右サイドバック編→ 日本代表は3月下旬にキリンチャレンジカップのコロンビア戦とボリビア戦を控えているがアジア杯に出場したDF酒井宏(マルセイユ)は今回の2連戦には招集されなかった。DF室屋(FC東京)とDF西大伍(神戸)が右SBの候補として選出されたが実績でも経験値でも右SBはDF酒井宏が頭1つ抜け出た存在になっている。ハリルJAPANの頃から絶対的な存在になっており、アジア杯のときも一定の存在感を発揮した。
全体的に高さのある選手が少ない日本代表にとって185センチというDF酒井宏のサイズは大きな武器になる。「3年後に迫ったカタールW杯のときもDF酒井宏が日本代表の右SBのレギュラーとして起用される可能性は現時点ではかなり高い。」と言えるが、森保監督になってから常連になりつつあるDF室屋はチャンスを与えられたときはほとんどの試合で好プレーを見せており、その評価は確実に高まっている。
DF酒井宏はすべての能力が高い右SBなので追い抜くのはかなり難しいと思うが単純なスピードや運動量の多さではDF室屋の方が上と考えられる。攻撃力をアピールしたい。今回、MF香川(ベシクタシュ)が久々に代表に復帰してきたのでこれまではトップ下でプレーしてきたMF南野(ザルツブルク)が右SHに回る可能性が高い。DF室屋にとって幼なじみになるMF南野といい関係を築いてアピールをしたいところである。