川崎フロンターレ ・・・ 評価できず。→ 2ndステージの6節が終了した時点で16勝1敗6分け。記録的な強さで年間首位を走っている川崎F。今夏は全く選手の入れ替えが無かった。夏の移籍期間中に選手の入れ替えが全くなかったのはJ1では川崎Fだけ。五輪代表のDF奈良が長期離脱中なので「CBの補強があるかもしれない。」と思っていたがベテランのDF井川がしっかりと穴を埋めており、23試合で20失点というのは浦和と並んでリーグ最少タイとなる。
川崎Fは開幕直後に柏のDFエドゥアルドを獲得しているが、DFエドゥアルドをカウントした場合でもこの1件のみ。昨オフに獲得したGKチョン・ソンリョンやMFエドゥアルド・ネットやDF奈良などが期待通りの活躍を見せており、主力選手の中で怪我で離脱してしまったのはCBのDF奈良くらい。申し分ない結果も出ているのでフロントならびに風間監督にとっては「誤算の少ないシーズンになっている。」と言える。
1stステージの終盤からアタッカーのMF大塚が存在感を発揮しているのも大きい。開幕当初は2列目の選手の活躍度が今一つだったが、MF大塚が1.5列目的なポジションに入ってアクセントを加えている。昨オフに北九州を契約満了になってトライアウトを経て川崎Fに加入したが北九州では18試合で1ゴールのみ。ほとんど活躍できずに終わった選手なのでこれだけ川崎Fのサッカーにはまるとは想像できなかった。
結局、夏の移籍市場で全く選手の入れ替えが無かったので「評価できず。」という評価になったがMF大島僚やMF原川が五輪代表に召集されていることも大きな問題にはなっておらず、今夏に補強をしなければいけないポジションは見当たらないので夏の補強に関して語るべきことは特にない。中盤から前のポジションに関してはなかなか出場機会を得られていない有力選手も何人かいるので選手層は非常に厚い。