1人目: GK 権田修一 (サガン鳥栖)→ 鳥栖に加入して2年目。チームは低迷して残留争いに巻き込まれているが自身は好調。神がかり的な活躍を続けており、新生・日本代表にも召集されている。10月の2連戦で久々に代表のゴールマウスを守る可能性が高まっているが、このまま鳥栖がJ2に降格するようだと大争奪戦が巻き起こるだろう。このクラスの日本人キーパーが市場に流れるのは稀なので「玉突きのキーパー大移動」のきっかけになる可能性もある。
2人目: GK 佐藤優也 (ジェフ千葉)→ アルゼンチン出身のGKロドリゲスと正キーパーの座を争ってきたがここ最近は大卒3年目のGK大野が起用されている。エスナイデル監督の信頼を勝ち取ることが出来ずにいるが足元の技術が高くて最終ラインの裏のスペースをカバーする能力も高いキーパーなので安定して出場機会を見込めるクラブへの移籍を希望する可能性はある。ポゼッションサッカーを志向するチームだと足元の技術は生きるだろう。
3人目: GK 菅野孝憲 (コンサドーレ札幌)→ GKク・ソンユンがいる中、敢えて札幌への期限付き移籍を選択したが出場機会には恵まれなかった。もちろん、経験豊富なキーパーなので「メンター」としての貢献度は高かったと思うが、34才とキャリアの終盤戦に突入しているので安定して出場機会が見込めるチームでプレーすることを望むだろう。レンタル元の京都に戻る可能性もあるが、新天地でのプレーを希望することも十分に考えられる。