2022-07-02(Sat)
ウンコの話
一般論として、ウンコを畑にまくと野菜に障害や病気が出るとか、いつまでもウンコが残って不衛生とか、虫が湧いて汚いなど言われています
本当にそうでしょうか?
もし障害や病気が出るなら、自然の山は障害や病気の植物が大量発生して大変な事になります
いつまでもウンコが残って不衛生な点は、本当にウンコがいつまでも残るなら、どこもかしこもウンコだらけになります
虫が湧いて汚い点は、想像するにウジムシは・・・ウンコを分解してくれますし、コガネムシの仲間も分解してくれます
お日さんが当たれば紫外線殺菌もされ、熱処理乾燥もされ、排泄直後はともかく、時間経過とともに昆虫や菌類に分解され汚くもないんじゃないかと思います
実際に当自然循環栽培研究所では肥料として人糞もまいていますが、いつまでも残る様な固形物は、畑に見当たりません
固形物があったとしてもわりとすぐに分解者が現れ、木っ端みじんに粉砕し、跡形もなく無くなります
先日の事、自宅玄関前駐車場の砂利混じりの土の上に、キタキツネが糞をして行きました
あまりにも立派な糞で、踏んでも嫌なので、ブロックを目印にして放置していました
我が家では一番分解者の少ないと思われる駐車場の地面という場所で、一体何日経てば分解されるかを観察する事にしました
最初の画像を撮り忘れてしまいましたが、直径3センチ、長さ10センチほどで、結構立派なモノでした
見つけたのは朝、午前6時過ぎです
そしておよそ6時間後の昼過ぎ、ハエも写っていますが、糞のまわりにコガネムシの仲間が大量にやって来て、糞をムシャムシャ食べてます(コガネムシがどこにいるか、わかるかな?)
当日の夜には、ほとんど糞の原形はありませんが、まだコガネムシが活躍していました
翌日にはコガネムシが一匹だけになり、糞があった事すらわからない程、分解されてました
そして二日後、糞は完全に跡形もなくなり、固形物のサクランボの種だけになりました
我が家の中で、虫の一番少ないだろう場所でも、24時間でほぼ完全にウンコが分解され、二日後にはその形跡すらわからない程になりました
これが虫の大量に居る畑での出来事なら、24時間も掛からず完全に分解される事でしょう
こんな短時間で分解されるなら、土に有効成分が染み込んで、「農作物に障害が出る」なんてことも考えにくいです
「いつまでもウンコが残る」のは、ご覧の通りであり得ない
「虫が湧く」のは、確かに湧きますが、あっという間に分解されるので、虫は次のウンコへ行っちゃうので居なくなります
当自然循環栽培研究所の畑では、自然の生態系をなるべく正常な状態で機能させているため、ウンコによる害は発生しません
それどころか、土がますます肥沃になって、植物の成長にいい影響を与えてくれます
もしこれが美瑛の丘陵地で行われているような農薬を大量に使う畑では、糞を分解する昆虫は殺虫剤で殺されている為に、粉砕されません
そして土に染み込んだ糞尿の尿の部分は、殺菌剤で殺菌された土壌の為に菌類にも分解されず、直接農作物の根に作用します
その結果、肥料効果として強い尿によって、農作物に障害が出たり病気が発生したりする原因になると考えられます
地域の自然環境を生かした農法を行えば、あらゆる生命体が有効に機能して、土壌を肥沃にし、健全に野菜が育ち、野菜が病気になる事も減り、食味も向上するのです
最近の研究で、有機栽培は慣行栽培よりも、収量の面でも優れているとの発表がありました
化学肥料と農薬を使用した場合と、有機肥料を使い農薬を使用しなかった場合での比較を行った結果です
明らかに有機栽培の方が収量が多く、今まで言われていた「有機栽培は収量が少ない」は間違いだったことが証明されたのです
こういった事は農業者が知っても、方向転換するとは思えません
ですがこれから農業を目指す人にとって、非常に重要なデータとなるでしょう
自分のやってる自然循環栽培が、いつの日か世界のスタンダードになる
それを信じて、毎日畑に通ってます
今日は草取り、6時間以上、ぶっ通しで疲れました
そうそう、キタキツネの糞にはエキノコックスがいると言われますが、元々エキノコックスは人間が持ち込んだものなので、キタキツネも被害者ですよ
本当にそうでしょうか?
もし障害や病気が出るなら、自然の山は障害や病気の植物が大量発生して大変な事になります
いつまでもウンコが残って不衛生な点は、本当にウンコがいつまでも残るなら、どこもかしこもウンコだらけになります
虫が湧いて汚い点は、想像するにウジムシは・・・ウンコを分解してくれますし、コガネムシの仲間も分解してくれます
お日さんが当たれば紫外線殺菌もされ、熱処理乾燥もされ、排泄直後はともかく、時間経過とともに昆虫や菌類に分解され汚くもないんじゃないかと思います
実際に当自然循環栽培研究所では肥料として人糞もまいていますが、いつまでも残る様な固形物は、畑に見当たりません
固形物があったとしてもわりとすぐに分解者が現れ、木っ端みじんに粉砕し、跡形もなく無くなります
先日の事、自宅玄関前駐車場の砂利混じりの土の上に、キタキツネが糞をして行きました
あまりにも立派な糞で、踏んでも嫌なので、ブロックを目印にして放置していました
我が家では一番分解者の少ないと思われる駐車場の地面という場所で、一体何日経てば分解されるかを観察する事にしました
最初の画像を撮り忘れてしまいましたが、直径3センチ、長さ10センチほどで、結構立派なモノでした
見つけたのは朝、午前6時過ぎです
そしておよそ6時間後の昼過ぎ、ハエも写っていますが、糞のまわりにコガネムシの仲間が大量にやって来て、糞をムシャムシャ食べてます(コガネムシがどこにいるか、わかるかな?)
当日の夜には、ほとんど糞の原形はありませんが、まだコガネムシが活躍していました
翌日にはコガネムシが一匹だけになり、糞があった事すらわからない程、分解されてました
そして二日後、糞は完全に跡形もなくなり、固形物のサクランボの種だけになりました
我が家の中で、虫の一番少ないだろう場所でも、24時間でほぼ完全にウンコが分解され、二日後にはその形跡すらわからない程になりました
これが虫の大量に居る畑での出来事なら、24時間も掛からず完全に分解される事でしょう
こんな短時間で分解されるなら、土に有効成分が染み込んで、「農作物に障害が出る」なんてことも考えにくいです
「いつまでもウンコが残る」のは、ご覧の通りであり得ない
「虫が湧く」のは、確かに湧きますが、あっという間に分解されるので、虫は次のウンコへ行っちゃうので居なくなります
当自然循環栽培研究所の畑では、自然の生態系をなるべく正常な状態で機能させているため、ウンコによる害は発生しません
それどころか、土がますます肥沃になって、植物の成長にいい影響を与えてくれます
もしこれが美瑛の丘陵地で行われているような農薬を大量に使う畑では、糞を分解する昆虫は殺虫剤で殺されている為に、粉砕されません
そして土に染み込んだ糞尿の尿の部分は、殺菌剤で殺菌された土壌の為に菌類にも分解されず、直接農作物の根に作用します
その結果、肥料効果として強い尿によって、農作物に障害が出たり病気が発生したりする原因になると考えられます
地域の自然環境を生かした農法を行えば、あらゆる生命体が有効に機能して、土壌を肥沃にし、健全に野菜が育ち、野菜が病気になる事も減り、食味も向上するのです
最近の研究で、有機栽培は慣行栽培よりも、収量の面でも優れているとの発表がありました
化学肥料と農薬を使用した場合と、有機肥料を使い農薬を使用しなかった場合での比較を行った結果です
明らかに有機栽培の方が収量が多く、今まで言われていた「有機栽培は収量が少ない」は間違いだったことが証明されたのです
こういった事は農業者が知っても、方向転換するとは思えません
ですがこれから農業を目指す人にとって、非常に重要なデータとなるでしょう
自分のやってる自然循環栽培が、いつの日か世界のスタンダードになる
それを信じて、毎日畑に通ってます
今日は草取り、6時間以上、ぶっ通しで疲れました
そうそう、キタキツネの糞にはエキノコックスがいると言われますが、元々エキノコックスは人間が持ち込んだものなので、キタキツネも被害者ですよ
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