多くの人が期待した化物語の続編。
怪異の話はとりあえずおいといて
キャラクター同士の会話劇を楽しむ展開でした。
戦場ヶ原さんからは監禁プレイ。
妹の月火ともやり取りし、
八九寺真宵とも変態的なゲームで楽しむ。
阿良々木君のヤバさがてんこ盛りでした!
感想拉致監禁される阿良々木君
今回は阿良々木暦が拉致監禁されている所からスタート。
拉致監禁から始まる物語としては他に「空手バカ一代」があります。
つまり理知監禁から始まったことで名作になる確率が上がったようにも思えます。
阿良々木君を拉致した張本人は戦場ヶ原さん。
汚物にまみれても抱擁できると断言できるぐらい
彼女の阿良々木君への惜しみない愛は素晴らしいです。
阿良々木月火とのやりとり
顔アップのシーンで可愛かったのはコレ。
脚を強調した構図がたまりません。
シャフトは電波女と青春男やまりあほりっくといい、
脚表現に拘っているという印象があります。
でも股間の中は見えない・・・。
相変わらずのシャフ度(シャフトパース)。
阿良々木君は恋に関しては鈍いですね。嘘をついているぐらいにニブイ感じです。
八九寺真宵とのやり取り
さて千石撫子に会いに行こうとする阿良々木君ですが、
途中でQBじゃない、八九寺真宵に出会います。
八九寺真宵にキスをする阿良々木君。
(原作は知りませんが)西尾維新さんは結構ロリコンなのではと思わせる描写です。
なんか少女をもてあそぶ描写が多い印象。
このあと、勇気という言葉を使って会話劇を繰り広げます。
逆立ちしたらパンツの中を見る事ができた阿良々木君。
でも我々視聴者には真っ黒にしか見えません。残念!
この赤面する表情はイイですね。
今回、最大の見所でしょう。
八九寺真宵さんが恥ずかしがりながら、スカートを上げていますね。
冴えわたる画面 背景描写
シャフトの作品は「一枚絵」としての背景に拘って作られている傾向が強いです。
デザイン性の高い背景、情報量の多い背景を画面内で配置する事で
「一枚絵」として成立させ、見るものを惹きつけます。
物語冒頭のカットからこれです。この奥行きがある感じが良いです。
また画面手前にある十字架。新房監督は十字架が大好きです。
阿良々木さんの家。こんなにハイセンスな家に住んでるのかぁと改めて思いました。
私からすると、この背景なら間が持つという感じでいます。
都会の風景。大都会のオシャレな地区に行くとありそうな光景ですね。
個人的には画面を締める黄色の色彩がたまりません。
画面を覆い尽くす交通標識の数々。交通標識はアニメに映えますね。
このカット自体ホンの一瞬ですが、ビジュアルがビジュアルだけに見るものを圧迫させます。
今回最後の方の階段のシーン。
この機能的ではない階段にしても作り手の方が設定を創って組み立てているのでしょう。
まど☆マギ以降有名になったイヌカレーですね。
アニメはキャラクターと物語が牽引していくわけですが
背景を見ても面白いというのがこの偽物語1話を見てわかります。
キャッツアイのEDとの比較
八九寺真宵との会話の中に「キャッツアイのED」なんて単語が出てきたのでビックリ、
さて照合してみましょう。
(偽物語1話)
(キャッツアイ後期ED)
完全に一致です!キャッツアイのOPEDはどれも映像的に素晴らしいので、機会があったらご覧ください。
まとめ
化物語が凄い人気を博したので、とても注目されている作品だと思います。
そんな中、1話は前作的な雰囲気も残しつつも、違った作品になろうともしていますね。
とにかくめまぐるしく変わるカット、カット、カットの移り変わりが印象的ですね。
さらにカットの多さもそうですが、カットの尺が少ないながらも
よく動いていた所もシャフトの気合が感じられました。
あとはエヴァネタやROD、キャッツアイも含めて他作品のネタをよく使いますね。
またエヴァネタとかきちんと固有名詞をぼかさずに言う所が面白いです。
ぼかしてしまうと、面白みは薄れてしまうと思います。
また化物語の頃から引用されている杉浦茂的な絵も印象的です。
ポイントとしてはシリーズディレクターの板村智幸さんがキーになると思います。
化物語の尾石達也さんが作ったモノに対して、偽物語ではどう見せてくるか。
おそらくはいわゆるシャフト演出的な延長線上でこの作品は見せていくのでしょうが
板村さんがどう味付けしてくるか注目です。
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感想拉致監禁される阿良々木君
今回は阿良々木暦が拉致監禁されている所からスタート。
拉致監禁から始まる物語としては他に「空手バカ一代」があります。
つまり理知監禁から始まったことで名作になる確率が上がったようにも思えます。
阿良々木君を拉致した張本人は戦場ヶ原さん。
汚物にまみれても抱擁できると断言できるぐらい
彼女の阿良々木君への惜しみない愛は素晴らしいです。
阿良々木月火とのやりとり
顔アップのシーンで可愛かったのはコレ。
脚を強調した構図がたまりません。
シャフトは電波女と青春男やまりあほりっくといい、
脚表現に拘っているという印象があります。
でも股間の中は見えない・・・。
相変わらずのシャフ度(シャフトパース)。
阿良々木君は恋に関しては鈍いですね。嘘をついているぐらいにニブイ感じです。
八九寺真宵とのやり取り
さて千石撫子に会いに行こうとする阿良々木君ですが、
途中でQBじゃない、八九寺真宵に出会います。
八九寺真宵にキスをする阿良々木君。
(原作は知りませんが)西尾維新さんは結構ロリコンなのではと思わせる描写です。
なんか少女をもてあそぶ描写が多い印象。
このあと、勇気という言葉を使って会話劇を繰り広げます。
逆立ちしたらパンツの中を見る事ができた阿良々木君。
でも我々視聴者には真っ黒にしか見えません。残念!
この赤面する表情はイイですね。
今回、最大の見所でしょう。
八九寺真宵さんが恥ずかしがりながら、スカートを上げていますね。
冴えわたる画面 背景描写
シャフトの作品は「一枚絵」としての背景に拘って作られている傾向が強いです。
デザイン性の高い背景、情報量の多い背景を画面内で配置する事で
「一枚絵」として成立させ、見るものを惹きつけます。
物語冒頭のカットからこれです。この奥行きがある感じが良いです。
また画面手前にある十字架。新房監督は十字架が大好きです。
阿良々木さんの家。こんなにハイセンスな家に住んでるのかぁと改めて思いました。
私からすると、この背景なら間が持つという感じでいます。
都会の風景。大都会のオシャレな地区に行くとありそうな光景ですね。
個人的には画面を締める黄色の色彩がたまりません。
画面を覆い尽くす交通標識の数々。交通標識はアニメに映えますね。
このカット自体ホンの一瞬ですが、ビジュアルがビジュアルだけに見るものを圧迫させます。
今回最後の方の階段のシーン。
この機能的ではない階段にしても作り手の方が設定を創って組み立てているのでしょう。
まど☆マギ以降有名になったイヌカレーですね。
アニメはキャラクターと物語が牽引していくわけですが
背景を見ても面白いというのがこの偽物語1話を見てわかります。
キャッツアイのEDとの比較
八九寺真宵との会話の中に「キャッツアイのED」なんて単語が出てきたのでビックリ、
さて照合してみましょう。
(偽物語1話)
(キャッツアイ後期ED)
完全に一致です!キャッツアイのOPEDはどれも映像的に素晴らしいので、機会があったらご覧ください。
まとめ
化物語が凄い人気を博したので、とても注目されている作品だと思います。
そんな中、1話は前作的な雰囲気も残しつつも、違った作品になろうともしていますね。
とにかくめまぐるしく変わるカット、カット、カットの移り変わりが印象的ですね。
さらにカットの多さもそうですが、カットの尺が少ないながらも
よく動いていた所もシャフトの気合が感じられました。
あとはエヴァネタやROD、キャッツアイも含めて他作品のネタをよく使いますね。
またエヴァネタとかきちんと固有名詞をぼかさずに言う所が面白いです。
ぼかしてしまうと、面白みは薄れてしまうと思います。
また化物語の頃から引用されている杉浦茂的な絵も印象的です。
ポイントとしてはシリーズディレクターの板村智幸さんがキーになると思います。
化物語の尾石達也さんが作ったモノに対して、偽物語ではどう見せてくるか。
おそらくはいわゆるシャフト演出的な延長線上でこの作品は見せていくのでしょうが
板村さんがどう味付けしてくるか注目です。
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