1人目 : MF 遠藤保仁 (ガンバ大阪)→ 昨オフは移籍騒動が勃発。京都や福岡や長崎などが移籍先の候補に挙げられた。今年はレギュラー落ちの可能性のあるシーズンだったがクルピ監督も宮本監督も主力として起用しており、ここに来ての5連勝にも大きく貢献しているが、38才になったのでそろそろ年齢的に厳しくなってきた。自身もチームも先のことを考えないといけない時期に入っており、今オフも引き続いて去就は大いに注目されるだろう。
2人目 : MF 小島幹敏 (水戸ホーリーホック)→ 大宮からの期限付き移籍となるが長谷部監督が就任して立場が一変。攻撃の中心として大きな存在感を発揮している。左利きでアイディアが豊富。攻撃においてアクセントを加えることが出来る。課題と言われている守備面も向上中。この1年で大きく成長した選手に挙げられる。大宮にはプレーメーカー系のボランチが多いので「大宮に復帰する確率」よりも「それ以外の道を選択する確率」の方が高いか。
3人目 : MF 矢島慎也 (ベガルタ仙台)→ J2の岡山では10番を背負って絶大な存在感を発揮したがその後はやや不遇。浦和でも、G大阪でも、出場機会に恵まれなかった。今夏にG大阪から仙台に期限付き移籍して出場機会を得ていたが怪我の影響で長期離脱。力を出せていないが類まれな攻撃センスを持った選手であることは明らかである。J1での実績は皆無に近いが、J2での実績は十分。J2のクラブで王様として活躍するのも1つの道である。