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欲望解剖/茂木健一郎、田中洋

1つまえのエントリー「マーケティングという問題意識」でまえがきを紹介しましたが、『欲望解剖』をあっという間に読み終わりました。2時間くらいでしょうか? ちょうどいま考えていること、悩んでいることにフィットする内容だったからでしょうね。いわゆるマーケティングの本じゃない視点から、そして、僕がこれからのマーケティングってこうでしょと思っている視点から、マーケティングというものを語ってくれていたので、非常に面白かったです。 ちょっと内容を紹介しておきましょう。 脳科学の視点この本は脳科学者である茂木健一郎さんと、法政大学大学院ビジネススクールの教授である田中洋さんの共著ということで、それぞれが別々に書き下ろした2つのパート+対談のパートという3つのパートで構成されています。 まずは茂木さんのパートである「脳科学の視点」からちょっとご紹介。 面白いなと思うと同時にとても納得させられたのが、茂木さんが脳科学とマーケティングを次のように描いているから。 モノやサービスをそれにふさわしい場所や人に届けるのがマーケティングの役割だとするなら、実はその過程というのは、もともとバラバラだったものが意味や欲望の空間の中で整理されていく、脳の中の記憶の整理、ないしは夢を見るときの感覚とまったく同じだということになります。 茂木健一郎、田中洋『欲望解剖』 茂木さんは一貫してこうした視点でマーケティングを見ています。 それゆえに後半で語られる、ブロードキャスト的に大量に投下される…

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片平秀貴さんのブランド論:脳の皺と反復

丸の内ブランドフォーラムのWebサイトにある片平秀貴さんのブランド論に関する資料がなかなかおもしろいです。 特に興味をひかれたのが講演資料としてあがっている「AIDEESが強いブランドをつくる」というドキュメント。 AIDEESが強いブランドをつくる(PDF) 以下、その資料から気になった箇所を抜粋。 ブランドをつくるということ 顧客の頭の奥深く、ブランドの名前とそれを 聞いたときの格別の存在感を刻印すること 脳の皺= 驚き×感情的起伏× 反復 脳の皺= 圧倒的品質×哲学× 反復 創る人、作る人、伝える人、届ける人、使う人がすべて一体化 「脳の皺」「反復」というのは、今読んでいるジル・ドゥルーズの『差異と反復』の次のような言葉とも関連していて、なかなか面白い。 頭脳は交換の器官であるが、心は、反復を愛する器官である。 ジル・ドゥルーズ『差異と反復』 反復は一般性ではない。 同上 もろもろの個別的なものの交換ないし置換が、一般性に対応するわたしたちの行動の定義である。 同上 極端に簡便化して言ってしまうと、ドゥルーズが問題にしてるのはオンリーワンであること。で、オンリーワンだからこそ、替えが効かないので、反復するしかないってことです。 ようは「反復」は違うものの反復であって、一般的な法則性をベースにした代入によるコピーの生成とは一線を画していて、そのあたりがコモディティ的な商品の取替え可能性とオンリーワンとしてのブランドとの決定的な差異とな…

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既存の価値を重荷として背負うのではなく、自分自身の価値を創造する

風邪をひきました。 喉が痛くて、頭が痛い。はかってませんが、おそらく熱はあるでしょう。 前に進む意欲、前に進むしかない状況の認識さて「「むずかしい」って嘆かない努力をしましょう」というエントリーに、さつませんだい徒然草さんからトラックバックをいただきました。 その中にこんな一文があります。  会社勤めの頃って、仕事ってほんと「やらされてる」ばっかりだったような気もしますが(若かったし当然なんだけど)、今のように何でも自分で決めてやる立場になってみると、自由を享受してる分、めちゃめちゃ怖かったりするんです。判断一つにしろ、スケジュール一つ組むのにしろ。  そりゃそうですよね。間違ったら全部自分と家族に降りかかってくるんですから。 さつませんだい徒然草:「むずかしい」って嘆かない努力をしましょう を読んで。 さらっと書いてらっしゃいますが、これこそ「むずかしい」なんて言ってられないし、「むずかしい」と言いながらでもとにかくやらなくてはいけない状況だと思います。 僕のあのエントリーは実は特定の一人を想定して書いたエントリーでもあったんですけど、誰かが書いてらっしゃったように「ブログになど書かずに直接言えばいい」という状況で書いたのではなく、むしろ、口で伝えたからあらためてブログに書いたというのが実際です。 特定の一人を想定してはいましたが、その人だけの問題じゃないなと感じたし、自分でも再認識しておかなくてはいけないなと思ったから記録したわけです。さらに言えば、その特定の…

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