サッカーコラム J3 Plus+　

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【Jリーグ】今オフ、J2の貧乏クラブが狙うべき選手を10名だけ挙げてみた。 (左SB/WB編) | | |　

1人目： DF ジエゴ (水戸ホーリーホック)

→　松本山雅からの期限付き移籍となるが新天地の水戸で多くの試合経験を積んだ。粗削りなところは否めないが183センチとサイズに恵まれており、スピードとパワーも魅力いっぱい。高さを生かしたヘディングとロングスローが大きな武器になっているが松本山雅に復帰する可能性はあまり高くない。水戸に留まる可能性もあるが他クラブからの横やりが入っても不思議はない。ポテンシャルは高い。

2人目： DF 星広太 (福島ユナイテッド)

→　J2の大分でプレーするMF星雄次は双子の弟になる。双子あるいは年子の兄弟の場合、幼少期からずっと同じチームで一緒にプレーすることになるのがほとんど。なので兄と弟でプレースタイルやポジションが大きく異なるケースが多くなるが星兄弟はプレースタイルやポジションがよく似ている。左SBと左WBだけでなく左SHでもプレー可能。サイドの位置から点に絡めるのも2人に共通する武器となる。

3人目： MF 田中雄大 (コンサドーレ札幌)

→　野洲高時代に全国制覇を達成しているMF田中雄はスペシャルな左足を持っているが突破力に欠けるのでミシャ式のサッカーにおいては力を発揮するのは難しい系統の選手である。2017年はJ1で6試合のみ。今シーズンも出番に恵まれなかった。MF菅大輝がいて、MF白井康がフィットしてきたので、今オフ、札幌を離れる可能性は高い。WBよりもSBで生きるタイプなので移籍先は4バックのチームがベター。

4人目： DF 内田裕斗 (徳島ヴォルティス)

→　G大阪ユース時代から将来を嘱望されてきたが伸び悩んでいる。光るプレーを見せるときもあるが持続力に欠ける。リカルド・ロドリゲス監督のサッカーに合ったプレースタイルとも言えないので移籍を決断する可能性はある。攻撃力の高い左SB/WBというのはきわめて貴重なのでJ2の中規模以下のクラブが獲得できたら大きなプラスを生み出す可能性がある。左足に注目が集まるが縦への推進力も魅力と言える。

5人目： DF 高瀬優孝 (ロアッソ熊本)

→　群馬時代の2016年は主力として大活躍した。「2016年シーズンのJ2のベスト左SB/WB」と言えたが、秋に大怪我をして長期離脱を余儀なくされると復帰後は以前のようなプレーを披露できていない。完全復帰には至らずに熊本でも出場機会は限られたが走力とキック力を併せ持った優秀なプレーヤーなので復活を期待して獲得するのは悪くない。群馬時代のプレーは圧巻だったので復活を期待したい。

6人目： MF 平石直人 (ブラウブリッツ秋田)

→　「天然ウエーブのカーリーヘア」が特徴となるMF平石は藤枝MYFC時代に目立った活躍を見せた。昨オフにJ3王者の秋田に移籍して新天地での活躍が大いに期待されたが秋田では力を出し切ることはできずにいる。左WBがベストポジションと言えるが、間瀬監督になってからは4バックを採用する試合が増えており、居場所を見つけにくい状況になりつつある。左サイドからの仕掛けは「J3屈指」と言える。

7人目： MF 小暮大器 (愛媛FC)

→　どちらかというと右WBを得意にしているが川井監督になってからは左WBで起用されるケースが多くなっている。好不調の波が激しい点が欠点だったがパフォーマンスが安定してきた、スピードを生かした裏への抜け出しからチャンスの起点になる場面が増えてきた。運動量と走力で対面する相手を制する試合が多くなってきた。C大阪U-18時代の同級生のFW南野(ザルツブルク)の活躍は刺激になっているはず。

8人目： DF タビナス・ジェファーソン (川崎フロンターレ)

→　多くのクラブが獲得に乗り出した逸材も川崎Fの中では居場所を見つけることが出来ずにいる。来シーズンが高卒3年目になるがそろそろ出場機会を積み重ねたい。移籍を決断したとしてもどこまで出場機会を得られるのか？は分からないが大きな可能性を秘めた選手なので興味を示すクラブが出てくる可能性はある。仮にDF車屋が流出したとしてもDFタビナス・ジェファーソンの動向にはあまり関係ないだろう。

9人目： DF 杉山弾斗 (ジェフ千葉)

→　市立船橋高出身。「世代屈指の左SB」と評価されて鳴り物入りで千葉に加入したが3試合の出場のみ。今夏に加入したDF下平の動向に大きく左右されるが先を見据えて修行に出すのも1つの方法と言える。左WBでもプレーできるとは思うが、どちらかというと左SB向きの選手である。4バックを採用しているチームを移籍先に選んだ方がチャンスをつかみやすいと思われる。U-19日本代表入りも期待される。

10人目： MF 魚里直哉 (ガイナーレ鳥取)

→　大卒でC大阪に入団。C大阪U-23で主力として活躍していたが今夏に完全移籍でJ3の鳥取に移籍した。珍しいケースと言えたが鳥取では左WBのレギュラーを確保。効果的な働きを見せている。左右のサイドハーフが主戦場だったがSBでもWBでもプレー可能。右でも左でもプレー可能。瞬間的なスピードがあって粘り強い守備も魅力。得点力は低いがハードワークの出来る選手で使い勝手のいい選手である。

　2018/10/16 　【Jリーグ】今オフ、J2の貧乏クラブが狙うべき選手を10名だけ挙げてみた。 (キーパー編)
　2018/10/16 　【Jリーグ】今オフ、J2の貧乏クラブが狙うべき選手を10名だけ挙げてみた。 (右SB/WB編)
　2018/10/16 　【Jリーグ】今オフ、J2の貧乏クラブが狙うべき選手を10名だけ挙げてみた。 (CB編)
　2018/10/17 　【Jリーグ】今オフ、J2の貧乏クラブが狙うべき選手を10名だけ挙げてみた。 (左SB/WB編)