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お利口な茶器とお馬鹿な茶器

鈴木盛人さんという方のブログ「鳥獣遊画」には結構「うんうん。そうそう」と頷きたくなる記事が多くていつも楽しませてもらっています。 最初に知ったきっかけは確か「自分の暮らしに興味がないんだから、人の暮らしの提案なんか、そりゃできないよなという話」というエントリーを書いた時に、紹介&コメントする記事を書かれていたからだったと思います。 それから、書いていることに共感できる記事が多くて時々読んでます。 最近ですと、これなんかもまったくそのとおりだなって思いました。 そして、日本のデザイナーたちが「優れたデザイン」として取り上げるのが、上の写真のような椅子ばかりなのがとても気になります。「遊び心」とか「新しい概念」とか言いますが、奇抜なものばかりが取り上げられる割りに、生活の臭いが全くしない。 鳥獣遊画 デザイナーたちに時間の質を生み出すという概念はあるのか 確かに生活の臭いはしませんね。大地に足がついてない感じは江戸時代の武士の子孫だからでしょうか? 生活や生物として生きることと、あまりにかけ離れすぎてしまったデザインというのは、方法としての人間中心設計なんて話とはまったく別の次元で気になるところです。1つ前のエントリー「毎日の生活に密着した夢の実現」で書いたこととも関係して、現代に生きる僕らはいったい何のためにデザインやものづくりをしているのか?というところで。

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アナログな刺激のある暮らしに憧れて

最近ぼんやりと考えていることが2つあります。 このまま、いつまでも東京に住んでいてよいのか、もっと自然が多いところで暮らすことも考えた方がよいのか何か趣味でできるものづくりがしようと思うが何がいいかな という2つのことです。 前者はまだ先の話で、後者は割と直近の話かな。いまのところ、候補は水墨画か木彫りなんですけど。これはもうちょっとイメージを固めてからはじめようか、と。とりあえず、それまでは写真を撮ったり、絵を描いたりでつないでおこうか、と。 感覚を刺激するアナログな情報のある暮らしそんなことを思うのはやっぱり今の暮らしって感性を磨くための刺激が足りてないなってつくづく思うからです。このあいだ、京都に出かけて強烈にそう感じました。こりゃ、暮らしの環境と暮らしのなかの行動を変えなきゃダメなんじゃないかと思ったわけです。   とりあえず松岡正剛さんの真似して、危険のない道を目をつぶって歩いてみたり、交差点で目を閉じて信号が変わるのを待ったりしたりもしてます。 今の暮らしには思考の刺激はあっても感覚の刺激は少ないように感じます。感覚なんて刺激さえあればいくらでも活性されるはずと思っていますが、逆に刺激がなければ不活性化するのではないかとも思います。 環境の方はとりあえずどうしようもないので、まずすぐにできる行動を変えてみているわけです。目をつぶって歩くとか道具がなくてもできることにプラスして、アナログなものづくりで素材に触れることから刺激を得られる生活に変えられれば…

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考える・暮らす・行動するをつなげて、自分のスタイル・歴史をつくる

「自分の暮らしに興味がないんだから、人の暮らしの提案なんか、そりゃできないよなという話」というエントリーにトラックバックいただいた、インテリアハックさんのこのエントリー。なかなか言いえてるなと感じました。 「理想のライフスタイル」というものは、ある日突然、お金と引き換えにまとめて手に入る。というものでは決してありません。日々の生活の細かな所を少しずつ自分に合わせて良くしていった結果、いつの間にかその状態になっている。というのが本当のところなのではないかと思います。 なぜ、「自分の暮らし」に対する関心が低いのか? - インテリアハック 上のエントリーでも、<情報やノウハウといったものは、自分で実践してみて始めて身に付くものである、というのは、多くのいわゆる「勉強本」などでも言われていることです。>とも書かれていますが、これはまさに最近書いた「「かわる」つもりがなきゃ「わかる」こともない」や「「わかる」ことは「かわる」こと/養老孟司、佐治晴夫」に通じる話ですね。自分の内側に知識や技術を身につけるのも、自分の外側に生活スタイルをつくりあげるのも、どちらも日々の学習や生活を「自分に合わせて良くしていった結果、いつの間にかその状態になっている」ということなんだろうなと思います。  

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玩物草子―スプーンから薪ストーブまで、心地良いデザインに囲まれた暮らし/柏木博

近代のデザインを中心にデザイン史を研究している柏木博さんの『玩物草子―スプーンから薪ストーブまで、心地良いデザインに囲まれた暮らし』を読んでいると、結局、デザインの仕事にかかわっている人というのは、モノが好きな人なんだろうなと感じます。 敬意をふくんだ愛情をモノに対してもてるほど、デザインの仕事が好きになるのではないか、と。 気に入ったものを購入したら、それを手入れすることも楽しいものです。道具は、それを用いたらもとの位置に戻したり手入れしたりすることもふくめて、すべてが使う行為なのです。 柏木博『玩物草子』 「モノが好き」というのは、クルマとかデジタル家電(デジもの)とか、そういう特定のモノが好きというのとはちょっと違う気がしています。

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