キーパー編→ 森保JAPANになってから日本代表は先日のウズベキスタン戦までで計8試合を戦っている。キーパーのポジションでスタメン起用された回数はGK権田(鳥栖)が4試合で、GK東口(G大阪)とGKシュミット・ダニエル(仙台)が各2試合となる。森保監督になってからフィールドプレーヤーについてはいろいろな選手を試してきたがキーパーは4回連続でGK東口とGK権田とGKシュミット・ダニエルの3人が選出されている。
GK東口のコンディションが万全ではないこともあってアジア杯ではGK権田が正キーパーとして起用されている。GLの1戦目とGLの2戦目はスタメン出場を果たした。おそらく、決勝Tに入ってからはGK権田で固定されるだろう。2018年はベストイレブンこそ逃したがJ1で目覚ましい活躍を見せたキーパーなので「妥当なチョイス」と言えるがアジア杯での2試合は安定感を欠いており、評価を高めることは出来ず。
その一方でGLの3戦目のウズベキスタン戦でスタメン出場したGKシュミット・ダニエルは好プレーを見せて評価を高めた。カウンターから失点を喫したがキーパーが防ぐのは難しいタイミングでシュートを打たれてしまったのでキーパーを責めるのは酷だろう。最大の武器は197センチという破格のサイズになる。GK権田は187センチで、GK東口は184センチ。GK権田と比較してもちょうど10センチの差がある。
日本サッカー界にはなかなか出てこなかったスケールの大きなキーパーなので「我慢してGKシュミット・ダニエルを1番手として起用し続ける。」というのも選択肢の1つに挙げられる。若い頃から年代別代表を経験してきたGK権田と比較すると国際経験は乏しくてJ1でも確固たる実績を築いている選手ではないが彼が本格化して安心して正キーパーを任せることができるようになると日本代表にとっては大きい。