ジェフ千葉→ 2017年はプレーオフの準決勝で名古屋に惜敗してJ1復帰を逃したもののリーグ戦は7連勝でフィニッシュした。このときの主力のほとんどがチームに残った上でMF小島秀(愛媛FC)やDF高木利(山形)やGKロドリゲス(ロサリオ・セントラル)など即戦力クラスの選手を大量に獲得することができた。2009年以来のJ1復帰に向けて大きなチャンスのシーズンと言えたが14勝18敗6分けで16位。下位に低迷している。
開幕前の千葉の評価は非常に高かった。243名が参加した順位予想バトル(J2編)の平均予想順位は3.63位。これは2.92位の大宮に次いで2番目だった。90名(=37.0%)が2位以内に予想して、221名(=90.9%)が6位以内に予想しているので「有力な昇格候補の1つ」に挙げられたが、開幕から4試合勝ちなしと大きく出遅れた。すでにJ1昇格の可能性も、J3降格の可能性も消滅しており、残り4節は完全な消化試合となる。
開幕前の平均予想順位が3.63位で、現在の順位は16位なので、±の数値は「-12.37位」となる。これは順位予想バトル(J2編)がスタートした2008年以降の延べ226チームの中でワースト4位。2016年の北九州の-14.14位、2015年の大分の-13.08位、2011年の横浜FCの2011年の-13.07位に次ぐ酷い数字になる。前評判は極めて高かったことを考えると「歴史的な大惨敗」と表現されても仕方がないシーズンになった。
→ 【J1】 2018年の順位予想の集計結果~1:鹿島、2:川崎F、3:C大阪、4:浦和、5:柏、6:磐田、7:G大阪、8:横浜FM、9:鳥栖、10:名古屋~
→ 【J2】 2018年の順位予想の集計結果~1:大宮、2:千葉、3:甲府、4:新潟、5:松本山雅、6:徳島、7:福岡、8:東京V、9:横浜FC、10:大分、11:岡山~表1. 各種のスタッツの比較
項目 | 2017年 | 2018年 |
シュート | 16.79 | 12.34 |
枠内シュート | 5.33 | 4.26 |
枠内シュート率 | 31.8% | 34.5% |
パス | 490.24 | 551.89 |
クロス | 21.64 | 17.58 |
直接FK | 12.50 | 12.47 |
間接FK | 4.86 | 4.26 |
CK | 7.17 | 5.29 |
スローイン | 28.64 | 26.18 |
ドリブル | 14.93 | 14.42 |
タックル | 18.52 | 21.08 |
クリア | 22.81 | 22.29 |
インターセプト | 1.76 | 1.74 |
オフサイド | 1.76 | 1.95 |
警告 | 1.55 | 1.24 |
30mライン進入 | 45.62 | 40.37 |