮭の数も、年々減っている

鮭の登れる川を取り戻し、自然を少しでも取り戻す努力をするべきだ

豪雨によって畑から流出する土砂を無くし、河川への土砂汚染を減らす努力をするべきだ

美瑛は毎年のように、畑から河川へ土砂を流し続けている

農家からすれば、畑の表土を失うだけの被害だ

でも自然界では、河川環境の悪化で、水生生物の生息環境が無くなってしまう



自分たちの暮らしを見つめると、自然と密接に関わらないと生きて行けない事がわかるはずだ

一匹の鮭から、川が見え、海が見え、自然界の全体が見えてくる

日本だけの問題では無く、世界に繋がっている事もわかる

鮭の回遊ルート、これだけの長旅をしているのだ

鮭を食べる時、そんな事を想い、子どもたちにも話をしながら、命を繋いでいる

鮭の養殖事業ばかり莫大な費用を掛けて研究しないで、自然産卵できる川を取り戻すために力を注ぐべきだ
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プロフィール

豊瀬 恒介

Author:豊瀬 恒介
ご訪問くださり、ありがとうございます!自然写真家であり、自然循環栽培(無農薬・無化学肥料・草生栽培)で自給自足を目指しています。その他、木工品を作ったり、天然酵母のパンを焼いたり、釣った魚を卸したり、観光バスの運転もしています。人生一度切り、自分の想うがままに生き、悔いの無い人生を歩みたいです。

掲載写真・文章等の著作権・版権・使用権等作品に附随する全ての権利は豊瀬恒介にあります。無断使用・無断転載は厳禁です。

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