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はてなキーワード: SWIFTとは

2025-12-09

小学4年生の子供のはじめてPCとしてRaspberry Pi 500を与えた話

娘の為にパソコンへ詳しすぎる夫を倒したいで注目された「学生、それも幼さの残る年頃の子へはじめてPCをどうするのか?」というテーマで、Linuxを与えた家庭の別例としてこのエントリを書いている。

そして前提として、このエントリは「実はLinux使ったこと無いんだ」「Raspberry Piって稀に聞くラズパイってヤツだよね?」みたいな、ふわっとした認識の層に向けて書いている。

決して「KVMで完全仮想化してLinuxWindows用途に応じてリソース分配してる。ディストロは純関数型のNixOSで、Nix言語可能な限り-march=nativeで自家コンパイルしてるんだよね」みたいな層には書いてない。

何はなくとも結論:染まってない子供Linuxでも普通に使う

勿体ぶっても仕方ないので結論から言えば、WindowsMacAndroidiOS(iPadOS)に染まりきっていない子供は親の想定を超えて極々普通にLinuxRaspberry Pi工場出荷状態プリインストールされているRaspberry Pi OSを使う。

ここで言う「染まる」というのは「ウチの子普段からiPadYoutubeとかゲームとかしてるからなぁ」程度の染まり具合なら無視できるレベルなので全く障害にならない。

手遅れな染まり具合としては「ウチの子WindowsでOBS使って自らYoutube配信してます」とか「ウチの子WindowsAbleton Live使ってDTMしてます」とか「ウチの子大学レポート書くのにmacOS使ってます」とか「ウチの子iPadSwift Playgrounds使ってプログラミング学習してます」とかそういうレベルだ。

アナタの子供がこのレベルにまで染まっていない場合アナタの子供へRaspberry Pi 500を与えると何も疑問に思わず普通にパソコンとして使う(パソコン操作方法へ疑問を持つとかそういう話じゃなく、目の前のモノをパソコンとして認識する)。

いやそもそもラズパイって何なの?何でそんなに話題なの?

ラズパイRaspberry Pi英国で立ち上げられたRaspberry Pi財団(注:英字ページ)が規格・設計販売をするシングルボードコンピュータという種別の小型コンピュータのことだ。

現在の最新版第5世代Raspberry Pi 5で、搭載ワーキングメモリによって価格が違うが、最も高価なワーキングメモリ16GB版で25,000円前後(2025/12/09現在価格)という圧倒的な低価格が人気の理由の1つだ。

何故ここまで低価格なのか?と言えば安価部品構成され、搭載されるSoC(CPUみたいなもん)も低性能で、その性能は約10年前の普及価格帯(〜15万円くらい)のノートパソコン程度の性能しか無い。

「いや10年前ってゴミじゃん」と考えるのは早計で、逆に言えば10年前の普及価格ノートパソコン可能だったことはRaspberry Pi 5でも可能

そう言われ「自分10年前に普及価格ノートパソコンネットしたりMS Office文書作成したり軽くゲームしてたけど?」と気付いた人は「Raspberry Pi 5で何ができるか?」の想定が浮かんだのではないだろうか?そう、かなり色々できる。

そして工場出荷状態プリインストールされるRaspberry Pi OSRaspberry Pi 5自体計算リソースをできるだけ使わないよう軽量にできており、10年前当時のWindowsで使われていたExplorerよりも計算リソースの消費が少ないので、技術進歩も相まって当時よりも出来ることの幅が少々広くなっている。

何故そんなに話題なのか?手のひらの上に10年前の普及価格ノートパソコン並みの性能のコンピューターが乗るのだ。そしてすごく安い。

更にラズパイには電子工作活用できるGPIOピンというのが実装されていて各種電子センサー類などと連携することで電子工作もできてしまう。

こんなもの情報工学畑の連中が注目しないわけがなく、前述したRaspberry Pi財団のページを読めばわかるが世界中で大定番シングルボードコンピューター、何ならシングルボードコンピュータ代名詞となっており、情報工学に詳しくない人が「ラズパイってよく聞くけど何なの?」と何処かで耳にするレベルなのである

2万円半ばなら我が家でも導入しようかな・・・いやでも見せたくないWebページとかあるしなぁ

安心して欲しい、Raspberry Pi OSではGoogle Chromeが動く。

まずGoogleアカウント子供用に作成したGoogleアカウント管理するためのファミリーリンクというサービス存在する。ファミリーリンク子供GoogleアカウントログインされたGoogle Chromeブラウザでのインターネットコンテンツフィルタ機能提供してくれる。

このインターネットコンテンツフィルタ小学生中学生高校生高校生プラスと4段階に分かれており、それぞれに適したフィルタリング強度で働く。

続いて、実はGoogle Chromeは様々な設定をポリシーとして持つことが可能で、例えばゲストモードの無効化シークレットモード無効化指定したGoogleアカウント以外でログイン不可が可能だったりする。

情報技術親和性の高いヤンチャな子はGoogle Chromeからログアウトしたりゲストシークレットモードフィルタリングを回避しようとするので、子供Raspberry Piをはじめてパソコンとして与える場合はこれらを無効化しておくことをオススメする。

補足を続けると子供勝手Firefoxとか別のWebブラウザを導入することを防ぐこともRaspberry Pi OSはできる。

それで与えたRaspberry Pi 500って何よ?

Raspberry Pi 5をパソコンキーボードへ内蔵した形態を持つRaspberry Pi 5シリーズの1つ。ワーキングメモリは8GBで価格20,000円未満。

パソコンキーボードRaspberry Pi 5が内蔵されているのでRaspberry Pi 500に電源取ってHDMIケーブル(注:ラズパイ側はmini HDMI)をTV接続すると直ぐにパソコンというコンセプト。

小学生の子供にとっての目玉はJavaMinecraft動作すること。SwitchiPadでいつも遊んでる統合マイクラじゃなくてYoutubeとかで観るJavaマイクラ自分パソコンで動いちゃうのだ。

Switch 2の登場でPCゲーが色々リリース(予定)されている中で、Javaマイクラはどうしても"パソコン"が必須だったが、Raspberry Pi 5シリーズはそれを実現する。それが2万円のお値段で出来るので親の懐的にもありがたい。

Steamは動かないがオープンソース系のゲームも充実している(Steam開発のValve社がRaspberry Piシリーズ採用しているARMアーキテクチャ対応を進めているというかなり確度の高い噂は存在する)。

実は直近でRaspberry Pi 500の上位版Raspberry Pi 500+(日本語配列)が登場予定で、こちらはワーキングメモリが16GBのお値段40,000円くらい。

4万円とそこそこの価格になってきているが、キーボード自体メカニカルキーボードとなりキーキャップCherry MX互換、256GB SSD搭載でストレージスピードもアップ(=Minecraftワールド読み込みが速くなる)。上位版Raspberry Pi 500+が高すぎると感じるなら素のRaspberry Pi 5ワーキングメモリ16GB版は25,000円前後だしこちらで良い。

ゲーム以外に注目点は無いの?

ある、というかコッチがメインなんだけれども、何処までゆるい感じでやって良いのかわからなくて最後に回した。

まずLinux界隈が中心となって開発されているGIMPやKritaみたいな画像編集お絵かきソフトLinuxたるRaspberry Pi OSの方が安定かつ速い。しかWacomXP-Penなどのペンタブ・液タブが動作するので絵描きに興味のある子は嬉しいんじゃなかろうか?(クリスタじゃないけれどね。安い分ペンタブ費用に回せるよ)

音楽ではDTMステップシーケンサー系のDAWであるLMMS(Linux MultiMedia Studio)は日本無料DTMシーンでREAPERと人気を二分していた歴史があり、Web上に情報がいっぱいあるし何ならREAPERLinuxでも動作する。オープンソース系のシンセ音源やCC0で提供されるサンプリング音源も大量にある。

オフィス環境Libreofficeは言うまでもないだろう。Blender3DCGをすることだって出来るし、LibreCADやFreeCADで設計だって出来てしまうし、OBSも動くから実際やろうと思えばYoutube配信もできる。

そして当然ながらプログラミング環境WindowsMacでも動くと言われてしまえばそれまでだが、古典的VimEmacs、そして近年人気のVS Codeスマホアプリ開発Android Studioゲーム開発にGodot Engine、他にはtmuxGitDockerなどなど挙げればキリがないほど充実している。これらは子供向けRaspberry Pi OSからといってニセモノの子供だましなんかじゃない、それでお金を稼いでる現役プログラマーが使っているアプリケーションと全く同一のアプリケーションだ。

子供の様子

んで、子供Raspberry Pi 500をどうしてるのか?と言えば、まぁ呆れるほど毎日触っている。

何なら電源なければ動かないのに布団へ持ち込んで抱きかかえて寝ているのを見つけてしまい、そんなに嬉しかったんかと笑ってしまった。

「お父さんコレどうするの?」とほぼ毎日聞かれて「こういうのはこのソフトを使う。使い方教えてやる」というのが毎日の親子の会話になっている。

別にパソコンけが将来に必要ものではないが、この喜びようを見たら与えて悪くなかったなとは思ってる。

2025-09-19

C#, Rubyのめんどくさい人のいる率の高さなんだろ

JavaScript (Web FE): 全般的意識高い勉強会好き

C++: 平和に見えて癖の強いパワー系基地外が潜んでる

Python, Go: 知らないうちに成果だけだして気づいたらいなくなってる

Java, Scala, Kotlin: お互いを憎みあってるから会わせるのは厳禁

Swift: Apple好きすぎて別の意味で面倒

2025-07-05

Craig Federighi’s Circus at WWDC: Who the F*** Asked for This?

Let’s get one fucking thing straight: WWDC is supposed to be *for developers*。

You know, the people who actually build shitWho dig into SDKs, APIs, system frameworks。

Who care about real updates like “What the hell is the new SwiftUI lifecycle doing?”

or “Can I finally use fucking private entitlements without jumping through flaming hoops?”

So why the hell does Apple keep opening its most important developer event of the year

with Craig Federighi doing goddamn *skydiving*? Or *parkour*? Or some *Fast & Furious parody*

with an F1 helmet and sunglasses? What the actual fuck is going on?

This isn’t Saturday Night Live。This is supposed to be a showcase of what we’re all supposed

to build our future onVision。Platform direction。Architecture。

Instead, we get Craig zooming through corridors in slow-mo like he’s auditioning for

Mission Impossible 9: MacBook Drift。

And it’s not even funny anymore。Maybe the first time it was *kind of* charming。

A little wink at the audience。でも now? It’s just fucking cringe。

Wasted timeWasted bandwidth。A glossy, over-produced middle finger to every developer

watching, notebook in hand, waiting for the actual meat

Ask Yourself This:

Do you really give a fuck about Craig’s entrance?

Do you sit there thinking, *“Wow, this is such a great use of my time!”*

>>

“CUT THE SHIT, CRAIG. SHOW ME THE FUCKING TOOLS.”

<<

We’re being sold a fantasy — not a platform vision

What should be an opportunity to say,

Here’s how Apple wants developers to think in the next 5 years,”

becomes a shallow PR reel of stunts, shots, and skits

Developers want **guidance**, not gimmicks。**Vision**, not vanity。

What Could Have Been?

Instead of 3 minutes of Craig pretending he’s Neo in a hallway full of Mac Studios,

how about showing us the **real** architectural shifts in Swift,

or a **deep dive** into low-level memory optimizations in macOS?

How about finally explaining wtf is happening with `SwiftData`?

Or *anything* that makes us better builders?

We could have had 20 more seconds of **clarity**, not costume。

Final Thought:

WWDC is Apple’s time to inspire, to lead, to fucking **guide** the ecosystem

But lately?

It feels more like we’re watching the Craig Federighi Variety Hour。

And I didn’t fucking subscribe to that

----

TL;DR

Craig Federighi’s Circus at WWDC: Who the F*** Asked for This?

Let’s get one f***ing thing straight: WWDC is supposed to be *for developers*.

You know, the people who actually build shit. Who dig into SDKs, APIs, system frameworks.

Who care about real updates like “What the hell is the new SwiftUI lifecycle doing?”

or “Can I finally use fucking private entitlements without jumping through flaming hoops?”

So why the hell does Apple keep opening its most important developer event of the year

with Craig Federighi doing goddamn *skydiving*? Or *parkour*? Or some *Fast & Furious parody*

with an F1 helmet and sunglasses? What the actual f*** is going on?

This isn’t Saturday Night Live. This is supposed to be a showcase of what we’re all supposed

to build our future on. Vision. Platform direction. Architecture.

Instead, we get Craig zooming through corridors in slow-mo like he’s auditioning for

Mission Impossible 9: MacBook Drift.

And it’s not even funny anymore. Maybe the first time it was *kind of* charming.

A little wink at the audience. But now? It’s just fucking cringe.

Wasted time. Wasted bandwidth. A glossy, over-produced middle finger to every developer

watching, notebook in hand, waiting for the actual meat.

Ask Yourself This:**
Do you really give a f*** about Craig’s entrance?**

Do you sit there thinking, *“Wow, this is such a great use of my time!”*

> “CUT THE SHIT, CRAIG. SHOW ME THE FUCKING TOOLS.”

We’re being sold a fantasy — not a platform vision.

What should be an opportunity to say,

Here’s how Apple wants developers to think in the next 5 years,”

becomes a shallow PR reel of stunts, shots, and skits.

Developers want **guidance**, not gimmicks. **Vision**, not vanity.

What Could Have Been?**

Instead of 3 minutes of Craig pretending he’s Neo in a hallway full of Mac Studios,

how about showing us the **real** architectural shifts in Swift,

or a **deep dive** into low-level memory optimizations in macOS?

How about finally explaining wtf is happening with `SwiftData`?

Or *anything* that makes us better builders?

We could have had 20 more seconds of **clarity**, not costume.

Final Thought:**

WWDC is Apple’s time to inspire, to lead, to fucking **guide** the ecosystem.

But lately?

It feels more like we’re watching the Craig Federighi Variety Hour.

And I didn’t f***ing subscribe to that.

----

TL;DR**

2025-05-07

大人教養:現状のICT教育ではChromeOS/AndroidOSが最適という話

前提条件

"現状"とはつまり2025年5月時点の話であり、動向が非常に変わりやすIT業界風土を考えると将来的にどのようになるかは予測が非常に難しい。

しかし、数年でこの"現状"が変化するとは考えにくく、今現在学生10年以内に社会人となったとき現在の"現状"を基礎に情報技術を学んでいる可能性が高く、このエントリでは"現状"を周知する為に書かれた。

現状のICT教育OSシェア

集計した時期や団体で数値の変動はあるが、日本国内で現状のICT教育でのOSシェアはChromeOSがおおむね30〜40%というシェアを獲得しており、IT大国と知られているアメリカでは日本と同様に集計した時期や団体で数値の変動はあるがおおむね50〜60%というシェアであり、ICT教育OSとしてChromeOSデファクトスタンダードとなっている。

これは、テックファンがよく語るように「ChromeOS端末が安価で導入できる」という意見理由として挙げられがちで、実際に導入コストを抑えられるメリットというのは大きいものの、逆に言うとそれ以外の理由があまり語られることが少ない。

流石にこの意見は、IT業界プロ現場で多用されるMicrosoftAppleを抱えるIT先進国である米国がただ安価であるからという理由だけでGoogleのChromeOS採用するにしてはあまりにも弱すぎる理由ではないだろうか?

そこで「何故ChromeOS教育現場採用するのか?」を紐解きたい。

Google ClassroomとGoogle Family Link重要

長々と引っ張るのも億劫になってしまうので結論から言えば「Google ClassroomとGoogle Family Linkの出来が非常に良い」からである

Google Classroom

Google ClassroomとはまさにICT教育向けにGoogleから提供されているグループウェアで、生徒へ対して課題作成と配布、進捗、採点、評価管理可能で、それらにはGoogleドキュメントGoogleスプレッドシートGoogleスライドGoogleカレンダーが利用でき、教師生徒間オンラインコミュニケーションとしてGmailGoogle Chatを用いることができる。

まり教育現場からするとChromeOS端末を導入したらGoogle謹製オールインワンICT教育グループウェアが瞬時に入手可能であり、更に言えば現状では既にデファクトスタンダード化しており膨大な導入事例によって困りごとの解決が非常に容易であることがあまりにも大きなメリットとなっている。

なにせICT教育端末の2台におおよそ1台はChromeOS端末であり、例えばSNSなどで流れてくる「ChromeOSでこんな酷い目に遭った」は導入数が多いが故にであり、逆にiPadOSを支持する人でも「Apple Classroom」というアプリ存在することを知らない場合が多い。何故知らないのか?と言えば導入数が少なく話題にまったく挙がってこないかである

なお、Apple ClassroomとGoogle Classroomを比較するとGoogle Classroomの方が高機能であるAppleICT教育OSシェアを上げようとApple Classroomの改善に努めてはいものGoogle Classroomへ追いつくまでには至っていない。

Google Family Link

Google謹製ペアレンタルコントロールアプリで、子供Googleアカウントに紐づけられたChromeOSおよびAndroidOS、それらがインストールされる端末などを管理できるサービス

端末自体使用時間上限を定めたり、端末の使用時間上限を定めずアプリ毎の使用時間上限を定められ、つまりゲームYoutubeTiktokWebブラウザアプリなどは1日1時間制限しつつ、学習アプリ使用時間制限にでき、そのほかWebフィルタリングYoutubeフィルタリングアプリインストール課金管理可能で、しかも就寝時間や登校時間には使わせないようにできるなど親にとっては至れり尽くせり子供にとっては非常にお節介サービスである

ペアレンタルコントロール自由度も実はAppleの方が乏しく、Apple製端末を子供に与えている親は親自身が設定したペアレンタルコントロールに親自身が巻き込まれたりして四苦八苦するシーンがある(実体験)が、Google Family LinkのあるChromeOSおよびAndroidOSApple製端末ほど困ることが少ない。

まりにも充実しすぎているプログラミング環境

Google ClassroomとGoogle Family LinkだけではIT大国であるアメリカが何故ChromeOSICT教育OSとしてデファクトスタンダードとしてしまったのか?の納得感としては薄い。

最終的な決め手は「一般的な使い方ではセキュアなサンドボックス上でタブレットOSスマホOSのように容易に利用でき、高度なプログラミングを学ぼうとするときプロとほぼ同じ環境を利用できる」ことにあるだろう。

もちろんiPadOSには「Swift Playgrounds」があり高度なプログラミングを体験できるが、ChromeOSやAndroidOSではPlaygroundsどころかLXC/LXD仮想環境上に構築されたLinuxディストリビューションDebianを扱える。

いやそもそもDebianを導入しなくてもGoogle Play Storeには小学生向けプログラミング環境Scratchからインスパイアされたポケットコード、非常に本格的なゲームプログラミングIDEGDevelopUnityUnreal Engineに次いで業界3位のシェアを持ちプロ現場でも採用される2D/3DゲームプログラミングIDEGodot Engineなどがある。

そして当たり前のようにGoogleChrome OS向けAndroid Studioを用意しており、ChromeOSさえあればAndroidOSアプリGoogle謹製プログラミング環境で開発することができる(実際のところAndoridOSはAndroidOSだけでアプリコンパイルビルドできるが割愛)。

これMaciPhoneiPadしか触ってこなかった人間からするとどういうことかと言えばChromeOSにはAppleで言うところのXcodeがあることを意味し、何ならDebian上でWeb版みたいに機能制限されていないフル機能Microsoft Visual Studio Codeが利用でき、理解できる人は驚いただろうが前述の通りGodot Engineがあるわけだ。RubyPythonだって動くし、Bashfishzshも選び放題、Vim vs. Emacs論争へも参戦できる。

しかも昨今、WindowsのWSL2でLinuxディストリビューションが導入できるようになってしまった影響で、一部の情報技術者の間では「開発環境仮想上のLinuxサービス動いてるサーバーLinux、じゃあWindowsとかmacOSとか使わず最初から無理せずLinuxディストリビューションを端末へインストールして開発したら良いんじゃねーの?」という動きが活発化しており、そこへ表面上は日常利用でスマホタブレットOSのように扱えて開発はしっかりLinuxディストリビューションであるChromeOSが「あれ?意外とChromeOS良いんじゃね?」という評価が始まっているのだ。

プロiPadプログラミングしてない問題

それでも「ICT教育は性能やランニングコスト的にiPadが優れてるんだ!」というAppleファンの熱い想いは否定しない。

しかし、しかしだ、当の多くのプログラマがiPadプログラミングしてないんだ!!!開発するときiPadのセキュアすぎるサンドボックスマジで邪魔だと思っちゃってるんだ!!!!!

前述までの話を聞いて「iPadとChromeOS仕事でどちらかしか使えません。どっちを選びますか?」と言われたらLXC/LXD仮想環境のあるChromeOSじゃん!!!IT大国のアメリカ様もそりゃChromeOS選ぶよ!!!!!だってプロ現場で使われてるんだもんLinuxがッッッ!!!!!!

「どっちかしか選べないて?じゃあ俺は普通にMacbookにするわ」だって?えっそれ10年後ChromeOS(Linuxディストリビューション)でICT教育受けてきた新社会人に言えんの?サバンナで生きていけないよ?2人に1人は「学生ときChromeOSでしたぁ」って悪気なくピュアな瞳で言ってくる時代が直ぐそこだよ?

Windowsですら無いんだぞ?隔世の感どころの騒ぎじゃねーぞ?「当時ChromeOSヴァンパイアサバイバーズやってましたね」とか新社会人が言うんだぞ?iPadかChromeOSかって言われてんのにMacbookって返すのはギャグの段階に触れさえしてねぇよ?まぁMacbookはタッチスクリーンディスプレイじゃないから触れられないんだけどさ。

Apple信者が声を大にして言わなきゃいけないことはAppleさん、iPadもうちょっと何とかならないっすか?」だろ!!!!!

何が教養だよバーカ!バーカ!

正論言ってんじゃねーよ!!!今更Appleエコシステムから抜け出せねぇんだよ!!!!!ちょっと気になってGoogle側の事を調べてみたらめちゃくちゃ進んでんじゃねーか!!!!!!

えっなにマジで?今のAndroidOS純正Debian動くの???アプリストアにGodotあるってどういうこと?????

どうするよ?ここのままじゃ新社会人はChromeOSで育った子たちだよぉ・・・Appleもうちょっと頑張ってよぉ・・・

2025-05-03

2020年2024年IT技術の人気ランキング比較

https://survey.stackoverflow.co/2024/technology

https://survey.stackoverflow.co/2020#technology

言語

-2020---2024
JS67.7---62.3
Python44.1---51
TS25.4---38.5
Java40.2---30.3
C#31.4---27.1
C++23.9---23
C言語21.8---20.3
PHP26.2---18.2
Go8.8---13.5
Rust5.1---12.6
kotlin7.8---9.4
Lua----6.2
Dart4.0---6
Ruby7.1---5.2
Swift5.9---4.7
Scala3.6---2.6

HTML/CSS,SQL,Bash/Shell,とかそういうのは省いた


順調に伸びるPython人気、そしてTypescriptの伸びがすごいな

Javaって永遠に人気なのかと思ってたけどじわじわと人気が落ちている

PHPも長期的にみると厳しそう。

GoとRustが着実に人気を獲得。

Luaが地味に人気出てる。


データベース

-2020---2024
PostgraSQL36.1---48.7
MySQL55.6---40.3
SQLite31.2---33.1
SQLServer33.0---25.3
MongoDB26.4---24.8
Redis18.3---20
MariaDB16.8---17.2
Elasticsearch13.8---12.5
Oracle16.5---10.1


PostgraSQLの勢いが止まらない

MySQL+MariaDBではまだMySQL系が多いが・・・


フレームワーク

-2020---2024
Node.js51.4---40.8
React35.9---39.5
jQuery43.3---21.4
Next.js----17.9
Express21.2---17.8
Angular25.1---17.1
ASP.NET CORE19.1---16.9
Vue.js17.3---15.4
ASP.NET21.9---12.9
Flask14.2---12.9
Spring16.4---12.7
Django14.2---12
FastAPI----9.9
Laravel11.1---7.9
Svelte----6.5
Rails7.0---4.7

フロントバックエンドがごちゃごちゃなのなんでだろう。Node.jsってフレームワークじゃないだろ・・・


Next.jsの勢いがすごい。やはりWEBTSNext.js時代なのか

Pythonの人気は盤石だけど、DjangoとかFlaskは人気が落ちてる。FastAPIに食われたか

LaravelとRailsはこのまま消えていく予感

2025-03-31

もっと過激になっていい。結局なんとかなる。

例えばロシアSWIFTから締め出したら崩壊するとか、ちょっと前の話だとギリシャ債務危機とか、Brexitとか。あーだこーだ言う割に結局は何とかなってるんだからしたことないよ。だからトランプはもちろん、関税も大したことなく終わる。じゃあ、うだうだするよりやっちゃった方が良いんだよね。

変化しないことが最も損失を生むとすれば、アメリカ国民トランプを選んだ理由も、とても合理的

2024-07-07

swift...嘘八百(嘘を799回指摘されるまでに何回の嘘を吐けたかを競う北スーダン国技)において最初から嘘全開で突撃すること。多くの場合、後半は嘘ペースを落とす戦法に移行する。

例:「まずモンテギューっていう牛がいて」

2024-04-14

モダンフロントエンドなんか意味ない

タイトル釣りです

去年から稼働している現場で、以前からあったReact Nativeの面倒を見ているんだがまあこれがひどい出来なんだ。

jQuery時代に見かけたようなコードをやたら見かけたので思わず懐かしくなってしまった。

リファクタリングしようとしたけど直す範囲が広すぎてアプリを壊しかねなかったので、早々に諦めてだましだまし保守をしていた。

そんな中今年に入ってアプリリニューアルの話が出てきた。React Native捨ててSwift/KotlinやらFlutterに書き換えるとかそういうのではなく、デザイン刷新といくつかの機能改修。

このままだとアプリが更に魔窟化するので、マネージャーに色々相談したところいくつかの事実がわかった。

ということだった。

結局現状のまま進めるわけにはいかず、要件定義の傍らリファクタリング作業をしている。

そういう経緯もあったので、リファクタリングテスト工数も積んだ上で見積もりだしてもらってる。

レガシーアーキテクチャモダンアーキテクチャ刷新」なんてよく聞く話しだけど、

実態は「長年の増改築とだましだましのリフォーム限界になってきたので新築で建て替えます」何だと思う。

最近は「Vue.jsからRemixマイグレーション」なんて見かけるけど、悪いのはVue.jsじゃなくて禄に設計しないでコード書いてるエンジニアと、

リファクタリングには予算でないけどマイグレーションなら予算取れるという悪しき風習

年がら年中フロントエンド刷新しているような会社地雷なので行かないほうがいい。

いくらRemixやらNext.jsやら最新鋭のフレームワーク使ってても、クソコードで書いたらクソが出来上がるだけだ。

新しいフレームワークを試す暇があったらリーダブルコード最初から読み直せ。

2024-03-23

IT国家資格を作って最難関資格にするには

出題科目

■必修科目

1. セキュリティ

2. ネットワーク

3. アルゴリズム

4. AIデータサイエンス

5. PMマネジメント・開発技法実務

6. Webアプリ開発実務-バックエンド

- Rails, Laravel, Django, Spring

7. Webアプリ開発実務-フロントエンド

- React, Vue

8. OS

- カーネルドライバコンパイラ

選択科目(1科目選択

1. クラウドインフラ開発実務

- AWS, Azure, GCP, Firebase

2. ハードウェア組み込み実務

3. 3Dゲーム開発実務

- Unity, UnrealEngine, WebXR

4. アプリ開発実務

- Flutter, Swift, Kotolin

5. IoT, メカトロニクス実務

- ROS, CAD, C++

2024-02-18

中堅ITエンジニアならできて当然スキル

※いずれもログイン機能付きの掲示板アプリレベルの小さなものを想定

これプラス1分野(フロントorバックorインフラ)の実績で月単価70万円くらい

2023-09-27

anond:20230919141733

プログラミングを学んで何がやりたいかによる

とりあえずプログラマーとして仕事したい→Java

Webサービス作りたい→JavaScript/TypeScript, HTML, CSSとか?

ゲーム作りたい→C#(Unity, UnrealEngine)

スマホアプリ作りたい→Kotlin(Android), swift(iPhone)

事務作業自動化したい→VBA

ちなみに「とりあえずプログラマーとして仕事したい」以外は、プログラミング以外の勉強必要になる

2023-08-02

学歴がなくてもキャリアがなくとも額面700万くらいならいける

エンジニアとしてスキルを身につけ、フリーランスになること。

大前提だけどそれなりに努力必要

やること

資格取得
個人開発

こんな機能があるようなサービスをなにか設計して作る

例えばInstagramFacebookに近しいものとか。

インフラはできればAWSで作る。Firebase(NoSQL)で作ってAWS(RDS)に移行するなどできればもはや完璧

フロントWebでもモバイルでもいいけど、WebであればReact, VueモバイルであればFlutter, Swiftを使う。

コード管理Githubを使う。

WebであればSSL化、モバイルであればApp Store掲載までは必須。実績として見れられるものがあることが大事


ここまでが最短で半年くらい。

あとはこれを材料フリーランスを探せば良い。やったことないけどココナラを挟むという人もいるらしい。

これだけの実績があれば月単価50万なら案件ゴロゴロ見つかる。

いきなり60(年720)は見つからなくとも、50スタート経験積めば60はすぐにいく。

なんだかんだ人が足りないというところは山ほどある。

正社員として抱えたくはないけどスポット的に人が欲しいから100万出すから数ヶ月だけ開発してくれというところは多い。

2023-07-31

anond:20230731105131

横だが、そういうのって「はてな」の見出しを見てるだけで目に飛び込んで来ないか? JavaScript関係だけでもこの20年間にどれだけ変化があったことか。他にもweb系で使われている言語の盛衰やフレームワークの入れ替わりとかだけでも凄いじゃん。今や Perl それ何? 状態だろうし、GoSwiftにRustにCotlinにScalaWebAssemblyにと次から次へと新しいものが出て来てるしバージョンアップでの変化もあるし。C/C++だけでもちゃんとついて行くには勉強し続けないといけないし。開発手法アジャイルスクラムだなんだと喧しいし、デバッグ手法関連もそうだし。今やデバッグリブンで自動化でとかが当たり前っぽいし。

てなことを俺みたいなIT業界の外の人間でもだいたい見当がつくようになるのが「はてな」のいいところだと思うよ。

2023-06-22

2023年時点で許されるロックインと許されないロックイン

許される

GitHub

VS Code

Swift

Kotlin

TypeScript

Google スプレッドシート

・(とても微妙だが)AWS

許されない

Slack

Flutter

Salesforce

Azure

・Notion

後者の使いこなしを自信満々に技術ブログ採用情報掲載しているような選定力が無いところは、即切りします。

2023-04-26

SwiftUIに夢を見るべきじゃないのだろうか

「夢のような言語だ!」

 ↓

「MVVMはもう古い!時代TCAだ!」

 ↓

「いや待てよ、UI制御するロジックは外に出してユニットテストしたいじゃん…これってViewModel…」

 ↓

XMLか、それともSwift的な言語UI要素の構造を表すか、の違いはあるが、これってXAMLみたいなもの…」

 ↓

俺の運命いか!?

2023-04-21

楽な(納期がゆるい)エンジニア仕事ないですか?

40、女、Web系を休み休み渡り歩いてる

30で発達障害の診断受けて5,6年ずっとニートやってた

最近障害者ってことオープンにして復職した

時短約束だったけど納期がキツいんで時間内に終わることはほぼなし

自分案件取ったり納期決めたりしたことないけど、多分この業界案件の平均的な価格自体プログラマギリギリ働いて足が出ないような価格なんだと思う

 

エンジニアって体力ないとできない仕事なんかな

がんばって競技プログラミングとかやって大手入ったらゆるく働けるとかある?

スキルは主にバックエンド全般フロントエンドも少し

kotlinswiftあんまり経験ないけど覚えたらできると思う

AIは読めそうな論文だけつまみ読みしたり少しずつ勉強してる

2023-04-11

swiftできますvue3できますnuxtができます。ってそんなに重要じゃないよな。

って最近思うようになってきた。

最近のワイくんの仕事

システム設計とか要件定義とか全部カバーできなきゃいけなくて

そうするとコンピューターサイエンス系の話もどうしても勉強する必要出てくる

そうして全体的な設計を眺めてると

どの言語使うか、どのフレームワーク使うかって

単なる枝葉にすぎないじゃん

って思うようになった。

2023-04-05

ChatGPTってソースコードすぐ出せるな

Swiftとかは開発環境がいるけどhtmlとかほぼなんもなしでコーディングできるじゃん?今だにwebデザインとかコーダーで食ってるやついるか知らんけど死んだな。

2023-02-18

Re: Re: Web3って流石にヤバくないか

この記事は何か

2月10日に"Web3"を痛烈に批判する Web3って流石にヤバくないか? という記事話題になっていたので拝読した。

過激な内容に加えて、非常にセンスユーモアに溢れる文章で楽しく読ませて頂いた。

さらに、そのアンサー記事として2月12日に出ていた Re: Web3って流石にヤバくないか? という記事も読ませて頂いた。

こちらの方も業界に非常に精通されていて非常に的を得反論が展開されていた。

記事を読む中で、少し補足したい部分がいくつかあったため、遅ればせながらアンサー記事に対して自分の考えを補足する形で書いていこうと思う。

https://anond.hatelabo.jp/20230212193550

ビットコインの開発コミュニティの持続性について

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

本当の意味で、最も理想的分散されているのはビットコインだが、ビットコイン本体も関連プロジェクトも、エンジニアに対する金払いは悪い。というかほぼボランティア。精力的に活動しているのはビットコイン長者の老人だけで、将来にわたっての開発の持続性がない。そもそも若い世代は育つはずがない。ビットコインはその大半が採掘されていて、これから人の一生分かけて、残り僅かな枚数のコインがちびちび採掘されて、すでに固定化されたマイナーに払われ続けるだけだ。自分が一枚も持ってないビットコインのために誰が働こうと思うのか。

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

ビットコインのコア開発者になろうとする人は確かにいないかもですね。だってもう開発する追加機能自体がないんだものビットコインのコア開発者に今からなりたいって人がいたら、私だって止めますね。

記事の補足

広く捉えるとビットコイン含めたL1チェーンの開発の持続可能性に課題があるという話と理解した。

開発者インセンティブという意味では、L1チェーンが利用され、Profitableである限りは通貨価値が上昇するため、イーサリアムなどの多くのチェーンでは財団がGrant (開発支援金) を出し続けることができると思う。

チェーンがProfitableである基準については『The first profitable blockchain』( https://newsletter.banklesshq.com/p/the-first-profitable-blockchain )が詳しい。

ビットコイン機能追加を積極的にしないという哲学があり、そもそも開発するものがないという話は確かにあるが、仮に外部環境が大きく変わった場合にそれに適応することができるかどうかは開発エコシステムにかかっているとは思う。

ビットコイン財団にあたる団体が明確に存在しないので少し弱い気はするが、"ビットコイン長者の老人"たちが自身保有するBTCの価値を高める・維持するためにGrantに相当する寄付を行う経済的インセンティブはあるため、それに期待。

ビットコイン自体の持続可能性について

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

まり、そんなに価格が上がることはなくて、その分採掘難易度が下がらないとマイナーの収支が取れなくなるんだが、そんなことしてたらいつか危ないんじゃないか?51%攻撃リスクだっけか。「ビットコインハッキングされたことがありましぇぇん(キリッ」とかいつまで言ってられるだろうね?

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

マイナーの収支と1ビットコインの当たりの価格に関しては相関がないですね。マイナーの収支はTransaction Feeによって賄われるので、1ビットコイン採掘報酬がゼロになったとしても運用は回る設計になってます慈善事業ではなくビジネスなので電気代やハードウェア費の採算が取れないTransaction Feeを指定したトランザクションは取り込みませんので、1ビットコインあたりの価値が1億円円だろうが1万円だろうが、Transaction Feeは現実的な値に落ち着くのが経済原理です。51%攻撃未来永劫受けないのはありえない話なので、過疎化したら攻撃可能になるのは間違いないです。まぁ過疎化した時点で二束三文だと思いますけど。

記事の補足

アンサー記事反論と概ね同意見。

究極的には「ビットコインというシステム提供する価値」「イーサリアムというシステム提供する価値」の需要がどのくらいあるかが全て。

もし誰も使わなくなったら終わるというのはその通り。

ただし、これはどんなサービスでも同じで、別にWeb3に限った話ではない。

Defi価値について

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

結局そこで流行っているスマートコントラクトは、チンパンホイホイのポンジーファイナンスくらいなんだが。... 規制されない金融可能にしたら、クソみたいなスキームでクソみたいなマネーゲーム環境無限に湧いて出てきて、誰が一番多くドルに換金できるかの競争が起こって盛り上がり、なぜかそれがイノベーションとか言われているだけなんだ。規制ないところのアナーキー金融道なんてものは、産業革命時代以降ずっと人類経験してて、そのときどきでクソって結論になっててな。そりゃこの世界規制ばかりでつまらないクソな世界だけど、これでもマシなクソを選んだんだよ。

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

いいこと言いますねー。これに関しては同意見です。

記事の補足

大前提投資家保護を完全に無視した無法地帯であるDefiとそこでのマネーゲームはポンジと批判されて然るべき。

その上で第一原理的な発想で「Defi規制対応していけば良い」そして「規制対応したとしても価値がある」と考える。

仮にDefiがしっかりと規制された未来を考えてみると、その金融システムには大きく3つの価値があると思う。

第一に「デジタルスクラッチ金融システム」となる。

これは金融DXやFintechがやろうとしていること、その理想形であり、彼らは既存システムボトムアップ改善しているが、それに対してDefi理想的システムデジタルスクラッチで作ってしまって後から規制対応させるというトップダウン方法を取っていると整理できる。

第二に「グローバルに規格が統一されており、オープンパーミッションレス金融システム」となる。

SWIFTですら各国のシステムのツギハギであり、非常に複雑なシステムになってしまっているという課題感があると聞くし、国際送金、国際証券決済などが全くの追加コストなくシームレスに行える状態というのは未だ実現されていないと理解している。

さらに、オープンさにより金融システム接続されているシステム作成するコストが低くなる。

これは既存金融Open APIOpen Bankingで目指している方向と同じとも言える。

第三に「分散的に動作しており改ざんできないという特性から監査が楽になる」

仮にボトムアップ金融DXが完成したとしても、それを運営する団体存在した場合はそこに対するトラストが発生する=運営団体資産を隠したり、改ざんしたりする可能性を捨てきれないため、分散化した金融システムに比べると監査コストが高くなる。

上記3つの価値により、「ファイナンスコストが大きく下がる」ことが期待される。

そしてそれによって、これまではファイナンスできなかったような小さな主体でもファイナンスアクセスすることが出来るようになる。

もちろん規制対応する上で、システムとしても現状から大きく改善される必要はあると思うので、この未来が確実に来るとは言えないが、この未来を信じて仕事をすることに価値はあると思う。

DAOとは?DAOに価値はあるか

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

お待たせしましたどーもDAOだお。あのな、DAOなんてものは、株の代わりにトークン投票するだけで、別に社会的に新しいことはなんもないんだお。でも惹かれる気持ち分かるんだお。なんかイノベーティブに聞こえるし、ウォレット投票して手軽にガバナンス参加とか新鮮だし良いよね。たまに空からお金落ちてくるし。ディスコードみたいなカッコいいとこには老人もいないし。リリースするソースコード投票したり、ワクワクするよね。でも、それ、ブロックチェーンいらなくね?ウォレットなんか使いこなせるやつ世の中にどれくらいいると思ってるの?日本人の6人に1人は偏差値40以下なんだが?ニーモニック?100年早いわ。エアドロ?手元にお金ないけどお金配りおじさんになりたい人のためのアレすか!?ディスコード?運営企業頼みやん?非中央集権どうしたん?。リリースされるコード投票デプロイするエンジニアたちは信用しないといけないやん。数人が結託するだけで、みんなから集めたDAO資金からお金無限ちゅーちゅー列車が出発できちゃうプロジェクトばかりなんだが。DAOなんて、自律もしてなければ、分散もしてない、ただの組織なんだお。なんだろう、雰囲気でweb3するのやめてもらっていいすか?

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

これも同意見。なんでみんなDiscordでやってるのかマジで謎。情報分散しすぎてて情報収集辛いんじゃ〜。

記事の補足

DAOに関しては定義の整理をするべきと考える。

まずそのDAOは本当にDAOかどうか、つまりDecentralizedかどうかを考える。

まずプロトコルレイヤーであるL1・L2チェーンはDAOであると言えると思う。

世界中の誰もがNodeを動作させることができ、コンセンサスメカニズムによりDecentralizedに動作しているのは間違いない。

誰でもforkすることができる。

一方でアプリケーションレイヤーのDAOは「リリースされるコード投票デプロイするエンジニアたちは信用しないといけないやん。」と批判されている通り、そもそもDecentralizedではない = DAOではないものが多い。

DAOであるためには「分散投票の結果として起こる事象アクションフルオンチェーンで分散的に動作している」必要がある。

まり機能追加の投票を行い、それをコアチームのエンジニアがDeployしている場合などはDAOとはいえない。

一方で、Decentralizedである=分散投票の結果として起こる事象アクションフルオンチェーンで分散的に動作しているものの例としては「tokenの保有者がオンチェーンで投票活動をし、ファンド資金投票結果で決まった特定アドレスに送金するロジックまでがオンチェーンで動作している」ような分散ファンドアプリケーションなどが挙げられる。

この整理をすると批判記事にあるようなDAOはそもそもDAOではないということになるため、批判同意である

更に踏み込んで、本当にDecentralizedなDAOは少しは存在するとして、DAOであることで生み出している価値は何かを考える。

プロトコルレイヤー場合、Decentralizedであることのメリットは「Assetsの管理自分以外の誰にもされない」金融システムであることだ。

もし仮に利用者分散マキシじゃないとしても、(中央集権的な金融システム比較してUXなどその他の条件が同じとすると) 資産管理他人依存して良いことは1つもないので、これには価値があると言えるだろう。

アプリケーションレイヤー場合は、アプリによるが上記で例に出した分散ファンドでいうと、投資ファンドを誰か特定人物または数人のグループ依存せずに分散的に運用できるという価値はあるといえる。

これによってファンドマネージャーが資金を持ち逃げするなどのリスクはなくせるというメリットはある。

それにどれだけの需要があるかは未知数だが、少なくとも無価値ではない。

ブロックチェーンゲームについて

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

そしてNFT氏とかブロックチェーンゲーム氏。お前らは金の匂いを消せ。お前らが呼び寄せたどんな陽キャでも明るくできないくらい、界隈が冷めてるの気づかないのか?それに、サ終しても、ブロックチェーン上にあなた資産は残るとかいう嘘やめろ。お前らはブロックチェーンが無くならないといつから錯覚していたんだ?

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

サービス終了してもブロックチェーンに記録は残りづづけるので嘘ではない。ブロックチェーンがなくならないとは言ってないので。嘘じゃないけど真実ではないこの言い方は私も好きじゃないが。草コインのチェーンはそのうちひっそりと消えるだろうな。

記事の補足

金の匂い批判に関しては、まずTokenomicsと相性が悪いゲームもGamefiとして提供されていることが原因だと考える。

ゲーム本質的ユーザーバリューは「プレイする面白さ」であるのに、Gamefi・Tokenomicsを導入することにより、Tokenの値段の上下を気にしなくてはいけない、最悪の場合にはゲームを遊んでいたらなぜか損をするという状態になってしまう。

Tokenにより、ゲーム本質的バリューが毀損されてしまうのでむしろTokenomicsは入れないほうが良い場合が多い。

一方で、Tokenomicsを入れる相性の良いゲームとしては「そもそも賭博性のある」ゲームがある。

賭博性そのものゲーム面白さというタイプゲームであればTokenomicsによって面白さが増すことは考えられる。

具体的にはカジノゲームのようなイメージ

ただし、賭博本来しっかりとした規制があるので、規制と折り合いをつけていく必要はもちろんある。

一方で、Gamefiではない=TokenomicsのないBlockchain Gameもあり、これには可能性があると思う。

それらは「運営が終わっても資産が残る」というここで批判されている価値よりも、Composabilityによるバリューが大きい。

Composabilityとはゲーム同士が連携したり、あるゲームの上に別のゲーム拡張して作ったりすることが、誰でもできるという価値である

これは既存ゲーム世界で考えてもマインクラフトでも行われているし、オセロというゲームを元にしてソシャゲ拡張したものや、麻雀拡張したゲームなどが多く作られてきている。

あるゲームバックエンドロジックであるスマートコントラクトが誰でもアクセス可能なことで、そのゲームの別のClient作成したり、別のゲーム性を付け加えたりできるイメージである

拡張できるもの範囲が広がることでより面白ゲームが生まれ可能性はあると思う。

トークン時価総額はハリボテ?

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

僅かな流動性の中で買い支えて成り立つトークン価格と、膨れ上がったトークン発行量の掛け算で、ユニコーン時価総額が成り立っているんだ。その縁で辛うじて立っているおびただしいプロジェクト...

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

言及なし

記事の補足

ここは元批判記事に概ね同意

付け加えると、海外プロジェクトを中心とするWeb3界隈であたか画期的発明のように言われている「Stakingさせることによって売り圧を減らす」というトークノミクス手法は、要は顧客である資産保有者が資産を売れないようにして流動性=売り圧を減らすことで価格を維持するという運営目線の話で、株式会社でいうと「節税手法」みたいなもの理解している。

プロジェクト運営のハックとしては理解できるが、新たな価値を生んでいるイノベーションでもなんでもなく、声高に言うようなことではないと考えている。

終わりに

間違っている部分や別の考え方などがあればコメント頂けると大変嬉しいです。

2023-01-09

anond:20230109081301

"I sprang upon the swift ship in the form of a dolphin, pray to me as Apollo Delphinius; also the altar itself shall be called Delphinius and overlooked forever." - Homer

っていうあれね。

訳すと

私はイルカの姿で快速船にとびかかった。デルフォイアポロンとしての私に祈れ。祭壇もデルフィニウスとよばれ、永遠に見渡されるであろう。

って感じかな。

ホメーロスのどんなところに出ているか、「イーリアス」にも「オデュッセイア」にもなかった気がしたので、英語版ウィキペディアの「Delphi」で調べたら、「ホメーロス風讃歌」の「アポローン讃歌」から引用みたい

邦訳はあるっぽい。

で、wiktionary語源を調べるとデルフォイΔελφοίの語源デルフスδελφύς (delphús)子宮複数形かららしくて、ドルフィン語源は同じだね。

civ6の引用の出典はちゃんと調べていないので勉強になりました。

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