今回こそ回答編。
推理を解くポイントは
映画の続きを解決することではなく
脚本家本郷の心と入須先輩の心を
読み解くところにありました。
感想伊原からはザイルが生かされていないと指摘。
福部には叙述トリックを使わないホームズしか読んでいないであろう脚本家が
叙述トリックを使えないであろうと指摘され
要は推理違うんじゃないのと指摘され激しく動揺する折木君。
落ち込む折木君はまるで世界の終わりを迎えた表情をしています。
つつかれると、自信がないことを浮き彫りにしてしまう感じでしょうか。
折木君は自分が推理して脚本家になったという感じなのでしょう。
福部からもらったタロットカードの折木君の評。
女性にコントロールされるってところを素直に認めたがらないようです。
さて見方を変えることがわかった折木君。
そしてイリス先輩と再び対面。回答編です。
どうやらイリス先輩は、
脚本が現場の暴走で違うものになってしまい
脚本家を傷つけないようにするために
脚本家を引っ込めて、その後の展開を
現場の3人に探偵訳として言わせてみたり
折木君達を使った模様。
結局みんなの推理の中で折木君のがよかったから、彼の推理が脚本に採用。
全てはイリス先輩の手の内にあったようです。
この折木君とイリス先輩のやり取りはなかなか迫真迫るものがありました。
畳み掛けるようなカット割り、カットを重ねるごとにキャラはアップに映される。
折木は感情的になり、一方のイリス先輩は全く動じず。
この二人の感情の対象的な感じもまた上手い。
今週の「気になります」。
千反田さんの直感では、脚本の本郷さんは人を殺したくない脚本を目指していた。
それは人が死ぬ話が好きではないという本郷さんの考えを
千反田さんが見抜いていたのでしょう。
そして物語のトリックを解決する様は、あっけない感じ。
折木君は淡々と話していきます。
まとめ
ポイントはイリス先輩と脚本家本郷の関係、
イリス先輩が本郷への想いだったのでしょう。
脚本展開を採用したくない、でもそれは本郷を傷つける。
この板挟みをどう克服するかでイリス先輩が考え抜いたのが、
今までの展開だったようです。
何にしてもイリス先輩は本郷を守り抜こうと努力したのでしょう。
でも友達としての立場と映画を作る立場は違うという
イリス先輩の心境がこの物語を生んでしまったのでしょう。
映画本編よりも映画を作る状況の方が面白いという
まさにドキュメント的な話でもありました。
また入須さんと千反田さんの本郷さんの脚本への氷菓=評価が違うのが、
ポイントだったんのかもいれません。
もし千反田さんと入須さんの性格が逆だったら、
今回の出来事は起こらなかったのかもしれません。
さて愚者のエンドロール編も終了。
映画の物語の続きの推理から、映画を作るイリス先輩への動機の推理に
繋がっていく展開は二転三転して面白かったです。
今まで推理に成功していた折木君の失敗して
でも見事に立て直す様も見られたのが良かったです。
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感想伊原からはザイルが生かされていないと指摘。
福部には叙述トリックを使わないホームズしか読んでいないであろう脚本家が
叙述トリックを使えないであろうと指摘され
要は推理違うんじゃないのと指摘され激しく動揺する折木君。
落ち込む折木君はまるで世界の終わりを迎えた表情をしています。
つつかれると、自信がないことを浮き彫りにしてしまう感じでしょうか。
折木君は自分が推理して脚本家になったという感じなのでしょう。
福部からもらったタロットカードの折木君の評。
女性にコントロールされるってところを素直に認めたがらないようです。
さて見方を変えることがわかった折木君。
そしてイリス先輩と再び対面。回答編です。
どうやらイリス先輩は、
脚本が現場の暴走で違うものになってしまい
脚本家を傷つけないようにするために
脚本家を引っ込めて、その後の展開を
現場の3人に探偵訳として言わせてみたり
折木君達を使った模様。
結局みんなの推理の中で折木君のがよかったから、彼の推理が脚本に採用。
全てはイリス先輩の手の内にあったようです。
この折木君とイリス先輩のやり取りはなかなか迫真迫るものがありました。
畳み掛けるようなカット割り、カットを重ねるごとにキャラはアップに映される。
折木は感情的になり、一方のイリス先輩は全く動じず。
この二人の感情の対象的な感じもまた上手い。
今週の「気になります」。
千反田さんの直感では、脚本の本郷さんは人を殺したくない脚本を目指していた。
それは人が死ぬ話が好きではないという本郷さんの考えを
千反田さんが見抜いていたのでしょう。
そして物語のトリックを解決する様は、あっけない感じ。
折木君は淡々と話していきます。
まとめ
ポイントはイリス先輩と脚本家本郷の関係、
イリス先輩が本郷への想いだったのでしょう。
脚本展開を採用したくない、でもそれは本郷を傷つける。
この板挟みをどう克服するかでイリス先輩が考え抜いたのが、
今までの展開だったようです。
何にしてもイリス先輩は本郷を守り抜こうと努力したのでしょう。
でも友達としての立場と映画を作る立場は違うという
イリス先輩の心境がこの物語を生んでしまったのでしょう。
映画本編よりも映画を作る状況の方が面白いという
まさにドキュメント的な話でもありました。
また入須さんと千反田さんの本郷さんの脚本への氷菓=評価が違うのが、
ポイントだったんのかもいれません。
もし千反田さんと入須さんの性格が逆だったら、
今回の出来事は起こらなかったのかもしれません。
さて愚者のエンドロール編も終了。
映画の物語の続きの推理から、映画を作るイリス先輩への動機の推理に
繋がっていく展開は二転三転して面白かったです。
今まで推理に成功していた折木君の失敗して
でも見事に立て直す様も見られたのが良かったです。
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脚本を任されるくらいだから、話そのものは本郷先輩の案で充分面白かったはず
ミステリーのファンでないなら、えるのようにそっちの方が良かったと思う人が多いかもしれません
でも、学生の演技力や撮影技術ではお寒いものにしかならなかったでしょうから、トリックのアイデアで勝負した方が映画としては良くなる
イリス先輩のやった事は結果だけ求めて脚本家の気持ちや本来の製作能力の無さを誤魔化したものですが、奉太郎が苦い想いをした以外では皆を救ったという皮肉な展開ですね
奉太郎は推理に失敗したというより、いつも通りにやらされてしまったという感じでしょうか
いつもはえるを納得させるための話作りをしているのに、今回はイリス先輩を納得させるためにやってしまいました
様々な要因が重なってえるのために推理する方向にいかなかったせいですが、もしそうなってたら本郷先輩の案を推理として披露してたかも
奉太郎はまさにストレンクスであり、それを制御する者(主に女性)によって結果も全く変わってしまうのでしょう
彼は上司や仲間をよく選んだ方が幸せでしょうね