コンサドーレ札幌→ クラブ悲願の「ACL出場」を目指す札幌は14節を終えた時点で7勝5敗2分けで勝ち点「23」。7位とまずまずの位置に付けている。首位のFC東京との差は「10」なので差は広がっているが2位の川崎Fとの差は「4」のみ。十分にACLの出場権獲得を狙えるポジションである。7ゴールでJ1の得点ランキングの首位タイに立つ新戦力のMFアンデルソン・ロペスを中心とした攻撃陣が序盤戦は猛威を奮った。
ただ、MFアンデルソン・ロペスは怪我のため離脱中。彼が戦列を離れてからは無得点の試合が増えており、11節から3試合連続でノーゴールに終わるなど得点力不足に苦しんだ。ようやくMFアンデルソン・ロペスは「プレーできそうな状態」になってきて、15節の川崎F戦(A)での戦列復帰も噂されている。得点源であり、チャンスメイクも出来るMFアンデルソン・ロペスの復帰は札幌にとっては大きな話である。
ここまでの14試合で18得点/17失点。ACLの出場権を獲得するためには得点はもう少し増やす必要があって、失点ももう少し減らす必要がある。得失点差は2018年も「±0」。4位と好成績を残したチームにしては得失点差の数字はあまり良くなかった。5節の名古屋戦(A)など大差で敗れる試合もあるので得失点差を稼げない。「負け方の悪さ」というのはペトロヴィッチ監督になってからの札幌の課題と言えるだろう。