※ 対象となるのは1992年のオフトJAPAN以降。
10位 : DF 小村徳男 (横浜マリノスなど)→ 空中戦の強さを武器に活躍したファイター系のCB。横浜Mでも代表でもDF井原とCBコンビを組む機会が多かった。国際Aマッチは30試合で4ゴール。フランスW杯のときもメンバーに選出されたが土壇場でスピードのあるDF中西永にレギュラーポジションを奪われて控えという立ち位置に降格した。1996年にはCBながらJリーグの試合でハットトリック達成するなどセットプレーのときはDF井原以上の脅威になった。
9位 : DF 松田直樹 (横浜Fマリノスなど)→ 「超・高校級のCB」と評価されて鳴り物入りで名門の横浜Mに加入した。サイズがあって身体的な能力が高くて基本的な技術も高い。「CBとしてのポテンシャルは日本サッカー史上でも屈指」と言える。1996年にはマイアミの奇跡を経験。トルシエJAPANのときは主に右ストッパーの位置で起用された。若い頃は精神的な未熟さを指摘されるケースが多かったが年を重ねるごとに大人の選手に育っていった。
8位 : DF 森岡隆三 (清水エスパルスなど)→ 典型的な頭脳派のCBである。180センチなのでCBとしてはむしろ小柄と言えるがクレバーさを発揮してトルシエJAPANの主力として活躍。2000年のシドニー五輪にはオーバーエイジで参加してベスト8入りに貢献。トルシエJAPANではキャプテンを任された。また、フィードも正確で攻撃の起点になることも出来た。悔やまれるのは2002年の日韓W杯の大会途中にケガをしてプレー出来なくなった点である。