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はてなキーワード: 業態とは

2026-05-11

なぜ飲食店は「ドリンクで儲ける」のをやめられないのか

定期的にSNSで 「飲まないのは店に迷惑がかかるから飲んでくれ」

アルコール利益に頼るな。料理を値上げして適正価格にすればいい。

それができない店は潰れればいい」 という話題がよくバズる

飲まない人の言い分はわかる。

ご飯が食べたいだけなのに、飲みたくもない原価数十円のウーロン茶

500円も600円も払いたくはないだろう。

だが、現場で仕込みをして、数値を管理している飲食店立場から言わせてもらうと、

ドリンクを安くしてフードの値上げで全体利益を確保するモデルは、

現状の飲食店ビジネス構造上、極めて非現実的だ。

実際、酒を飲む層が減る中で「アルコールを頼まなくても利益確保できる居酒屋モデル」を

何度も考えてみたが、どうしても無理だという壁にぶつかった。

なぜ無理なのかを、できるだけ伝わるように解説してみたい。

1. 労働生産性の圧倒的な違い

飲食店の中にいないと実感しづらい部分だが、

酒と料理では「労働生産性」が全然違う。

ビールハイボールは数十秒で1杯が完成する。圧倒的に人件費がかからない。

それに、原価率もサワーハイボール類なら10〜15%、一番高い生ビールでも30%前後

一方で料理は、仕入れ、下処理、調理盛り付け、そして廃棄ロスと、

膨大な「見えないコスト人件費」がかかっている。

厨房一生懸命仕込んで丁寧に仕上げた料理が、ビールよりも利益が悪いなんてザラだ。

結局、酒の高い利回りが、手間のかかる料理コストと店の家賃補填している。

まりドリンクを頼まないというのは、アルコールを頼む客にフリーライドしているようなものだ。

飲む客の払う酒の粗利が、飲まない客の席代と料理人件費を肩代わりしている

——これが今の日本飲食店構造だ。

その肩代わりの上にあるサービスを受けながら、

「飲まない俺たちにも同じような美味しい料理を当たり前に提供しろ」と言うのは、

少々虫の良い話ではないか。というのが本音だ。

2. 「胃袋の限界」と「席あたり時間売上」

「じゃあ料理を2倍の値段にして酒の利益カバーしろよ。それが適正なビジネスだろ」

と思うかもしれない。

でも、人間には胃袋の限界がある。

酒飲みは「もう1杯」を気軽に頼むが、食事メインの客は「もう1品」とはなかなかいかない。

1人前を2人前頼むことは物理的に起こらない。

飲食店経営は、突き詰めると「席あたり時間売上」の勝負だ。

同じ2時間滞在で、飲む客はドリンクを追加で重ねて単価を伸ばすが、

飲まない客は追加注文の弾が極端に少ない。

フード単価を上げても、客単価の伸び代は飲み物利益補填するには届かない。

さらに最悪なのが、食事だけで「水だけで粘る」ケース。

居酒屋は早い話、長い滞在時間アルコール粗利で回収するビジネスモデルだ。

ラーメン屋のように10分で食べて、さっさと出てくれる業態とは違う。

テーブルの回転率が落ちた瞬間、店の売上は頭打ちになる。

ここで必ず出る反論が「カフェは酒なしで成立しているじゃないか

ラーメン屋カレー屋は酒なしで回ってるだろ」というものだ。

カフェコーヒーの原価は豆・ミルク込みでも50〜80円程度。

提供価格500〜700円なら原価率10〜15%。これはハイボールと同じくらいの利益率。

まりカフェは「ノンアルコールで酒並みの原価率を出せる唯一の飲み物」を主力商品にしている。

エスプレッソマシンで30秒、ドリップでも数分。

料理のような仕込み・下処理・廃棄ロスがほぼゼロ

フードを出すカフェでも、サンドイッチ焼き菓子など

「仕込み済みで出すだけ」が中心で、調理人件費が圧倒的に低い。

一方、ラーメン屋カレー店、立ち食い蕎麦が酒なしで回るのは、別の構造が成立しているからだ。

これらは「客単価1000円前後 × 1席あたり1時間に2〜3回転」という超高速回転モデル

スープやルウは大鍋で一気に仕込んで、注文が入ったら盛るだけ。

1人のオペレーションでも1時間に何十食と捌ける。

要するに、酒の粗利の代わりに「圧倒的な回転数 × 仕込みの集約化」で利益を作っている業態だ。

居酒屋バルビストロでこの構造再現できない。

客は腰を据えて1.5〜3時間滞在し、料理は仕込みがあるとはいえ一品ずつ作るのが前提。

さら前菜・揚げ物・焼き物煮物・〆とメニュー数が圧倒的に多く、

食材調理オペレーション分散している。

「一点集中の仕込みで一気に捌く」高回転モデルとは、厨房設計思想もまるごと違う。

「酒なしで回ってる店があるんだから、お前の店もそうしろ」というのは、

フレンチコース料理人に「サイゼリヤならもっと安く出せるぞ」と言っているのと同じだ。

3. 強固なアンカリング価格相場観)

そもそもの話、客は料理に対して「この内容ならいくら」という強い相場観を持っている。

酒の粗利カバーするために、今まで1000円だった料理を2000円にしたら、

「高すぎる」と言って誰も頼まなくなるだけだ。

ソフトドリンクを値上げするにしたって、

日本には「水は無料ソフトドリンクは安い」という呪いのようなアンカリングがある。

コンビニで買えば200円もしないコーラに800円を気持ちよく払うのは難しい。

結局、価格というのは、個人の店が勝手に決められるわけではなく、周りの相場に合わせざるを得ない。

もちろん海外のように、ザクロハイビスカスを使ったクラフトモクテルが

1杯1500〜2000円で当たり前に出るような文化日本根付いてくれれば話は別だが、

現実は、できるだけ安いドリンクで済ませたいという層が大多数だ。

では、酒離れが進むこれから時代、どうすればいいのか。

このまま酒を飲まない人の声が大きくなって、

居酒屋でも飯だけを好きに食わせろ』ということになると、

酒の利益依存した中価格帯の居酒屋バルは、ビジネスモデルとして完全に崩壊する。

生き残るための生存戦略は、極端な話、以下の方向に向かうしかない。

コース強制

アラカルト(単品注文)を廃止してコースに一本化し、

最低支払金額強制的に引き上げる。

利益は確保しやすいが「あれこれ選べる自由や好きな量を食べる自由」は客から奪われる。

●高額なアミューズお通し)の必須

席料として2000円〜を取り、しっかりと原価をかけた一品強制的に提供する。

これで入店時の基本利益を確定させる。

時間従量課金、または超高回転化

長居を許さず、時間で締めるか、ファストフードレベルの回転で回す。

実際、この3つはすでに業界の中で進行している。

客単価2~3万を超えるコース専門のフレンチ寿司屋が増え、

席料2000円以上の店も現れ始めている。

安い店では60分制・90分制で機械的に回すチェーン業態しか残れない。

料理を値上げして、ドリンクは頼まなくても良い形にしろ」という主張が世論の主流になれば、

今のような『単品で安価自由に頼める個人店』は街から消える。

日本の『気軽に飲み食べできる多様な食文化』の危機と言ってもいい。

俺は正直、そんな未来にはなってほしく無いなぁと、思ってる。

追記

居酒屋は、これから時代は無理なんじゃない?

それは本当にそう。

居酒屋は酒飲むこと前提のモデルなので、今の世の中だと厳しいのを説明したつもり。

ただ「料理転嫁しろ」とか、「酒無しでもやってる飲食業態もあるだろ」

って意見散見されたので、居酒屋モデル誤解されてるなって思ったんよね。

>飯だけでさっさと帰る人は許してほしい

わかる。けど、やっぱり酒と一緒に食べてもらいたくて料理を作ってる店も多い。

単純に、それは居酒屋というコンセプトの話。

あくまでも個人的な感覚だけど飲まない時は、

美味しい定食屋も沢山あると思うので、そちらを利用して欲しいかな。


>酒を強制するな

飲まない人を批判してるつもりはないんよ。

ただ、居酒屋の仕組み上、飲まないでご飯だけで長時間居座られると、

店のモデルが成り立たないってのを伝えたかった。

飲まないスタイルに合う飲食業態を選んで欲しいだけ。お互い棲み分けよう。


東京から居酒屋なくなるかもね

そうなんだよね。

本当に丁寧に料理を作ってくれる素晴らしい居酒屋が沢山あって、

俺は居酒屋文化を心から愛してるから自分でもやってるし、

そういうお店ができる限り今に近い形で残って欲しいのよ。

>うるせえ。俺には関係ない。チェーンでいいよ。潰れろよ。

この手の意見が本当に悲しい。

あなたが潰れろと言った先が、大切な場所の人も沢山いるんだ。

2026-04-29

東京繁華街のハズレ店は特別に酷いんだよ

https://togetter.com/li/2690937

この話題でちょくちょく反応にもある、こういうハズレ店が全国どこでもある、のはそうなんだけど東京繁華街にあるその手の店はちょっと違うんだよね

何で言い切れるかっていうと、うちの会社調査をしていて定期的にまわってるからわかる

カバーしてる範囲でいうと政令市よりちょい多いくらいの都市を人使って実際に調査してる

友人に話すと羨ましがられるけどグルメレポートでなく調査から美味しいお店にあたることなんてまずないし…食費が浮くのが助かるくらい

それはともかく、その手の店でも店舗の外観内装の良し悪しと、出てくる料理の良し悪しで業態は似ていてもバリエーションがあるんだよ

発端の話は、多くの人が思い浮かべる雑居ビルにあるテンプレ内装業務冷凍食品という組み合わせの店の話じゃないんだと思う

綺麗な店構えに内装も凝っているのに業務冷凍食品レベルのものすら出てこない店が東京にはちょくちょくあって、こっちの話なんだと思う

そういう店に当たるたびに業務用冷食出してくれるだけでいいのにと強く思うんだけど、それすら削りたいってことなんだろうね

2026-04-28

anond:20260428135508

そのコメントは「半分正しいが、結論は言い過ぎ」です。

ポイントはこうです。

[1] 「注文を受けてから生豆焙煎する店なんて聞いたことがない」

これは誤りです。

注文後に生豆焙煎して販売する店は実際にあります。たとえば、店頭生豆を選び、15〜20分ほどでその場焙煎する形態の店は国内にもあります検索でも「注文を受けてからその場で生豆焙煎」「焙煎時間15分」といった店舗例が確認できます。([coffee-roast-yui.com][1])

なので、

「珍しい」

喫茶提供で一杯ごとにやるのはかなり特殊

一般的喫茶店ではない」

は正しいですが、

「そんな店は存在しない」

「あり得ない」

は言いすぎです。

[2] 「焙煎したては美味しくなく、数日寝かせたころが飲み頃」

これはかなり正しいです。

焙煎直後の豆はCO₂、つまり炭酸ガスを多く含んでいて、抽出が安定しにくいです。一般に、焙煎後しばらくガス抜き、いわゆるデガス・エイジングレストをした方が、味が落ち着きやすいとされます。SCA系記事でも、焙煎後のCO₂放出酸化劣化問題が扱われています。([Specialty Coffee Association][2])

目安としては、深煎り・中煎りなら2〜3日、浅煎りなら4〜5日以上、エスプレッソならさらに長めに置く、という説明をしているロースターもあります。別のロースターでは、焙煎後5日以上、7〜21日あたりが良いという説明もあります。([Forebears Coffee Roasting][3])

したがって、

焙煎直後こそ最高」

という単純な話ではありません。

[3] ただし「焙煎直後=絶対にまずい」でもない

ここが大事です。

焙煎直後は、香りの立ち上がりが強く、体験としては非常に面白いです。特に深煎りなら浅煎りよりガス抜けが早く、焙煎直後でも飲めないわけではありません。

ただし、抽出中にガスが多く出て湯が入りにくくなったり、味が荒く感じたり、香味がまだまとまっていなかったりすることがあります

まり

「飲み頃としては数日後の方が有利」

「でも焙煎直後をイベント的・体験的に楽しませる店は成立する」

という位置づけです。

[4] 元の一節の読み方としてはどうか

文章には、

「仕上げをしてから淹れます

ゆっくり焙煎が始まり

ゆっくり豆が挽かれる」

20分位待った」

とあります

この書き方だけなら、客が選んだ豆をその場で焙煎して、挽いて、抽出したと読むのが自然です。20分という時間も、小型焙煎ならあり得る範囲です。

ただし、画像の豆がすでに茶色焙煎豆に見えるなら、別解釈もあります

[5] あり得る解釈は3つ

[1] 生豆を瓶で保管し、注文後に焙煎した

これは文章とは合います。ただし、生豆香りを嗅ぎ比べても、一般客が「おいしそう」と感じるコーヒー香は弱いので、写真の印象とは少しズレる可能性があります

[2] すでに軽く焙煎した豆を瓶で保管し、注文後に追加で仕上げ焙煎した

これは「瓶の豆が茶色く見える」「仕上げ」という言葉とは合います。ただし、焙煎済み豆を再加熱・追い焙煎するのは一般的品質管理としてはかなり特殊で、普通ロースターの考え方では好まれにくいです。

[3] すでに焙煎済みの豆を瓶で選ばせ、抽出前に何らかの加熱・調整をしただけ

これもあり得ます。ただし、文章中の「焙煎が始まり」という表現とはやや合いません。

私の判断では、元の文章だけを見るなら「注文後に少量焙煎した」と読むのが一番自然です。ただし、コーヒー常識から見ると、その一杯が“理論上の飲み頃”だったかは別です。

結論

そのコメントのうち、

焙煎直後より、数日寝かせた方が飲み頃になりやすい」

「数週間単位劣化していく」

これはおおむね正しいです。

一方で、

「注文を受けてから生豆焙煎する店なんて聞いたことがない」

「だからこの話はあり得ない」

これは間違いです。実在します。

なので、この店の評価としては、

コーヒー豆の保存・熟成理論としては王道ではないが、注文後焙煎という業態自体存在する。焙煎直後の一杯は、最高の飲み頃というより、焙煎ライブ感と鮮烈な香りを楽しむ特殊提供方法

と見るのが妥当です。

[1]: https://coffee-roast-yui.com/?utm_source=chatgpt.com "京都紫明通コーヒー焙煎所 Coffee Roast Yui"

[2]: https://sca.coffee/sca-news/25-magazine/issue-4/preserving-freshness-race-time-25-magazine-issue-4?utm_source=chatgpt.com "Preserving Freshness: A Race Against Time - 25 Magazine"

[3]: https://www.forebearscoffee.com/brewingtips?utm_source=chatgpt.com "Brewing Tips"

2026-04-27

85円おにぎりも…ドンキ業態ロビン・フッド」1号店オープンに500人大行列 何してんの?

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6577451

先日、ドンキ行列できてて転売ヤーかと思ったら、コロッケ1個50円目的だと

まり不憫すぎる。 働けよ

2026-04-15

リボーン最後ヒーロー の所感

おっジャンプのあの漫画か?と思って見るとタイムスリップものドラマだった。そして見た感想

役員解像度が低すぎる

役員を、一般従業員の延長のように描きすぎている。

取締役従業員の「退職」とは扱いが異なり、辞任・解任・代表権の喪失はそれぞれ別の手続になる。少なくとも、代表取締役の一存で「今日で辞めろ」「今日で辞めます」がそのまま通るような描き方は雑である

また、役員報酬も社長がノリで自由に増減できるものではない。原則として、役員報酬は定款または株主総会で枠が決まり、その範囲個別配分が決まる。会社によっては取締役会や代表取締役に配分が委ねられていることはあるが、だからといって思いつきで給料を2倍にしたり、退任に際して1億円単位で上乗せしたりできるわけではない。

しかも、期中の大幅変更は税務上もきれい役員報酬として処理できるとは限らず、別の課税問題を招きうる。

要するに、このドラマは「役員」を、法的にも税務的にも単なる偉い社員のように扱っており、解像度が低い。

役員経営執行が分離できていない

役員が直接土地を買うために現地へ赴き、住人を一人ひとり説得するというのも不自然である

トップが顔を出すこと自体はありうるが、実際に動くのは担当部門部長職、あるいは外部の関係者であることが多い。自社ビルを建てるほどの会社であればなおさら経営判断と現場執行はある程度分離しているはずだ。

また、代表取締役取締役がその場のノリで新規事業や大型投資を始めるような描写現実味に欠ける。実際には、会社不利益をもたらす可能性がある以上、事前に調査、試算、稟議会議体での整理を経て動くのが通常である

もちろん、オーナー色の強い中小企業であればトップがかなり前に出ることはある。しかし、自社ビルを建てるほどの規模の会社が、あのテンション重要案件を回しているように見えるのは、さすがに経営実務を軽く描きすぎている。

銀行買収時にDDしてない

銀行を買収したあとで「気づいたら大赤字でした」という展開も不自然である

M&Aでは通常、仲介会社FA弁護士会計士などが入り、財務法務・税務などのデューデリジェンスを行う。特に銀行のような業態であれば、一般事業会社以上に厳しく見るはずであり、買ってから初めて重大な問題に気づく、という描き方はかなり雑である

もちろん、DDをしていても隠れた問題が後から出てくること自体はある。しかしそれでも、買収前の精査、契約上の表明保証価格調整、リスク整理といったプロセス存在するのが普通であり、それらがまるごと存在しないかのような描き方は、M&A実務の解像度が低いと言わざるを得ない。

従業員が即日退職している

従業員退職についても、描写が軽すぎる。

期間の定めのない雇用契約であれば、退職の申入れから終了まで原則2週間を要する。会社との合意があれば即日退職可能だが、それでも引継ぎ、有給休暇の処理、貸与物の返却、社会保険離職票の実務などが発生する。

まり、「辞めます」「じゃあ今日で終わりです」で何事もなく即時に切り替わるものではない。

2026-04-02

[]

なんとなくニューフレンドを検索したら倒産しててビビった

スポーツ用品小売店

学生時代ハンドボールしてたときシューズを買うのでお世話になった

まあ当時からそんなに日々の売上が上がるような業態じゃないよなあとは思ってはいたけど

東日本大震災の影響がでかかったらしく2012年倒産とのこと

ただでさえ細々とやってたところにアレが直撃したらそらあかんわなあ・・そうかあ・・・

2026-03-25

渋谷西武閉店

そんなに大事件なの?

さっきっかニュースでやりまくってんだけど

だいたい百貨店とかもう時代にあわない業態だろ

2026-03-22

リニューアルした三省堂書店に「もう用がない」と言い放つ自称本好き

2026年3月三省堂書店神田神保町本店が4年ぶりに復活

本日やっと訪問できた。

個人的はい書店になったなと思ったところ。。。

 

SNSを覗くと、かつての三省堂書店を重宝していた方々から「もう行かない」「用がない」といったコメントがたくさん出ている。

 

散々、同書店の「網羅性」の恩恵を受けておいて、それが失われた瞬間に「用がない」と切り捨てる。

自称、本好きの、純粋に利用価値がなくなったから去るという態度、書店への向き合い方の軽薄さにただただ悲しくなった。

 

なので、自分の思いをここに吐き出しておく。

出版不況において、リアル書店が何を背負っているのか、少し考えてほしい。

はてなに書くのが初めてなので、うまく書ける自信がないが、読んでいただけると嬉しい。

□□□

三省堂書店リニューアルについて

創業の地・神保町にあった旧本店は、自社ビル老朽化による建て替えを理由に、2022年に一時閉店。

・仮店舗での営業を経て、2026年3月リニューアルオープン

・新しいビルは地上13階建て。書籍売り場は1〜3階に限定され、4階は集英社運営するグッズショップ、5〜13階はオフィステナントに。

書籍売り場の面積縮小に伴い、蔵書数も大幅に減少(旧本店時代の140万冊から、約50万冊へ)

 

SNSを眺めると、リニューアル後の三省堂書店に対する、ネガティブな声が目につく

リニューアル後の三省堂書店訪問した、長年のファンを名乗る人たちからは、ネガティブ感想が多く上がっている印象

・「専門的な蔵書が減りすぎてて、もう用がない」「網羅性がなくなったなら行く意味がない」など

 

気持ち理解できるものの、なんか都合のいいことばっかり言ってるな~という印象。

・一度、書店側の立場に立って考えてほしい。

 

□□□

リアル書店経営環境めっちゃ厳しい

 

出版市場(紙)の市場規模はここ30年で4割以下に縮小

2025年の紙の書籍雑誌推定販売金額は9,647億円。

ピークだった1996年の2兆6,564億円と比較すると、4割以下の水準にまで落ち込んでいる。

書店店舗数も同様。ここ20年で半減し、2025年12月時点では実店舗が1万471店。ピーク時の半分以下に減少している。

※数値は出版科学研究所データより引用

 

ビジネスモデルは「薄利多売」から「薄利少売」へ変化

・前提として、書店という業態は、そもそも利益率が低い。

一般小売業の平均粗利率が約39%であるのに対し、専業書店は約23%。約16ポイントも低い。

※数値は日本政策金融公庫調査より引用

 

さらに深刻なのが、売上効率の低下

書店の坪当たり売上高は、2009年から2019年の10年間で約15%低下。

・つまり、昔から「薄利多売」と言われてきた書店が、「薄利少売」に追い込まれているのが現状。

※数値は出版科学研究所データより引用

 

・こうした問題根底には、再販制度委託制度などの業界慣行がある。

・要は、書店自力利益率を改善するには限界がある。

構造的な問題解決には、業界全体での構造改革が必要だが、当然、長い時間がかかる。

 

□□□

三省堂書店リニューアルにかけた「意志

 

書籍販売だけでは書店は、リアル書店を維持できない

・以下、現社長亀井崇雄氏のインタビューから引用

「上層フロアオフィスとして貸し出すことで、新たな収益の柱を作ろうという意図があります。」

リアル書店を愚直に続けていくために、それを支えられるようなビジネスモデルが実現できればと考えています

書籍販売だけでは事業継続ができない。だからテナント収益書店を支える構造を作るしかなかった、というのが自分理解

金融機関からの借り入れで建て替えを行い、現実的な返済計画が求められる中で、あんなに大事にしていた書籍フロアを"削る"という選択は、それは苦渋の決断だったと思う。

・「網羅性」に重きを置き、1冊でも多く本が置けるよう棚の配置を工夫していた旧店舗。何度も助けられたし、戻ってきて欲しい気持ちもわかる。。。

・ただ、これらの背景を無視して、「蔵書が減った」「用事ない」と言い捨てるのは、あまりにも一方的ではないかと思う。

 

□□□

亀井社長が語っていたこと――「網羅性」か「偶発性」か

 

リアル書店価値は二つの軸でできている

亀井社長は、数年前のインタビューで、三省堂というリアル書店価値を「網羅性」と「偶発性」という二つの軸で語っていた。

・「網羅性」とは、顧客が求めている本が確実に置かれていること。

・「偶発性」とは、顧客が偶然1冊の本に出会うこと。

リニューアルが発表された段階では、新しい書店は、どちらもバランスよく追い求めていきたい、という方針だったと記憶している。

 

3フロアで「網羅性」と「偶発性」の両立は不可能だった

・恐らく、当初は、両立を目指していたのだと思う。

しかし、3フロアという限られた空間の中で、それぞれを高いレベルで実現するのは難しい(というか不可能だと思う)

・ので、割と早い段階で、どちらか選ばざるを得なくなったのではないかと思っている。

・「網羅性」を追求すれば棚はぎゅうぎゅうになり、回遊しながら本と偶然出会空間は失われる。

・「偶発性」を追求すれば、蔵書数は絞らざるを得ない。

 

出版市場(紙)を広げるための決断――選ばれたのは「偶発性」

・どちらかを選ぶ必要がある状況で、最終的に優先されたのは「偶発性」

・これは単なる「網羅性の放棄」ではなく、市場パイを広げるための選択と受け止めている。

□□□ 

そもそも読書流行ってない

 

本好きは少数派

総務省家計調査によると、日本世帯の年間書籍購入額の平均は、わずか1万3千円

※詳しくは【家計調査(家計収支編)調査結果】のデータを参照

・要するに、書店に「網羅性」を求める既存の本好きは、極めてマイノリティ

(1年で何十万も書籍に費やす皆さん←自覚ある?自分はない)

・ちなみに三省堂本店顧客で一番多かったのは50〜60代の男性らしい

 

「0冊→1冊」を届けることが、新店舗の使命

・以下、2025年末のイベントから亀井社長発言引用

「読まない人に向けても、本を読むという行為を伝えていくことが、新店舗での使命の一つです」

「本を読まない人に‘0冊→1冊’を届けるのは難しいですが、読書との関係を少しずつ増やせるよう努力してまいります

書店が生き残るためには、市場パイを広げるしかない、という強い危機意識からくる言葉だと思う。

 

・「偶発性」が優先された事実は、"本をそもそも読まない人に、本を手に取ってもらう機会をつくらないと、リアル書店はなくなっちゃう"という文脈を前提として、受け入れる必要がある。

・「自分が求めていた使い方ができなくなった」ことへの不満は理解できるが、ただそれは、書店を長年利用してきた「本好き」の側が、書店経営判断批判する根拠にはならないと思う。むしろ応援しないと。

 

 

三省堂書店から網羅性」が完全に消えたわけでもない

 

設計思想の中に「網羅性」は残っている

・付け加えておくと、三省堂書店が「網羅性」を捨て去ったかというと、そうではないと思う。

亀井社長自身が、三省堂書店提供価値を「網羅性」と「偶発性」の二軸でとらえていることは、先の通り。

内装デザイン担当した建築家長谷川豪氏も「網羅性と遭遇可能性を両掴みする空間を目指す」と語っていた。

・これからも、いろいろ手は入ると思う。

 

リニューアルしたばかりの書店に対して、開店直後の印象だけで「もう用がない」と結論づけるのは早計

既存顧客については、仮店舗出店時と同様、クラブ三省堂の購買履歴データ活用しながら、品揃えを継続的に調整していくはず。

・今は新しい書店の形を模索している最中。暖かく見守ってほしい。

 

□□□

最後に|散々お世話になったんだから応援くらいしてほしい

出版不況利益率の低さ、老朽化したビルの建て替え、金融機関への返済義務、そういった重荷を背負いながら、三省堂書店リアル書店を「愚直に続けていく」ことを選んでくれたのです。

感謝感謝感謝

 

その書店に対して「網羅性がないから用がない」と言い捨てる本好きの皆さん、少し立ち止まって考えてほしいのです。

 

あなたが長年親しんできた書店が、存続をかけて、未来へのチャレンジを始めたのです。

そんな本屋応援してほしいのです。

...本、流行ってないか!!!!!

 

これから三省堂書店への、一番の応援は、足を運び続けることだと思います!!!!!

2026-03-12

ソープ嬢とは駆け引き必要ないので信頼できる

https://x.com/banabanasan/status/2031931443627376975

キャバ嬢デリヘル嬢は信じては行けないけどソープ嬢は信じて大丈夫。これ分かる男性多いと思う。

 

すでに最初取引で成立した以上のことを望んでないからな

もちろん天蓋の誘いか犯罪に巻き込まれ可能性はゼロではないが、それですら他業態よりマシだろう

 

やはり行くならソープ

これは縄文時代から確定していること

2026-03-06

anond:20260306112917

国内に限った商売してる仲卸とか商社活動は、「卸業」がいちばんしっくりくるかも。「仲卸」のままでもよさそう。「商社」は活動名としてはしっくりこないけど、かと言って「転売」もしっくりこないので、むしろ仕方なく「卸業」かなぁという感じ。

JA業態活動をどう表現すべきかは、まるでイメージが湧いてこない。なんて言うの?

スーパーはさすがに「小売業」やろなぁ。

ただまあ、あくま文脈次第で、商社がやってる特定の商行為に対して「転売」と呼ぶのがしっくりくる事例はありそう。

2026-02-27

雑誌のフーデリ記事煽り気味な件

wolt撤退のあわせて“フードデリバリーはもう終わり”みたいな記事

フーデリなんてあちらこちから嫌われて目の敵のようにされている業態なので、“いずれ滅びる”みたいなトーンの記事乗せればアクセス稼げるのかな?と思ったり。

あの筆者は“2020年から初めて8000件以上配達した”のが自慢らしいが、こちとら都内2020年から初めて1万5000件以上実績はあるので、少しは物申してもいいと思う。

一時期はほぼ専業状態でやってたし。

wolt撤退って、大前提としてさすがに4社も5社もいらんでしょフードデリバリーってのがある。 

ウーバー出前館ロケットナウにmenuにwolt

wolt北欧からやってきて、“サポートが手厚くて配達員に優しい”がウリだったと思うが、そもそもデリバリー配達員なんて、世間からまれがちな仕事を選んででも、自由気ままに、煩わしい人間関係からできるだけ離れて働きたいような輩にとって、“優しい“”なんてことより、“案件が安定して飛んでくる”と”1件あたりの報酬が高い”が最重要

自分の見るかぎり、waltはやはり弱かった。

自分はウーバーがメインだが、報酬についてはコロナ後の急降下からはかなり持ち直してると思う。

案件数については、都心部についてはなんだかんだで安定している。

今の都心部の高級タワマンには、気が向いたらすぐにスタバから飲み物とか、コンビニおにぎり数個とペットポトルのお茶たのむとか、そういう使い方に躊躇ない層が存在していて、しかも着実にふえているのだろうな、という実感はある。配達するサイドから見て。

昼と夜、一日に同じ部屋2度とかあるし。

そりゃまぁ、コロナ期のような興隆は、またなんかのパンデミックでもない限りはあり得ないだろうが、少なくとも都心部富裕層居住地域ではフーデリなくなることはないね

人が運ばなくなる未来はあるかもしれないが。

マックデリバリーセブンナウ、ドミノ・ピザあたりも普通にウーバー配達の一部を丸投げしてるし、最近スーパー案件も多いし。

ドラッグストアの処方薬は思ったほど受けたことないが。

とはいえあんまり人にはおすすめできる仕事ではない。

で、やはり時間帯や配達するエリア選択気候とのからみ、飛んできた案件を受けるか拒否るかの見極めとか、それなりに頭を使わないと効率的には稼げないのだが、そんな話はまた気が向いたら。

雑誌のフーデリ記事煽り気味な件

wolt撤退のあわせて“フードデリバリーはもう終わり”みたいな記事

フーデリなんてあちらこちから嫌われて目の敵のようにされている業態なので、“いずれ滅びる”みたいなトーンの記事乗せればアクセス稼げるのかな?と思ったり。

あの筆者は“2020年から初めて8000件以上配達した”のが自慢らしいが、こちとら都内2020年から初めて1万5000件以上実績はあるので、少しは物申してもいいと思う。

一時期はほぼ専業状態でやってたし。

wolt撤退って、大前提としてさすがに4社も5社もいらんでしょフードデリバリーってのがある。 

ウーバー出前館ロケットナウにmenuにwolt

wolt北欧からやってきて、“サポートが手厚くて配達員に優しい”がウリだったと思うが、そもそもデリバリー配達員なんて、世間からまれがちな仕事を選んででも、自由気ままに、煩わしい人間関係からできるだけ離れて働きたいような輩にとって、“優しい“”なんてことより、“案件が安定して飛んでくる”と”1件あたりの報酬が高い”が最重要

自分の見るかぎり、waltはやはり弱かった。

自分はウーバーがメインだが、報酬についてはコロナ後の急降下からはかなり持ち直してると思う。

案件数については、都心部についてはなんだかんだで安定している。

今の都心部の高級タワマンには、気が向いたらすぐにスタバから飲み物とか、コンビニおにぎり数個とペットポトルのお茶たのむとか、そういう使い方に躊躇ない層が存在していて、しかも着実にふえているのだろうな、という実感はある。配達するサイドから見て。

昼と夜、一日に同じ部屋2度とかあるし。

そりゃまぁ、コロナ期のような興隆は、またなんかのパンデミックでもない限りはあり得ないだろうが、少なくとも都心部富裕層居住地域ではフーデリなくなることはないね

人が運ばなくなる未来はあるかもしれないが。

マックデリバリーセブンナウ、ドミノ・ピザあたりも普通にウーバー配達の一部を丸投げしてるし、最近スーパー案件も多いし。

ドラッグストアの処方薬は思ったほど受けたことないが。

雑誌のフーデリ記事煽り気味な件

wolt撤退のあわせて“フードデリバリーはもう終わり”みたいな記事

フーデリなんてあちらこちから嫌われて目の敵のようにされている業態なので、“いずれ滅びる”みたいなトーンの記事乗せればアクセス稼げるのかな?と思ったり。

あの筆者は“2020年から初めて8000件以上配達した”のが自慢らしいが、こちとら都内2020年から初めて1万5000件以上実績はあるので、少しは物申してもいいと思う。

一時期はほぼ専業状態でやってたし。

wolt撤退って、大前提としてさすがに4社も5社もいらんでしょフードデリバリーってのがある。 

ウーバー出前館ロケットナウにmenuにwolt

wolt北欧からやってきて、“サポートが手厚くて配達員に優しい”がウリだったと思うが、そもそもデリバリー配達員なんて、世間からまれがちな仕事を選んででも、自由気ままに、煩わしい人間関係からできるだけ離れて働きたいような輩にとって、“優しい“”なんてことより、“案件が安定して飛んでくる”と”1件あたりの報酬が高い”が最重要

自分の見るかぎり、waltはやはり弱かった。

自分はウーバーがメインだが、報酬についてはコロナ後の急降下からはかなり持ち直してると思う。

案件数については、都心部についてはなんだかんだで安定している。

今の都心部の高級タワマンには、気が向いたらすぐにスタバから飲み物とか、コンビニおにぎり数個とペットポトルのお茶たのむとか、そういう使い方に躊躇ない層が存在していて、しかも着実にふえているのだろうな、という実感はある。配達するサイドから見て。

昼と夜、一日に同じ部屋2度とかあるし。

そりゃまぁ、コロナ期のような興隆は、またなんかのパンデミックでもない限りはあり得ないだろうが、少なくとも都心部富裕層居住地域ではフーデリなくなることはないね

人が運ばなくなる未来はあるかもしれないが。

マックデリバリーセブンナウ、ドミノ・ピザあたりも普通にウーバー配達の一部を丸投げしてるし、最近スーパー案件も多いし。

ドラッグストアの処方薬は思ったほど受けたことないが。

2026-02-21

SIerという業態は、日本ITで敗北するために作られた「壮大な欠陥品」だと思う。

自分はしがない底辺エンジニアだが、ずっと疑問に思っていたことがある。

SIer仕事の進め方をはたから見ていると、そこにいる人たちは驚くほど優秀で、地頭も良く、調整能力も高い人ばかりだ。なのに、彼らが心血を注いで作り上げたシステムは、驚くほど使い勝手が悪かったり、リリースした瞬間から負債になっていたりする。

「なぜこれほど優秀な人たちが集まって、価値のないシステムを量産しているのか?」

その違和感が拭えず、AI対話しながら自分の考えを整理してみた。これは、ある底辺エンジニアが、日本IT産業を覆う巨大な「構造的欠陥」について思索した結果の駄文である

1. 「設計実装の不可分性」を否定したことによる論理的破綻

ソフトウェア開発の本質的特性は、建築製造業のような「設計図面作成)」と「施工(組み立て)」の物理的分離が論理的不可能であるという点にある。ソフトウェア工学の観点に立てば、コンピュータ解釈可能な厳密な意味での「詳細設計」とはソースコード記述する行為のものであり、それ以降のコンパイルデプロイといったプロセスは、人間が介在しない自動実行(ビルド)に過ぎない。

しかし、日本SIerビジネスは、1970年代土木建築モデル安易転用し、管理便宜上思考設計)」と「作業実装)」が明確に分離可能であるという誤った前提に立ち、それらを異なる主体階層に割り当てる構造選択した。この無理な分断は、実装段階で初めて露呈する設計上の矛盾技術的制約を、設計工程へ即座に還流させるフィードバックループ契約上・工程上の「手戻り」として著しく阻害している。

その結果、実機の挙動を知らない設計者が机上の空論を書き連ね、設計の背景思想を共有されない実装者が矛盾を抱えたままコードを書くという情報劣化常態化した。現場では本質的解決ではなく、納期検収を優先した対症療法的なパッチワークが繰り返され、これが日本の基幹システムを柔軟性のない、巨大で保守不能負債の塊へと変貌させる根本原因となっている。

2. ビジネス価値と構築責任の分離が生む「構造的な無責任

システムビジネス戦略を具現化するための装置であり、その真の成否は「仕様書通りに動くか」ではなく「事業利益創出や競争力向上に寄与たか」という実利的な成果によってのみ判定されるべきものであるしかし、請負契約を基本とするSIerモデルは「システムの構築(プロセス)」と「ビジネスの成果(結果)」を完全に切り離し、構築のみを外部に切り出す形式をとったことで、本来一致すべき両者の利害を根本から対立させてしまった。

受託であるSIer収益は、顧客仕様との形式的な適合を認める「検収」の瞬間に確定する。納品後のシステムが実際に現場活用され、事業に貢献するか否かは彼らの報酬に一切影響しない。むしろ設計の不備や使い勝手の悪さが運用開始後に露呈し、頻繁な改修が必要になるほど、SIerにとっては追加案件としての売上が発生するという、顧客不利益受託側の利益に直結する「利害の逆転」が構造的に組み込まれている。

このように、価値創出に対する最終的な責任を負わない外部組織が、ビジネス心臓であるロジック設計実装を担う構造は、経営学的に見ても極めて不合理である企業IT投資を通じて得るべきリターンを、実効性の低い「納品物」という形式的な実体すり替えるこの仕組みは、日本企業構造的な無能化へと追い込む装置として機能してきた。

3. 国家戦略としてのソフトウェア産業喪失人材誤用

日本物理資源海外依存せざるを得ない宿命的な制約を抱えており、原材料の輸入や物理的な輸送コスト必要とせず「知的能力」のみを付加価値の源泉とするソフトウェア産業は、本来、最も生存戦略合致した国家の基盤業種となるべきであった。しかし、インターネットの普及により世界経済構造ソフトウェア中心へと激変したこの30年間、日本SIerという業態は「人月単価」という前世紀的な労働集約モデル墨守し、日本が持つ唯一の資源である「優秀な人間」を著しく毀損し続けた。

本来であれば、高度な実装能力を通じて世界リードする価値創造すべき最優秀層のエンジニアたちが、多重下請け構造という巨大なピラミッドの中で「進捗監視」や「証跡作成」「利害関係者の調整」といった、直接的な価値を産まない非生産的管理業務長期間拘束されている。この構造下では、個人の卓越した技術力よりも「代替可能工数」としての管理やすさが優先され、エンジニア技術限界に挑み、それをビジネス価値に直結させるという最も重要学習機会が社会全体から剥奪されてしまった。

世界が「ソフトウェア・イズ・イータリング・ザ・ワールド」を掲げ、爆発的なスピード破壊イノベーションを遂げたこの30年間、日本世界に誇るべき緻密な知性を、SIerという枠組みの中で付加価値の低い事務作業や調整業務へと浪費させてきた。これこそが、かつての製造業のような輝きをIT分野で放つことができなかった日本の「知の敗戦」の正体であり、デジタル経済圏における日本国際競争力が著しく低迷し続けている、看過できない構造的要因の一つであると考える。

2026-02-04

世の中を一変させた製品

電子レンジってすごい発明だよな

コンビニも冷食も電子レンジなくては成立しない業態だった

あとiPhone

スマホiPhone以前にも存在したけど実用にたえうるようなのはiPhoneがはじめてだったし

iPhoneがなければAndroidの登場もなかった

今はスマホ前提の社会だもんなあ

2026-01-30

保険業社会保険料脱法してないか

保険業やってる人らは最低限の給与をもらってて、歩合制で給与が増えるらしい。

社会保険料給与の部分だけかかって、歩合のところは個人事業主としての事業収入になるって聞いたことあるんだけど、こんなん認めて良いのか?

これがOKなら、成果報酬にして、あらゆる業態社会保険節税スキーム成り立たんか?

これを見て思い出した

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d25235047695d82d1d9f202ff44b2c6399162fc

雇用形態正社員もっとも、給与体系はおおむねフルコミッション(完全歩合)制で、実態個人事業主とさして変わらないという

2026-01-25

anond:20260122143802

ガルバとかコンカフェって業態自体がヤバおぢホイホイではあると思う

風俗とかキャバとかわかりやすく色気出してくる業態場合、まあ「どうせビッチから」って前提は発生するのでさほどの勘違いは産まないが

体に接触する接客がない分、こじれたガチ恋生みやす

アイドルより女性シンガーソングライターのほうがえぐいおぢストーカーに遭遇しやすいのと同じ

いっそわかりやすく媚びる業態のほうがまだ安全なんだよな

2026-01-24

anond:20260122143802

まあメイン客層がお金払わないと異性とお話できない層なわけだから、そりゃ変なのいっぱいだろうなって

業態変えればいいと思う

2026-01-22

anond:20260122225015

ワイは射精できればなんでも良いから、ノミは生殺しで行きたくないんだよな~

めっちゃさわりして出すところまで行けたらそれもいいんだけど、その業態ができないエリアなんだよなー

でもだからと言って射精産業に通うかというと年1回くらい?

抵抗感は全くないか

2026-01-02

職員勉強不足を解決しろ」って無理ゲーでは?少なくとも3年転勤してるうちは無理

年金事務所勉強不足が叩かれているけど、そもそも勉強する機会とか設定されてないと思う。

つうか民間だって労働基準法知らずに会社運営してんじゃん。

まあ同じ場所でずっと仕事してたらある程度はどうにかなるかもだけど、実際には談合を防ぐために3年おきに転勤させてたら勉強時間なんてないだろ。

最初の年 引き継ぎで忙しい

次の年  最初の年のツケを払う

最後の年 引き継ぎをする側として忙しい

はい詰み。

社員全員派遣みたいな状態じゃん。もう業態崩壊してるよ。

終わり。

まあ、「不正を減らすために効率を極限まで低下させる」を選んだのは国民からね。

効率低下の極致に何が起きるのかは和子力ってたんだからそれを受け入れてもらわなきゃ。

2026-01-01

anond:20260101184204

場所決められたり業態決められたりしてるだろって思ったけど格闘技の方も会場と競技ルール決められてるか

2025-12-22

anond:20251221114355

行政がほぼ許可要求してないのが答え。

焼け野原から一番最初に発生する業態規制したら不味いでしょ。

デジタル露天商経営層の方が聡明

2025-12-21

医学部同級生詐欺師になってた

当方医者3年目。2年の初期研修終わって今は循環器内科レジデントとして働いている。オンコールの呼び出し辛いな思いながら過ごしている。

医者は2年の初期研修終わったら、大抵はそれぞれの専門に進む訳だが、医学部同級生の1人が医者3年目で訪問診療のクリニックを開業していた。

訪問診療ってのは、医者が直接患者の家や施設に行って診療をする業態のこと。

クリニックにも通えない寝たきりの患者には都合がいいし、国も入院させるんじゃなくて患者の家で治療できるんだったら医療費が浮くはずと、補助金もだしまくっている。

が、実際に病院で働く医者訪問診療のことを冷ややかに見ている。

あいつらはDo処方(前と全く同じ薬を繰り返し出すだけ)しかせず、いざ患者の具合が悪くなったら全く見ずに救急車を呼ばせて総合病院に放り込むと。

そもそも、クリニックですら出来る検査は限られているのに、ただの家で出来る診察なんかほぼないのだ。

それにちゃんとした医者訪問診療なんかせずに、急性期の総合病院で働いている。

訪問診療をしてる医者は、急性期で疲れた医者か金に目を眩んだ奴がほとんど。

国が想定するような入院を減らして医療費を浮かせるような、ちゃんとした訪問診療をしているところなんてほとんどない。

そんな訪問診療研修医終わりたての同級生開業していた。

医者からすればほとんど詐欺、それも国の金を使った詐欺しかみえない。

そいつ自体がどんな仕事しても構わないが、患者可哀想だし、こんな奴野放しにするなよと思ってしまう。

仕事疲れた3年目医者愚痴でした。

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