fc2ブログ
2020-01-24(Fri)

厳冬期の烏骨鶏の飲み水

養鶏を始める際、いろいろ調べて不安に思った事の一つに「飲み水」の問題があった

夏は特に心配に思わなかった。水が水として存在するから

けれど冬、氷点下30℃近くまで下がった時、水が凍って飲む事が出来なくなってしまう

飼う前に思ったのは、野鳥は「雪」を食べるから、雪を与えれば大丈夫ではないか?と。

野鳥は水場に集まって飲む事もあるけれど、雪も食べている

けれど、養鶏を本格的にやってる人たちの本やブログには、水を常時流しっぱなしにしたり、ヒーターを入れて凍結を防いだりしている記事が多い



昨シーズンの冬、烏骨鶏たちに与える水分は、朝一で水道水を汲んで飲み水として与えていた

夕方になると、大抵表面は凍り、飲めない、或いは飲むのが大変な状態になっていた

今シーズンの初めまでは、普通に水を与えていた

積雪がそれなりに多くなり、氷点下が続くようになってからは、水を与えず雪だけにした

最初は、雪を食べるものの水分として不足したらしく、排せつ物の水分量も少なくてポロポロの糞が良く出ていた

雄のトサカも脱水症状の為か、色が悪くなったり小さくなっていた
(トサカの大きさが変わるほど、水分が足りなかったらしい)

けれど雪を食べるのが常になると、当たり前のように雪を食べ、糞の水分量も夏と変わらず、トサカも夏と変わらず立派になった

「雪を食べさせると身体が冷えて体調を崩す」、そんな情報も見た記憶があるのだけど、実際に一か月以上やってみて、体調を崩した烏骨鶏は一羽もいなかった


何でもそうだけど、自然を良く見てそこから学びさえすれば、結果って見えて来るものなんですね

常日頃から自然を観察する事の大切さ

何億年も続いてきた自然の営みなんだから、当たり前って言えば当たり前なんだけど、答えは必ず自然の中にあると思います



我が家の烏骨鶏(メス8羽)の今、毎日二つ以上卵を産んでくれています

8個入る卵ケースを4つ持っていますが、全部に卵が入って嬉しい!

冬休みに入ったばかりの頃は、多くて卵二つほどしか無くて、子どものお弁当のおかずに困る日もあったほどです

陽が伸び始めると、途端に産むようになるのは、自然養鶏ならではなのでしょう

きっと人間にとっても、この時期に食べる卵は身体にも良いはずです

自然の摂理を変えてまで、無理矢理産ませた卵を食べる現代人は、だんだんと病的になって行くのでは、と思います

その時期に必要な物は、その時期に採れるもの

人間も、ほんのちょっと前までは、自然の一部だったはずですから
関連記事
にほんブログ村 写真ブログ 写真家へ
↑「ブログ村」というブログ紹介サイトのランキングに参加しています。このブログが「良い」と思ってくださったら、クリックしてくれると嬉しいです(*^_^*)
<
カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

12月 | 2025年01月 | 02月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -


プロフィール

豊瀬 恒介

Author:豊瀬 恒介
ご訪問くださり、ありがとうございます!自然写真家であり、自然循環栽培(無農薬・無化学肥料・草生栽培)で自給自足を目指しています。その他、木工品を作ったり、天然酵母のパンを焼いたり、釣った魚を卸したり、観光バスの運転もしています。人生一度切り、自分の想うがままに生き、悔いの無い人生を歩みたいです。

掲載写真・文章等の著作権・版権・使用権等作品に附随する全ての権利は豊瀬恒介にあります。無断使用・無断転載は厳禁です。

掲載作品の販売もいたします。お問い合わせ下さい。

ブログ翻訳
ご意見お願いします
リンク
最近の記事
カテゴリー
FC2カウンター
オンラインカウンター
現在の閲覧者数:
応援よろしく!


FC2ブログのランキングに参加しています。クリックしてもらえると、このブログがたくさんの人に読んでもらえるようになります。^^
にほんブログ村 写真ブログ 写真家へ
にほんブログ村←「ブログ村」というブログ紹介サイトのランキングに参加しています。このブログが「良い」と思ってくださったら、一日ワンクリックお願いします。いろんなブログが探せますよ。
拍手する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

なかのひと
こけのオススメ





 











お買い物はこちら






こよみ


ブログ内検索
メールはこちら

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード
Twitter
'; } }