• 更新日 : 2024年12月17日

東京都の確定申告ガイド!税務署や郵送先、会場の情報を網羅的に解説

この記事では東京都の確定申告に必要な税務署や申告書等の送付先、会場について解説します。確定申告を行う際は、時間に余裕を持って準備を進め、期限内に行いましょう。

広告
確定申告はオンラインで、簡単に

マネーフォワード クラウド確定申告」なら日々の取引入力→申告書の作成→申告作業が、オンラインで完結します。取引明細の自動取得と仕訳の自動作成に対応しており、手入力を減らしてカンタンに書類を作成。そのままスマホから提出することもできます。

PC(Windows/Mac)だけでなく、スマホアプリからも確定申告が可能です。

マネーフォワード クラウド確定申告
詳細を見る 無料で使ってみる

2025年の確定申告期間は2月17日から3月17日まで

確定申告の期間は、原則翌2月16日から3月15日までと決まっています。この期間に確定申告書の作成と提出、および所得税の納付を行います。ただし、確定申告期間の初日や末日が土曜・日曜日の場合、期間は次の平日に持ち越されます。

2025年に提出する2024年分(令和6年分)の確定申告の期間は、休日の関係で2025年(令和7年)年2月17日(月)~3月17日(月)です。

東京都で確定申告書類を提出する方法は3つ

東京都で確定申告の書類を提出する方法は、ひとつではありません。「税務署の窓口へ持参する」「税務署へ郵送する」「e-Taxで提出する」の3つの方法があり、納税者は自分に合った方法で確定申告書類を提出できます。

それぞれの方法について、見ていきましょう。

税務署の窓口へ持参する

東京都で確定申告書書類を提出する方法のひとつに、作成した紙の確定申告書を税務署の窓口へ持参する方法があります。窓口で提出するため、確定申告でわからないことを聞けるなどのメリットがあります。

税務署の開庁時間である平日午前8時30分から午後5時※までの間に、確定申告書を提出します。ただし、時間外でも税務署に設置されている時間外受取箱に提出できます。参照:【税務署の開庁時間】|国税庁

また、確定申告時期になると、税務署によっては申告書作成会場を開設していることもあるので、こちらも利用しましょう。

ここで注意したいのが、確定申告書控えの取り扱いです。これまでは、確定申告書と確定申告書の控えを税務署の窓口へ提出し、収受日付印が押された控えを返却してもらっていました。

しかし、2025年(令和7年)1月以降に提出する確定申告書類については、控えに収受日付印が押されなくなります。そのため、必要に応じて、自分で提出年月日の記録・管理をしなければなりません。(参考:令和7年1月からの申告書等の控えへの収受日付印の押なつについて|国税庁

税務署へ郵送する

税務署の窓口に提出に行く時間が取れない人は、確定申告書を郵送で税務署に提出することも可能です。郵送の場合、税務署へ書類が到着した日ではなく、消印日が提出日とされます。つまり、2025年(令和7年)であれば3月17日(月)消印のものまでが、期間内に提出したことになります。

確定申告書を税務署に郵送する場合は、郵送したことの証拠を残すためにも簡易書留で郵送するのが一般的です。

今までは控えと切手を貼付した返信用封筒を同封していましたが、2025年(令和7年)1月以降に提出する確定申告書類については不要です。

また、東京都では、複数の税務署の内部事務を集約して処理する業務センターをいくつか設置しています。業務センターに確定申告書を郵送することも可能です。

なお、税務署へ申告書を郵送する際の封筒の書き方を以下の記事で解説しているので、合わせて読んでみてください。

e-Taxで提出する

e-Taxによる確定申告書の提出は、国税庁が推奨している方法です。確定申告書を電子データとして国に提出できるシステムです。

e-Taxで提出するには、専用のソフトや国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」などを利用します。

e-Taxでの確定申告のやり方は以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

東京都の税務署一覧(住所・郵送先、電話番号)

次に、東京都の税務署がどこにあるのかを一覧で見ていきましょう。※「郵送する場合」は申告書の郵送先が異なる場合のみ記載しています

税務署所在地電話番号担当地域郵送する場合
浅草税務署〒111-8602
台東区蔵前2丁目8番12号
03-3862-7111台東区のうち浅草地区〒110-8655
台東区池之端1丁目2番22号 上野合同庁舎 東京国税局業務センター (浅草税務署)
東京上野税務署〒110-8607
台東区池之端1丁目2番22号 上野合同庁舎
03-3821-9001台東区のうち下谷地区〒110-8655
台東区池之端1丁目2番22号 上野合同庁舎 東京国税局業務センター (東京上野税務署)
本所税務署〒130-8686
墨田区業平1丁目7番2号
03-3623-5171墨田区のうち本所地区〒110-8655
台東区池之端1丁目2番22号 上野合同庁舎 東京国税局業務センター (本所税務署)
向島税務署〒131-8509
墨田区東向島2丁目7番14号
03-3614-5231墨田区のうち向島地区〒110-8655
台東区池之端1丁目2番22号 上野合同庁舎 東京国税局業務センター (向島税務署)
江東東税務署〒136-8505
江東区亀戸2丁目17番8号
03-3685-6311江東区のうち城東地区〒136-8506
江東区亀戸2丁目17番8号 東京国税局業務センター江東東分室 (江東東税務署)
江東西税務署〒135-8311
江東区猿江2丁目16番12号
03-3633-6211江東区のうち城東地区を除く地区〒136-8506
江東区亀戸2丁目17番8号 東京国税局業務センター江東東分室 (江東西税務署)
芝税務署〒108-8401
港区芝5丁目8番1号
03-3455-0551港区のうち芝地区、東京都のうち大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ケ島村、小笠原村〒108-8412
港区芝5丁目8番1号 東京国税局業務センター芝分室
品川税務署〒108-8622
港区高輪3丁目13番22号
03-3443-4171品川区のうち品川地区、大崎地区、大井地区、八潮地区
麻布税務署〒106-8630
港区西麻布3丁目3番5号
03-3403-0591港区のうち麻布、赤坂地区
京橋税務署〒104-8557
中央区新富2丁目6番1号
03-4434-0011中央区のうち京橋地区〒100-8156
千代田区大手町1丁目3番3号 大手町合同庁舎3号館 東京国税局業務センター大手町分室 (京橋税務署)
日本橋税務署〒103-8551
中央区日本橋堀留町2丁目6番9号
03-3663-8451中央区のうち日本橋地区〒100-8156
千代田区大手町1丁目3番3号 大手町合同庁舎3号館 東京国税局業務センター大手町分室
神田税務署〒101-8464
千代田区神田錦町3丁目3番地
03-4574-5596千代田区のうち神田地区〒100-8156
千代田区大手町1丁目3番3号 大手町合同庁舎3号館 東京国税局業務センター大手町分室 (神田税務署)
麹町税務署〒102-8311
千代田区九段南1丁目1番15号 九段第2合同庁舎
03-3221-6011千代田区のうち麹町地区〒100-8156
千代田区大手町1丁目3番3号 大手町合同庁舎3号館 東京国税局業務センター大手町分室 (麹町税務署)
四谷税務署〒160-8530
新宿区四谷三栄町7番7号
03-3359-4451新宿区のうち四谷、牛込地区〒100-8156
千代田区大手町1丁目3番3号 大手町合同庁舎3号館 東京国税局業務センター大手町分室 (四谷税務署)
新宿税務署〒169-8561
新宿区北新宿1丁目19番3号
03-6757-7776新宿区のうち新宿地区〒100-8156
千代田区大手町1丁目3番3号 大手町合同庁舎3号館 東京国税局業務センター大手町分室 (新宿税務署)
荻窪税務署〒167-8506
杉並区荻窪5丁目15番13号
03-3392-1111杉並区のうち荻窪地区〒100-8156
千代田区大手町1丁目3番3号 大手町合同庁舎3号館 東京国税局業務センター大手町分室 (荻窪税務署)
杉並税務署〒166-8501
杉並区成田東4丁目15番8号
03-3313-1131杉並区のうち阿佐谷、高円寺地区〒100-8156
千代田区大手町1丁目3番3号 大手町合同庁舎3号館 東京国税局業務センター大手町分室 (杉並税務署)
世田谷税務署〒154-8523
世田谷区若林4丁目22番13号 世田谷合同庁舎3階・4階
03-6758-6900世田谷区のうち中央部地区
北沢税務署〒156-8555
世田谷区松原6丁目13番10号
03-3322-3271世田谷区のうち北部地区
玉川税務署〒158-8601
世田谷区玉川2丁目1番7号
03-3700-4131世田谷区のうち玉川地区
大森税務署〒143-8565
大田区中央7丁目4番18号
03-3755-2111大田区のうち大森地区〒100-8156
千代田区大手町1丁目3番3号 大手町合同庁舎3号館 東京国税局業務センター大手町分室 (大森税務署)
雪谷税務署〒145-8506
大田区雪谷大塚町4番12号
03-3726-4521大田区のうち調布地区〒100-8156
千代田区大手町1丁目3番3号 大手町合同庁舎3号館 東京国税局業務センター大手町分室 (雪谷税務署)
蒲田税務署〒144-8556
大田区蒲田本町2丁目1番22号
03-3732-5151大田区のうち蒲田地区〒100-8156
千代田区大手町1丁目3番3号 大手町合同庁舎3号館 東京国税局業務センター大手町分室 (蒲田税務署)
目黒税務署〒153-8633
目黒区中目黒5丁目27番16号
03-3711-6251目黒区
板橋税務署〒173-8530
板橋区大山東町35番1号
03-3962-4151板橋区
豊島税務署〒171-8521
豊島区西池袋3丁目33番22号
03-3984-2171豊島区
中野税務署〒164-8566
中野区中野2丁目24番11号
03-3387-8111中野区〒100-8156
千代田区大手町1丁目3番3号 大手町合同庁舎3号館 東京国税局業務センター大手町分室 (中野税務署)
王子税務署〒114-8560
北区王子3丁目22番15号
03-3913-6211北区
荒川税務署〒116-8588
荒川区西日暮里6丁目7番2号
03-3893-0151荒川区
小石川税務署〒112-8558
文京区春日1丁目4番5号
03-3811-1141文京区のうち小石川地区〒110-8655
台東区池之端1丁目2番22号 上野合同庁舎 東京国税局業務センター (小石川税務署)
本郷税務署〒113-8459
文京区西片2丁目16番27号
03-3811-3171文京区のうち本郷地区〒110-8655
台東区池之端1丁目2番22号 上野合同庁舎 東京国税局業務センター (本郷税務署)
足立税務署〒120-8520
足立区千住旭町4番21号 足立地方合同庁舎
03-3870-8911足立区のうち千住、綾瀬地区〒124-8705
葛飾区立石8丁目31番6号 東京国税局業務センター葛飾分室 (足立税務署)
西新井税務署〒123-8501
足立区栗原3丁目10番16号
03-3840-1111足立区のうち西新井地区〒124-8705
葛飾区立石8丁目31番6号 東京国税局業務センター葛飾分室 (西新井税務署)
江戸川北税務署〒132-8668
江戸川区平井1丁目16番11号
03-3683-4281江戸川区の一部
江戸川南税務署〒134-8567
江戸川区清新町2丁目3番13号
03-5658-9311江戸川区の一部
渋谷税務署〒150-8333
渋谷区宇田川町1番10号 渋谷地方合同庁舎
03-3463-9181渋谷区〒150-8060
渋谷区宇田川町1番10号 渋谷地方合同庁舎 東京国税局業務センター渋谷分室
目黒税務署〒153-8633
目黒区中目黒5丁目27番16号
03-3711-6251目黒区
立川税務署〒190-8565
立川市緑町4番地の2 立川地方合同庁舎
042-523-1181立川市、昭島市、国分寺市、国立市、東大和市、武蔵村山市
日野税務署〒191-8520
日野市万願寺6丁目36番地の2
042-585-5661日野市、多摩市、稲城市〒183-8510
府中市本町4丁目2番地 東京国税局業務センター武蔵府中分室 (日野税務署)
八王子税務署〒192-8565
八王子市明神町4丁目21番3号
042-697-6221八王子市〒183-8510
府中市本町4丁目2番地 東京国税局業務センター武蔵府中分室 (八王子税務署)
町田税務署〒194-8567
町田市中町3丁目3番6号
042-728-7211町田市
武蔵府中税務署〒183-8548
府中市本町4丁目2番地
042-362-4711府中市、調布市、狛江市〒183-8510
府中市本町4丁目2番地 東京国税局業務センター武蔵府中分室 (武蔵府中税務署)
武蔵野税務署〒180-8522
武蔵野市吉祥寺本町3丁目27番1号
0422-53-1311武蔵野市、三鷹市、小金井市
東村山税務署〒189-8555
東村山市本町1丁目20番22号
042-394-6811小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市
練馬東税務署〒176-8503
練馬区栄町23番7号
03-6371-2332練馬区の一部
練馬西税務署〒178-8624
練馬区東大泉7丁目31番35号
03-3867-9711練馬区の一部

参考:国税局・税務署を調べる|国税庁

東京都は、他県に比べて税務署の数が多いです。

例えば港区のように、同じ区内でも住所地によって提出する税務署が異なることもあります。間違えないよう、確認した上で確定申告書を提出しましょう。

また他の都道府県や市区町村から引っ越してきた人も確定申告書の提出先は、上記の税務署となります。
また、事業所を移転した際には「納税地の異動に関する届出書」を、移転前の住所を管轄している税務署になるべく早く提出する必要があります。

住所を変更した場合の手続きなどは、以下の記事で解説しています。(個人事業主向けです)

東京都の確定申告会場

東京都の確定申告会場は以下の通りです。申告会場は税務署によって場所が異なるため注意が必要です。事前にどこに行けばよいか表を見て確認しておきましょう。

税務署名確定申告会場会場所在地開設期間
麹町東京国税局  1階会議室中央区築地5丁目3番1号2/17~3/17
神田東京国税局  1階会議室中央区築地5丁目3番1号2/17~3/17
日本橋東京国税局  1階会議室中央区築地5丁目3番1号2/17~3/17
京橋東京国税局  1階会議室中央区築地5丁目3番1号2/17~3/17
芝税務署港区芝5丁目8番1号2/17~3/17
麻布麻布税務署港区西麻布3丁目3番5号2/17~3/17
品川品川税務署港区高輪3丁目13番22号2/17~3/17
四谷四谷税務署新宿区四谷三栄町7番7号2/17~3/17
新宿新宿税務署新宿区北新宿1丁目19番3号2/17~3/17
小石川東京上野税務署台東区池之端1丁目2番22号 上野合同庁舎2/17~3/17
本郷東京上野税務署台東区池之端1丁目2番22号 上野合同庁舎2/17~3/17
東京上野東京上野税務署台東区池之端1丁目2番22号 上野合同庁舎2/17~3/17
浅草東京上野税務署台東区池之端1丁目2番22号 上野合同庁舎2/17~3/17
本所本所税務署墨田区業平1丁目7番2号2/17~3/17
向島向島税務署墨田区東向島2丁目7番14号2/17~3/17
江東西東京国税局  1階会議室中央区築地5丁目3番1号2/17~3/17
江東東東京国税局  1階会議室中央区築地5丁目3番1号2/17~3/17
荏原荏原税務署品川区中延1丁目1番5号2/17~3/17
目黒ベルサール渋谷ファースト渋谷区東1丁目2番20号(住友不動産渋谷ファーストタワー2階)2/17~3/17
大森池上会館西館 2階大田区池上1丁目32番8号2/17~3/17
雪谷雪谷税務署大田区雪谷大塚町4番12号2/17~3/17
蒲田蒲田税務署大田区蒲田本町2丁目1番22号2/17~3/17
世田谷ベルサール渋谷ファースト渋谷区東1丁目2番20号(住友不動産渋谷ファーストタワー2階)2/17~3/17
北沢ベルサール渋谷ファースト渋谷区東1丁目2番20号(住友不動産渋谷ファーストタワー2階)2/17~3/17
玉川ベルサール渋谷ファースト渋谷区東1丁目2番20号(住友不動産渋谷ファーストタワー2階)2/17~3/17
渋谷ベルサール渋谷ファースト渋谷区東1丁目2番20号(住友不動産渋谷ファーストタワー2階)2/17~3/17
中野中野セントラルパーク カンファレンス中野区中野4丁目10番2号 中野セントラルパークサウス2/17~3/17
杉並杉並税務署杉並区成田東4丁目15番8号2/17~3/17
荻窪荻窪税務署杉並区荻窪5丁目15番13号2/17~3/17
豊島豊島税務署豊島区西池袋3丁目33番22号2/17~3/17
王子王子税務署北区王子3丁目22番15号2/17~3/17
荒川荒川税務署荒川区西日暮里6丁目7番2号2/17~3/17
板橋板橋税務署板橋区大山東町35番1号2/17~3/17
練馬東練馬東税務署練馬区栄町23番7号2/17~3/17
練馬西練馬西税務署練馬区東大泉7丁目31番35号2/17~3/17
足立足立税務署足立区千住旭町4番21号 足立地方合同庁舎2/17~3/17
西新井西新井税務署足立区栗原3丁目10番16号2/17~3/17
葛飾葛飾税務署葛飾区立石8丁目31番6号2/17~3/17
江戸川北江戸川北税務署江戸川区平井1丁目16番11号2/17~3/17
江戸川南江戸川南税務署江戸川区清新町2丁目3番13号2/17~3/17
八王子八王子税務署八王子市明神町4丁目21番3号2/17~3/17
立川立川税務署立川市緑町4番地の2 立川地方合同庁舎2/17~3/17
武蔵野武蔵野税務署武蔵野市吉祥寺本町3丁目27番1号2/17~3/17
青梅青梅税務署青梅市東青梅4丁目13番4号2/17~3/17
武蔵府中武蔵府中税務署府中市本町4丁目2番地2/17~3/17
町田ぽっぽ町田 地下1階町田市原町田4丁目10番20号2/17~3/17
日野日野税務署日野市万願寺6丁目36番地の22/17~3/17
東村山東村山税務署東村山市本町1丁目20番22号2/17~3/17

参考:令和6年分確定申告期の確定申告会場のお知らせ|国税庁

確定申告会場では、確定申告書の提出だけでなく確定申告に関する相談もできます。簡単な内容であれば、その場で確定申告書を作成したり、不備がないか確認してもらうことも可能です。

ただし、確定申告会場は混雑するため、入場整理券が必要となります。当日会場で配布されますが、LINEの公式アカウントで事前予約することも可能です。

LINE予約のやり方は以下の記事で解説しているので、参考にしてください。

確定申告会場の混雑を避けたい方は、自宅から確定申告ができるe-Taxがおすすめです。

東京都で確定申告を行う場合の書類作成方法は4つ

確定申告では、確定申告書などを作成しなければなりません。東京都で確定申告を行う場合の書類作成方法には、次の4つがあります。

  • 確定申告ソフトを利用する
  • 国税庁の確定申告書等作成コーナーを利用する
  • 手書きで作成する
  • 税理士に代行を依頼する

確定申告ソフトを利用する

確定申告書を作成する方法のひとつに、確定申告ソフトを利用する方法があります。確定申告ソフトを使うと、確定申告書の作成だけではなく、個人事業主の確定申告書の作成に必要となる日々の帳簿付けや決算書も作成できます。

確定申告ソフトのメリット
  • 直観的に使いやすく、簡単に確定申告書の作成・提出ができる
  • クレジットカードや銀行口座と連携でき、日々の記帳・仕訳作業がスムーズになる
  • スマホで使えるソフトが多い
  • 確定申告が初めての方、個人事業主・フリーランスの方や、長期的に副業を行っていきたい方におすすめ

また、入力した取引金額を自動で合計し、確定申告書に数字が転記されるので、確定申告書の作成時間を削減することが可能です。

現在、一般的に販売されている確定申告ソフトの多くは、簿記の知識がなくても帳簿付けができるように作られているので、仕訳の入力などに不安がある人は利用するのもよいでしょう。

たとえば、マネーフォワード クラウド確定申告は、個人事業主や副業の方はもちろん、会計知識に不安がある方や確定申告が初めての方にも多く利用されている確定申告ソフトです。

マネーフォワード クラウド確定申告

スマホアプリもご利用できます(無料ダウンロード)

国税庁の確定申告書等作成コーナーを利用する

国税庁のホームページに設けられた「確定申告書等作成コーナー」で必要事項を記載し、画面の指示通り進めて、確定申告書を作成する方法です。

作成した確定申告書は、紙に印刷し税務署の窓口や郵送で提出することも、e-Taxで提出することもできるので便利です。

確定申告書作成コーナーのメリット
  • 国が提供しているツールなので、安心
  • 画面の指示に従って入力を進めることで作成が可能、納税額も自動で計算される
  • 収支計算が複雑ではない方、経費などが少ない方におすすめ

ただし、日々の帳簿付けは対応していないため、確定申告ソフトなどで行う必要があります。

手書きで作成する

確定申告書の用紙に、手書きで必要事項や金額を記載し確定申告書を作成する方法です。税額の計算なども自分で行う必要があるため、手書きで作成するには確定申告の一定の知識が必要です。

取引数が少なく、開業間もない個人事業主や、毎年の売上や経費の数字変動が少ない不動産賃貸業などは、手書きで確定申告書を作成しているケースも少なくありません。

申告書の書き方は以下の記事で解説しています。

税理士に代行を依頼する

税理士に確定申告書の作成の代行を依頼する方法です。

多くの税理士は確定申告書の作成のみの依頼も、帳簿付けから確定申告書の作成までの依頼も引き受けてくれます。自分に合った依頼ができる点がメリットです。

例えば、本業が忙しく帳簿付けや確定申告書の作成時間をとれないなら、税理士に代行を依頼することで本業に集中できます。

東京都の確定申告で必要な書類は5つ

確定申告書を作成するためには、いくつかの書類を用意する必要があります。東京都の確定申告で必要な書類は、次の5つです。

  • 確定申告書
  • 本人確認書類
  • 所得金額がわかる書類
  • 控除の申請に必要な書類
  • 銀行口座がわかる書類(還付申告の場合)

銀行口座がわかる書類は、還付金を受け取るための還付申告の場合のみ必要となります。

なお、確定申告に必要な書類については以下の記事でも詳しく解説しているので、合わせて読んでみてください。

確定申告書

確定申告書は、納める税金を計算する書類です。確定申告には確定申告書を提出する必要があります。

個人事業主の場合は、確定申告書に青色申告決算書(青色申告の場合)か収支内訳書(白色申告の場合)を作成し、添付して提出しなければいけません。

確定申告書や青色申告決算書、収支内訳書は税務署の窓口や国税庁のホームページからダウンロードして入手します。

申告書の入手方法は以下の記事で詳しく解説しています。

本人確認書類

確定申告を提出する際には、本人確認書類の提示やコピーの提出が必要です。ここでいう本人確認とは、番号確認と身元確認の2つです。

マイナンバーカードは表面と裏面がそれぞれ身元確認書類と番号確認書類になっているため、マイナンバーカード1枚のみ用意すれば問題ありません。

マイナンバーカードがない場合は、通知カードのコピーやマイナンバーが記載された住民票のコピーなどの番号確認書類と、運転免許証やパスポートなどの身元確認書類を用意する必要があります。

マイナンバーカードなしで確定申告をする方法は以下の記事で紹介しているので、参考にしてください。

所得金額がわかる書類

所得税の計算は所得金額を基に計算されます。

そのため、個人事業主であれば、売上帳や経費帳などの各帳簿を基に作成した青色申告決算書や収支内訳書などの書類、取引先から発行される支払調書など所得金額がわかる書類が必要です。

所得金額がわかる書類の例
  • 青色申告決算書(青色申告の場合)
  • 収支内訳書(白色申告の場合)
  • 不動産収入の明細
  • 源泉徴収票

給与所得がある場合は、勤務先から発行された源泉徴収票があれば大丈夫です。

控除の申請に必要な書類

確定申告では、生命保険料控除住宅ローン控除医療費控除など各種の控除を受けることができます。

ただし、控除を受けるためには控除の申請に必要な書類が必要です。例えば、生命保険料控除証明書や医療費の明細書などです。

控除を証明するための書類の例

確定申告の控除については以下の記事で紹介しているので、参考にしてください。

銀行口座がわかる書類

給与所得や一定の報酬を受け取っている場合、予定納税をしている場合など、事前に所得税を天引きまたは納付しているケースも多いです。

この場合、住宅ローン控除、医療費控除などを使うことで、税金の還付を受けられることがあります。税金の還付を受ける場合は、確定申告書に還付を受ける銀行口座の情報を記載しなければなりません。

そこで、預金通帳など銀行口座がわかる書類を用意します。

また、振替納税を申し込む年度では、税金を引き落とす銀行口座の情報を記載した書類を税務署に提出する必要があります。その場合も、銀行口座がわかる書類を用意します。

確定申告のやり方・流れ

最後に、一般的な確定申告のやり方と流れを簡単に見ていきましょう。確定申告のやり方の詳細については、以下の記事で詳しく解説しているので、合わせて読んでください。

必要な書類を手元に用意する

確定申告書を作成する前に、本人確認書類や所得金額がわかる書類、控除の申請に必要な書類など、確定申告書作成のために必要な書類を用意します。

ここで改めて、確定申告をするために最低限必要になる書類を確認しておきましょう。

手元に必要な書類
  • 本人確認書類
  • 所得を証明できるもの
  • 所得控除税額控除の適用を証明できるもの
  • マイナポータルアプリorカードリーダー(電子申告の場合)
  • 銀行口座の情報がわかるもの(所得税の還付がある場合)

紙へ記入、スマホ・PCで申告書を作成する

必要な書類が準備できたら、確定申告書を作成します。

申告書の用紙に手書きする方法や、スマホやPCから確定申告ソフトや国税庁の確定申告書等作成コーナーを利用する方法などで、確定申告書を作成します。

申告書の書き方は以下の記事で詳しく解説しています。

作成した書類を提出する

確定申告書の作成が終わったら、税務署の窓口や郵送、e-Taxで申告書を提出します。

ここで改めて確定申告書の提出方法をおさらいします。どの方法で提出するかあらかじめ決めておくことをおすすめします。

提出方法
  1. e-Taxやスマホアプリによる電子申告
  2. 税務署窓口への持参
  3. 税務署へ郵送
  4. 税務署の時間外収集箱へ投函

なお個人事業主として確定申告する場合と、会社員などで副業をしていて確定申告する場合とでは、確定申告のやり方や流れが少し異なります。

それぞれのケースの確定申告のやり方や流れを詳しく解説した記事を用意しています。こちらもご参照ください。

【個人事業主の方向け】

【副業の方向け】

確定申告でわからないことがあれば最寄りの税務署に相談しよう

確定申告でわからないことがある場合は、最寄りの税務署に相談することができます

ただし、確定申告の相談及び申告書の受付は、原則、確定申告期間中となります。また税務署の閉庁日は、相談及び申告書の受付は行っていません。

ただし一部の会場では、日曜日に確定申告の相談及び申告書の受付を行うケースがあります。年によって開催日が異なるので、詳しくは国税庁の公式サイトで確認してみてください。

東京都での確定申告をサポートします!

マネーフォワード クラウドでは、「マネーフォワード クラウド確定申告」をはじめとした、個人事業主や副業をする方の記帳作業や確定申告を支えるサービスを用意しています。

なお、開業届の提出をしていない人は「マネーフォワード クラウド開業届」を利用することで、無料で開業届や青色申告承認申請書の作成・提出を行うことができます。

東京都で確定申告をする方は、ぜひご活用ください。

広告
ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様

マネーフォワード クラウド確定申告の導入事例

データ連携機能を使って、銀行やクレジットカードの明細データを自動で取り込むようになってからは、会計ソフトへの入力作業が減ったので、作業時間は1/10くらいになりましたね。

ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様

右矢印アイコン もっと読む

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。

関連記事

広告