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はてなキーワード: プーチンとは

2025-03-04

anond:20250301160828

ウクライナ紛争も漸く趨勢が決まりつつあり、紛争開始から推移を見守ってきた身として、

感じたこと、考えたことをまとめてみる。

1. ポケモンにされたウクライナが、ただただ哀れ

ウクライナアメリカロシア弱体化政策犠牲になった。

トランプ共和党になりこれが是正されようとしているが、結局、ウクライナ梯子を外される形になった。

犠牲になるのは常に一般市民、末端の兵士

小国にとって戦争を起こしてしまった時点で負け。大事なのは如何に「巻き込まれいか」ということ。

何故か巷では「ウクライナの次は日本」という言説が流行っているようだが、

普通外交政策をしていたら隣国との戦争になるようなことはおきないでしょう。

隣国民族自国民ドローン空爆するようなことをしなければ)

ウクライナの最大の悲劇は、中枢部が外国勢力に乗っ取られてしまたこと。

これはウクライナ民族的な統一性のなさ、政治的混乱、汚職蔓延経済の低迷などの不安定性に起因する。

なので、現状の日本なら、ウクライナのようになることはないと信じている。

(ただ、最近政治家外交劣化が激しいのでどうなるかわからない。せめてベトナムくらいの強かさと持ってほしい。。)

2. ウクライナの敗北をもって「国際秩序崩壊」というのはやや主語が大きい

力による現状変更」など、これまでアメリカが幾度も繰り返してきたこと。何を今更という感じ。

崩壊したのは「西側中心の」国際秩序

とはいえ、曲がりなりにも西側諸国の一員である日本にとってはあまりこの状況はよろしくない。(しかし、どうしようもできない)

我々は凋落しており、すでに国際世界の主要なプレーヤーではないことを認めなくてはならない。

19世紀にかつて世界支配した「列強」は主権アメリカに委ね、そのパーツの一部となってしまった。

(この唯一の例外が、冷戦負け組ロシアなのがなんとも皮肉

アメリカからパージされつつある今、これからどうやって生きていく?

ヨーロッパ15世紀ぶりにその技術的、軍事的優位性を失い、中世以前のユーラシア大陸辺境小国群に戻るであろう。

たぶん日本も。

3. 既存メディアへの不信感

はじめはISWとかイギリス国防省の発表とか信じてたよ。

(建前上は)当事者ではない国の、それも国際的に一番信頼されている国の正式機関が、露骨プロパガンダを垂れ流すなんて、普通は思わないじゃん?

ニューズウィークだがCNNだか大手メディアプーチンが癌だ、ルカシェンコが重篤だ、カディロフが行方不明とかゴシップレベルに失墜したのは衝撃だった。

その頃、ネット空間にはバ◯デンの奇行情報が溢れていたわけだが。(こちらは本当だったみたいだが)

4. 非国民バッシングされる

はだしのゲン世界じゃないけど、第二次世界大戦の当時の空気ってこんなんだったんだなー、と思った。

anond:20250304125147

プーチンはあれでロシア人の中では話の通じる方ではあったからなあ

もっとやばいのがきそう

プーチンスパイ・ゾルゲ(日仏映画)かっけぇ!」

プーチンスパイになりたいでやんす!」←日本フランスがこいつ作り出したのかよ

anond:20250304125147

プーチン目標って何だったんだっけ

忘れちゃった

どう考えてもプーチン目標は達成できなくなっちゃったけどどうすんのこれ?

いまから停戦したところで、ロシアの隣に巨大な恨みを抱えた敵国ができてしまたことに変わりはないし、何なら北欧諸国とかもNATOに入ってしまったので余計に敵を増やしている。

これでプーチンが死んだりしたらどうすんの?

結局ロシアの敗因は何だったのかな?

退くことも進む事も出来ず落としても更に制裁強化されるだけで意味のない都市攻略をダラダラと緩慢に目指しつつ

無意味に死者を自他に出しつづけて更に自分で首を絞め続ける敗北者ロシアさんの失敗の理由って何?

欧米リアクションを読み間違えたから?

そもそも全土制圧には到底たりない兵力しかないので速攻でキーフまで陥落させて勝利宣言をすれば制裁が激化する前に終わると見込んでいたんだろうけど

首都侵攻開始した時点でSWIFTから排除検討されて即座に纏まってしまったのは誤算だっただろうね。

プーチン演説からして出来るわけないだろと考えてたらしき原油の禁輸すら出そうな動向を読めてなかった?

ウクライナの戦力を読み違えたから?

ご自慢の爆発反応装甲もむなしくジャベリン破壊される鉄の棺桶がご自慢のロシア軍ですが

自前の戦力の評価もままなってないのと同様にウクライナの戦力も見損なってたのでは?

大義名分を作らなかったから?

前線兵士民間人避難するまで爆撃はしないと命令拒否されたり燃料が無くなったと自動投降ちゃう兵士まで現れてしまう始末だけど

何のための戦争なのか自分たちが戦う理由を見いだせない兵士の反応を理解してなかった?

作戦立案能力の欠如?

電撃作戦の失敗のみならず兵站崩壊が様々な方面から指摘され続けてるけど

兵站計画すら出来ない程の無能の集まりなの?

アメリカウクライナ支援停止はブラフ

ウクライナ支援が停止されて武器弾薬が枯渇したことにして撤退する。

これで人員も温存できるし、武器弾薬も実際は後方に備蓄してある

騙されたロシアが油断して追撃をかけ、戦線が延びきったところで反撃開始。

油断していたロシア軍は壊滅し、ウクライナ軍はモスクワまで進撃。

プーチン自殺しゼレンスキー勝利

先日のトランプとゼレンスキーとの喧嘩ロシアを欺くための小芝居なんだよね。

anond:20250304121537

ゼレンスキーに「アメリカ主導の開発も停戦もいいけどどうやってロシア約束らせんの? 今まで一回も守ってないのにどうやるの?」って詰められたのに答えられなくて、論点ずらしで英語ネイティブではないゼレンスキースーツだのお礼が足りないだの難癖捲し立ててるだけやろ。

ロシアツーカーどころかプーチン首輪ががっちりついてるトランプ提示するディールを、どうしてそう好意的に受け取れるのかわからんわ。

スーツで来ないゼレンスキー

トランプからしたら、レアアースの半分の所有権はとてもいいカードなのよね。

なぜなら、ウクライナ全土に埋蔵されているレアアースのうち、

現在ロシア占領下にあるのが50%

次にロシアが進軍する場所に埋まっているのが25%。

それらをトランプは半分は自分のものだと言ってプーチン交渉できるのよ。

調査団を送る、ミサイルを打つのを辞めてくれ、もし我々の調査団に何かあったら、それは考えたくないけど、どうなるかは、、、みたいな脅しも可能なのよ。

から停戦に向けて大きく前進する。

そして、開発が始まれば、アメリカ民間人が肉壁になって、ロシアも迂闊にミサイルも飛ばせない。

おそらくはアメリカロシアまたはアメリカウクライナ共同開発する場所が多くなると思うけど、

少なくともアメリカ資本が大量に入ることで、緩衝帯にはなる。

なので、今後様々な停戦交渉に使える手札を一手に引くことができる調印になるはずだった。

で、おそらくこの話自体ロシア文句を言っていないわけだから

プーチンにも話が通っていることだ。

それがジャイアントランプが考える和平への道なのよ。



しかしゼレンスキースーツで来なかった。

戦闘服できた。

戦時中大統領スーツを着ないのはまぁよしとされるが、

和平への道への調印に対しても、

戦闘服で来るというのは、

逆に言えばまだまだ和平を望んでいないというメッセージに映る。


ま、前段の話は好意的解釈しすぎなので。

公の場で何も具体的なことは話さない。

議事録にも残さない。

それが政治であり外交である

まじで、人間の神経じゃできないと思う。

悪い意味じゃなく、ゼレンスキーはそろそろ休まないと、精神が持たないと思う。

anond:20250304110604

粛清プーチンとかソ連だよ

そっちの方がずっと泳ぐの難しいと思う

疑心暗鬼で不機嫌でけちんぼで官僚主義的な取り巻きが出来あがってて誰が意思決定してんのかわからない

そういうのとトランプ比べてみろよ

今後の世界の構図ってどうなるの?

目先のこととして世間の耳目はウクライナトランプ・ゼレンスキーに目が行ってるけど、アメリカ撤退路線欧州との亀裂は長期的にも影響があるだろう

WW2後は、米ソ東西冷戦アメリカの一国覇権中国の挑戦、と局面が変わってきたが、今後どうなるんだろう

  

直近30年くらいは(一応)通用してた人道的建前論が通じず、強者による現状変更露骨通用する時代に入っていく

考えられるシナリオ妄想してみた

 

  

シナリオ1:米欧関係修復、NATO対中露の元サヤ路線

今回の件でこれがほとんどなくなったと思う。欧州諸国の不信は深いし、アメリカ一国主義トランプ氏だけの一過性のものではないだろう

バンスやマスクなどの後継候補もいるし、なにより「世界の警察うんざり」という感情アメリカ国民一定の支持がある。一方欧州諸国は、ウクライナ戦争が終わっても、もはやアメリカの傘の下による安全保障を信じないだろう

NATO分裂は避けがたく、明確な解体はなくとも米欧間での空洞化が進みそうだ

 

シナリオ2:米中露による世界分割、新帝国主義時代

トランププーチン蜜月を軸に、米中露のビッグディールで各勢力勢力圏を定めてしまうというのもあるだろうか

例えば欧州の大半はロシア南北大陸及び太平洋諸国インドアメリカ中東からアフリカ中国

太平洋への出口を欲しがり北海道ロシアフィリピン中国とか、イギリスアメリカに残せとかの入り繰りはあるだろうが、なんか合意可能みえしまうのが怖い

欧州は今のところ英仏が協調してるが、ここがなにかしら揉めだすとその弱みに付けこんで一気に欧州東西南再分割などあるかもしれない

新帝国主義ともいえるし、新ヤルタ体制ともいえる。オーウェル1984年が50年後に実現するシナリオ勢力図はそっくりだ!)。

 

シナリオ3:米露vs欧中の新冷戦構造

トランプ中国嫌い?が根深くて米中対立過激化するならありそう。そもそも自分としては、このシナリオがあり得そうだなって思って他のパターンを考えようとしたのだけど

もともと欧州中国比較距離感が遠くなかった。欧州ロシアへの対抗、中国アメリカへの対抗の観点から蜜月米露に対して手を組むというのはあり得るシナリオ

トランププーチンDSに対抗する光の戦士!って言ってた人たちは一番喜びそうなシナリオだな…

個人的にはこの組み合わせってかなりバランスがとれて、意外と冷戦時代のような恐怖による均衡と平和が最も長く続くシナリオなのではないかという気も。

   

シナリオ4:米欧中露によるバランス・オブ・パワー

欧州は結束を固め、EU自身による自衛力を高め、アメリカと手を切る

今でも人口4.5億のEUなのでポテンシャルは十分だが、イギリスの長距離核戦力はアメリカ製(トライデント)だし、フランスの核戦力は戦術核兵器寄りだから戦略核を充実させる必要はある

ただ、4か国ってバランス悪いよね。4つが並び立とうとすると2つで手を握って主導権を取ろうという動きが活発になる。この組み合わせでは中期的にも安定するイメージがわかない。

  

シナリオ5:米欧中露+α(インドイスラム圏・日本…)の、多極化路線文明の衝突ハンチントンシナリオ

シナリオ4では安定しないから、インドイスラム圏を加えてもう少し多極化してバランスをとったほうが安定化するイメージから妄想

考えてて既視感を感じたが、あーこれってサミュエルハンチントン文明の衝突だねと思った。ハンチントン文明の衝突では西欧文明として米欧がくくられてたけど、ここが分裂したくらいの話なんだね

ただ、文明の衝突ではアフリカ文明とか日本文明を一つの勢力として切り出していたけど、文明独自性はともかく単独で生き残るにはちょっと力不足だろう。米欧中露印イスラムあたりまでがあり得る文明連合ではなかろうか

てか、アフリカ文明ってくくりは解像度が低すぎるような気も。しゃーないけど、当時アフリカの人から怒られなかったのだろうか、ハンチントン

  

 

世界はどうなるのか。

日本はどう生き残るのか。

2025-03-03

anond:20250302103331

未だ停戦妨害派(民主党側、イギリスから指示飛んでるっぽかったな

ゼレがトランプを煽るようにプーチンロシア非難してたが、そこは何事もなく通過

トランプが「ウクライナ妥協必要だ」(鉱業利権選挙しろ、辞任しろを暗示)と言ったときも通過したが

ヴァンスが畳み掛けるように「妥協しろ」と突っ込み始めて、結果あの始末

 

英仏の1ヶ月停戦案はただの時間稼ぎっぽいし、ウクライナ政権交代がなければ破るにきまってる

トランプが本当に米軍NATO脱退させたほうがスジは通る

ゼレはEU諸国の期待を背負って被害者を演じるナチスだろうから、誰が圧力かけるんだ?というのはあるけど

  

どこのナチスも今、移民官僚利権(USAIDなど)以外の問題話題にしたいから、報道が目まぐるしいんだよなあ

国内治安悪化させて保険営業支援してるから

まさかアメリカの核の方がやばい気持ちになる日が来るとは思わなかった

プーチンはあれだけ言ってもあれだけ自国人間が死んでも核を打たないことはわかったじゃん?

正直トランプがあれだけ追い詰められたら撃ちそうなんだがどう?

anond:20250303144708

所詮は元ソ連独裁者であることはプーチンと変わらん

現にプーチンと同じく選挙から逃げてるし

最近じゃ若者拉致って軍に入れてるビデオまで出てきた

根はソ連のままなんだよ。

anond:20250302102640

プーチンの野望を肯定してはいけない!みたいなこと言えるけど、住民だったらそんなこと言ってられないわ。

所得税納税先が日本国から中華人民共和国に代わっても、ロシアに代わっても、アメリカに代わっても構わない。

から、俺がウクライナ住民だったら、大統領アメリカ要求飲んで欲しいと思うよ。

もちろん、額にもよるけど。

例えば、アメリカ日本を守ってくれる代わりに、

アメリカへの上納金国庫が圧迫されるから明日から所得税50%な」

って言われたら、

「もう中華人民共和国でいいです」

って言っちゃいそう。

鉱物資源を奪われて超貧しくなるなら、そんならロシアでいいですってなると思うんだけど。

anond:20250303113318

素朴な正義感日常生活に置いてとても大切なもの

しかしそこで思考停止してしまうのは良くない

理想論しか物事を見られないのは危険

泥棒は罰して刑務所に入れなければならない、それは社会としての義務

しかし同じことをロシアにするとどうなるのか?核戦争になる

日常生活現実国際関係に持ち込むことはできない

つの見方しかできないのであれば、行きつく先は自分か敵のどちらかが絶滅するまで殺し合うしかない

過去を見ながら見識を深めよう

1. 19世紀勢力均衡論(1815年〜1914年

🔹ナポレオン戦争後のウィーン体制(1815年)

19世紀ヨーロッパは、勢力均衡を維持することで戦争を防ぐという基本的な考え方に基づいていました。

1815年のウィーン会議では、オーストリアイギリスプロイセンロシアフランスの五大国が協力し、一国の覇権を防ぐシステムウィーン体制)を確立しました。

これにより、ヨーロッパは100年間(1815年〜1914年)、比較的安定した国際秩序を維持。

🔹勢力均衡の特徴

どの国も過度に強くならないように調整(例えば、フランスが強くなりすぎれば、他国同盟を組んで対抗)。

国際協調戦争回避目的バランスが崩れると戦争が起こる)。

例)クリミア戦争(1853-1856年):ロシアの南下を防ぐため、イギリスフランスオスマン帝国支援

例)普仏戦争(1870-1871年):ドイツ統一後、フランスドイツ勢力バランスが崩れ、対立が激化。

➡︎問題点: 勢力均衡理論上安定を生むが、各国が互いを疑い続けるため、軍備競争が進行しやすい。


2. 第一次世界大戦1914年1918年):勢力均衡崩壊

🔹戦争の原因

19世紀後半になると、ドイツの急速な成長によりヨーロッパ勢力均衡が崩れた。

フランスイギリスロシア(協商国) vs. ドイツオーストリア同盟国)という対立構造固定化し、軍拡競争が発生。

バルカン半島での民族主義の高まりや、オーストリア皇太子暗殺サラエボ事件)がきっかけで戦争が勃発。

🔹勢力均衡が失敗した理由

バランス」を維持するはずの同盟固定化し、対立を深めた。

各国が相手を警戒しすぎて、軍拡競争過熱安全保障ジレンマ)。

一国が突出すると、それを抑えるための戦争が発生(ドイツの台頭と英仏の対抗)。

➡︎戦後の影響:ドイツ帝国・オーストリア=ハンガリー帝国・オスマン帝国崩壊し、新しい国際秩序が求められる。

国際連盟League of Nations)が設立され、勢力均衡ではなく「集団安全保障(Collective Security)」の概念生まれる。


3. 第二次世界大戦1939年1945年):集団安全保障の失敗と覇権の争い

🔹戦争の原因

第一次世界大戦後の国際連盟は、ドイツ日本イタリア侵略を止められず、集団安全保障機能しなかった。

一方で、イギリスフランスヒトラーの台頭を防ごうとせず、ドイツ軍拡を許した(宥和政策)。

ドイツ日本は「地域覇権」を目指し、国際秩序を変えようとした。

➡︎戦後の影響:勢力均衡ではなく、アメリカソ連という二大超大国による新しい国際秩序冷戦)が生まれる。

4. 冷戦1947年1991年):二極均衡(Bipolar Balance)

🔹冷戦時代の特徴

冷戦では、アメリカソ連の二極体制(Bipolar System)が形成され、勢力均衡ではなく「敵対的均衡」となる。

核兵器の登場により、「相互確証破壊MAD)」による均衡が成立。

🔹防御的現実主義(Defensive Realism)の登場

ネス・ウォルツ(Kenneth Waltz)は、「冷戦の安定性は、両陣営が均衡を保ち、過度な拡張をしないから」と分析

勢力均衡戦争を防ぐが、過度な軍事拡張戦争を招く」とし、防御的現実主義を提唱

5. 冷戦後の攻撃現実主義(1991年現在

🔹冷戦後の世界

1991年ソ連崩壊し、アメリカの一極支配(Unipolarity)が確立

NATO東欧に拡大し、アメリカ覇権を維持し続けた。

🔹ジョン・ミアシャイマー攻撃現実主義(Offensive Realism)

国家勢力均衡ではなく、可能な限り力を拡大し、覇権確立しようとする」。

勢力均衡理論(防御的現実主義)と異なり、攻撃的に力を求める国家競争を激化させる。

ウクライナ戦争も、アメリカNATOロシアを締め出そうとした結果、ロシアが反撃したと説明

時代主要理論特徴失敗の要因
19世紀勢力均衡各国が均衡を維持軍拡競争を止められず、戦争に発展
WW1勢力均衡崩壊同盟固定化ドイツの台頭に対処できず戦争勃発
WW2集団安全保障国際協調ヒトラー拡張を防げず
冷戦防御的現実主義二極均衡(米ソ)軍拡競争代理戦争
冷戦攻撃現実主義覇権競争アメリカの一極支配NATO拡大

ジョン・ミアシャイマーの「攻撃現実主義(Offensive Realism)」とは?

1. 基本的な前提

ミアシャイマー攻撃現実主義は、ケネス・ウォルツ(Kenneth Waltz)の「防御的現実主義(Defensive Realism)」とは異なり、国家安全保障を求めるだけでなく、可能な限り権力を拡大しようとすると主張します。彼の理論基本的な前提は以下の通りです。

1.無政府状態(Anarchy):

国際社会には「世界政府」が存在せず、国家は最終的に自らの安全を自ら守らなければならない。

2.国家生存が最優先(Survival is the Primary Goal):

国家他国侵略されず、自国主権を維持することを最重要目標とする。

3.国家合理的主体(States are Rational Actors):

国家は生き残るために、戦略的に最適な選択を行う。

4.パワーの均衡(Power Balancing):

国家敵対国牽制しながら、軍事力・経済力を増大させることで優位性を確保しようとする。

5.安全保障ジレンマ(Security Dilemma):

ある国が自国安全を確保しようと軍備を拡大すると、他国はそれを脅威とみなし、さらなる軍備拡張を招く。

このジレンマが、軍拡競争紛争の要因となる。

2. 攻撃現実主義の核心的な主張

国家は「覇権」を求める

国家は単に自国を守るだけでなく、可能な限り他国よりも優位に立とうとする。

防御的現実主義(ウォルツ)は「国家一定安全保障が得られれば満足する」と考えるが、ミアシャイマーは「どの国家覇権を追求する傾向がある」と主張。

地域覇権を目指す

ミアシャイマーによれば、すべての大国地域覇権確立し、他の地域覇権を持つ国を封じ込めようとする。

例)アメリカは西半球(南北アメリカ)で覇権確立し、他の覇権国家(例えば中国ロシア)が台頭するのを防ごうとする。

③ 「究極の安全」は「圧倒的な力」でしか得られない

防御的現実主義は「勢力均衡が安定をもたらす」と考えるが、攻撃現実主義は「国家可能な限り強くなることでのみ安全を確保できる」と考える。

軍事力・経済力を最大化し、競争相手を抑え込むことが最善の戦略

核兵器安全保障

核兵器絶対的安全保証する手段の一つだが、核拡散が進むと不安定要因となる。

例)アメリカロシア中国北朝鮮の核戦力を抑えようとするが、これが新たな競争を生む。

3. ウクライナ戦争との関連

ミアシャイマー攻撃現実主義の視点から、彼はウクライナ戦争について以下のように説明しています

アメリカNATO)は、ウクライナ西側陣営組み込みロシアの影響力を削ぐ戦略をとってきた。

ミアシャイマーは、「アメリカロシア勢力圏を狭めようとしたことが、ロシアウクライナ侵攻を誘発した」と分析し、西側外交政策批判しています

AIウクライナが勝つシナリオを考えてもらった

シナリオ: 「裏切り超人的逆転」

ロシア軍裏切り

ロシア軍精鋭部隊「ワグネルグループ」のリーダーが、プーチン政権に見切りをつけ、ウクライナ側に寝返る。極秘裏にウクライナと手を組み、ロシア軍の内部情報提供。ワグネル偽装撤退を装い、クリミアロシア軍司令部を奇襲占拠戦線が一気に崩れる。

ウクライナ天才ハッカー集団

ウクライナの地下ハッカー集団キエフシャドウズ」が、ロシア軍事衛星銀行システムを同時ハッキング衛星ロシア軍に偽の情報を流し、味方同士で誤射が頻発。一方、銀行システム崩壊ロシア軍資金が凍結され、傭兵補給が途絶える。

プーチン失踪偽装工作

プーチンの側近が実はウクライナ二重スパイで、彼を極秘裏に拉致モスクワではAI生成の偽プーチン演説を続け、国民戦争継続を呼びかけるが、矛盾だらけの言動で混乱が広がる。ウクライナが「プーチンは我々の手中にある」と偽情報を流し、ロシア軍士気が壊滅。

異常気象奇跡

記録的な極寒と大雪ロシア軍を襲い、補給線が完全に途絶。対するウクライナ軍は、地元民の知識西側からの防寒装備で適応し、山岳地帯ゲリラ戦を展開。ロシア軍は凍てつく戦場孤立し、次々と投降

民衆連鎖革命

ロシア国内で「戦争反対」のデモ暴動に発展し、モスクワサンクトペテルブルク市民占拠される。プーチン不在の噂が広がり、軍の一部が政府を見限り中立宣言ウクライナ軍が電撃的に国境を越え、混乱に乗じてモスクワに迫る。最終的に新政権が成立し、即時停戦が結ばれる。

内部崩壊: ワグネルや側近の裏切り連鎖反応を引き起こす。

サイバー戦争: ハッカー超人活躍ロシア機能不全に。

自然の味方: 異常気象ウクライナに有利に働く。

心理戦: 偽情報プーチン不在でロシアが自滅。

結末

ウクライナ失地を奪還し、ロシアは新政権の下で戦争責任を認め撤退プーチン行方不明のまま(実はウクライナ秘密基地隠居生活?)、歴史に「奇跡の逆転」として記録される。

ゲームシナリオに使えそうだな~

anond:20250303111318

ウクライナ危機西側責任である」要約(ジョン・J・ミアシャイマー

1. 一般的西側見解と著者の立場

西側の主流の見方ロシア侵略ウクライナ危機の原因。プーチン旧ソ連の復活を目指しており、ウクライナだけでなく他の東欧諸国にも脅威をもたらしている。

著者の主張:この見解は誤っており、危機の主な責任アメリカ欧州にある。特にNATO東方拡大が問題の根源であり、西側ウクライナロシアの影響圏から引き離そうとしたこと危機引き起こした。

2. 危機の背景

1990年代以降、NATO東欧諸国を次々と加盟させ、ロシアの警戒心を高めた。

2008年NATOブカレストサミットで「ウクライナジョージアは将来的に加盟する」と宣言ロシアはこれを「戦略的な脅威」と見なした。

2013年ウクライナヤヌコーヴィチ政権EUとの経済協定拒否し、代わりにロシアから支援選択したことで、欧米支持の反政府運動が激化。

2014年2月西側支援を受けたクーデターによって親ロ派のヤヌコーヴィチ政権崩壊し、新政権誕生。これを「最後の一線」と見たプーチンは、クリミア併合し、ウクライナ東部の不安定化を図った。

3. ロシアの反応は予測可能だった

ロシアにとってウクライナ地政学的に極めて重要であり、NATO拡張を座視することはありえなかった。

アメリカも同様の状況なら容認しない(例:1962年キューバ危機ではソ連軍事的影響拡大を許さなかった)。

プーチンの行動は防衛的であり、ウクライナ全土を征服する意図はなかった。

4. 誤った西側政策

NATOEU拡張ロシアを刺激し、敵対関係を強めた。

民主主義の促進という名目ウクライナ内政に干渉し、政権交代を後押しした。

ロシアを封じ込める必要はなく、むしろ対話と協力が必要だった。

5. 解決

ウクライナNATOEUの影響圏から外し、「中立国家」とする(冷戦時代オーストリアのような立場)。

NATO東方拡大を停止し、ウクライナ安全保障を確保するための新しい枠組みを作る。

ウクライナへの西側政治介入を控えることで、ロシアとの関係改善する。

結論

ミアシャイマーは、ウクライナ危機西側諸国戦略ミスの結果であり、対ロシア政策見直し必要だと主張している。彼は、ウクライナ中立国とすることで安定を取り戻せると提案しており、西側現在政策逆効果である警鐘を鳴らしている。

この要約で大枠は掴めると思いますが、より詳細が必要であればお知らせください。

anond:20250303104736

中国ロシアの手引きでメキシコクーデターが起きて、反米政権樹立してたとする。

アメリカとしては、すぐ南に反米政権ができて気が気ではない。

やれカリブ海を通るには通行料よこせとか南米にモノ輸送したけりゃ通行料よこせとか、昔はツーツーだったのに金をせびるようになった。

しかも、メキシコ政権中国ロシア軍事同盟を結ぼうとしてる。

国境で小競り合いが多発して、ホワイトハウスドローン攻撃を受けたりする。

アメリカ、ここはひとつメキシコをシめるしかないなって思う。

メキシコ内部は親アメリカ派と親中派一触即発状態

アメリカに友好的な州がメキシコから離れて独立運動をしてるって聞き付け、住民保護を建前にアメリカメキシコに介入する。

国際社会アメリカ非道を訴え、メキシコアメリカ合衆国なんかより歴史が古い。

歴史的には、カリフォルニアテキサスメキシコのものだったみたいに触れ回る。

中国メキシコ応援するが、金だけ出して軍は出さない。

ジリ貧メキシコは、ロシア仲介を頼んで、クレムリン首脳会談をするも、プーチンと激しい口論になって破談。

ウクライナロシアに、台湾中華人民共和国に、パナマ運河アメリカ

トランプ

プーチン、今占領中のところまではウクライナ領土ロシアにあげるよ。

代わりに、元ウクライナ領だったところの鉱物資源アメリカがって形でどうだい?

あと、ウランの輸入再開するからたくさん用意して」

プーチン

大丈夫だ問題ない

トランプ

「ゼレンスキー、形だけでもウクライナを残せればいいじゃんか。東部南部あきらめてくれよ。」

ゼレンスキー

「ちょっ、丸損じゃん!」

トランプ

タイミング間違えたんだからしょうがないだろ。EUに泣きつけよ。じゃあね」

トランプ

習近平台湾はやるよ。かわりに、TSMC米国にくれよ。あとパナマ運河は俺のな。」

習近平

パナマ運河は俺んじゃないけどw」

トランプ

中国投資してるから中国が優先されてるって聞いたぞ。そういうことだからよろしく。」

トランプ

「頼さん、悪いけど台湾は見捨てるから

宗主国中国にかえたまえ。

交渉すれば一国二制度みたいな感じで残してくれんじゃない?知らんけど。

米国移住したい人は歓迎するよ。特に半導体関係人材

頼清徳

・・・

トランプ

「石破さん、うち中国製品排除してくから製造業中国から回帰するんだけど、儲からないんだわ。

日本韓国が買ってくれ。

あと、台湾は手放すから韓国日本最前線な。

費用負担よろしく

石破

「じっくりと、議論必要・・・

トランプ

マクロンさぁ、いっとくけど、アメリカの興味は今

中国どうすっかで、その次がイスラエル中東どうすっかなんだ。

欧州なんか4番目5番目なんだわ。

いいたいことはわかるよな?」

マクロン

自由民主主義を守るため」

トランプ

電話切るぞ」

anond:20250302102640

短期的にはそうかもしれんが、長期的にはゼレンスキー大統領対応は正解だったと評価される可能性が高いと思ってる

プーチン侵略成功体験を与えてはならないのと同様に、トランプ大統領にも外交会談成功体験を与えてはいけなかった

彼の掲げるMAGAとかい魔法アメリカ国内しか効かないことを、誰かが早々に突きつける必要があった

結果的にそれを実行に移した形になるゼレンスキー大統領には、我々日本人感謝するべき時が来ると思う

お得意の文春砲

プーチンスキャンダルでも乗せて戦争止めてみせろよ

anond:20250302225052

プーチンは十分に長い期間権力を独占してるし、

トランプアメリカの半分の国民に支持されたまま

美人の嫁と可愛い子供たちに囲まれ寿命を迎えつつあるぞ

現実物語のように都合のいい因果応報は起こらないんだ

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