- 更新日 : 2023年7月6日
副業の在宅ライターって稼げるの?初心者でもできる?実態を徹底調査
「文章を書くのが好き」「情報をまとめて整理し、わかりやすく伝えるのが得意」という人におすすめの副業がライターです。副業解禁のトレンドが広がり、在宅ワークなどのリモートワークを導入する企業が増える中、実際に副業としてライターを始める人が増えてきています。本記事は、副業としてライターの仕事を検討している人向けに、ライターの仕事の見つけ方や注意点などの基本的な情報をお伝えします。
目次
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副業ライターを始めるとこんなに変わります
ライターの仕事を始めてみたい、だけど副業としてライターの仕事を始めると自分の生活にどのような変化が生じるか気になるという人は少なくないでしょう。ここでは、プラスとマイナスの両面から、ライターの仕事を始めると生じる変化について説明します。
収入が増える
副業としてライターの仕事を始めると生じる生活上の変化の第一は収入が増えることです。サラリーマンだけをしている人の場合、収入として得ているのは原則会社からの給与のみです。残業や手当などで毎月受け取る給与の額が多少変動することはあるにせよ、多くの人は毎月一定額を受け取るのみです。一方、ライターの仕事を始めることで、執筆料や原稿料、あるいは印税などの収入を得ることができるようになります。給与に加えてプラスの収入が得られることは大きなメリットです。
スキルや知識が身に付く
ライターの仕事を始めることで新たなスキルや知識が身に付くこともプラスの変化です。ライターの仕事は、多くのケースにおいて何らかの専門性が求められます。一般的に、ライターの仕事は専門性の高い分野であるほど仕事の単価が高くなる傾向があります。それゆえ、多くのライターが何らかの専門性を高めるための努力をしています。そうした努力をすることで専門性の高いスキルや知識がさらに身に付き、仕事の単価もさらに高くなるという好環が生じるようになります。
最初は単価が安くてつらい
一方のマイナス面ですが、ライターの仕事を始めた頃は単価が安く、一定の収入を得るにはそれなりの時間を投じる必要があることです。特にライティングの仕事をしたことがなく、専門性もないという人の場合、単価は相当低いでしょう。一般的なライターの場合、最初は安い仕事からスタートしてスキルや知識を身に付け、徐々に受注単価を上げていきます。ある程度の収入を獲得するまでには相応の時間と努力が必要であることを理解しておく必要があります。
時間的にも体力的にもきつい時期がある
一般的なライティングの場合、納期が定められるケースがほとんどです。中にはスケジュール的に相当無理な納期が定められることもあります。そして、納期を守るために時間を無理にやりくりするライターが少なくありません。中には寝る時間や休日を削ってまで納期を守ろうとする人もいます。特にライター初心者が仕事を始めた場合、最初は時間的にも体力的にもきつい時期ができる可能性が高いでしょう。
案件いっぱい!副業ライターの仕事の見つけ方
ところで、副業としてライターの仕事をしている人は、どうやって仕事を見つけているのでしょうか。ライターの仕事をしようという人が、何もせずにじっとしていては仕事が見つかりません。一般的にライターは、以下のような方法で仕事を見つけています。
求人サイトから
ライターが仕事を見つける方法の第一は求人サイトです。求人サイトの中でも、Indeed(インディード)などの求人専門検索サイトがおすすめです。「ライター 求人」「ライター 在宅」「ライティング 副業」などのキーワードで検索すると求人情報がたくさん出てきます。また求人サイトの多くは自分の履歴書や職務経歴書を登録できるので、それらを登録して公開しておくことでライターを求人している企業からのオファーを受けることが可能になります。
クラウドソーシングサイトを利用して
ライターが仕事を見つける方法として、クラウドソーシングサイトを利用するという手もあります。「ランサーズ」や「クラウドワークス」などの大手クラウドソーシングサイトには、ライターを求人している企業による募集情報が数多く掲載されています。また、求人サイトと同様に、クラウドソーシングサイトにも自分のプロフィールや仕事の実績を登録することができます。自分のプロフィールや仕事の実績を登録して公開しておくことで、企業からのオファーを受けることが可能になります。
自分のホームページやブログ
また、自分のホームページやブログから企業のオファーを受けるという方法もあります。特に一定の経験と実績を積んだライターの場合、自分のホームページやブログでこれまでの実績を公開し、専門性などをアピールすることで企業からのオファーを受けられる可能性が生じます。ライターの仕事を始めたばかりで経験や実績が少ない人でも、自分のホームページやブログでライターの仕事を探していることをアピールすることで、企業とマッチングできる可能性が生じます。
SNSなどを経由して
また、Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSを利用する方法もあります。最近のライターの多くは、ブログなどで情報を発信し、SNSを使って拡散しています。SNSにそれなりの数のフォロワーがいる場合は特に、ライターを求人している企業とマッチングできる可能性が高まります。また、SNSでライターの仕事を探していることを頻繁にツイートすることで、企業側に検索される確率が高まります。
ライターの副業をする際の注意点は?
ライターの副業をする際の注意点は何でしょうか。副業とはいえ、ライターの仕事をする以上は、本業と同様に求められるルールがあります。また、そうしたルールを守るために、ライターとして守った方がよい生活規範もあります。
他人の著作権を侵害しない
ライターに求められる最大のルールは、他人の著作権を侵害しないことです。著作権侵害の顕著な例は他人が書いた文章をコピー&ペーストしてそのまま利用することです。最近は少なくなってきているようですが、今でも他人が書いた文章をコピー&ペーストして使っているライターが存在します。著作権侵害は、ライター自身に罰則が科せられる可能性があるだけでなく、仕事を依頼してくれたクライアント企業にも同様の罰則が科せられたり、イメージダウンを招いたりするリスクを与えます。他人の著作権は絶対に侵害してはなりません。
納期を守る
納期を守ることもライターに求められるルールです。ほとんどのライティングの仕事には納期が設定されます。そして、納期が設定されるのには必ず理由があります。チームでライティングの仕事をする場合、一人の仕事が遅れるとチーム全体に影響を与えます。ライターの中には納期のプレッシャーに耐えられず、納期直前に「消息不明」や「音信不通」になる人すら存在します。仮に納期が守れなくなりそうになった場合は、ある程度事前にクライアントにその旨を伝え、スケジュールの調整が可能か相談すべきです。
規則正しく仕事をする
また、上述のルールを守るためには、規則正しく仕事をすることが重要です。規則正しく仕事をするとは、あらかじめ仕事のスケジュールを設定し、可能な限りそのスケジュールを守って仕事をするということです。ライターの中には、仕事のスケジュールを設定せず、何となく気の向くままに仕事をしている人もいます。「時間ができた時に書く」「やる気が出た時に書く」といったやり方では、ゆとりのある、計画的な仕事の遂行が困難になります。
稼いだ分の税金もしっかり納めましょう
ライターの副業を始めて所得を得るようになると、気になってくるのが税金です。一般的には、給与以外に得た年間の所得が20万円を超えた場合に確定申告が必要とされています。
20万円以下の場合でも、受け取った報酬がクライアントによって源泉徴収されている場合、確定申告をすることで税金が還付される可能性があります。なお、多くのライターが報酬から10.21%源泉徴収された金額をクライアント企業から受け取っています。また、20万円以下の場合でも、住民税の申告は必要です。
また、確定申告をすることで調査や情報収集に使った「新聞・書籍代」、クライアントとの打ち合わせで使った「会議費」、電車やタクシーなどの「交通費」といった各種の経費を算入することも可能になります。ライティングの仕事をする上でそれなりの経費を使った場合は確定申告をする方がよいでしょう。
書いた分だけ収入アップ!副業ライターの仕事にも注目してみよう
以上、副業としてライターの仕事を検討している人向けに、ライターの仕事の見つけ方や注意点などの基本的な情報をお伝えしました。企業ホームページや企業ブログなどのメディアが増加する中、ライターを求める企業の数も増加しています。特に、特定の専門性を持ったライターに対する需要がうなぎ登りとなっています。独自の専門性を持った人には、副業としてライターの仕事をおすすめします。
マネーフォワード クラウド確定申告の導入事例
データ連携機能を使って、銀行やクレジットカードの明細データを自動で取り込むようになってからは、会計ソフトへの入力作業が減ったので、作業時間は1/10くらいになりましたね。
ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様
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