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はてなキーワード: クルーグマンとは

2024-12-04

anond:20241204005011

それも20年以上前クルーグマンがなんか書いてたけど

マイナス成長の国だと潜在成長率を達成するための実質金利マイナスにする必要があって

からこそ高いインフレ率にしないといかんのや

2024-12-01

anond:20241022005153

ノーベル経済学者

クルーグマン

スティグリッツ

シムズ

バーナンキ

が減税&財出を訴えてます

日本だけオリジナル理論なので30年間停滞してるのでしょうか?

2024-11-26

anond:20241126211322

現状、MMTという理論肯定的議論しているグループは二グループに分かれている。

片方は学問的なグループであり、もう片方は政治的グループだ。

おそらく大半のまともな経済学者はこのグループを分離して語るべきであるという前提に同意すると思われる。

政治的グループは極めて悪質で、彼らが「MMTである」と主張する出典不明学説から荒唐無稽しか言いようのない結論自由に引き出し、それを用いて政治的対立者を罵倒している。

僕の知る限り彼らは何度も事実と異なる主張をして、そのたびに反例を突きつけられているのだが、彼らの中ではこれは論破されたことにはなっていない。

この理由は多岐に渡っており、主張自体がなかったことになる場合もあれば、「それは誤解であり、この例は反例にならない」と主張される場合もある。

いずれにせよこのグループは、上で挙げた学問的なグループ自身らのグループを都合よく使い分けており、普段学問的なMMT権威を用いて自説を展開するが、都合が悪くなると「それは誤解であって、MMTはそう主張していない」「論敵はMMT勉強が足りていない」と言って反撃する傾向がある。

したがって、MMT政治的グループについては、大半のまともな経済学者は数年前の時点で「議論にならないため、無視すべき」という結論に達している。

ただ、彼らは別に学問的に勝とうとしておらず、単に自分お気に入り政策を実現したいか、あるいはもっと単純に政敵を都合よく罵倒したいだけなので、この無視は結果としては彼らにとってまったくダメージになっていないのが現状である

一方で学問的なグループは、それほど支持を集めているとは言えないものの、書籍出版される程度には活動実績がある経済学の一部分である

ただ、それはたいして肯定的評価ではない。というのも、僕の知る限り、1980年代から新しい学派と呼ばれるマクロ経済学流派は乱立しており、その多くは学問的に成功したとは到底言えず、忘れ去られていっている。

MMTは現状でそれらの学派と異なる結末を得られる保証がなく、「たまに話題になる新しい一学派」という程度の立ち位置にとどまる。

この「学問的なMMT」は実のところ「有力な学説」とすら現状ではまだ言えないので、大抵の学者はまだ様子見しているところである

様子見というのは「正しいかどうかをもう少し考えよう」ではなく、「勉強する価値があるかどうかをもう少し考えよう」という意味だ。

まりMMTは多くの学者にとって勉強すらされていない。だから僕も勉強していない。

この記事の冒頭で述べたように、この理論についての僕の理解は極めて浅いが、その理由は、MMT勉強するだけの価値があるかどうかについてすら現状では測りかねているかである。同様の経済学者はかなり多いと思われる。

まとめると、MMTの現状としては学問的に成功しているとは言えず、とはいえ失敗しているとまでは言えず、まだ結論は出ていないが、いずれにしても知名度そもそも足りていない。

その一方で、政治的には一部の国で影響を与えるほど成功しつつあり、政策議論を行うタイプ経済学者にとってはやっかいな状況を生み出している。

このあたりまでは、おそらくたいていの経済学者にとっての共通現状認識と言えるのではないかと思われる。

では、上の現状が変わる可能性があるかという点についてだが、MMT学問的に「成功」と言える状況を引き出すための方法は、少なくとも政治的成功することではないという点は強調しておきたい。

正直に言って、僕を含めてかなり多くの経済学者が、典型的MMT論者の「論争とは多数派工作である」みたいな態度に辟易しており、これは少なくとも学問的には逆風であると思われる。

だが、現状ではMMTは上で述べたように、大部分の経済学者から勉強する価値がある」とすら思われていないと考えられる。

そして勉強されなければ当然学問としては成功しない。だから学問的なMMT論者はMMT勉強させようと躍起になる傾向がある……けど、これも正直、逆効果だと思う。

実際のところ、MMT政治的グループ批判して「おまえはMMTをまったくわかっていない」と言われるのが嫌だからという理由で、MMTについて一切発言しなくなった経済学者に何人か心当たりがある。

それは当然ながら学問的にはMMTは「そもそも議論されない」ことにつながるわけで、君たちそれでいいの?という感想

じゃあMMT成功するためにどうすればいいか

とりあえず、MMT解説については日本語記事で質がいいものは見つからなかったが、「英語版wikipediaはたぶんかなり良質な記事だと思われる。

wikipediaからしかすると将来の編集おかしなことになる可能性はあるけど……その中で、最後の方に書かれているこの部分が気になった。

Krugman described MMT devotees as engaging in "calvinball" – a game from the comic strip Calvin and Hobbes in which the players change the rules at whim.


この部分、かなり無視できない点で、つまりクルーグマン感想が正しければ、MMT論者は「理論検証できない状態」を意図的に作り出しているんじゃないかという疑いがあるのだ。

経済学では、サミュエルソンが強調して以後、ポパー型の反証主義がかなり重視される傾向にある。

僕はこれについて、必ずしも反証主義絶対だとは思わないものの、MMTのような新興理論にとっては重要だと思っている。

まりMMTだと起こり、それ以外の理論だと起こらない現象はあるのか。

逆にMMTだと起こらず、それ以外の理論だと起こる現象はあるのか。

それらは現実だと起こっているのか、起こっていないのか。

この検証結果次第では、MMT重要理論になり得る。

これらは、MMTを支持する学者が中心となって積極的検証するべきである

流派が主流派である所以は、この種の検証に耐え続けているからであり、MMTが主流派と対抗できる理論になるためには、最低限この種の検証に十数年は耐えられる(つまり積極的検証の結果としてMMTに深刻な誤謬が見つからないまま十数年が経過する)必要があるというのが僕の見解である

言っておくが、これができたからと言ってMMTが正しいとは限らない。

しかしその場合経済学者たちはMMTについて「少なくとも勉強する価値はある」と考えるようになるだろう。

結果として肯定されるか否定されるかはわからないが、少なくともそうなれば理論としては生き残りに成功した状態と言える。


残念ながら、僕が観測した範囲内でMMTの支持者にこのような動きは見られない。

どころか、検証されてもいない新理論であるMMTを無理やりねじ込んで行こうとする人間がやたら多い。

実はこの記事を書く気になった最大の理由は、マクロ経済学の授業改善アンケートで「MMTを教えずに嘘を教えている」というクレーム学生の一人からたことなんだよね……

出てきて10年ちょいの、定説でもない上に検証されてもいない新理論を必修のマクロ経済学で教えたらその方が問題でしょうよ。というのが僕の感想なのだが。

まとめると、MMT学問的には、現状では勉強するに値する魅力的な理論とすら思われていないので、まずは状況証拠を集めて、最低限勉強するに足るだけの魅力があるということを立証するところから始めるべきではないかということです。

そして現状はそれができているようには見えず、さら政策に無理やりねじ込もうとするグループが悪目立ちしすぎるので、僕は少なくとも距離を取っている。

正直その連中に炎上させられたくないか言及すらしたくないが、将来的にこの理論政治的に大問題引き起こしときに、おまえ反論しなかったじゃん!と言われないために、こういう理由相手にしなかったんですよという証拠を残しておきたかったと、はい、実はまあそんなところです。

2024-08-18

anond:20240818144155

サヨク貧乏人や弱者の味方気取ってたわりに

平成不況にまともな対策ひとつ出せなかったところに安倍ちゃんアベノミクスを打ち出して

雇用改善とか達成してしまったので、自分達が無能だと認めたくなくて無茶でもアベノミクス否定するしかないんだよな

実態がないとか非正規がーとかごちゃごちゃ言ってるけど

アベノミクス以前の地獄就活事情を知ってるやつならアベノミクス大正義であることは自明なんだよな

サヨクはなぜアベよりも早く金融緩和インフレ誘導政策を打ち出せなかったのか

アメリカならゴリゴリリベラル左派であるポールクルーグマン推していたのにな

やっぱり権威伝統を重んじる日本人左派としてマルクスではなくケインズ側に付くのは

主君への忠誠心が許さなかったのかな?

2024-06-04

円安日本プラスパニック理由でない-ポール・クルーグマン

クルーグマン氏は「日本がなぜ円安をこれほど懸念しているのか当惑させられると言わざるを得ない」と指摘。「円安は多少の時差を伴って日本の物品・サービス需要に実際には前向きとなる」とし、「なぜこれほど多くのパニック引き起こしているように見受けられるのか不可解だ」と話した。

だそうです。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-03/SEHEJYT0AFB400?utm_campaign=socialflow-organic&cmpid%3D=socialflow-twitter-japan&utm_medium=social&utm_content=japan&utm_source=twitter

2024-05-26

主張内容問わずマクロ経済というのは基本的政策が関与してくるので、民主主義国家であれば民衆経済政策知識を広めようとするのは当たり前じゃないのか?

一般理論もあれ一応専門知識持つ人向けの本だが別に論文じゃないし。

緊縮増税論者もtwitterやら出版やらで自身の主張の宣伝をしているし、スティグリッツクルーグマンtwitterやってるし一般人向けの本やら教科書やら書いてるわけで論文以外で主張を出すことは別に問題じゃないだろう。

2024-05-01

anond:20240501102856

そこはただの感想文やんけ。MMTの間違いについて何の説明にもなっとらんぞ。

というかクルーグマンの話してたのにクルーグマンはどこ行ってん。

途中で書いたとおり、そもそもの話はMMTの話ほぼ入っとらんからな。

自国通貨が発行可能供給力もあまり問題なくインフレ率も低い国では増税不要財政拡大が可能、っていう主流派でもまともな学者なら賛同するであろう内容の話しかしとらんからな。


あとさっきから引用ばっかしてるがお前の意見はないんか。

2024-04-30

anond:20240430114242

クルーグマンMMTはCalvinball (毎回遊び度にプレイヤーがその場でルールを考案する遊び)だと批判されるているようにな

これ使ってる用語定義が違うから議論が成立しない状況って話じゃないのか?

どういう文脈で言ったのか分からんから答えてくんない?

https://www.econlib.org/library/Columns/y2021/SumnermodernmonetarytheoryPartII.html

2024-02-27

anond:20240227164909

ポールクルーグマンですら「生産性の上げ方ってよくわからない」て言ってるのに「こうすれば生産性は上がる!」とか言ってるど素人連中が大量にいて笑える。

2024-02-18

anond:20240218115032

はてなぁにしても増田ぁにしても普段は「詳しくないことには口出しするな」「専門知を尊重しろ」とか言ってるくせに経済学教科書マンキューでもスティでもクルーグマンでもなんでも良いけど)どころか新書レベルですらまともに読んだことなさそうなやつばっかりで呆れる。

2023-08-29

クルーグマンスペイン

ともかく1年前、私たち楽観主義者は、現実に比べてデータが悪い数値を示している口実を探していました。いまはその逆です。悲観主義者たちが、データは誤った印象を与えていると主張しようとしています。ですが、その主張を通すのはどんどん難しくなっています

 

——EBCの中期インフレ目標は2%で、2025年インフレ率は2.2%と予測されています中央銀行幹部たちはどこまで本気でこの0.2%にこだわると思われますか。

 

先のことについては、不確実なことが多いように思います。こうした予測は一貫して間違ってきました。インフレについては楽観しすぎで、雇用については悲観しすぎる傾向にあります。2.2%の予測を真に受けるべきかどうかというと、私はそうは思いません。自然利子率については明らかに不透明な部分が多いものです。

 

米国場合労働市場データ実体経済の状況を考えると、インフレ率が下がったことにそれほど驚きません。私が驚くのは、現在金利で、いま以上の景気減速に至っていないことです。

 

インフレ率2%にこだわるべきか

 

——経済はこれまでのところ、うまく持ちこたえています。でも、この流れが行き過ぎるのを懸念されませんか。

 

インフレ率を2%に戻すには、いまより高い失業率必要かもしれません。でも2%に戻すことは、そんなに重要でしょうか。セントラルバンカーたちは、「2%に戻せなければ自分たちの信頼に傷がつく」と思っています。たぶんそれは正しいでしょう。そして彼らはこうも信じています。「自分たち信頼性はとても重要だ」と。でもたぶんそれは正しくありません。

 

——彼らは市場に対して権威を持っている必要があるのでは?

 

重要なのは、「実体経済」であって「市場」ではありません。インフレとの闘いの上で「中央銀行信頼性」が重要な要素だというセントラルバンカーたちの考えを立証するデータは実際、存在しません。

 

もちろん彼らの行動は経済に大きな影響を及ぼします。けれども「市場の彼らに対する信頼性が鍵を握る」とする信念は、彼らが思う以上に正当化できないものです。もし、あなた中央銀行総裁なら、あなたの一語一句に注目する金融関係者と一日中、話すことになるでしょう。けれども価格賃金を決めるのはウォールストリートでも、ロンドンのシティでもフランクフルトでもありません。その意味でも、中央銀行信頼性がどれほど重要かは、私には確信が持てません。

 

——彼らが、何百万件もの住宅ローンに影響が及ぶ金利を設定しても?

 

変動金利住宅ローン問題は、欧州では一種歴史的アクシデントなのではないかと思います米国住宅ローンの大半が15年か20年の固定金利である事実は、(金利の変化の)間接的な影響を防ぐのに役立っています

 

  

インフレ抑制策は必要

 

——日欧米中央銀行総裁たちはポルトガルのシトラで開催されたフォーラムで、賃金上昇について警告しました。企業利益をめぐって何が起きているのでしょう。

 

企業利益」のほうが「賃金」より伸びています。このため「賃金上昇」がインフレを直接牽引しているわけではありません。「企業利益」と「賃金」の伸び率の差のすべてではないにしろ、その一部は、市場支配力による搾取を反映しています。この状況を生み出した要因の1つは「強欲」でしょう。でも主な要因ではないと思います

 

また賃金があまりに急速に上昇している場合インフレ抑制することはできません。このような場合欧州中央銀行ECB)のラガル総裁賃金に注目するのは正しいと思います賃金は、経済過熱具合を監視する1つの指標からです。そして賃金の急上昇は、ユーロ圏経済が依然として過熱していることを示しています

 

——国際的機関は各国政府インセンティブ廃止を呼びかけています財政面ではどうすべきなのでしょう。

 

欧州の状況についてはわかりませんが、米国では、インセンティブ事実上すべて廃止されました。別の時代の、別の政治状況下であれば、いまこそ一時的増税需要抑制するときでしょう。でもそのようなことは、起きません。

 

——増税ですか?

 

はい米国では1967年1968年にそのような増税実施されました。リンドン・ジョンソン大統領が、インフレを抑える目的一時的所得税を上げました。いまでは考えられないことです。

 

——スペインでは7月総選挙の際に、右派が減税を訴えていました。

 

そうですね、低税率は長期的には経済成長を刺激するという偉大なる“ゾンビ思考”が存在します。欧州のすべての国は、米国よりずっと手厚い社会的セーフティーネットを備えています。これは概して良いことです。そうしたセーフティーネットが働く意欲を削いでいるようなことはありません。就労率は現在、高いですからね。

 

では現実的に見て、財政縮小はどうすれば実現するのかというと、支出はたいてい良いことのために使われています増税政治的にほとんど不可能です。ですから当面の間、すべては金融政策にかかっています

 

——1970年代世界的なインフレ危機のあと、米国では調整がおこなわれました。今回も同様の流れとなるのでしょうか。

 

米国インフレ率は約9%から3%まで下がったものの、失業率はまったく上昇していません。ですから70年代インフレときとはぜんぜん違います。このため、このまま何もせずに乗り切れるのではないかと私は結構、楽観しています。この度のインフレ70年代のそれと重ねるのは無理があります

 

——インフレ格差を拡大させたでしょうか。

 

いいえ、実際には米国ではその逆のことが起きました。インフレは貧しい人たちにより深刻な打撃を与えると誰もが考えるものです。でも実際には米国では、高所得者層より低所得者層賃金の伸び率のほうが大幅に大きい状況が見られました。このため米国ではコロナ禍で格差がかなり縮小しました。1980年代以降、広がった賃金格差の4分の1くらいを回復できました。これは相当です。インフレ率を超える収入の伸びを経験したのは実際、賃金が最も低い労働者たちでした。

 

——でもスーパー物価の上昇を一番、実感するのは低所得者では?

 

かに、そうです。けれども、それはインフレが、食品価格エネルギー価格に大きく反映される間のことです。食品エネルギー家計に占める割合が大きな品目ですからね。このため食品価格エネルギー価格の上昇によるインフレが起きている場合格差は拡大します。けれどもエネルギー価格現在、ぐんと下がっています。また食品価格米国では下がっています

 

スペイン経済よりも心配な国

 

 

 

 

——スペイン経済の動向は追っていますか。

 

宿題“はまったくやっていません……。

 

——人々は常に「問題経済だよ」と言ってきました。でもスペインでは経済活動は活発化しており、雇用も増加していて、インフレ率も2%未満です。にもかかわらず、5月末の統一地方選挙有権者与党評価しませんでした。私たちはいま、経済が最大の関心ごとではない、別の方向に向かっているのでしょうか。

 

そうかもしれません。米国では、昨年11月中間選挙がありました。経済が極めて悪い状態にあったため、共和党地滑り的な勝利を収めるだろうと誰もが思っていました。でもそうはなりませんでした。

 

スペイン世論調査がどのような傾向を示しているかは知りませんが、米国では妙なことが起きています。人に経済的にどんな調子かと尋ねると「結構いい感じだよ」と答えます。けれども国の経済はどうかと尋ねると、「ひどいね」と答えるのです。ですから本当に不思議なことが起きています。人々の実感は、経済的な現実とかなり乖離しているようなのです。

 

——スピーチのなかでソーシャルネットワークメディアの影響力に言及されました。

 

米国には、さまざまな事柄についてポジティブあるいはネガティブ報道に触れたかを尋ねる調査があって、たとえば「雇用」に関してだと、こんな具合です——雇用ブームのなか、労働市場への新規参入者が月20万人から30万人いたにもかかわらず、多くの人が、見聞きしたニュースの大半は「悪いものだった」と答えたのです。その一因は情報操作です。米国には「フォックス・ニュース」があり、党派的なメディアもありますからね。

 

——その一方で「気候変動は存在しない」と主張するメディアがある。でもあなたがいらっしゃるスペイン北部はこの猛暑で……。

 

ええ。マドリードもっと暑いんですよね。妻はテキサス出身なのですが、そこでは郵便配達員が倒れて、なかには亡くなった人もいます。とんでもない世の中です。

 

——スペインはどんな課題を抱えていると思われますか。

 

長期にわたる個人的な付き合いがあるポルトガルについてのほうが詳しいのですが……。でもスペイン比較的、良い状態にある国の1つだと思います2010年代はじめの債務危機いかに深刻だったかを思えば、経済は持ち直しました。なかにはかなり状況が悪化している国もありますドイツは、実際には人々が思っている以上に深刻な状態にあると思いますスペインはそれほどではありません。

2023-05-29

anond:20230528115712

アトキンソンやそのシンパはずっと無視している

でも2000年代半ばから最低賃金は延々と上がってるけど問題になるような事態になってないじゃん。

それに最低賃金引き上げ肯定論クルーグマンノアスミスetc.も言っててアトキンソンだけじゃないし。

https://i0.wp.com/econ101.jp/wp-content/uploads/2021/01/noahsmith.png

2022-12-18

FRB物価目標を上振れしてもただちに引き締めない柔軟化をしてて、

クルーグマン等は物価目標の引き上げも言ってるんだけど、

日銀には物価目標を下振れしても引き締めを求める方向なわけでしょ。

ホントにこの国は国際標準から逸脱したことばかりやるな。

岸田政権、2%物価目標の柔軟化検討

https://nordot.app/976741516678152192

2022-12-11

anond:20221211191607

わかる、オレも山形氏を初めて知ったのはクルーグマン教授流動性の罠翻訳だったからな。

あれが日本の停滞を見事に説明していて、それにいち早く目を付けて翻訳した山形氏の有能さはそれだけでも十分証明できてると思うわ。

2022-10-19

米山隆一的にはIMFFTクルーグマンスタンダード経済学的知見に基づかないトンデモなのか。

リベサヨ反自民逆張りしてるだけかと思ってたけど真面目に利上げしろと言ってるんだな。

https://twitter.com/RyuichiYoneyama/status/1582559374060314624

立憲は真っ当なので、スタンダード経済学的知見に基づき、当然考慮すべき事実リスク考慮した上で、各国でインフレが進み利上げをしている中で、一国だけ人為的10年債に至る0金利を維持する事は不可能若しくは莫大なコストがかかり、デメリットの方が大きいという当然の事を言っているだけです

2022-09-07

anond:20220907182404

クルーグマン日本人口構成を考えると金融緩和は長期に渡って必要だと言ってるし、

ブランシャールに至っては金融緩和永続論を言ってるから

人口構成が変化する少子高齢化解決がない限りこのままだろうね。

あとは戦争のような不可避の外部要因。

2022-07-14

安倍ちゃん、最早左翼では?

女性社会参画率を上げる

 ⇒女性就業率が上昇しM字カーブ解消、一部上場企業役員に占める女性割合の増加(1.5%前後から、4.1%まで)

働き方改革関連法案の制定

 ⇒男性の育休取得を推奨する政策単位時間当たりの賃金が上昇、自殺率が低下しアメリカよりましになる

ポール・クルーグマン左派経済学者)を招集し、左派金融政策を推進

 ⇒ついでに打ち合わせで女性社会参画について、クルーグマン言及する前に自分から切り出す

マイノリティ保護

 ⇒ヘイトスピーチ法制定、アイヌ法制

慰安婦問題謝罪

ハンセン病被害者謝罪

外国人観光客招致しまくり、日本を開かれた国にする

 ⇒訪日外国人の急激な増加

 ⇒東京成人年齢に達する人たちの8人に1人は日本まれではなくなる、安倍政権下で多数の外国ルーツを持つスポーツ選手活躍するようになる

2022-04-13

日本左派は支持者が年金老人だからインフレを嫌うの?

アメリカ左派経済学者クルーグマンとかデロングはアメリカインフレ率が7パーセントとかなっててもFRB対応が遅すぎたという右派経済学者反論しているのに、日本左派総合指数で前年同月比0.9%上昇、コアコアでは前年同月比1%下落なのに日銀金融緩和をやめろと言ってるわけで、これって日本左派の支持者が年金老人で現金資産が多いかインフレを嫌ってるの?

2022-02-06

anond:20220206025318

参考にしてるのはクルーグマンだけど、面倒だからそれでいいよ

2021-11-06

anond:20211104134014

anond:20211104134014 に予想外に反応をいただいたので返しておきます

anond:20211103200209 追記2

「Aという主張をしている人は、Bという主張もする」は、Bと主張をしている文書への指摘じゃなければ、「書かれていないことを読み取っている」だよ。

この記述を読むと、筆者氏は「はてブコメントには、文書への指摘か、コメント者が文書から読み取ったことだけが書かれている」という前提をお持ちのように見えますね。ですが、少なくとも私はそのような使い方をしておりません。私にとっては、はてブコメントは、記事を読んで思ったことや連想したことを好きにメモしておく欄です。間違っても、元記事の読解テストの解答欄ではありません。元記事にないことをコメントしているというご指摘であれば全くその通りですが、読み取った結果書いたものかと問われればそれは明確に違います。そして、元記事にないことをコメントしているという点については、「私は、はてブコメントに、元記事が直接言及していないことを自分思考の結果として書くことがよくあります」というだけです。Twitterに例えるなら、リプライというよりは引用RTとしての使い方をしている、というと分かりやすいでしょうか。

それはそれとして、追記部分以外の元記事の論旨には基本的に賛成なのですよ、文章最初に読む際に持つべマインドセットとしては。その点はお間違いなきよう。

性格悪い系のご指摘

正直済まんかった。ここで「書いていないことを読み取る」ないし「書かれていることを読み取れない」事案が発生したら面白いかも知れない、と仄かに思ったことそれ自体否定しきれないので、その点について「性格が悪い」とするご指摘は甘受します。

一応言い訳させてもらうと、断定調は当然として「しばしば」すら避けて「時がある」としたことで、全称命題解釈されたくないという意図は強く明示できただろう、という認識でおりました。特にわかりにくく書いた意図はありません。

anond:20211104175324

泣かないでください。むしろ知名度上がらなくても良いです。

一応固定されてるのは党派性よりは価値観でありたいと思っていて、価値観としては、自由平等博愛・公正辺りを大事にしているつもりです。

経済学理論だとクルーグマンは読んでいるが資本論はきちんと読んでおらず、容共ではあるもの共産主義というより改良主義立ち位置なので、これを左翼と呼んでしまうとガチな人とか本職の人に怒られそうです。特にフランス革命関連人物の最推しラファイエットだったりするあたり。

ロックよりルソーの方が好きだったりとかで保守というよりリベラルなのは間違いないし、再分配は今より強めるべきとも思っているので、左派に類するのは間違いないと思うのですけれども。

https://anond.hatelabo.jp/20211104180421

100字につめつめしようとすると自然とこういう文章になっていくの?

はい。もし読みづらいというのが真意でしたら、改善に向けて努力します。

2021-09-16

民主党経済通貨制作問題点を書く

野口悠紀雄が「円高になったら、チョメチョメ理論」をはじめると、大概おかしくなるので、2010年初等の民主党「あのとき」の雰囲気を書いておく。

拝啓野口先生。「超」勉強法を読んで、先生のことがファンになりました。先生の言うことは、実生活で役に立っていますしかしながら先生本業であります経済学』の主張は、プレジデントの連載を読む限りでは、再現性が薄いように思われます

たとえば鳩山政権が始まったころ、先生は「円高になったら、円高に強い産業が生まれる」と主張されていましたよね。私も、そう思っておりました。先生も、私も、スティグリッツクルーグマンのような、いわゆる富国論のアダム・スミスを起点とする「神の見えざる手」を、信用していました。神はサイコロを振らない、そう信じておりました。だからインデックスファンドを買うのが天国への近道だと信じてきましたし、インフレ比率が概ね年利 7%ポイントのリターンを得ることができています。今のところはね。

野口先生、たぶん、あなたは正しい。正しくないのは、民主党を過信して、選挙に投じた国民だと思います。はっきりいうと、あのとき民主党経済政策は「国としての」主体性確立できていなかったのが最大の問題点だと思います2010年にさしかかる頃、円高になるメリットは確実にありました。あの当時は BRICS を代表とする大国が消費旺盛で、化石燃料も高く、円高にすると都市部労働者にとってはメリットがありましたし、地方にとってもメリットがありました。だから、ある程度の円高は好まれたのです。

問題なのは日本国民はが世界円高で勝てる価値提供ができなかったのです。先生は、民主党の連中の支持基盤である都市部労働者」の実力を過信しておりましたよね?おそらく「円高メリットのある層は、円安で抑圧されてきた」と考えておられたでしょう。実を言うと、私もそうでした。円高になると、円高メリットのある会社があって、そういう会社が伸びるだろう、と思っていました。

今となっては、性急すぎた政策についていけた国民がいなかった、ということです。そして、民主党支持基盤であった都市部製造業従事者を破竹の勢いで潰れていったという事実だけでした。311 以前に戻りますと、あの頃は東芝日産のような民間大企業が元気でした。しかしながら、民主党政策は「経済的メリットのないガソリン減税、高速道路無料化」「JR再雇用されなかった組合員に総額およそ200億円を支払う」「再生エネルギー強制購入させられる」という、ポピュリズムで場当たり的な政策うんざりさせられましたよね。どれもこれも継続性がなかった、そんな経済政策だったわけです。

それで、あの当時、為替領域世界では何が起きていたか適切に把握していた人は民主党にいたのでしょうか?私はわかりません。

ただ、当時はリーマンショック後の「通貨流通量マシマシ」にあって、日本以外はマネーサプライがダブダ状態にあったことは判明しています韓国朴槿恵大統領が「日本通貨安を誘導している」と、2014年頃に煩くなったのは自民党になってマネーサプライを加速したからでしょう。つまり日本けが通貨流通量の増量が相対的に遅かっただけでなかったのか?、それは民主党無能からと、当時は私は思ったのでした。そして、それは国民も、世界も、同じ感想を抱いたのではないでしょうか。

もしそうだとしたら、世界は「円安メリットのある国が円高是正しないのは、日本は(実質)内紛状態にあって、円安にできていないだけなんじゃないか?」と思われていたわけです。そうだとしたら、マネーサプライを上昇させて円高否定するやつがいない、つまり円高なのは、実力と無関係」とね。

じゃあ、マネーサプライを増やすとどうなるのか?、というと民主党から自民に変わった結果どうなったか思い出しましょう。物価インフレです。それは教科書どうりですね。いまの紙幣は兌換性が無い、信用紙幣ですから全く問題ありません。マンキューかスティグリッツでも読むほうが良いですから

それで、タイトルに戻りましょう。実力の無い国民による『円高』は持続不可能であり、その実力は『円高から育くまれもの』ではない、そういうことを民主党に教えてもらったし、国民は『円高に値する国民になれ』というべきなんじゃないですか?

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