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2015-05-23(Sat)

快適

昨日もカメラマンの集まる場所へ行ってきたが、そこは実にマナーが良い

大声を出す人もいなくて、決まりを守って撮影している

責任感ある人がマナーの悪い人を注意し、そしてみんながルールの意味を理解しているように見える

カメラマンがたくさん居るのに、実に快適だ
_D4S9535-1
Nikon D4s AF-S NIKKOR 400mm f/2.8G ED VR

前ブログに書いた事に関連するが、カラスやムクドリ、場合によってはキタキツネやエゾシカも、人間社会から悪者として扱われている場合がある

それは何故かを考えているのだろうか

カラスが悪者になるのは、ゴミをつついたり、人間を襲ったりするからだが、その原因は人間が作っている

人間がそこらじゅうにゴミ(カラスの食糧となる物)を落としたり捨てたりすると、頭のいいカラスは人間の居る場所で生息できるようになる

そしてカラスの営巣できる森林を伐採してしまえば、当然繁殖に適した場所を探さないといけないが、木々が無ければそれに代わる電柱や街路樹に営巣するしか無くなる

本来高い場所で営巣するので、人間がカラスの巣の下を通っても、まず襲ってくる事は無かった

それが市街地の低い場所に営巣しなければならなくなった結果、巣の下を通る人間は、カラスに脅威を与える存在に映ったに違いない(人が多すぎるのも、ストレスになり攻撃するのか?)

人間を襲うのは、カラスが自分の子どもを守るだけの事で、その原因を作ったのは全て人間なのだ

他の生きものだって同じ事

人間が彼らの生息環境を破壊した結果、必死に新しい環境に適応しなければならなくなった為に、人間とトラブルになった

人間が悪の源なのだ

キタキツネに寄生するエキノコックスとて同じ事

「キツネに触っては駄目だ、病気がうつるぞ」、と言われるが、この病気「エキノコックス」も人間が持ち込んだもの

アラスカのセントローレンス島から感染野鼠が狐の餌としてベーリング島に移入(1890)。1916年~1917年にベーリング島から千島列島の新知島(シンシル島)に感染狐の移入。そして、野鼠退治と毛皮生産の為に1924年(T13)~1926年(T15)にシンシル島から感染アカキツネ(キタキツネ含)を礼文島に移入された事が、エキノコックスの進入経路だと思われてます。そして道東では、流氷の海をキツネがエキノコックスを持って渡って来た。。。
引用元はこちら


北海道に分布する多包条虫は,以前からセントロレンス島を起源とするものが人為的に北海道までもしくは周辺まで持ち込まれたものとされてきた。北海道(5地点. 3極的宿主動物を含む)とセントロレンス島において採取された多包粂虫について,ミトコンドリアのチトクロムcオキングゼサブユニットI(CQII 遺伝子の391の塩基配刊を調べ,北海道的地域および宿主的異なる分離株がすべて一致. さらにセントローレンス島のものとも一致したと述べている.この結果はセントローレンス島起源説を支持するものである.(引用元はこちら・一部文字化けの為訂正


エキノコックスの詳細については「北海道におけるエキノコックス症」をご覧ください。

害虫や害獣・害鳥駆除なんてよく聞きますが、その大元は人間なので、自然から言わせれば人間駆除が一番効果的なのでしょう

人間が行ってきた悪事の結果に発生した事象は、元に戻す事を第一に考え、これ以上の破壊活動や人間の自己中心的な行動は慎むべきだと思います

ここで謝罪しなければならない事があり、この場で謝罪・訂正させていただきます。以前自分と話をした方の中で、「人間が毛皮を取るために持ち込んだミンクがエキノコックスを持っていた」と説明したことがありました。このブログ上にも記載しています。今回調べた結果、ミンクはエキノコックスに抵抗性があるそうで、ミンクが持ち込んだ可能性は低い事がわかりました。嘘を説明してしまい、大変申し訳ありませんでした。この情報元の方にもお伝えし、ミンク説を支持している人にも伝えておきます。
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豊瀬 恒介

Author:豊瀬 恒介
ご訪問くださり、ありがとうございます!自然写真家であり、自然循環栽培(無農薬・無化学肥料・草生栽培)で自給自足を目指しています。その他、木工品を作ったり、天然酵母のパンを焼いたり、釣った魚を卸したり、観光バスの運転もしています。人生一度切り、自分の想うがままに生き、悔いの無い人生を歩みたいです。

掲載写真・文章等の著作権・版権・使用権等作品に附随する全ての権利は豊瀬恒介にあります。無断使用・無断転載は厳禁です。

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