戦場ヶ原さんが阿良々木君に惚れた理由が
改めて感じられる展開でした。
身を省みずに正義そのものを貫く姿勢は
カッコイイものです。
今回は場面場面ごとで織りなされる
色の使い方に注目しました。
新房監督は赤と黒の使い方が上手い! http://subcul.livedoor.biz/archives/51799013.html
感想神原さんとのやり取り
2話に引き続いて、神原さんの家。
神原の家の整理も終わって、一段落しているお二人。
二人は恋の話をし始めます。
神原は阿良々木君に戦場ヶ原以外にも色んな女をキープしているようのではないか。
この切り口で撫子や真宵の名前を出されながら色々詰め寄られます。
もちろん否定する阿良々木君。
もし肯定すれば、その場で戦場ヶ原さんが現れて殺されかねない勢いです。
それでも神原さんは阿良々木君に詰め寄ります。
まぁ阿良々木君は女性たちととても仲良しですからね。
というか全員の女性(妹はわからないけど)に恋的な感情を抱かせているともいえます。
羽川さんの話題が出ると、神原さんはあの二人の関係は
特別だか特殊だという説明をします。
この時に映っていた絵。元ネタはわかりませんが誰かの絵でしょう。
つまり神原にとって、戦場ヶ原と羽川の関係はこう見えるのでしょう。
そんな話をしながらも二人は花札をします。
ここで前回ツイスターゲームをした撫子との話に…
相変わらずエロ描写がインパクトあります。
神原さんは花札のルールを知らないようですが、
それ以上に阿良々木君と神原では運に差があるようです。
今回のOPは龍輪さん
神原さんとのやり取りが終わったらOP。
今回のOPは龍輪さんでしたね。
戦場ヶ原さんを舐めまわすように描こうとしたOP。
振り返れば、今回の話は戦場ヶ原さんの独壇場でしたね。
つまりこのOPの意味は「今回の話は戦場ヶ原さんの話ですよ~」という事なのでしょう。
不吉な貝木泥舟
神原の家を出たら、そこにいたのは貝木泥舟さん。
どうやら神原の事を探っているようです。
でも今のところ能力的に大した事が無さそうだから放置するしかないとも言っています。
阿良々木君的には貝木さんを不吉「凶」だと断定しました。
関わりたくないという気持ちでいっぱいです。
そんな「凶」な貝木さんを象徴するように、
場面は
赤と
黒という危険色でいっぱい。しかも枯れ木の存在が不安感を増大させています。
さらに言えば、枯れ木の枝分かれの仕方が不安感を煽らせているとも言えます。
後述しますが、今回は赤・青・黄色・紫といった
色によって危機・ピンチや安全であることを描いています。
そしてここでのシーンの色は赤。つまり危険であった事が表現されています。ここで前戻っていえば、神原とのシーンは特に普通の色だったので
安全なり安心だったというわけです。
帰り先で出会った戦場ヶ原さん AKIRAな阿良々木君
帰りがけに戦場ヶ原さんを見かけた阿良々木君。
しかい戦場ヶ原さんは阿良々木君に気が付いたのに、どこかへ行ってしまう。
追いかける阿良々木君。
こ、この自転車が後ろずさりするような描写はAKIRA!
ポーズ、煙の出方、レイアウト含めて完全に一致ですね。
こういう元ネタ探しがこのアニメの面白い要因の一つでしょうね。わかりやすいし。
相変わらず阿良々木君をからかう戦場ヶ原さん。
愛されまくりのモテまくりの阿良々木君に複雑な感情を抱きつつも、
最終的には圧倒的に好きだという事は伝わってきますね。
面白かったのは今日阿良々木君が遊んだ女の数に「祖母」が入ってしまっている事。
面白い点は「文字」でしか出演していない「祖母」が登場人物として扱われている点ですね。
そんな戦場ヶ原さんは阿良々木君の近くに手を入れますが、
すこしでも他の女性に浮気をしたら殺すわよと言われます。
そして殺したらその女性を殺して、神原を送り込むと言います。
そんな戦場ヶ原さんは、阿良々木君に
「自分の好きな人がモテモテなのは彼女にとって嬉しい事」と本音を言います。
このツンとデレの差が極端なので、戦場ヶ原さんは可愛いですね。
ちなみにこの二人のやり取りのシーンの舞台の色は
黄色。
つまり貝木といるよりは危険度は低いわけですが、ちょっと危険という感じでしょうか。
ちなみに工事現場という舞台も、危険という事を伝える為にわかりやすい場です。
舞台は拉致監禁へ…
阿良々木君から貝木という言葉を聞いて、戦場ヶ原さんがが一変します。
ここで1話冒頭の拉致監禁シーンに戻るという構成なのでしょうか。
どうやら戦場ヶ原さんは貝木さんを知っていて、阿良々木君を守るために拉致監禁したようです。
ここで面白いのは、ここでの舞台は
青色。
つまり拉致監禁されているから阿良々木君は安全と感じているのです!
でも戦場ヶ原さんから貝木の事を聞いていくにつれて、
舞台の色は
黄色になっていきますね。
つまり危険信号になっていっています。
戦場ヶ原さんは過去に貝木さんに騙された経緯があるようです。
決して阿良々木君の大事な所をまさぐっているわけではありません…
そんな時に妹から来た
「赤色」の画面に書かれた「危険」というメール。
そして舞台の色味も
赤色に一変します。
本当に危険がやって来たという事が伝わってきますね。
このメールを見た瞬間に阿良々木君は鎖を力で断ち切ります。
戦場ヶ原さんは阿良々木君を止めようとしますが、
ここぞでカッコイイ事をいうのが阿良々木君。
「ここで動かない僕にお前は好きだと誇れるのか?」と戦場ヶ原に言います。
ここでデレる戦場ヶ原さん。こういう描写は可愛いです。
ここで戦場ヶ原さんに電話が掛ってきます。
場面の色も一転、
紫色になります
赤(危険)と青(安全)を混ぜたという意味で、
今の状況は危険と安全が一緒にあるという意味でしょう。
危険なのに安全になったというのは、阿良々木君に何らかの好転があるのでしょう。
どうやら電話の相手は羽川。
この電話のやり取りで、阿良々木君の拉致監禁を止めた戦場ヶ原さん。
今回はここで物語は終了です。
まとめ 色による状況描写
戦場ヶ原さんの独壇場でしたね。
彼女が可愛い事は化物語を見ていればわかりますが、
改めてデレる戦場ヶ原さんは可愛い事が印象的でした。
今回のキーポイントは「色」で阿良々木君の状況の安全度を表現していた事でしたね。
神原と遊んでいた時は、色味は普通だったので安全。
貝木と話していた時は
赤と
黒だったので危険度は最悪級に高い。
戦場ヶ原さんと工事現場で話していた時は
黄色だったのでやや危険。
戦場ヶ原さんに拉致監禁されていた当初は
青だったのでとても安全。
拉致監禁中に貝木の件で話していた時は
黄色だったので危険。
阿良々木君の妹からメールが届いてからは
赤だったので危険。
戦場ヶ原さんと羽川から電話以降は
紫(
赤+
青)だったので
危険な状態ながらも、拉致監禁から解放されたので安全になった部分もある。
こうした場面の状況をわかりやすく色で説明していたのが良かったですね。
今回の偽物語は赤・青・黄色・紫が織り成す展開ともいえるでしょうね。
また新房監督といえば赤や黒の使い方が上手いですね。
厳密にいえば、板村さんや今回の演出の宮本さん石川俊介さんも関わっているのでしょうが。
あとは新房監督といえば枯れ木。枯れ木の不安感はいいものです。
作画監督補と原画にに田中宏紀さん。
さて、今後は貝木さんの存在が気になるところです。
不吉で詐欺師な貝木はどんな行動を起こすのでしょうか?
- 関連記事
-
感想神原さんとのやり取り
2話に引き続いて、神原さんの家。
神原の家の整理も終わって、一段落しているお二人。
二人は恋の話をし始めます。
神原は阿良々木君に戦場ヶ原以外にも色んな女をキープしているようのではないか。
この切り口で撫子や真宵の名前を出されながら色々詰め寄られます。
もちろん否定する阿良々木君。
もし肯定すれば、その場で戦場ヶ原さんが現れて殺されかねない勢いです。
それでも神原さんは阿良々木君に詰め寄ります。
まぁ阿良々木君は女性たちととても仲良しですからね。
というか全員の女性(妹はわからないけど)に恋的な感情を抱かせているともいえます。
羽川さんの話題が出ると、神原さんはあの二人の関係は
特別だか特殊だという説明をします。
この時に映っていた絵。元ネタはわかりませんが誰かの絵でしょう。
つまり神原にとって、戦場ヶ原と羽川の関係はこう見えるのでしょう。
そんな話をしながらも二人は花札をします。
ここで前回ツイスターゲームをした撫子との話に…
相変わらずエロ描写がインパクトあります。
神原さんは花札のルールを知らないようですが、
それ以上に阿良々木君と神原では運に差があるようです。
今回のOPは龍輪さん
神原さんとのやり取りが終わったらOP。
今回のOPは龍輪さんでしたね。
戦場ヶ原さんを舐めまわすように描こうとしたOP。
振り返れば、今回の話は戦場ヶ原さんの独壇場でしたね。
つまりこのOPの意味は「今回の話は戦場ヶ原さんの話ですよ~」という事なのでしょう。
不吉な貝木泥舟
神原の家を出たら、そこにいたのは貝木泥舟さん。
どうやら神原の事を探っているようです。
でも今のところ能力的に大した事が無さそうだから放置するしかないとも言っています。
阿良々木君的には貝木さんを不吉「凶」だと断定しました。
関わりたくないという気持ちでいっぱいです。
そんな「凶」な貝木さんを象徴するように、
場面は
赤と
黒という危険色でいっぱい。しかも枯れ木の存在が不安感を増大させています。
さらに言えば、枯れ木の枝分かれの仕方が不安感を煽らせているとも言えます。
後述しますが、今回は赤・青・黄色・紫といった
色によって危機・ピンチや安全であることを描いています。
そしてここでのシーンの色は赤。つまり危険であった事が表現されています。ここで前戻っていえば、神原とのシーンは特に普通の色だったので
安全なり安心だったというわけです。
帰り先で出会った戦場ヶ原さん AKIRAな阿良々木君
帰りがけに戦場ヶ原さんを見かけた阿良々木君。
しかい戦場ヶ原さんは阿良々木君に気が付いたのに、どこかへ行ってしまう。
追いかける阿良々木君。
こ、この自転車が後ろずさりするような描写はAKIRA!
ポーズ、煙の出方、レイアウト含めて完全に一致ですね。
こういう元ネタ探しがこのアニメの面白い要因の一つでしょうね。わかりやすいし。
相変わらず阿良々木君をからかう戦場ヶ原さん。
愛されまくりのモテまくりの阿良々木君に複雑な感情を抱きつつも、
最終的には圧倒的に好きだという事は伝わってきますね。
面白かったのは今日阿良々木君が遊んだ女の数に「祖母」が入ってしまっている事。
面白い点は「文字」でしか出演していない「祖母」が登場人物として扱われている点ですね。
そんな戦場ヶ原さんは阿良々木君の近くに手を入れますが、
すこしでも他の女性に浮気をしたら殺すわよと言われます。
そして殺したらその女性を殺して、神原を送り込むと言います。
そんな戦場ヶ原さんは、阿良々木君に
「自分の好きな人がモテモテなのは彼女にとって嬉しい事」と本音を言います。
このツンとデレの差が極端なので、戦場ヶ原さんは可愛いですね。
ちなみにこの二人のやり取りのシーンの舞台の色は
黄色。
つまり貝木といるよりは危険度は低いわけですが、ちょっと危険という感じでしょうか。
ちなみに工事現場という舞台も、危険という事を伝える為にわかりやすい場です。
舞台は拉致監禁へ…
阿良々木君から貝木という言葉を聞いて、戦場ヶ原さんがが一変します。
ここで1話冒頭の拉致監禁シーンに戻るという構成なのでしょうか。
どうやら戦場ヶ原さんは貝木さんを知っていて、阿良々木君を守るために拉致監禁したようです。
ここで面白いのは、ここでの舞台は
青色。
つまり拉致監禁されているから阿良々木君は安全と感じているのです!
でも戦場ヶ原さんから貝木の事を聞いていくにつれて、
舞台の色は
黄色になっていきますね。
つまり危険信号になっていっています。
戦場ヶ原さんは過去に貝木さんに騙された経緯があるようです。
決して阿良々木君の大事な所をまさぐっているわけではありません…
そんな時に妹から来た
「赤色」の画面に書かれた「危険」というメール。
そして舞台の色味も
赤色に一変します。
本当に危険がやって来たという事が伝わってきますね。
このメールを見た瞬間に阿良々木君は鎖を力で断ち切ります。
戦場ヶ原さんは阿良々木君を止めようとしますが、
ここぞでカッコイイ事をいうのが阿良々木君。
「ここで動かない僕にお前は好きだと誇れるのか?」と戦場ヶ原に言います。
ここでデレる戦場ヶ原さん。こういう描写は可愛いです。
ここで戦場ヶ原さんに電話が掛ってきます。
場面の色も一転、
紫色になります
赤(危険)と青(安全)を混ぜたという意味で、
今の状況は危険と安全が一緒にあるという意味でしょう。
危険なのに安全になったというのは、阿良々木君に何らかの好転があるのでしょう。
どうやら電話の相手は羽川。
この電話のやり取りで、阿良々木君の拉致監禁を止めた戦場ヶ原さん。
今回はここで物語は終了です。
まとめ 色による状況描写
戦場ヶ原さんの独壇場でしたね。
彼女が可愛い事は化物語を見ていればわかりますが、
改めてデレる戦場ヶ原さんは可愛い事が印象的でした。
今回のキーポイントは「色」で阿良々木君の状況の安全度を表現していた事でしたね。
神原と遊んでいた時は、色味は普通だったので安全。
貝木と話していた時は
赤と
黒だったので危険度は最悪級に高い。
戦場ヶ原さんと工事現場で話していた時は
黄色だったのでやや危険。
戦場ヶ原さんに拉致監禁されていた当初は
青だったのでとても安全。
拉致監禁中に貝木の件で話していた時は
黄色だったので危険。
阿良々木君の妹からメールが届いてからは
赤だったので危険。
戦場ヶ原さんと羽川から電話以降は
紫(
赤+
青)だったので
危険な状態ながらも、拉致監禁から解放されたので安全になった部分もある。
こうした場面の状況をわかりやすく色で説明していたのが良かったですね。
今回の偽物語は赤・青・黄色・紫が織り成す展開ともいえるでしょうね。
また新房監督といえば赤や黒の使い方が上手いですね。
厳密にいえば、板村さんや今回の演出の宮本さん石川俊介さんも関わっているのでしょうが。
あとは新房監督といえば枯れ木。枯れ木の不安感はいいものです。
作画監督補と原画にに田中宏紀さん。
さて、今後は貝木さんの存在が気になるところです。
不吉で詐欺師な貝木はどんな行動を起こすのでしょうか?
- 関連記事
-