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2007-08-29(Wed)

医者はいったい何者?

どうなってんだ、この国の医療機関は。産婦人科の病院が、何で救急車で運ばれてくる患者を拒否するんだ。おまえらそれでも医者か。

今回流産して亡くなった赤ちゃんの事故は、間違いなく人災だ。それも医療行為を拒否した産婦人科医の。情けないとは思わないのだろうか。運ばれてくるときに既に手遅れだったかもしれないけど、それでも最大限命を助けるのが医者のはず。この国の医療はどっぷり腐れ切っている。新しい命を守るための医者がこんな事をする国に未来はない。

助産士が働きにくい法律が成立しているらしい。産婦人科の病院にお墨付きをもらわない限り、助産士が独立開業できないと言う。何か問題があったときにすぐに対応できるようにとの事なのだろうが、そもそも医者が患者の受け入れを拒否しなければ済む事だ。助産士は子どもが生まれるのを助けるのが仕事。健康に特に問題がなければ自宅で生むのが当たり前だ。自宅で生む事に危険が生じたときには産婦人科の病院に行けばいい。必要な法律は、助産士が独立開業する事を妨げる事より、産婦人科病院が患者の受け入れ拒否をする事を禁じる事にあるべきだ。

新しい命が今回の事故によって、犠牲になってしまった。今回の事故は、私も・そして貴方も関わっている事だ。今の政治家が昔よりましな法律を制定していれば良かっただけだ。その政治家を選んだのは私たち自身なのですよ。国民の多くは医者をそして行政を非難するけど、それにもまして腐った政治家を選んだのは誰でもない私たちだ。人を選ぶときは、もっと真剣に考えてほしい。

3度と起こってほしくないです、今回の様な事故は。
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コメント

これが、今起こっている事ですよね。

 私も、テレビで見て、愕然としました。
 今、友人2人が妊娠中です。
 人ごととは思えなくて...。

 この喪失感というか、絶望感というか...虚無感に近いような感情を消化しきれずにいます。
 自分にできる事を、もう一度考えてみようと思っています。

今より悪い世の中にならないように

今からもっと悪い方向に進むんじゃないかと思います。と言うのも自分が子どもの頃は、もっと何でも考えて自分で納得する答えを出す時間的余裕が持てた気がするのです。今の子ども達に、そして大人たちにそういった時間的余裕が無いような気がするのです。

国会中継を聴いていて、その後のニュースを聴くと、ほとんど肝心な情報が抜けて報道されているのです。言うなれば与党の言いなりと言うか。国会中継を聴いていなければニュースだけの情報で判断するしかないから、正確な判断ができないのです。もちろん本当の情報を知らずに。

今回の事故も以前の事故の教訓がまったく生きていないのですよね。犠牲者が二人になっても、直接かかわる人はほとんどいないから結局他人事で済まされてしまうでしょう。そうならないように声を上げて伝え続けなければいけないと思います。

そして一人一人が、考える時間的余裕を持たなければ、そして人のことを思いやれる気持ちを持たなければきっと何も変わらないだろうと・・・。

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プロフィール

豊瀬 恒介

Author:豊瀬 恒介
ご訪問くださり、ありがとうございます!自然写真家であり、自然循環栽培(無農薬・無化学肥料・草生栽培)で自給自足を目指しています。その他、木工品を作ったり、天然酵母のパンを焼いたり、釣った魚を卸したり、観光バスの運転もしています。人生一度切り、自分の想うがままに生き、悔いの無い人生を歩みたいです。

掲載写真・文章等の著作権・版権・使用権等作品に附随する全ての権利は豊瀬恒介にあります。無断使用・無断転載は厳禁です。

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