第10位 : DF 遠藤航 (浦和レッズ)→ リオ五輪での活躍が期待されるDF遠藤航はオフに浦和に移籍。古巣の湘南の現状を考えると攻撃面でも違いを出せる選手だったDF遠藤航を失った影響は大きかった。守備的なポジションであればどこでもこなすユーティリティー性があるので『新天地の浦和ではどのポジションでプレーするのか?』に注目が集まったが「3バックの中央」で落ち着いた。精度の高いミドルパスで攻撃の起点になるシーンが多い。
第9位 : DF 中谷進之介 (柏レイソル)→ レギュラーCBのDF鈴木大とDFエドゥアルドが移籍。ベテランのDF近藤直も抜けたので「柏のCB陣」は危機的な状況に陥ったが背番号「4」を受け継いだDF中谷が奮闘している。シーズン序盤はマークのミスで失点に絡む場面が目立ったがここに来て落ち着いてプレーできるようになってきた。サイズとフィード力を併せ持った選手として将来を嘱望されてきたがリオ五輪の本大会のメンバー入りの可能性も出てきた。
第8位 : DF 塩谷司 (サンフレッチェ広島)→ 2年連続でJ1のベストイレブンを受賞中。Jリーグを代表するCBの1人になった。フィジカルが強くて1対1になったときは無類の強さを発揮する。攻撃力も併せ持っており、今シーズンも右サイドからの果敢な攻撃参加でいくつかのゴールに絡んでいる。時折、自らの軽率なミスでピンチを招くシーンがある。そのあたりは改善ポイント。ハリルホジッチ監督は「右SBとしての適正」を探っているが果たしてどうなるか。